はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2011年03月29日(火) 春に向けて

今日、研修が終了しました。

ふう〜

昨日と今日、2日間にわたり
朝の9:30〜16:00まで
当園の先生たち7名と
たくさん勉強しました。

お疲れ様でした!!

春に向けて
新しい気持ちで
がんばるためにも
保育の質を高めるための
さまざまな勉強をしました。

今日の午後は
表現力について
先生たちと学びました。

表現力を磨く技術をつかって
先生たちにも作文を書いてもらいました。

これがまた
とても感動的だったり
なるほどと感心したり
とてもよい作文になりました。

指導には技術が必要だし
それを活かすことで
子供たちの表現もぐっと成長することがわかり
参加した先生たちみんなで
「へ〜すごい!」と
ニコニコ顔や
びっくり顔になって
実体験したのでした。

3月末は
本当は
足の裏から火がでて
ターボがかかるぐらい忙しいのですが
そんなときだからこそ
子供たちが「楽しい」「うれしい」「やった〜」という思いになれる
保育技術を身につけるための時間を
無理やりにでも作ったのでした。

講師は、副園長です。
準備の時間もままならない中でしたが
とりあえず、伝えたいことを
先生たちに手渡しできたと思います。

また、4月から
よりよい環境作りにむけ
職員一同手をつないで
子供の笑顔をひとつでも多く見られるような
幸せな幼稚園を作っていきます。

今を精一杯生きる
できることをがんばる

それが私の

がんばろう日本です。

3月もあと少し
書類が
ピサの斜塔のように
机の上にあがっています。
う〜ん
がんばるぞ!

副園長 松橋でした。



2011年03月19日(土) 準備完了!

あ〜やっと終わりました。

卒園式の準備が完了しました。

今年は、地震のために
準備の手順がくるってしまいましたが
なんとか無事に終了できました。

特に若い先生たちは
今日も朝早くから
今の今までがんばってくれました。
いや実はもう少しがんばるので
7時には帰りたいな〜。

それでも、本当に
無事にここまで来れたこと
保護者の皆様
地域の皆様
色んな皆様に感謝しています。

最後の仕事は思いでブック作りでした。

原稿をいただいた方のためにも
卒園式までにはお渡ししたいと
エンジンをかけてがんばりました。
私のガソリンはチョコレート。
これさえあればどこまでもがんばれます。

というわけで
今年の思い出ブックは
いろんな意味で思い出深いものになりそうです。

そしてあさっての卒園式。
きっと無事に終われます。
大丈夫です。

謝恩会はなくなりましたが
会の後にお弁当を食べるとか。
そのときには、職員もご一緒しますので
楽しいお話に花を咲かせましょう。

やっと肩の荷がおりました。

編集長兼

副園長 松橋でした。



2011年03月15日(火) 今こそ試されるとき

地震が、広がっています。
それと同時に不安も
広がっています。

でも、こんなときだからこそ
ぜひ、前向きに考えましょう。

おかげさまで、百石幼稚園は無事です。
園児も、ご家族も無事です。
ありがたいです。

数名の方は、浸水したり、車を失った方もいたようです。
でも、命は助かっています。

ものがなくなっています。
食べ物、ガソリン、燃料。

今まで、いかにありがたい生活をしてきたのか
身に染みて感じます。
食べ物がないわけではないのです。
十分に食べる分はあります。
でも、いつものものがないだけで
大変心細くなります。

しかし、食べられるだけで
こんなにありがたいとわかったことに
感謝しましょう。

ガソリンがなくなって
灯油も少なく
幼稚園でも節約しています。

それでも、普段外でたくさん遊んでいる子供たちは
多少の寒さはへこたれません。
何より子供同士一緒にすごせることで
気持ちが安定します。

普段の取り組みが
こんなところで実を結んでいます。

雪が降ってきました。
寒さが厳しくなってきます。

地震も静岡まで広がってきました。

私たちは、きっと試されているのです。
今まで、失いかけていた
人との絆や助け合い。
知恵や工夫の生活。
本来、日本人が得意としてきたところです。
自分たちのDNAを信じましょう。
私たちには、助け合って生き抜く力があるのです。

