はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2010年04月25日(日) 先生の資質

 まだかと思っていた桜が
うっすらと桜色を覗かせていて
唐突に春の始まりを感じた日です。

 だめかと思っていた
お花見ランチの花も
少しは期待できるかも・・・!
保護者の皆様
お待ちしておりますね。

 さて、土曜日は職員の結婚式でした。
式場で一番目を引いたのは
新婦のお友達の
きれいなこと!!

まるで雑誌から抜け出たような
素敵な姿で思わず目を奪われました。
それと同時に
「若いなあ・・!」と思ってしまってから
職員との年齢差が
年毎に増している事実を改めて感じました。
そのことにびっくりしたりして。
 振り返って自分の姿に
あわてて、580円のアイシャドーを買ってみたのでした。

 式の中で改めて感じたことがもうひとつ。
この先生も、保育に関しては
まだまだ勉強中ですが
何より人柄はいいなと感じていた
その理由は、
やはりご両親の教育にあると感じました。
何より、本当に大切に育てられたのだと。
先生自身もそれを感じていて
親子の絆がしっかりと結ばれていることが
よくわかりました。
 そして、新郎も然り。
ご両親に愛されて育ったことがよくわかりました。
お似合いのカップルでした。

 先日の保護者懇談会でも話していたのですが
子供を受け入れましょう、そのためには
まず親自身も受け入れてもらっているという
思いがなければということです。

 自分が受け入れてもらっている人でなければ
心のそこから、相手を受け入れることができません。

 そういう意味において
この先生の、子供たちに対する愛情や
心のゆとりは
本当に深いものがあります。
 子供をやみくもに評価したり
拒否したりすることがないのです。
自分自身が、どんな自分であっても愛されていると
体験してきたからでしょう。

 去年の講演会での
「アメリカンインディアンの教え」の中にも
そういえば同じようなくだりがありましたね。

 特に幼児期においての
初めて出会う親以外の大人である先生には
一番必要な資質なのだと思いました。

 おかげさまで
未熟ながらも、大切な資質はしっかりと備えた
素敵な職員に恵まれて
支えられて
日々、目指す幼児教育ができることを
ありがたいと思います。
資質に加えて
もっともっと学びに磨きをかけ
子供たちの環境を整えていきたいと
おめでたい席で
また幼稚園のことを考えている
ワークホリックな(仕事中毒ということです)

副園長 松橋でした。



2010年04月21日(水) 輝いているお母さん

 先日、役員会がありました。

和やかな雰囲気で始まり、自己紹介などなど。

当園の役員は
とても変わっているそうです。

まず、
強制がない
楽しいことだけ
でも活発

他の園の役員の方とお話したとき
「それでは、百石幼稚園の役員は
何をしているんですか????」と聞かれたほど。

役員になると、ひえーと思う方が大半でしょうが
百石幼稚園は
役員になったほうが、数段幼稚園を楽しめるという
楽しいものなのです。

役員会では、
今年の活動についても話されましたが
活発なご意見がありました。
皆さん真摯に子育てをしているんだなと
とても嬉しくなりました。

子育てに前向きなお母さん達。
きらきらと輝いていました。

今年も、こんなすてきな方達と
一緒に活動できて
とても楽しみです。

親子で輝く百石幼稚園。
やっぱりすてきじゃないですか!!

副園長 松橋でした。



2010年04月15日(木) がんばってます パート2

 昨日は、子供のがんばりを書きましたが
あることがきっかけで
大人もがんばっているお話をひとつ。


昨日、あるお店へいきました。
いつも見ない顔の定員さん。
年齢は私よりも上かな?

