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今日のつぶやき@日々暮らはおもしろ
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2001年12月30日(日) 心残り

なんとなく年末らしい日々が続き、ああいよいよ今年も終わるんだなぁ…という実感が湧いてきた。
まあどんなカタチにしても誰にでも、新しい年は訪れることは間違いない。
それは単に時間の経過というものかもしれないけれど
掃除をしなくてもおせちを作らなくても、ともかく2002年はやってくるのだ。

なーんてことは言うまでもないことなんだけどね。
だから焦りも気ぜわしさもそれほど緊迫したものではないの。
なにしろ家族4人だけの静かな年末年始だということにかわりはなく
食べたい物を食べて、好きなように過ごしていいお正月なのだから。


そんなわけで、もう気分的には「お正月よ、いつでもこいっ!」なんだけれど
もちろんやり残したことや思い残しがない、はずなんかないのだ。
いっぱいある。
とりあえずしつこく明日1日にかけているものもあるけれど
来年廻しでいいやとあっさり先送りしたものもいくつか。

ああ、そうだ。美容院にも行きたかったのよねー。
ここ2年ばかり髪はずっとショートとセミロングの間くらいの長さだから
あまり放っておくと、ぼさぼさの感じになって見苦しいことこの上ない。
で、月に1度くらいはカットしたいなぁ…とあくまでも自分の希望として思っていたのだけれど。

いいや、それより何より悔しいことがひとつある。
それは、実は・・・・・


夫に内緒で買ってあった黒いハーフブーツ。2万5千円もしたのに。
とうとう一度も履けないまま今年は終わってしまうのだ。
というか、
当分履けそうもないのである。

その足にピッタリとしたブーツは普通でもちょっときつめな感じだったから
捻挫して未だにやや膨張気味の私の右足を受け入れてくれそうになく
それにもまして、もう室内では普通に歩けるもののちょっとでも押さえたら痛みを感じるその足を、ブーツに無理矢理突っ込もうものなら悲鳴をあげることはまず疑う余地もなく、つまりは

箱の中にしまわれたまま、いつ履けるかわからないのである。


ああ、これが今いちばん悲しいような。(泣笑)





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2001年12月29日(土) いよいよ

あと3日で2001年も終わり。

そう考えると、ちょっぴりさびしい気持ちになる。
今年もいろいろあったからね・・・・
でも、終わった時間は取り返せない。
どんなに嘆いてもこぼしたミルクは元に戻らない。
だけど、これから先、変わっていくことはできるよね。
否、変わらないものなど何ひとつない。


なんて、感傷にひたってるヒマはないのでした。
1週間、足の捻挫と風邪気味を口実に怠けていたツケが
累々と山積みされているのだから。

でも幸いなこと(?)に夫が妙に張り切っているのだ。
「やっぱりオレががんばんないとダメだなぁ」なんて言っちゃって。
結局私はずっと夫に甘えて生きてきたのだと痛感する。
結婚して15年、夫に依存して生きてきた私が何をか況わんやだが
表立っては夫婦の危機らしい危機にも直面せず過ごしてこれたことは
やはり夫に感謝すべきなのだろうけれど、だけど
1年ほど前から私の胸の奥に芽生えてしまったものの根の部分は
シミのようにずっと心に貼りついている気がする。
でも、もう焦って結論は出さない。


夫が正月の準備にはりきっているのには理由がひとつあって
4日に、仕事に出てくる(一応会社は6日まで休み)部下ふたりを
わが家に食事に招きたいと言うのだ。
いや、「招くことにしたから」と言われた。

私がこんな状態で家の中は未だに雑然としているのだけれど
それでも夫は「オレが掃除するから大丈夫」と言うし
なんといっても、わが家に会社の人を招くというのは
本社に転勤になって7年近くなるのに初めてのことで、
夫も課長になって2年たつし、たまには上司らしい顔をしたいのかもしれないと、
そう思うと到底いやな顔などできなかった。

「じゃあ、鍋でもしようか」と急にとってつけたような、いい妻の顔をする私。

ええ、ええ。ピカピカに部屋を片づけて、私自身も綺麗に装飾して
お正月早々いい奥さんをやってやろうじゃないの。見てらっしゃい!