今日、ガソリン節約のためのバス利用について
お手紙を出しました。
考えれば、いろいろと工夫できそうです。

ないと嘆いていては
不満と不安がたまるばかりです。
知恵を絞れば、
解決策と安心が得られます。
ともに協力して参りましょう。

何より恐ろしいのは
人の心の荒廃です。
今は踏ん張るときですよ。
やせ我慢かも知れません。でも
こんなときだからこそ、他人のことも思いやってみましょう。

幼稚園に子供の古着があります。
災害にあったかた、お近くの人であれば
見に来てください。
いただいた子供用オムツもあります。ビックサイズです。
すべての人にはいきませんが
特に災害にあわれている方を優先して、お分けすることはできそうです。
ご連絡ください。0178-52-5225 百石幼稚園

失ったものは
元には戻りませんが
新しく築いていくことはできます。
その力になるのは
人の支えであり、心です。

幸いにも、何もなかった方。
せめて大変な方のために心を寄せ合いましょう。

そして、安心の日々が一刻も早く訪れることを願いましょう。
そのために、昼夜問わず働いて下さる方にも思いをはせましょう。
誰かのおかげで、今日のこのときがあるのです。
ありがとうございます。

こんなときだからこそ
よい出来事やよい発見をたくさんして、感じてください。
プラスの思いを発するように心がけましょう。

何より、子供たちは大人の不安に敏感です。
だからこそ、親として大人として
前向きな姿を見せるときです。

私たちは試されているのです。

一緒にこのときを乗り越えましょう。

人の力を信じています。

副園長 松橋でした。








2011年03月09日(水) 地震大丈夫です

いま、11時50分ごろ
地震がありましたが、
幼稚園はみんな無事です。
天井まで積んだ積み木も、崩れませんでした。
以上、取り急ぎ
副園長松橋です。

〜というわけで
地震、長かったですね。
ちょうど、森トイさんが、積み木のモニタリングを終えて
帰ろうとしているときでした。

めまいしたかと思うぐらい
長〜く続きました。
NZの地震もあったし、久しぶりのゆれでしたよね。

子ども達は、ちょうど昼食中で
全館放送で「落ち着いて静かに机の下に入ってください」と伝えると
しっかりと対応できました。
訓練は、しておくものです。
日頃の練習が、しっかりとでました。

さて、先日音楽発表会がありました。
沢山の感激のお便りもいただきました。
ありがとうございました。

お子さんの様子で、他のお子さんとの差などが
もし気になる方がありましたら
子育てハッピーパスポートの
「主役」のところを
今一度お読みいただきたいと思います。

百石幼稚園では、子どもが一番輝くときに
輝く場所を準備しています。
ですから、楽しみに待っていてください。
それは今ではないかもしれません。
一番最後の発表かもしれません。
でも、そのときが一番お子さんが花開くときなのです。

つぼみを無理やりこじ開けても
美しい花は咲きません。
機が熟すのを待つ。子育てでとても大切で
とても難しいことですね。

私も、毎日
息子を「待つ」ことに
大変な我慢をもって取り組んでいます。
まってあげると
素直にできるのです。わかっているのに
つい大人の都合で「早く」と手を引くと
「わー」と泣き出したり、ダダをこねます。
親って、我慢だ。そう思いました。

その日を待って。
待てば待っただけ
きっと喜びも大きいですよ。

ともに「待ち」ましょう。

せっかちな

副園長 松橋でした。



2011年03月03日(木) お茶会

今日は、おひな祭りお茶会をしました。

久々に着物を着てお茶会に望みました。
子ども達から「かわいい〜」といわれ
まんざらでもないのでした。

世の中のひとたちが
子どもぐらい
「かわいいね」「すてきだね」と
ストレートに、しかも細やかに言い合えたら
きっとこの世は
とても平和になるだろうな・・・。

今回のお茶会は、年長さんから年中さんへ引継ぎのお茶会でもありました。
年長さんが、今まで自分達が教えられたことを
一生懸命に伝える姿は
微笑ましく、すてきな時間でした。