でも、どうやら新人さんのようです。

レジの間違いがあったので
「ここ、間違ってませんか?」と聞くと
「いえ、間違っていません」とのこと。
う〜ん、そうかな?
いつもの定員さんを見つけて確認してもらったところ
間違っていました。

新人さんだものね。

その方をみて、うちの新人さんは
よくがんばっているなと思いました。
幼稚園の仕事は多岐にわたり
またとにかく忙しいので
ゆっくりと指導する時間が取れないのが現状です。

その場その場で
指示、確認。
覚えるだけでも一苦労だろうなと思いながら
本人の努力に任せて
ずんずんと進んでいきます。

それでも、業務に支障がでないよう
何とか進んでいるし、
間違えることも少なくなってきました。
本当によくがんばっていると思います。

幼稚園の仕事は、教諭であれ、職員であれ
工夫しようと思えば
限りなくできます。
逆に単調な仕事はひとつもなく
とにかくめまぐるしく変わっていきます。
それについてこなくてはいけません。

でも、そういう仕事こそ
やりがいを感じる人。
そういう人にはとても向いています。
たくさんの能力を生かせる場所でもあります。
できることが何でも生かせるのです。

意外とこんな仕事はないですよ。

というわけで
幼稚園の職員も
新たな年度を向かえ
それぞれに工夫奮闘しながら
毎日がんばっております。
保護者の皆様には、まだまだ不十分な点も多いとおもいますが
ぜひ応援してください!
皆さんの、何気ない一言が
職員を元気付けます!
よろしくお願いします。

副園長 松橋でした。



2010年04月14日(水) がんばってます!

 4月も2週目をすぎ
新入園児もすこしずつ幼稚園に慣れてきました。

毎日がんばって新しい生活に慣れようとしている姿が
とてもうれしいです。

がんばっている、というのは
とてもよい事なのですよ。

子供ががんばると
「無理しているのでは」
「困っているのでは」と思いたくなる親心。
わかります。

でも、特に3歳以上の子供にとっては
多少がんばっても
集団生活で得る事のほうが
俄然多いのです。

それを、大人の感覚で
無理させない・・と思ってしまうと
子供の学びのチャンスを逃してしまうことも。

もちろん、心身がぼろぼろになるようでは困りますが
子供というのは、規則正しい生活と
保護者の愛情をたっぷりと受けていれば
夜寝て朝起きるころには
きちんと回復しているものです。

もし、子供の様子がおかしかったら
まず生活を見直して
それでもおかしかったら
先生にも相談してみましょう。

夜泣きがひどくなったり
眠っているのに奇声を上げたりするようなときは
すぐにお知らせください。

子供たちがたくさん吸収し
たくさん成長している様子は
きっと保護者の方が一番感じていますね。
連絡帳にも
「何日かしかたっていないのに、自分のことを自分でし始め
びっくりです!」といったコメントが
たくさん寄せられています。

子供は子供で育つ。
その場が幼稚園です。
これからぐんぐん成長しますよ。
楽しみにしていてくださいね。

副園長 松橋でした。



2010年04月08日(木) 泣き声もいつか

 入園式です。

おめでとうございました。
これから百石幼稚園の大切な仲間ですね。
一緒に遊び、楽しみましょう。

 さて、今日の入園式では
恒例の泣き声の合唱です。
おかあさ〜ん!
え〜ん!
あらん限りの声を出したり
しくしくとないたり
お子さんによってはそれぞれですが、
これから親離れして
新しい世界へ飛び立つ儀式を
それぞれにしていたのでした。

 保護者さんは心配ですね。
でも、この日がいつか
懐かしい思い出になりますよ。

 ないていたよねと
笑い話になります。

 子供達は大声を出しながら
これから訪れる新しい世界への
心の準備をしています。
どうぞ見守ってあげてください。

保護者の皆様にとっても
子離れの第一歩です。
子離れするとは子の成長を信じて
一歩引いて見守ることです。
親がいつまでも世話を焼くのは
「あなたは自立する力のない、弱い人間です」と
メッセージを送っていることになるそうです。

それでは、自信を持って成長することが難しいですね。
親には、その時々の役割りがあります。
子育ての立ち位置を
間違えないようにしましょう。

 さあ、明日の朝が楽しみです!
みんな、まっているよ!

