★ 夏海の日記 ★

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2012年06月21日(木) 泣きなさい

声をあげて泣ける子供は幸せだ。
助けを呼んだら助けてくれる誰かがいるのだから。

私は声を出して泣かない子供だった。
大人に絶望していたから。
大声を出して泣いて助けを求めても、誰も助けてくれないことを知っていたから。
親も学校の先生も助けてはくれないことを悟ったのは、私が小学校4年生の時。
だから私が子供を卒業したのは、小学校4年生だ。
悲しいことに、小学4年生で、大人に頼っても何も解決しないことを悟ってしまった。

それは大人になっても同じだった
おえつさえせず、ただ涙を流す私。
SOSを出さない私に気付く人はいなかった。

30歳を過ぎ、子供のように「うぇ〜ん」と声を出して泣くことを教えられた。
泣いたら、SOSを出したら、大丈夫、助けてあげるからと言ってくれる蟹さんと、
幸運なことに出会うことができたから。

去年の年末に出会った女性も、電話口で私がうぇ〜んって泣いたら、泣けて良かったねって言ってくれた。
彼女の前では、助けてと言える私がいる。

声を出して泣きなさい

これは、泣けなかった私の大いなるアドバイス。

泣くと心が軽くなるよ。

泣かなかったら、泣いても良いよと言って貰える人と出会えないよ。

それは、あまりにも貴方が可哀想だよ。

声を出して泣きなさい。
SOSを出しなさい。
そして、まだ出会っていない、『助けてくれる誰か』と、貴方も出会って下さい。
貴方の幸せを心がから祈っています。


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