洗脳、完了。 - 2004年02月29日(日) 先日(って昨日だけど)、父に一昨年正月に10時間かけてやった「壬生義士伝」のビデオを手渡しました。 父は、食い入るように見ていました。 「いいでしょ?この沖田くんと斎藤さんが最高なのよ!」 横でうきうき言った私に、父はぼそりと言いました。 「……土方はもっと美青年でなくては…」 役者は、伊原剛志。 伊原さんに失礼よお父さん…と思いましたがソコまで洗脳出来てるとは思わず、思わず笑ってしまいました。おぬしもワルじゃのう(誰だ)。 しかし、沖田総司=金子賢という最高のキャスティングに私はうきうきだったのに、父は大河の沖田くん支持だそうです。 背が高くて色黒のヒラメ顔でちょっと腹黒そう、が私の理想(限りなく実像に近い気がするが)なので、金子賢はぴったりだったんだけどなあ。 斎藤さんの竹中直人は言うまでもなく。 しかし土方さんのキャスティングだけには父はブーイング垂れてました。…顔で(笑) 次に沖田くんを渡す必要はないかしら…と思ってみたりしました。 - 土方洗脳計画。 - 2004年02月27日(金) ある日、ウチの父親が言いました。 「今、童門冬二の【土方歳三】というのを読んでてな」 ちょっと待て父!!! 買ったのか!?それはわざわざ買ったのか!? 先日、【新撰組は帯出禁止】と言ったばかりだが、さすがに一つ屋根の下に住んでてお世話になってる身だから貸すって! あれだけ土方土方言ってる私が持ってないとでも!? 慌てた私は、「今度から新撰組に興味を持ったら一言言ってくれ。多分持ってるから」と言い、ただいま貸し出し本屋さん中。 出来るだけ私が「良い」と感じたものだけを貸し出していると、父は言いました。 「……何だか、土方ばっかり続いてないか?」と。 ぎくり。(擬音) そりゃ当然、私がお奨めするのは凛々しく美しく武士として潔く生きた土方像を描いたものばかりになる訳で。 ぶっちゃけ、沖田くんにすら私はあまり興味が無いので土方さんお勧めオンリーとなるのは当然の流れで。 しかし、見破られてしまったので、次は【沖田総司】を貸そうと思う私。 それも、土方さんが出来るだけ素敵な配役の奴を。 要するに、身内にあの大河に怒髪天衝いてくれる仲間が欲しいだけの私なのでした。 - 金が無い(ズバリ)。 - 2004年02月26日(木) 一言で終わってしまいました。 だって、月末には車のローンの支払いとか携帯料金とか引き落とされてビクビクしませんか?通帳の中身。 もっとあると思ってたのにいつの間にかフッと消えてしまうんですよ? まあ、大阪周遊しなければ良かっただけの話なんですが私の心のために必要だったのでソレはソレでよし。 しかし今日プリンタのインク買いに行ったんですが、高いぜヒューレット・パッカード! しかもどこにでも置いてるもんじゃないので遠く倉敷まで行ってきたこのバカップリ。 嫌いだヒューレット。 そしてモノのついでに原稿攻勢に入るためにリポDスーパー2を買ってきたり。無論箱買い。 そしてモノのついでに新しいNorton買って来てみたり。実はこれが一番痛かった。 一応防がないとね…。防御は大切よね…(言い聞かせる)。 ところでここんとこ明るい話題が何も無いですがアルバム出るくらいしか…。うう。 ばくちくさん、私のお財布の中身に合わせてくださってるのかしら(そんな訳は無い) でもあと残すは2巻となったガンダムSEEDのDVDは買わなきゃだしね。今月分もう出てるよ…(溜め息) そんな訳でどっぷり貧乏、でも心はちょっとずつ楽になってきていますのでご心配なく。という日記でした。 いや、一日一回は鬱入って何も考えられませんが…(苦笑) - 心のお洗濯。 - 2004年02月21日(土) 数日間、心のお洗濯の為に、大阪に行って参りました。 心が苦しくて悲鳴を上げてたので、『パソコンが無い』状態がとてもヨかったようです(笑)。 パソコンがない→何も書かなくていい、いや書けない ということで。 その代わりバーゲンめぐりをして恐ろしいほど散財してきました。 今回のターゲットはROPE。