と、まず当面の目標はできた。(笑)

それにしても、咳がひどいのよ。
咳止めカプセルでなんとか対抗するしか手はない。
風邪なんかに負けちゃいられないの。


さて、がんばりまっしょい。

皆さま、よいお年を。
(などと言って、もう一日くらいは書きそうですが。)




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そうそう、HPのトップに毎日書いている「今日のつぶやき」の
過去ログ用の日記をエンピツさんに替えることにしました。
キリよく元日の分から替えたいと思いますので、そちらもよろしく。


2001年12月26日(水) 時には猫のように丸くなっているのもいいんだけど

友人には「私、最近とても気持ちが落ち着いてるの」なんて話したのだが
そもそも私が用もないのに人に電話をかけて話そうとするときは
たぶんおそらく、あまり元気なときではないのだ。
それでも、とりあえず愚痴るというのは意外と効果的だと思うので
愚痴を聞いてくれる相手さえいれば、それも悪い策ではないのだろうが
もっと気分が下降してくると、人と話すのも億劫になってくる。
いや、億劫というよりも、話した些細な言葉がどんどん疑心暗鬼を広げたりして
人と接触するのが怖くなってくる。
自分の中のグレイな部分をどんどん自分勝手に分析しては、どうにも悪い方向に結論づけてしまうんだよね。
それはもしかしたら「真実」なのかもしれないけれど、敢えてそれを直視しなくてもいいものを。
どうして、「灰色は灰色のまま」で見過ごせないんだろうか。
妙なとこばかり敏感で、でも、大いなる深読みなのかもしれない。
こんなときは、ネット上のすれ違いですら気懸かりになる。

ダメだなぁ…
たぶん、これは足を捻挫したこととは何の関係もないのだ。
けれども身体的な不自由や不調は、こんなにも人の気力を奪い心を荒ませるものだと思い知る。
いやいや、クヨクヨと悩むのはいつもの私なのだけれど、本来なら悩んでなんかいられないこの時期なのに、思わぬことからできた「閑」と「動かなくていい口実」は私にとってやはり少しもためにならないようだ。


長男が「ヒカルの碁」15巻を買ってきてくれた。嬉しい。
こういうときは活字のみよりも漫画。しかも心を引き込んでくれるもの。
無心に読んで切ない気持ちになる。


もういいじゃない。
いいかげん、さようならする心の準備しようよ。2001年に。




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2001年12月25日(火) サンタさんへの手紙

わが家の「サンタクロース大作戦」は成功裡に終わったようだ。

24日の夜、うちでは予約してあったケンタッキーのパーティーバーレルと
実家の弟が送ってくれた馬刺で(なんという取り合わせ…)ささやかに
クリスマスパーティーなどを行った。
一応スパーリングワイン(大人だけ)などで乾杯する。

その後いつもよりも早く入浴を済ませると、いつもなら夜更かしな二男が
「もう寝るね」と言うのだ。(まだ9時なのに!!)
「あれ、早いねー」って言うと、「だってサンタさん来るから」と
彼はにやりと笑った。


さて、それから1時間ほど過ぎて、長男が子供部屋に様子を見に行くと
「こんなものが置いてあったよー」と1枚の紙を持ってきた。
B5サイズのコピー用紙に鉛筆書きの二男の文字で

 「サンタさん、毎年プレゼントもってきてくれてありがとう。
 よかったら、ここにサインしていってください。書かなくてもいいよ」


と書いてある。しかも手描きのサンタ&トナカイのイラスト付きだ。

・・・サインしろってか?