副園長松橋でした。



2010年04月07日(水) ご入学おめでとう!

 小学校の入学式がありました。

午前・午後と、できる限りの学校へ
園長と副園長でそれぞれうかがいました。

 卒園していった年長さん。
とても立派でしたよ。

 新しい友達に囲まれて
緊張していましたね。
でも、幼稚園で学んだ友達を大切にする心をわすれなければ
きっと沢山の友達ができ
楽しい学校生活を送ることができますよ。

先生達は、いつでも応援してます。


実は今日、中学校へ入学した卒園児が
わざわざたずねてくれました。
本当に嬉しかったです。

大きくなったその姿
変わらない笑顔
このまま、伸び伸びと成長して欲しいです。

小さいときは泣いていたねと
笑い話として話していました。
こんなに立派になるのだから
明日来る新入園児が泣いても
大丈夫だねと言いました。

新入園児の皆さん
待っていますね。
沢山笑って
沢山泣いて
沢山思い出作りましょうね!!

待っています!

副園長松橋でした。



2010年04月05日(月) 母の楽しみ

 始業式。
新年度がスタートしました。

 これからの一年
よろしくお願いします。

 子供の一年は
本当に充実していて
長くて、そしてあっという間です。
ぜひ一緒に楽しんでください。

 「あのね」という絵本の会報に
母になる醍醐味が書かれていました。

 せっかく授かった子供との時間を
楽しんでこそ
母になった甲斐があるというもの。

 そうですね。本当にそのとおり。
私も仕事と子育てをする母として
ついつい、子供が後回しになりがちだったので
「そうだ、今でなければ
楽しめないことがたくさんある!」
そう改めて
今日はちょっとだけ早めに
帰宅しました。

 母にしてもらった子供は
人を親にするという偉業を
すでにしているのです。
感謝。
そして、そのほかにも
たくさんくれる幸せな時間は
おまけの作業。

おまけだけでも
周りの大人は、十分癒され
活力を与えてもらいます。
そんな子供との時間を楽しむことこそ
人生を楽しむスタートですね。

子供ってすごいですね。

この一年でもまた
ぐっと成長します。
今日年長組になりたての子供たちが
一年で、またすばらしい活躍を見せるのです。
楽しみです。

ぜひ一緒に、今しかない幼稚園時代を楽しみましょう。
私も微力ながら
楽しみを増やすお手伝いをしたいと思います。
よろしくお願いします。

副園長 松橋でした。



2010年04月03日(土) 新しい春なのだ

 さあ、月曜日から新年度スタート。

新しい春なのだ。
新入園児も8日からきます。
楽しみですね。

 春は毎年忘れずにめぐってきます。
去年植えた球根が
芽を出していました。

 嬉しいな。今年も花いっぱい運動、します。
沢山のお花待ってます!

今年度からは
副園長の人生がハッピーになる子育て日記として
このページをつづっていきます。

お楽しみにね。

聞けば、卒園児の皆様も
保護者の皆様も
ひそかに(か?)
日記を読んでくださっているとか。

嬉しいです。
いつまでもつながっていますよ。
子育ては、切れなく続いているのです。
何度もお話しましたが、
私達百石幼稚園は
いつまでも、子供と家族を応援しています。
困ったときは、いつでも来てください。
嬉しいときも、教えてください。

1人じゃないのです。
沢山の心が
寄り添っています。
一緒に、がんばろう!

それでは、ここで一足早くハッピーな報告を。

4月の末に、ちえ先生が結婚します♡♡
またまた、ハッピーが来ましたね。
始業式にお知らせする予定です。
これから、ラブラブパワーで
年長さんとの一年間を
がんばってくれるでしょう。
おめでとう!!

それでは、22年度もよろしくお願いします。

副園長松橋でした。


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