無論正札のピンキーも買いましたが。 ロペとピンキーとコムサとジルスチュアート…ジル着る年か。と思い切り突っ込んでください。でも着れそうなのがあったんだよ〜…。 そんで、占いをしてもらってきましたら。 大波乱の人生が示されてもう嫌…とちょっとへこみましたが頑張りますよ。頑張りますとも。 まだ波乱があるんかい。隠居させてくれよいい年なんだから。と思うんだが波乱はこれかららしい。 今までの波乱は波打ち際の波程度だったのね…。 これから台風の中海に乗り出す波乱が始まるのね…。 ……頑張ります(としか言えないし)。 - 褒めどころ - 2004年02月15日(日) ……どうやって探していいか解りません『新撰組!』。 あれじゃー我が愛する土方さんは女の事しか頭にないスボケじゃないですか。 そこらの小川を流れてる謎の金魚も気になりますが、何より気になるのは土方さんの扱い。 『龍馬におまかせ!』から数年、三谷は土方歳三を大好きなんだろうなと勝手に思ってましたが、実はその逆!?嫌いだから出さなかったの!? と思ってしまえるほど酷い扱い…。 私が遺族なら訴訟起こすよホント。名誉毀損で。 それでもいつか必ずやってくるはずの『カッコ良い土方歳三』を待って、私は毎週テレビの前に居るのです。 山南さんがあの扱いなら、土方さんはさぞやカッコ良い役どころが待ってるに違いないと。 そう信じてテレビの前にいるんだから、私がアナタを呪詛ってしまう前にカッコ良い土方さんを早く出して三谷幸喜…。 しくしくしく…。 全国の土方歳三ファンの皆さん、一緒に泣きましょう。しくしくしく。 - 部屋のお片付け。 - 2004年02月09日(月) 半分終了しました。 何故半分かと言うと、もう本の収納場所が無い。 4畳半の書庫がありながら、そこも満杯。あとは私のお部屋。満杯。 しかしホントにどうでもいいほど本があるわ…。 タテにしてヨコにして無理矢理突っ込む。どこに何があるんだか私は解ってるが(ならそれで良いじゃん)。 私の部屋ってこんなに広かったのね、とものを踏まないで歩けるフロアを見ながらしみじみです。 しかし服が多い。 いつかクローゼットのあの棒がパキンと行くんじゃないかと心配です。 一人しか居ないのにこんなに服あってどうするんだ!?と冷静になって思います。 そしてピンキーのカタログが溢れかえってます。これも危険。 ストレス度チェックをしてみれば、『すぐ専門医にかかれ』というにべも無いお言葉。 専門医にはかかってるっちゅ―の。 そしてまたお香に『癒し』を求める私。 お香くさいといえるほどのお部屋になりましたえへへん(威張るトコじゃない)。 やらなきゃならない事が多すぎるんだがそれら全てに精神的圧迫を感じる私。 高い空はどこ行った。 空はやっぱり高いままなのか。 - 高い空からお送りします。 - 2004年02月07日(土) 晴れて退職できましたヤッホ――――!(大喜) 予告通り、時間内で仕事を終わらせた私は、翌日一応出勤するもその日にもう仕事はない訳でアホらしくなったので、早々に事務所を後にしました。 吸うだけで反吐が出そうな空気。 そこからやっと解放されるんだと思いながら、ひとまず事務所の近くに住んでる従姉に電話して、今からそっち行っていい?と訊き、心を癒して貰って帰って参りました。 その日のうちに従姉がウチの母に電話かけて一部始終を報告したところによると、『ヒッドイ顔して入って来て何事かと思ってハラハラしたけど、子供と遊んでるうちに見る見る元気になってスッキリした顔になってたわ』ということだそうで。 やっぱり吸うだけでムカツク空気だったんだな。 そしてアホみたいにまたPINKY&DIANNEで出費して、財布の中はスッカラカンになりましたが少し元気になりました。少しね。 でも私ってホントに重度の鬱病患者なのね…と改めて思いはしましたが。 だって人相まで変わってるって一体…。 従姉に言われました。 「アンタが『元気で』働いて欲しいとみんな思ってるだけで、病気になってまで働く必要なし!『元気に』なりなさい『元気に』!!」 ………おっしゃる通りでございますお姉様。 