本を借りまして、読みました。 子供のことに関する本です。何冊かありましたが、本当に色んな考えがあるので、新米のお母さんたちは迷ってしまうだろうなと思いました。 育児書や教育書は参考にすることはあっても、信仰してしまうとどこかで自分に合わない部分が出ても、修正が効かなくなってしまいます。 幼稚園でも沢山の本を皆様にご紹介していきたいと思います。 本も出会いですね。思いがけず感動することもあります。 沢山の本に触れることは、自分の鏡を沢山持つことでもあります。 これは合うと思うな、これはいや、などと見ていくと、自分はこんなことを好んでいるんだということが分かります。 その上で、あえて違う本も見てみる。どこがいやなのかも考えてみると、自分が見えてきます。 世の中は沢山の考えがあるので、自分が一番正しいということはありません。これは当たり前のようで、実は一番忘れがちです。 私もいつもそこだけは気をつけるようにしています。 まったく反対の意見の人はいないか、どう思っているのか。 本は、色んなきづきを与えてくれます。
春ですね。新入園児の保護者の皆様も、2週目にはいり、そろそろ幼稚園の生活の流れが見えてきたころでしょうか。 子供たちは集団生活のなかで、新しい出来事に遭遇しています。 今まで、だれも自分のものを横取りしたりしないのに、もって行かれたり、だめだといわれたり、いやなことも多いでしょう。 でも、これが社会の入り口です。ここから人としての学びがスタートします。 保護者の皆様は、お子様がどんな人間になってほしいですか? そこが子育ての目標です。 明るい人、誰にでも優しくできる人、分け合える人、前向きな人、努力できる人・・・・・ 幼少期は思った以上に強い精神力をもっています。様々な体験に耐えられるだけの心を与えられているのです。 ただし、周りの大人が「大丈夫?仕返ししてあげる、守ってあげる、あなたは弱いのだから」という態度さえ見せなければ。 子供とその成長を信用してあげてください。 これからが正念場です。一緒に悩むのは良いです。でも、悩みすぎで子供に前向きに進む力を奪わないように気をつけてください。 子供が悩みを持つときは、大人へのメッセージであることも多いのです。 子ども自身が解決できているときは、今日泣いても、明日は元気ということが多いもの。 長くないたり、すっきりとしないときは、生活を見直したり、親子関係を見つめてみるいい機会です。間違っても、「だれなの!誰かがあなたを傷つけたのね!」などと、子供を差し置いて乗り込まないこと。 子供は親の態度を見て、他人との付き合い方を学ぶのです。 心配なことは、ご相談下さい。気になることは心に残さずに、前向きに解決していきましょう。その姿は子供のよいモデルとなることでしょう。
2006年04月18日(火) |
テレビ、見ましたか? |
わー、ニュース23にでました。 見ましたか?私はビデオにとって、10分の番組を何度も見てしまいました。 これは、すごいことじゃないですか?筑紫哲也さん。どうですか? 幼稚園の子供や保護者、学童クラブの子供達、卒園児、みなくる館。沢山うつって、とってもよかったです。 って、そういう問題じゃないと思いますが、とにかく。 今日の朝も、見ていない子供たちのために、とってきたビデオをみせました。しかも幼稚園の講演会のところだけ。 しかも、全国版の威力はすごい。 「ぜひ、安部先生を紹介してほしい」とか、「講演会に参加したい」とか、早速初めてのかたがたから電話をいただきました。 だから、沢山の方に参加していただきたかったのです。 まあ、350人ぐらいの参加をいただきましたので、大盛況でしたが、立ち見が出てぎゅうぎゅうになるぐらいに見て欲しかったです。 とってもいい講演会でしたよ。 しばらく、この話題で盛り上がりそうです。
今日で新生活も3日目の園児たち。 朝もずいぶんスムーズに登園できるようになりました。 えらいえらい! それにしても、新学期は本当に「お母さんの威力」をしみじみと感じます。まず、子供が泣くときは「おかーさーん!」です。今まで、おとうさんとか、おばあちゃん、おじいちゃんとなく子供さんは見かけません。 まず、「おかあさん!」 もちろん家庭によっては、ほぼおじいさんおばあさんが面倒を見ているところもあれば、お父さんっ子もいるのに、いざとなったら「おかあさん!」です。 たまに、先生を「おかあさん」と間違って呼ぶこともあります。これはリラックスしてきた証だなと、嬉しくなる瞬間です。それほど、お母さんはすごいんですね。 子育てのこと、結局母親のせいなの!と言いたくなるような、つらいこともあると思いますが、裏を返せば、どんなに未熟であっても母は母。子供が帰る場所なのです。どんなに立派な教育学の先生であっても、子供にとっては母親のほうが何倍もすばらしい存在なのです。 大変なことのほうが多いですよね。でも、母親にはそれを乗り切る力も与えられているのです。何でもできるのです。母は強し。 幼稚園にいるうちはせめて、お母さんの何分の一かでも、子供が安らげる場になりたいと思います。 お母さんってすてきですね。