思いのほか、時間が残ったので
年少さんやつぼみさんのなかで
お茶を飲んでみたい子ども達にも
お茶に挑戦してもらいました。

見よう見まねで
「お手前頂戴します」などというのは
とても可愛くて
また、子どもは環境次第。教えればすぐに吸収するなあと
改めて思ったのでした。

思えば、去年のこのお茶会も
時間があって、年少さんも参加させたのですが
年中になったその子ども達が
一年前のことをしっかりと覚えていて、
驚きました。

お菓子もあったので
せっかくだと、兄弟同士ペアにして
お茶のやり取りもしました。

楽しいひな祭り。
その中に幼稚園のお茶会も思い出として残って欲しいと思います。

話は変わって
今日の夜、園長先生を応援する会が
みなくる館であります。午後6:00からです。
参加できる方は、お待ちしています。
寒い夜になりそうです。でも、心はホットでいたいです。

明日は誕生会。お母さん達のお話が楽しみです。
誕生秘話を聞かせてもらい
いつも涙しています。

毎日充実している

副園長 松橋でした。



2011年03月02日(水) 季節は巡る

また、この季節が来ましたね〜。

今週末は、音楽発表会があります。

毎年この季節に思うのに
今年も思っています。

子供たちの合奏を聞いて
「子供ってすごい」
「子供たちの成長は、一日一日が本当に大切で
猛スピードで動いているんだ」と。

今年の年長さんも
例年通り、和太鼓演奏をします。
毎年する和太鼓も
その年によって
カラーが違うというか
取り組み方が違います。

ことしの年長さんは
どんなに途中ずれても
最後はばっちりあわせられるので
聞いているほうは、少し安心です。

穏やかなクラスだけに
気合!!という感じではありませんが
和太鼓ではそれなりに
「気迫」を感じさせてくれます。
この子達らしい
穏やかで、温かい演奏だと思います。

合奏は、本当に
聞いて欲しいです。
これまでで一番いい演奏であるのはもちろんのこと
心をひとつにがんばっている様子が
伝わってきて
感動します。

おまけに、今年は
保護者の皆様にメッセージがあるそうで
しかも子供たちからでた
心からの言葉を
先生がブーケにしてくれました。
楽しみにしていてください。

たった6年間の人生の中でも
親が伝えたい愛を
一身に受け止め感じていることが
よくわかりました。


年中さんは、初めての合奏らしい
初々しい演奏です。
これが本来の子供の姿です。
見ていてほほえましい、そして、来年が楽しみな演奏です。
どんどん上手になると、はじめのころを忘れてしまって
「もっともっと上手に」と
大人はすぐ欲深になるので、
ぜひ、このはじめの演奏を、しっかりと心に留めていただいて
それから子供たちが
努力と成長で伸びていく姿を
感じて欲しいと思います。

年少さんは、わらべ歌をたくさん歌ってくれます。
簡単な演奏もします。
歌に触れ、音に触れ、みんなで合う楽しさを感じている様子が
伝わってきます。
それにしても、つぼみ組みからたった1年で
こんなに成長するとは
本当に驚きですよ。

つぼみさんは
自由奔放に音楽を楽しんでいる様子が
とてもかわいいです。
音遊びが、その後の音楽への基礎になります。
楽器を持っているだけで
なんだか誇らしげな様子を
楽しんでください。
ハプニングもあるかも知れません。
温かい拍手と応援で見守ってください。

子供たちのすばらしさと
可能性に
大人が癒され、励まされる
そんな一日になればと思います。

たくさんのご来園
お待ちしております。

わが子と重ねて
ますます泣けてくる

副園長 松橋でした。


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