ごていねいに、まるで荷物の受け取りサインみたいな四角い欄がつくってある。
しかもちゃんとサインペンまで添えてあったらしい。
うーん。「書かなくてもいいよ」と書いてはあるけど・・・

一応「Santa」と筆記体でサインっぽく書いてみた。
あざとかったかしら・・・(汗)

プレゼントは7〜800円の品物なのだ。それは常々私が
「サンタさんは全世界の子供たちにプレゼントしなくちゃならないんだから、高い物は頼んじゃダメなんだよ」と言い聞かせているからである。
その代わり、サンタさんとは別に、しっかり親からのプレゼントも要求されるが。(苦笑)

他に、「どうやって僕の欲しいものをサンタさんに知らせているの?」と訊くので
「実はお願いを受け付ける『サンタさんホットライン』という電話があってね、でもそれはイヴの4日前に締め切っちゃうし、子供にはその番号を絶対に教えてはいけない約束になっているんだよ」
などとまことしやかに説明する母なのであった。


「大丈夫。よく寝てるよー」
私のサインした紙を置きがてら偵察してきた長男のOKサインで
午後11時頃にパパが二男のベッドの枕元にプレゼントを置きに行った。
静かなクリスマスイヴの夜。


翌朝、二男は当然ながらごきげんで
「ゆうべね、12時頃一度目が覚めたんだけど、そのときもうプレゼントあったんだよ」
「うんうん ^^」
「でも、おかあさん、その時リビングに明かりついてたから起きてたでしょ? 
サンタさん来たのに気がつかなかったの?」
「う…うん。お母さんったらまたコタツで寝てたから〜。ははは」
「なんだ、そうか」

あっさり納得されてしまうところがなんとも・・・

「しかもね、サイン付きだよー、サンタさんのっ!!」
拙いサインを嬉しそうに見せる二男。

お願いだから友達にそれ見せびらかすのだけは止めてね。(汗)

そして彼が母のウソ八百に気がつく日もそう遠くない日に訪れることでありましょう。


でも、その純真な気持ちだけは、いつまでも持ち続けてほしいな。





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2001年12月23日(日) 昨晩の中華料理と夫婦の絆とは?

今朝あたりから家の中では、右足のかかとでそおっと着地すれば
松葉杖なしでなんとか歩けるようになりました。
もちろん、椅子や家具に掴まりながらですが。

夫は朝ご飯の支度から洗濯、掃除、買い物、そして夕飯の支度と
なかなかの活躍ぶりで、それは感謝しているのだけれど
やっぱり時間がたつにつれて不機嫌になり
子供にあたったりするのが、どうにも嫌な感じ。
たった2日でこうでは、私が寝たきりにでもなったりしたら
とうてい介護なんてやってくれないんじゃないかと危惧しています。

まー、いいけどね。
逆の場合だって大いにあるんだから。

世の夫族諸君。
こんなときに妻を大事にしておかないと
老いぼれて身体が動かなくなったときに
妻に労ってもらえませんことよー。ふふふー。


なんて先の話はおいといて


昨日は中華料理をしっかり食べてきました。(笑)

自宅マンションの下から車で出かけたのだけれど
慣れない松葉杖での外出は思ったより難儀そうで不安…
なので、ずいぶんと早めに出発しました。

ところが思ったよりも第三京浜(高速道路)が全然混んでなくて
予約した時間よりも50分も早く着いてしまった。
ふつうなら街をぶらぶらしたりショッピングしたりして時間を潰すところだけれど
あいにく私は松葉杖だもんねぇ・・・・

夫に予約時間よりだいぶ早いけれどいいかと聞きに行ってもらったら
混み始めるより時間より早かったせいか、あっさり二階の個室に通されました。

◆コース・メニュー
・前菜(焼き豚や鴨肉のローストなど)
・蟹肉入りフカヒレスープ
・あわびの醤油煮
・大エビのマヨネーズ揚げ
・白身魚の甘酢あんかけ
・五目うま煮
・北京ダック
・五目炒飯 
・杏仁豆腐

それに二男の希望でチャーシューメンを取りました。
(ここへ来てまでチャーシューメンかいっ!?)

うーん。美味しかったぁ。量的には多すぎず少なすぎず丁度よい感じ。
ただ、料理を持ってくる間隔がゆっくりだったので
とても時間をかけていただいた感じでした。

特においしく感じられたのは(意外にも)「大エビのマヨネーズ揚げ」
マヨネーズっぽくなくて甘くて、エビがもうぷりぷりの歯ごたえで
また食べたーい!!の一品でした。
北京ダックは・・・・・??? あんなもんでしょうか?
庶民の私にはよくわかりませーん!