そのあと、ずっと私を悩ませ続けていた、ハード買い換えねばならんのか!?と発狂しそうに悩み続けていたパソのマシントラブルを、さささっと友達に直してもらってもう私の人生良い事しかないようなそんな単純な気分に陥ってます(錯覚ですから)。 しかして、気分一新部屋の片付けを始めてみたリ(2週間はかかりますきっと)、食べるもの食べられるようになったりして、まあ良い方向に向いてるんじゃないかと。 でも片付けしててすっごく思うんだけど、新撰組便乗商法ホントに止めてくれ…。 元々腐るほどある私の新撰組可愛いコレクションたちが、更に増大してゆく…。 新選組のもともとのファンの方、ムカつきませんか? 見た事ない〜と思って買ってみると、家には表紙だけ違う全く中身が同じな本があったり。 表紙だけ変えて売るなんて詐欺もイイトコだ――――――! 京都霊山歴史館じゃないと手に入らないと言われていた本をわざわざ霊山歴史館まで行って買い求めてきた私。 でもそれが、今や近所の本屋で売られています。 ちょっと顔貸せ、木村幸比古。←名指しかい しかし新しい発見もあって楽しいですけどね。 愛読書、『風光る』の作者渡辺多恵子さんが対談してたりする本がいっぱい出て嬉しかったり。 新撰組を書いた本はこれだけあるんだぜ―――!というような内容の本をこないだ買いましたが、そこで吃驚新事実発見。 『とってもひじかた君』って絶版になったの!? 私の小学生の頃からの愛読書。愛しくて愛しくて堪らない高校生の歳さま。 顔が良くて無頼で喧嘩がめっぽう強くて優しい、そんな歳さまが! 今や皆様のお目に触れる事はないの!? つーか便乗商法するんなら再版しろ―――!(いや、持ってるんだけど、みんなに見て欲しいのよあのカッコ良い土方さん) うっかり乗せられてフィギュアつきのアレとか買っちゃいましたがあんなブサイク土方さんではない。ちょっと面貸せや、学研。 とまあ、一喜一憂(憂の方が多い気がするが。あの大河のせいで…あの不甲斐ない土方さんのせいで…)してるわけですが、私の周りの人が口揃えて言うんですよ。 大河見て新撰組に興味持った(そんな持たれ方嫌―――!)、でも自分は本買わない。 どうして?と問うと、当たり前のように言うんですよ、『だってアナタんちに山ほどあるじゃん、新撰組関係書物』。 ああ、あるともさ。 私が血と汗と涙を垂らしながら時には古本屋を血眼になって巡った、そうやって集めた資料がな。 私の家にあるのと、君が買わないのと何の関係が?と訊きたい。小一時間問い詰めたい。もしやよもやまさか『貸してもらえる』と思ってるのか?と。 何故、拘りぬいて捜し求めて引っ掻き集めた、それほどのモノを簡単に『貸してもらえる』と思ってるんだい?君たち。と、私は言いたい。 ホントに興味あるなら買って読め、ソコまでしないって言うんならそこが君の『新撰組』へのこだわりの限界だ。 大切に大切にしているモノをそうサラサラ貸し出す馬鹿がどこにいる!?と、一喝してやりたいが『貸してもらえる』と信じて疑ってない様子。どう巧く切り抜けようかと考案中。 私にとって、本というのは時に財布やブランド物なんかよりずっと大切なのよ。 中身のごっそり入った財布をあっさり貸してもらえると思ってる人間は異常だろう。君たちは、それだ。と、言ってやりたいが言えないのでここで言っておく(笑)。 ウチに来て読み漁る分には一向に構わないが、貸し出しは絶対しない。 B−T関連のモノへのこだわりと同じくらいの強いこだわりがあるものを誰が貸すかっ! 10数年拘ってきたモノを誰が易々貸し出すか! 確かに『図書館』扱いされている我が家ですが、どこの図書館にもあるでしょ?『帯出禁止」の本が。 私にとって新撰組はまさにソレです。 - 地球外生命体。 - 2004年02月04日(水) 『こんなに薬飲んでるなんて体どころじゃなくて精神が異常だわ』 『私が親だったら不憫でこんな子供働きになんて出せない』 『私?私は親だから当然と思って衣食住見てもらってたわよ、親だから当然じゃないの』 『体が悪いってだけでどれだけの人に迷惑かけると思ってんの?』 