入園して2日目なのに、子供たちの順応振りは目を見張ります。 朝少しないていても、あっという間に泣き止んで遊んでいます。 保護者の方はきっと心配しているでしょうね。でも大丈夫。子供はすごい。 もちろん、すべてOKになったわけではありませんし(2日目ですもの)これから先もどんどんよくなる一方だと思ったらいけません。 5月の連休明けは、今と同じようになきますので、決して驚かないで下さい。子育てには、我慢と気長が必要なのですが、一度なれてその後なくと、非常に心配する方がいます。 「あんなに幼稚園好きだといったのに、いじめられてませんか?」 「先生の対応が悪いんじゃないですか?」・・・・などなど あれれれ・・・と思ってしまうほど、この「リバウンドなき」に弱いのです。子供は成長の道を行ったり来たりしながら前に進んでいきます。 赤ちゃん帰りという言葉を聞いたことがあるかも知れませんが、環境の変化で、大きく後退したように見えるときもあるのです。 でも、子供は前に進んでいますよ。そこを見失って「原因はなんだ、誰のせいだ!」と騒ぐと、子供は「なるほど、ぐずったり、泣いたりすると親は言うことを聞いてくれる、心配してくれるな」と変な学習をしてしまうことも。 どっしりと構えることも親の役目です。そして、私たち教諭もぜひ信用してください。疑問点はどんどん聞いていただいて、解決していきましょう。ただ、先生のやり方に頭から反対したり、まだ走り出したばかりなのに「それではだめだ」と否定しては、何もできなくなります。 なにより、園では今まで千人以上のお子さんと保護者を見つめてきた実績があります。その中で、色んな知恵を絞って子供に良い環境を模索しているのです。 とはいえ、特に初めてのお子さんをお持ちの保護者は、心配なことも多いはず。何でも、まずは質問してください。 大人だって、新しい環境になじむには時間が必要ですから。恥ずかしがらずに、あせらずに、距離を縮めてゆきましょうね。 気長に待ってます。
新入園児が今日から登園です。 おかあさーんの合唱?かと思いきや、とても静かなもので、泣く子は少なく安心しています。 それでも、一年ぶりに思いっきり泣き叫ぶ声を聞き、「四月が来たな」と思うのです。 なかない理由は、2つ考えられて、一つは、親子教室の参加者が多いこと。これは、何年も親子教室をやってきて、ぜひ伝えたいことです。 幼稚園に保護者と通っていると、園にも慣れ、先生にも慣れ、楽しみもわかり、スムーズに園生活になじむことができます。 もちろん、保護者と離れてなく子もいますが、先生たちも子供の性格を良く分かっているので、声がけやフォローがしやすく、早く安定します。 入園をお考えの方は、ぜひ幼稚園の親子教室に来てください。5月から始まります。 2つ目の理由は、縦割り保育。今年から、生活の活動は縦割り保育を導入しました。もちろん、活動にあわせて年齢別の保育もします。 これまでも、名前こそ付けなかったものの、何度も縦割り保育で活動していましたが、新入園児がはいってそのよさを実感しています。 この良さの理由は、長くなるので、他のお手紙でお知らせしますが、とにかくいい。大正解でした。 というわけで、比較的穏やかにスタートした新年度でありますが、子供はどこでどう変わるか、まだまだ気は抜けません。 幼稚園で本当の自分を発揮できるように、心を配っていきたいと思います。 そうそう、日記のデザイン変えました。少し春めいたでしょ? ホームページも、少しずつよくしていきたいと思います。気長にお待ち下さい。新しい生活がおちついてきたら、パソコンの前に座る時間もできると思います。
今日は入園式。 しばらくご無沙汰しておりました。 年度初めで、様々なことが一気にはじまり、四苦八苦の毎日です。 入園式は、思いのほか泣く子供もなく、安心してスタートできそうです。 明日からは、毎日涙のお子様もいるでしょうが、幼稚園に来ると元気に生活していますので、ご安心くださいね。 様子も、新入園児の皆様には、ビデオ参観を予定しています。 さて、先生たちは、春休みの間に北欧へ研修に行ってきました。 デザイン美術館を見たいという大きな目的のある研修で、現地の幼児施設も視察して沢山の勉強ができました。 少し園が落ち着いたら、様子を幼稚園に張り出すつもりです。 そのときは、どうぞ御覧くださいね。 子供も、毎年色んなタイプの色んな性格のお子さんがいますが、 職員もそれに対応できるように、それぞれ自分たちの時間を利用して勉強しています。 どうぞ、新学期もよろしくお願いします。 ホームページは、しばらく工事中です。お待ちください。
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