すこぶる残念だったのは、お酒が飲めなかったこと!!
うう・・・仕方ないですね。こればっかりは。右足が腫れている私としては。

電車で来たかった夫が「あーあ、これで酒が飲めたらなぁ」とイヤミったらしいので
とりあえず、青島ビールを1本だけ飲ませておいて
最後にホットの烏龍茶やプーアル茶をたっぷり飲んでもらって、酔い覚まし。
いえ、飲んでおりませんです。はい、おほほほ。(汗)

夫は、ちょっと風に当たりがてら中華街散策をしたかったようで
「少しのあいだ隣のコンビニで待ってない?」と私に言ったのだけれど

松葉杖の私に、コンビニで立って待ってろと?

と言いたげな私の視線にぶちあたって「あ、いや。やっぱりすぐ帰ろうね」と
話をそらしたのでありました。(はぁ・・・・)




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2001年12月22日(土) 中華街へ行こう

一夜明けてみると、足の腫れはそうひどくなっているようすもなく
痛みもさほどではなく
うん、これなら治りも早いかもなぁ〜と楽観的な見解。
願いをこめて。


そういえば昨夜、うちの夫は忘年会だったんです。
ともかく連絡しておこうと病院の帰り、送ってもらう車の中から夫の携帯に電話したら、
まだ会社だったらしく「なに?」と不機嫌そうな声。

状況を説明して「私動けないから、できれば早く帰ってきてほしいの」と言うと
その答えより何より、夫がまず言ったことは
「明日の中華街はキャンセルするの?」
でした。


・・・まあね。気持ちはわからなくもないですけど。でもね。

とりあえず、忘年会もちょっと顔出しただけで早々に帰ってきてくれたので許す。(笑)
「あーあ、せっかく 4,500円も会費出したのに、2千円分も食べてない」
なんて愚痴らなければもっとポイント上がったけれど。


そんなこんなで、中華街へはこれから行くことになっています。
車で行って店のすぐそばで私らを降ろしてから、駐車場に入れに行くそうで
松葉杖ついてまでして中華料理を食べに行く
という根性が、こんなときにしか発揮されないことに
いささか情けない気持ちになる私であります・・・・


それにしても、たかが捻挫なのですが、ちょっとでも歩けないと
こんなに不便なのかと思い知らされました。
立ったり坐ったりはもちろん大変だし
何かひとつ取ろうとするのも人の手を借りねばなりません。
こんな時だから、とついつい家族に甘えて
女王様気分でいられるのも、きっと今だけのことでしょう。


では、そろそろ支度しようかな。

よっこらしょっとーー!(汗)





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2001年12月21日(金) 今年最大のドジ

いや・・・正確には、今年の1月に

息子の志望する中学の願書受付日を間違えて受験できなかった

というのが、なんといっても最大のドジなんだけれど

この年の瀬の押し迫った時期に
明日からクリスマス(?)三連休というこの週末に

階段を踏み外して足をくじくなんてこと

夢にも想像しませんでした。(涙)


もう就業時間は過ぎていたのだ。
一旦タイムカードを打ちに2階に上がったら
明日は社員さんは出勤日の土曜なのに
ポットの水が思ったより少ないのに気がついて
やかんに水を入れてもう一度2階に上がり
「おつかりさまでした」と挨拶して軽いステップで下りていったとき

ええ、そりゃあ暗かったし、お昼頃から降った雨で濡れていたし

でも、すべったんではなくて、明らかに踏み外したのだ。
右足は着地をしくじり、コンクリートの地面に左の膝を勢いよくついた。

ガンガラガッシャーン!!

私の手から落ちたやかんは思いっきり悲鳴をあげ
私は左膝ではなく右足の痛みに声も出ずうずくまっている。

いったあぁぁぁいぃぃぃぃ・・・・

「だいじょうぶですか?」と、ちょうど工場から出てきた
いちばん若い工員さんが声をかけてきた。
返事もできない私に、彼はおろおろとうろたえている。
そのうちにみんながぞろぞろと出てきて
飛び出してきた工場長が「すぐ病院行っておいで」と言う。

え? 病院?
私はこの痛さでは到底歩いて帰れないから
自宅へ送ってもらおうとは思っていたけれど
「いや、骨折してたら大変だから念のため」と主任も言う。
社長も出てきて「足だけ? 頭とか打ってないよね?」と心配げ。

少し落ち着いてきた私は、だんだん恥ずかしくなってしまった。

お騒がせしてすみません。私がドジでした。


車で5分ほどの個人病院に連れて行ってもらった。

主任が受付の人に「労災だから」と言っている。

え、私、パートなんですけど?

