はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2009年05月29日(金) どの子にもドラマが

 5月のお誕生会でした。

保護者をお招きし、生まれたときのお話をしてもらいました。
保護者がお仕事などでこられない場合は
メッセージをいただきました。

 「○○ちゃんが生まれたときは・・・」
お母さんたちが話し始めると
本人は嬉しそうな、恥ずかしそうな顔をしながら
でもとても誇らしげです。

 聞いているほかの子供たちは
びっくりするほど集中して、じーっとお話を聞いています。

心温まる風景です。

 どのお子さんにも
生まれるまでのドラマがあります。
先生たちも、お母さんたちも
涙があふれてしまいます。

 今日のこの日に
子どもが元気でいること、
この世に無事に生まれてきてくれたこと
なんて、なんてありがたいんだろうと
心の底から思います。

命の教育などと大上段に構えずとも
母から子が生まれる、そのことを伝えるだけでも
十分に「命の重さ、大切さ」が
つたわっているのだと思いました。

この会を一年間重ねたら
また、子供たちの心に
素晴らしい気持ちが根付くでしょう。

そして、職員一同
大事なお子さんに
怪我や、事故のないようにと
細心の注意を払いながら
どのお子さんも、ますます成長できるように
一生懸命にがんばります。

まだ、お誕生会をしていない方
ぜひ、参加できるように
どうぞお時間を作ってくださいますよう。
一緒に、子供たちをお祝いしてください。
そして、貴重なお話を
ぜひお聞かせ下さい。



2009年05月27日(水) 子どもは成長している

 昨日クラス懇談会がありました。

子供たちのこと、園のことなど
保護者の皆様とお話しました。
そのなかで、子どもの成長を感じた部分をお話していただきましたが、
たった2ヶ月のなかでも、
子供たちがぐんぐん成長していく姿がよくわかりました。

子どもは、せいちょうしています。
今日よりも明日。

保護者のほうが、その成長についていくのが大変かもしれませんね。

また、大丈夫かな?と心配している部分は
ぜひご相談下さい。

毎年、あります。

幼稚園では元気いっぱいのお子さんが
家庭に帰ると、「幼稚園にいかない」ということ。

様々な要因がありますから、一概に言えませんが
多くある例として
「保護者の方の不安を子どもが感じている」ことがあります。

幼稚園で何も問題なく遊んでいる場合はとくに。

まだ、2ヶ月だし、慣れていないんじゃないか?
子どもと離れて、自分が物足りない
心配心配・・・そんな思いを子どもは敏感に感じ取ります。

そんなときは、幼稚園に様子を見に来てください。

泣いたり笑ったりしながら
子どもが始めての社会の中で
たくましくなっている様子が
ご覧いただけます。

そして、もし、お子さんと離れて寂しいときは
幼稚園の活動に参加してみてください。

保護者の方が、幼稚園の活動に参加するのを
子供たちはとても喜びます。
「今日、幼稚園に来てたよね」と家庭でお話したり
「今日、お母さん、お手伝いにくるんだよ」と
友だちに嬉しそうに伝えたりしています。

保護者のかたも、幼稚園の生活をわかることで
安心感が生まれます。
そうすると、お子さんがより落ち着くことがあります。

悩んでいるときは、ぜひいってください。
私たち教諭は、なにより保護者の皆様と一緒に
お子さんを見守っていきたいのですから。

まってます。



2009年05月20日(水) 良い雰囲気です

 親子教室がはじまりました。

とってもいい雰囲気です。
お帰りの際も
「とても楽しかったです!」といってくださり
本当に嬉しかったです。

 ママも、子どももハッピーになる
そんな親子教室を目指しています。

 次回の親子体操では、ベビー&キッズマッサージを行います。

お楽しみに!!

それから、今日新聞社の方が
親子教室を取材に来ていました。

新聞にのったら、ぜひチェックしてくださいね!!