『そんなに薬飲んでるなんて、信じられない』 『こんな会社になんて未来はないのよ(断っておきますがゼネコンと呼ばれる建設関係者なら誰でも知っている大手です)』 『会社にはあなたみたいな体の悪くない人で代わりはいくらでも居るのよ』 『道路の点字ってヒールに引っかかるのよね、いっそあれ取ればいいのに』 さて、これは実際私が職場の人から言われた言葉です。 どれがホントでしょう。 どれもホントです。 こんな人間じゃないこという人間が居るんです、世の中。 地球外生命体です。 一応そんな地球外生命体の為にフォロー入れておきますが、最後の点字云々はまた別の地球外生命体が発した言葉です。 ま、ともかく前項までの言葉の羅列、親になったこともない未婚の50過ぎたおばさんが、実際なら娘のような年の女にこれを言う。毎日毎日お前はボケて言い忘れてるのかと思うほど毎日これをしつこく言う。 しかもそれは私だけを侮辱するだけならまだしも、侮辱ってエスカレートするのよね、天に届くほど。 私を侮辱するだけに留まらず、私の両親をも侮辱した。 遂に、キレタ。 結局かの生命体の生態を観察したところ、 『こんな会社にしがみついて』婚期を逃し(それだけじゃないと思うけどな〜あの性格じゃ)、『私は体が悪かったときもあったけど』会社に面倒見てもらい、他の場所は健康そのもの、病んでるのは頭だけ。 若さと可能性が全部羨ましいから『憎い』に彼女の中で変換され、私は丸一日中べったりといびり抜かれた。 人間、洗脳って簡単にできるものなのかもしれないなあとある日ふと考えた。 ここで思考する能力がなければ洗脳されて綺麗に終われたのに、思考してしまう自分が憎いと同時に誇らしい。 よし、よく踏みとどまったと思ってやる。自分に。 こんなババアから私は尻尾巻いて逃げます。 ババアに削り殺されてゆく私の1日10時間が惜しい。惜しくて惜しくて堪らず、先日、感情失禁まで起こしました。 何でもないのに声出して泣けるのよ人間て。 それほどに、削られた。 形にはならなくても、まさにタバコ吸うように息吐くように『モノ』を書ける日々を送っていました。 これができなくなった時、呼吸のできない苦しさを皆さん想定してください。 そんなカンジで、私の『言葉』が削り殺され続けていたのです。 早稲田を辞めたら空が高く見えた、とは北野氏の名言ですが、私も会社辞めたら(正確にはあと2日)空が高くなりました。 がりがり削られ続けた、それはもう言葉で表現するとしたら『感性』とか『文章能力』とかいうモノが、ぶわっと跳ね返ってきて息苦しい、そのくらいに私は解放された。 その苦悩をよく理解してくださってたのが所長で、診断結果を(聞くまでもなかったんだが、実は)聞いてすぐに、私をこの檻から出そうとしてくれた。 今日、すぐにでも。後の事は何とでもしてやる、君は一切心配しなくていいからと。 そこへ横槍入れたのがババア。 『Iさんには、手伝ってもらわなきゃならない仕事があるのであと3日だけでも』 このババアの黒さをご存じない純白の所長は、『じゃあ、あと3日。頑張れるか?無理ならいいぞ?』と、あくまで気遣ってくださる。なんともお優しい。 して、今まで私が30分おきに『何かお仕事は』と訊いても『ありません』と引き継がない気満々だったババアが、3日もかかる豪勢な仕事をくれるとは何事だろう!?と嬉々として昼から出かけました。朝病院だったから。 で、ババアの指示通りやると、4時。『他にお仕事は?』と聞くと、舌打ちしそうに『……ありません』。 実務能力は俺のが上なんだよ!とはっきり示してやる機会があって良かった良かった。 こんなことを、お前だったら3日かかったかもしれないこんなことを、こんな下らんことをやらせる為に3日も取りやがった! 明日からまた仕事の無い会社に、恨みがましくボーっと座り続けに行ってきます。 明日、明後日だけだもんね。もしかしたら明日で終わらせてくれるかもだけど、所長が♪ あァ、早く本当に高い空が見たい。 -
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