でも労災がきくんですって。
社長に確認した、と主任。
ラッキー。

レントゲンを撮ったが、骨は大丈夫のようだった。
でも内出血がひどくて足首から足の甲が不格好に腫れている。

おまけに松葉杖。

まさかこんなもののお世話になろうとは・・・・

捻挫くらいで大げさな…と思ったけれど
たしかに無しでは歩けない状態。(汗)


どうでもいいけど、お医者さまは推定年齢70歳ぐらいの
やけに陽気なよく喋る先生だった。

でも、
帰ろうとする私に受付から大声で
年齢を尋ねるのはカンベンしてください。


それにしても、問題は明日。

家族揃って半期に一度の豪勢(?)外食の予定で
中華街のお店に予約も入れてあったのだ・・・

「いいよ、行かなくても。キャンセルすれば?」とあっさり言う
ものわかりのよい息子たちよ。

おかあさんは行きたいのよ。(涙)


23日は大掃除
24日は家族でクリスマス

予定は目白押しです。



でも
とりあえず今のところ
松葉杖なしでは歩けません。


やっぱり身体的には今年最大の
痛手であります。

              




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2001年12月19日(水) さとうやさんちの食卓

実は「さとうや」というHNの由来を明かしてしまうと

もしかして万が一にも知ってる人が見ていたりなんかすると

やっぱりちぃっと(かなり)まずいので割愛しますが・・・


いや、「伊東家の食卓」みたいに「さとうや家の食卓」と書こうとして

「さとうや」と「屋」がつくのに「家」をつけたら変だろう!?

とか、ちょっと考えてしまったものだから。


さて、わが家は質素倹約を旨としておりますので

食事はいたって簡素であります。

なんていうと聞こえはいいが要するに

手抜きなのでけっして品数は多くないです。(笑)

もし、『納豆』とか『漬け物』とかを一品として数えてよいのなら

ちょっとだけ品数アップするかな?

そもそも現在の住まいが買い物に不便な場所なので

「なるべく買い物に行かないで済ませる」という方針なのがその一因。
(ちょっと言い訳がましい)
 
昨日は冷凍庫に鶏の手羽肉があったので、ママレード煮をしました。

鶏肉をお酒に漬けてそれにママレード(私はア●ハタのを使っている)
と、お醤油で煮るのです。

なかなかジューシーで美味しい。

ちょっぴりニンニクを入れてもスペアリブ風になるし

コンソメスープをカップ1杯ぐらい入れて煮るのもスープ煮風味。

最初は豚のスペアリブをママレードで煮てましたが

鶏肉のほうがより短時間で手軽にできます。


そして今夜はうどんすき!

どうもこの季節柄、簡単に大鍋でできてあつあつという

鍋料理に走ってしまうのは私だけでしょうか?(笑)





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2001年12月18日(火) 言葉にできない

今日ある人の日記を読んで泣いてしまった。

私にはかける言葉がない。
その人を励ます勇気がない。

何か声をかけたい、力になりたいと
思う気持ちだけはあるのだけれど
所詮それは同情にすぎないのだと
一時の感傷だと言われそうで
(いや実際そうなのかもしれないけれど)

「明日があるよ」
「希望をもって」
なんて無責任なことは言えない。
「癒し」なんて言葉はあまり好きでない。

それはあまりにも曖昧で
それはあまりにも都合よすぎる

だけど・・・・


私がその人の日記を読んで涙したこと
これは嘘じゃないよね。
心がとても揺さぶられたことは偽物じゃない。

この気持ちは大切に思ってもいいだろうか?
そしていつか
そのことを その人に伝えられたら



すくなくとも
あなたの言葉を
私は
忘れない   と。




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2001年12月17日(月) タイトル変更

この日記のタイトルを変えました。

当初の目論みに反して、今まではエッセイちっくなサブ日記のようになっていたけれど、今後はこちらをメインの日記として、毎日更新を目指したい。(とりあえず目標は高めに)