2009年05月15日(金) 参観日ですが

 明日は、ふれあい参観日。
お天気になってくれることを願います。

 今年は、花いっぱい運動を掲げているので
草花に触れる活動を行います。

 各クラスの先生たちが
頭をひねって、活動を考えていました。

 どうぞ、楽しみにしてくださいね。

その後には、父親会があります。

 お父様方で楽しく交流会です。
この会をきっかけに、家族ぐるみでずっとお付き合いするところも。

 特にお父様たちは
日頃「お付き合い」の中で暮らしているので
利害関係のない付き合いは
貴重なんだそうです。

 そういえば、はなこせんせいだって
仕事以外のお付き合い・・・といっても
なかなかないですよね。

 う〜ん、大人になってから、新たな出会いをするのは
意外とないようですが、
実は、子どもがいることで
その世界が広がります。

 知らない人と、子どもを通じて出会い
無二の親友になるケースも多いのです。

 子どもってありがたいね。

普段の子育て大変ですが、
子どもがいるからこその毎日が
喜びが、チャンスが
目を凝らせば、そこにあります。

 明日は、どんな方と出会えるか、
それも楽しみに、ぜひご参加下さい。

おまちしてます!!



2009年05月12日(火) 園を選ぶということ

 ひらめいたのです。
というか、腑に落ちたというのか。

 最近、とみに
「幼稚園って、なんだろう、保育園ってなんだろう?」と
考えていました。

 それぞれ、独自のものがある。
でも、外から見れば「変わりないよね」という方もいる。
(それは、いろんな人がいるから、当然ですが)

 やってるほうは、とても違うと思っている。
子どもの育ちも違うと思っている。

 どこがどんな風に?といわれれば
それなりに説明もする。
 
 ところが、子ども自身、家庭環境、保護者の要望などにより
そのことが効果的だったり、そうでないと思われたりする。
(子どもにとってはよかったと思われる保育をしているのですが)

 また、園によっても大きく違いますよね。
幼稚園がいいですよ、といっても色んな幼稚園がある。
教育を求める方にとっても、
働く保護者に都合のよいところも悪いところも。

かといって保育園がすべて働く人のために、完全かというとそれも違う。
幼稚園のほうが、預かり保育を充実させていて、
保育園より長い時間、預けられるところもある。
 青森県内でさえ、地域差があるし
全国で考えれば尚のこと。

 園選びって、何だろう?
どうすれば、伝えられるだろう?
ずーっと考えていました。

 そうしたら、今日、ひらめいたのです。

本当の園選びは、その園に入りたいかどうかで決めるんだ。
ということを、伝えれば良いんだと。

 保育園でも幼稚園でも行ってみるべきです。
ずいぶん違います。聞いてみると、へ〜という情報がたくさんあります。
自分に合う雰囲気もあります。良いと聞いていてもどうもな、ということも。
条件だけ、文章やチラシでは本当のことはわかりません。
人の噂も半分です。その人の主観ですから、自分とは違います。

 幼稚園、保育園という外側にとらわれずに
「この園に入りたい、入れたい」という園を探すことが大切なのです。

園との出会いができた方は
ラッキーです。その後もきっと楽しい生活が待っています。
だから、ドンドン探してください。

私たちが一番嬉しいのは
「この園を選んで本当に良かった」といわれること。

百石幼稚園にいれたいから、もう1人産もうかな?
お母さんも、やり直せるなら、子どものころ百石幼稚園にはいりたかった。
引越ししてきた家族で、お兄さんが「僕もこの園に入りたかった、弟だけずるいよ」といった。

これまで、本当に言ってもらった言葉の一部です。
嬉しい嬉しい。本当に百石幼稚園で働いていてよかったと感じる瞬間です。

 これからは「幼稚園がいいですよ」ではなく
「百石幼稚園をオススメしますよ」といっていこう。
そして、喜びを一緒に分かち合う仲間が増えたら
最高だな。と思います。

 園を選ぶということ。
条件や環境、お金や内容色々あるけど
答えはシンプルなんだと
納得しているはなこ先生なのでした。




2009年05月01日(金) 連休には

 明日から、大連休ですね。

(といっても、幼稚園はあした休日保育をしていますが。)

そうはいうものの、
子供たちにとっても
先生にとっても
思い切り駆け抜けてきた
4月が終わり
ちょうどよいリラックスタイムになりますね。

 お休みが入ると
子供たちの生活習慣が乱れ気味です。

休み明け、疲れた子供たちに会うこともしばしば。
インフルエンザも怖いですし
ぜひ体調管理は気をつけてくださいね。

子供たちにとっては、物より思い出。
遠出しなくても、家族がそろって何かに取り組む。
それだけで、十分愛を感じるものです。

 皆で花を植えたり
手作りのパンを焼いたり

はなこせんせいは、ピザ作りをします。
子供たちは喜んでくれますよ。

 大人も子どもも楽しめる
有意義な休暇をお過ごし下さい。


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