はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2004年02月19日(木) ありがとうございます

 今日は父母会役員会の反省会がありました。
その中で、みなさんの感想を一言いただくと、本当に心動かされることばかりでした。
 涙もろい私は、ティッシュが手放せないほど・・・。
一緒に協力し子供達の環境を整えてきたその喜びと信頼感をひしひしと感じました。
 一年間、本当にありがとうございました。
 さまざまな行事を一緒に行い、快く協力してくださいました。
どなたも、「楽しんでとりくみました」とのこと。
 幼稚園でも、とにかく楽しく過ごしたいと心がけてきました。
そんなお互いの気持ちが通じ合ったかな?
 「お友達と仲良く協力する子」に育てたいならば、回りにいる大人がその手本を見せるのが1番でしょう。
 まさにそれを体現してくださった保護者の皆様、役員の皆様でした。
 役員会を機会に幼稚園にきて、子どもさんの様子を見るのが楽しみだったというお母さんの声も嬉しかったです。
 まさにそれが、この幼稚園のもとめる「地域が集う場」の始まりです。
・・・・・
 とにかく、理屈ぬきにしても、楽しい「役員会」ですので、来年こそは!まだ、経験のないかた、ご一緒しましょう!!



2004年02月16日(月) 「子育て」支援???を考えた。

 読書が好きなので、時間があれば本を読んでいます。
最近、世界の子育て支援に関する本を読みました。
 それぞれの国民性に合わせて、さまざまな体制が組まれていたり、税金も優遇されたり、育児休暇も沢山だったりと、興味深く読みました。
 どの国でも、利用者の要望や、必要に応じて柔軟且つ建設的に改正されているようです。
 日本はどうかなあ・・・
 幼稚園でも、地域の子どもを持つ方を対象にさまざまなことをしていますが、案外知られていなかったりします。
 ホームページを始め、プリントやポスターなど、広告をしていますが、まだ足りないかも。(見かけたら是非読んでね。)
 それにしても、日本の場合は「子育て支援」と名が付くと、行政がらみのことが多く、補助金も関係していたりして、かえって自由な「支援」ができない場合も多いようです。
 例えば・・・「この地域の方のみ」とか、「こんな条件のひと対象」とか・・
 でも、誰のための支援なんでしょうね。必要な方が利用できない支援ではこまりますよね。
 これも、仕組みを考える人と、利用する人が違うからこんな風になるのではないでしょうか。
 なるほど、支援が進んでいる国は、利用者が「こんな支援をして欲しい」と要請して始まることが多いようです。そうなると、利用者が利用しやすいような仕組みになるのですね。また、利用者も利用する際には責任を持ってルールを守り、仕組みを維持していけるように積極的に協力するそうです。
 「こんなこと、できませんか?」とまず電話して見ませんか?すべてをかなえてくれる魔法のような制度はありませんが、実は知らない仕組みがあなたの近くにあるかもしれませんよ。探してみる、というのも、利用しやすい制度をつくる一歩になると思います。あなたの声と、違う誰かの声が一緒になってよりよい環境を作っていけるかもしれません。
 メールまっています!



2004年02月13日(金) もうすぐ幼稚園

 先日、幼稚園の説明会をおこなう一日入園がありました。
保護者のみなさん、そしてお子様も期待と不安の入り混じった表情で参加していらっしゃいました。
 保護者へのお話のなかで、理事長が
「親は子どもと年の離れた分だけ早くこの世をさります。当然のことですが、自分が世を去る前に、子どもを一人前にしておかなければなりません。親は沢山することがあるのです。」と言っておりました。また、
「子どもはあっという間に成長します。」とも。
 確かに、幼稚園をついこの間卒園したと思っていた子達が、もう高校受験だといいます。
 過ぎてから後悔することも多いと思いますが、できれば思う存分かかわった想い出を残したいですね。
 卒園も間近。時間が過ぎるのは本当に早い・・・。



2004年02月03日(火) 豆まき

 今日は節分
年中行事は幼稚園で初めて体験というお子さんも増えてきました。
節分とは季節の節目節目なのですね。
 年中行事には、意味があるのですがこれを語ることができる人はあまり多くありません。私達教諭は、子供達に確かな由来を伝えたいと調べますが、これがなかなか興味深いものです。
 昔の人の知恵がたくさん詰まっていたり、今の行事とはかけ離れていたりします。(外国の行事も同じで、元の意味とはかけ離れ、バレンタインにチョコを送るのは日本だけとか。お菓子やさんが考えたそうです。日本人の贈り物好きをうまくついた商売ですね。)
 今となっては鬼がきて病気を振りまくという考えももつ人はいないでしょうが、気の緩みでつい風邪をひいたり、夜更かししすぎて体調を崩したりという経験はお持ちでしょう。幼稚園では生活を豊かに、時に厳しくたしなめてくれるそんな機会として行事を捉えております。
 また、映画の「ラストサムライ」でもわかるように、日本に興味をもっている外国人は実に多いようです!日本人として、「節分はどんな意味があるの?」と聞かれたときに、大まかな説明ができるようにはしてあげたいのですか・・・。
 ご家庭でも、是非話題にしてみてはいかがでしょうか・・・
(節分の由来は「今月の行事」の中に掲載中)



2004年02月02日(月) ごみ・・どうしてますか?

 本日、ベルマークの集計をおこないました。
沢山のボランティアの参加者に助けられ、今日一日で終了!!
ありがとうございます!!
 余裕をもって終了したので、コーヒーを飲みながらしばし井戸端会議。
そこで、ごみの話になりました。
 どうやって、分別している??
台所に1番近い主婦の皆様、私も含めてやはりごみの多さや、
分別を随分気にしているのです。
 そして、始めると不要なものの多さに気付きます。このパッケージもいらないよねぇ・・・、これも包みすぎ・・・。
 幼稚園でも子供達と分別を始めました。紙はほとんど資源になりますし、教室にも透明の小さいゴミ箱をおいて、ごみを出さないようにしています。
 そのせいか、ごみの量もへりました。子供達も分別をしてくれます。
 ごみがたくさんでるのは、事務所。ごみというか、紙が本当に多いのです。
沢山の広告、ちらし、DM不要なものが外部から流れ込んできます。
 こんな生活でいいのかしら?と悩んでいるのは私だけではありませんでした。
みんなで考えているんですね。みんなでなんとかできないでしょうか。
子どもにどんな未来を残せるのか、心配なこの頃です。


 < 過去  目次へ  未来 >


はなこせんせい

My追加