私は奥さんだから
「ワーキングミセス」とも言えないほどの働きしかしていない
専業主婦に限りなく近いパート主婦だから
そうそう毎日面白おかしい日記のネタが転がっているわけではない
けれども、日々の暮らしをよくよく眺めてみると
切り取り方によってはきっと、毎日何かしら心に残る発見があるに違いない。

・・・そう思いたい。

というより、そういう心の余裕を持ちたいね。
もっと生活を愉しむという。

なんだか特にこの1年、それが欠けていたような気がする。
自分のために、日々の暮らしを愉しもう。

2001年が終わってしまう前に。




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2001年12月16日(日) 主婦と人妻

最近ちょっと日記読みと化して、あちこちの日記サイトをまわっているのですが、そこで私的に目につくのはやはり「主婦」という言葉と「人妻」という言葉。

言葉の意味をそのままに受け取れば、自分も主婦であり人妻なわけなんだけれど、私は自分のことを「人妻」と呼んだことはありません。
なんというか…その… 妻なんだから奥さんなんだから「人妻」に間違いはないんだけれど、「人妻」という言葉の持つその妖艶な響きたるや、どうも自分にそぐわなさを感じてしまうのです。

かといって「主婦」という言葉が好きなわけでもないのですが。
主婦って、つまり立場を表すもので、「会社員」とか「自営業」とかいうのと変わらないと思うのだけれど、千差万別な主婦がいるにもかかわらず、いっぱひとからげに主婦と呼ばれるその言葉の持つイメージはそう大差のないもののような気がします。
自らを「主婦」と呼ぶとき、そこには色気のない、母親とか妻という立場だけが象徴されてしまうように思えてしまうのは私だけでしょうか?

では、「母」に対しては「父」、「妻」に対しては「夫」なのだけれど、「人妻」に対しては何というのでしょう?
「人夫(ひとおっと)」という言葉ははない。(つーか、これはフツー『にんぷ』と読むなぁ。)
「人妻」という言葉は女性だけに称された、「女」を大いに意識した言葉なのだと思います。
「誰にも言えない人妻のヒミツをこっそり教えてあげる」なんて書いてあれば、それはもう、世の男性諸氏ならずとも興味津々というもの。

いや私は、自らを「人妻」と称しているテキストサイトを非難しているわけでは決してないのであります。むしろ私だって喜んで読んでいるわけで。
ただ、「人妻」という言葉の持つ女性の部分を強調したイメージも、「主婦」という言葉に込められた(ように思われる)女を黙殺したような生活感も、なんとなく「帯に短したすきに長し」だと感じられるな〜などと、とりとめもなく考えてしまう今日この頃の私なのでした。




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2001年12月10日(月) ゴールデン年末年始

カレンダーを見ると、今年の大晦日は月曜である。つまりその前に土日がある。

って、なにを言いたいかというと
うちの夫の年末年始の休暇は通常は大晦日から始まるのに
今年は29日から休みになるわけだ。
12月31日から1月5日まで。これがふつうのお休みのパターンなのだが
今年は6日が日曜なので、12月29日から1月6日までという
なんと黄金の9連休なのである。

これが、12月29日から1月3日までが休みというパターンの人だと
今年は曜日に影響がなく、あまり嬉しくもないだろうけれど。
そもそもうちの夫の会社のように年末は大晦日からしか休みでなく
正月休みが長いというパターンは、男の人にとっては都合がいいのではないか?
年末の大掃除や買い物はほとんど奥さんまかせで済ませられるし
お正月はゆっくりと休めるのだから・・・
なーんて思っちゃうのは妻のひがみ心か?

でも今年はそーはいかない!!
いっぱい手伝ってもらおうと手ぐすね引いている。(笑)

それにしてもこの9連休、いったいどう過ごそうというのだろう?と
夫に尋ねてみると
「そうだなぁ。ハワイにでも行こうか? ははははは」
と、いかにも「ジョークだよ〜」と言いたげな口調のお返事をもらってしまった。
かなり憎たらしい。


ああ、これから年賀状書いて、クリスマスやって、大掃除して、正月準備して・・・
と考えるとひたすらにユウウツ

ああ、誰か、時を止めて!!(切実)
    
     


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2001年12月04日(火) 冬の観覧車

先週末、横浜のみなとみらいに行ったときに
最初はそのつもりではなかったけれど
子供連れがいたりしたもので、あの大観覧車に乗ろうという話になり
私もその真下まで同行したわけです。

でも私は乗りませんでした。


なぜなら


1年前に


とても好きだった人とそれに乗ったからです。


その思い出はまだ私の胸の中で鮮明だったので
私はどうしても乗る気になれず
「下で待っているから」と
ベンチに腰を下ろしてみんなを待っていました。

その20分ばかりの間のあっというまに
あたりは夕闇に包まれて
少しセンチメンタルな気分で
イルミネーションに彩られていくあたりの景色を眺めていました。


別にいつまでも思い出を追いかけているわけではありません。

けれど
自分の中で大事にしたいと思うものを
私は
目をそらさずに素直に見つめたいのです。


それぐらいは
いいですよね?




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2001年12月03日(月) 銀座のおでん

もう10日も前のことだけれど、
中学時代の同級生に呼び出されて5人ほどで銀座で飲むことになった。
例によってぐずぐずと支度していた私は、
家族が誰も帰ってこなかったこともあって家を出るのが遅くなり
5時頃に待ち合わせのビアレストランに着いたときには
3時から飲んでいた彼らはもうすっかり出来上がっていた。(あーん;)
私が来るなり「場所を替えよう」という話になって
お腹ぺこぺこだった私は泣く泣くその店を後にした。

その場を仕切っていたTは勤務先が大手町で、
銀座は連夜通っている彼の庭のようなものらしく
(ほとんどが接待と言い訳していたが、平日はほぼ毎晩飲んでいるらしい)
満腹の彼らも空腹の私も共に満たしてくれそうなお店ということで
いわゆる「おでん屋さん」に連れて行ってくれた。

細長い店舗の一階はカウンターと二人席のみで
奥の狭い階段を昇ると二階と三階はやはり細長いお座敷になっていた。
5人だったので三階の座敷の奥にちょっと窮屈に座る。
メニューはおでんの具がほとんどで
一階のカウンターだと目の前にずらりと並んだ四角いおでん鍋を見ながら
あれとこれと指さして注文できるみたいだが
とりあえず玉子と大根をメインに適当にみつくろってもらった。

おいしい。大根と玉子は特に味がしみ込んで絶品に美味しかった。
色も長く煮込まれたあかしのようにとても濃い。
聞けばここはかなり有名なお店らしい。
銀座のその店が本店だけれど、新橋等何ヶ所か支店もあるそうだ。

なかなか家ではこういうふうにできないよな〜と思いながら
滅多に来ない銀座という街で、私がもつ銀座というイメージとは
また違う面の銀座のお店に連れてきてもらえてラッキーだなぁ、
なんて考えたりした。

そうそう、私は九州の出身なので、関東のおでんとはやはり少し違う。
むこうではうすくち醤油を使うので色だってもっとずっと透明なのだ。
私の夫は大のおでん好きなので、この季節、月に2回はおでんを作る。
九州ではスーパーに豚の軟骨というものを売っていて
うちでは必ずおでんにそれを入れていた。ちょっとスペアリブに似ているが
なんこつはじっくりコトコトと長時間煮込むともっととろとろに柔らかくなる。
あれがとても美味しいのだけれど、関東ではどこにも売っていないのが残念。
ロールキャベツは独身の頃から好きで、以前はよくコンソメスープで煮たりしたけど、こちらではおでんに入っているのでいつの頃からか私も入れている。
でも、「ちくわぶ」には驚いた。
おでんに入れないというより、それ自体が九州には存在しない(と思う)。
「へー、そんなものあるんだ」という感じ。
一度だけコンビニに売ってあるのを食べた。
ちくわというより「ふ」みたいな感じでとくに美味しいと思わなかったので
それ以来食べていない。

うん。今夜はおでんにしようかな。(笑)



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