しもさんの「コラムニストを目指して」

2002年04月30日(火) 「住民サービス過剰には、要注意」

全国の地方自治体を相手に、喧嘩を売るつもりはない。
しかし、今日の某新聞では、図書館の無料貸出しが、
作家や出版社の成長を妨げている、という記事であった。
全国の自治体(図書館)が新刊本と称して、
ベストセラーを何冊も揃えることは本当にいいことなのか、
作家たちの印税を減らしていないか、
そんな視点が語られていた。
たしかに、住民サービスの名の下に、
社会全体の仕組みを壊していないか、注意する必要があると思う。
以前、ボランティア・チャリティの名の下に、
廃品回収業、ちり紙交換業がなくなり、
失業者を増やすことにならなかったのか、と考えた事もある。
全体を見ながら、住民サービスを提供すること、
とても大切な気がしてならない。

「住民サービス過剰には、要注意」はいかが?



2002年04月29日(月) 「『痛み』を『苦しみ』に変えなければいい」

NHK「奇跡の詩人」という番組を観た。
本当に、奇跡としか思えない内容であったが、
疑り深い私は未だに信じられない、というのが本音である。
m(。_。;))m ペコペコ…
私は評論家でもないし、観なかった人に説明するには
時間と文字数が足りないので、控えることとする。
私のアンテナに引っ掛かった言葉を紹介し、
私の、そして読者の生きるヒントになれば、それでいい。
だからこそ、この一言を紹介したい。
誰だって生きているんだから、痛みはある。
痛みの強い・弱いはあるにせよ、痛みのない人なんていない。
だからこそ、その痛みと上手に付き合いながら、
苦しみに変えない努力が、私たちに必要となってくる。
少し、気持ちが楽になったフレーズである。

「『痛み』を『苦しみ』に変えなければいい」はいかが?



2002年04月28日(日) 「あなたは、私がいないと生きていけないの」

ボーリングを題材にしたテレビ番組。
金城・黒木共演の「ゴールデンボウル」から・・。
この台詞を使った場面は忘れてしまったが、
なぜか、印象に残っている。
女性には二つのタイプがあるらしい。
「私は、あなたがいないと生きていけないの」
と、熱烈に求愛するタイプ。
「あなたは、私がいないと生きていけないの」
と、母性本能を感じるタイプ。
そして、ドラマでは後者のように言い切る女性がいいな、と
纏めていたような気がする。実は、私もそう思う。(笑)
危なっかしくて、見てられない、とか
私があなたの可能性をもっと見つけてあげる・・。
そんな意味を感じてしまうのは、私だけだろうか。

「あなたは、私がいないと生きていけないの」はいかが?



2002年04月27日(土) 「余裕ができると強引になれる」

松井選手の打撃を、原監督は、試合後こうコメントした。
1打席目で、ホームランが出たので、次の打席、強引になった。
結果は、併殺打だったけれど、あれでいい。
そういう意味なんだろうと、私は解釈したが・・。
逆に考えると、余裕がないと、強引になれないということ。
今の私は、まだ強引になれないなぁ・・・仕事もプライベートも。
と言うことは、余裕がないということか・・・
やりたいこといっぱいあるのに、まだまだ強引に進められない私。
強引に進めることが出来たら、あっ、余裕ができたんだなって
思って欲しい。

「余裕ができると強引になれる」はいかが?



2002年04月26日(金) 「うちでもやってくださいと言わせる意識啓発」

防犯、防災、交通安全など、行政の重要な仕事のひとつに
「意識啓発」がある。
民間では絶対手を出さない部分でもある。
効果があるのか、ないのか、わからないものに、
時間もお金も掛けて・・・と思っていたが、
実は違うということをある人に教えていただいた。
やる気のあるところに力を注ぐ、そして成果をあげる。
それがきっかけで、住んでる人間が元気になる。
そんな光景を見て、「是非、うちでも・・」と声が掛かれば
成功であることにも気が付いた。
意識啓発は、簡単に成果が出ない。
しかし、もしかしたら一番面白い仕事なのかもしれない、
最近、そう思うようになってきた。

「うちでもやってくださいと言わせる意識啓発」はいかが?



2002年04月25日(木) 「人間って全員、無傷で生まれてくることを知る」

どこで見つけた台詞だったんだろう・・
映画かな、本かな、ラジオかな?
「人間って全員、無傷で生まれてくるんだぜ、凄くない?」
とメモしてある。
(最近、物忘れがひどくて・・・)
それにしても、面白いことに気が付いたなぁ、と感心した。
生まれてから、いろいろな経験をしながら、傷ついていく。
多くの人と交わりながら、傷ついていく。
すべての人間は、生きながら少しずつ傷ついていく、と言える。
しかし、傷ばかりではない。
その傷を癒す力も同時に、身につけてくるはずである。
生まれた時は、全員平等だったことだけに注目しよう。
ちょっぴり楽になると思うので・・。

「人間って全員、無傷で生まれてくることを知る」はいかが?



2002年04月24日(水) 「歴史・伝統、そういう重みに惹かれるタイプ」

松井選手のコメントである。
だから、ジャイアンツが好きなんです、私はそう解釈した。
彼の関係者は、一度はメジャーリーグでプレイさせたい、
そう思っているかもしれない。
しかし、本人の気持ちは・・と感じた台詞であった。
(本人も、メジャー、と思っているかもしれないけれど・・)
野球が出来ればどこでもいい、と思っているかもしれない。
自分を必要としている人たちがいる中で、プレイしたい、
本人は、そんな気持ちがないだろうか。
中央で、トップで、がすべてではない、と私は思う。
歳を重ねてきた証拠だろうか、
撒かれたところで咲きなさい、そんな台詞が頭に浮かんできた。
若い松井選手に、なにか教えられたような気がする。

「歴史・伝統、そういう重みに惹かれるタイプ」はいかが?



2002年04月23日(火) 「終戦は記念日ではない」

小泉総理が、靖国神社を参拝したことが話題になっている。
参拝は一年に一度、だから終戦記念日には行かないと、
マスコミに明言しているが、
気になっていたことがあるので、手帳を開いてみた。
記念日って、記念すべき出来事のあった日のこと。
記念とは、あとの思い出として残しておくことである。
「終戦は記念日とは言わない」と誰かが言った事を思い出したから。
楽しいこと、嬉しいことは記念日でもいい。
しかし、二度と思い出したくないことを「記念日」として
ひとまとめにするのはいかがなものだろう。
あまり、政治・宗教に関することは書きたくないが、
ふと、目にとまったメモが輝いていたので取り上げてみた。

「終戦は記念日ではない」はいかが?



2002年04月22日(月) 「私よりよっぽどよいではござりませぬか」

大河ドラマ「利家とまつ」。
最愛の息子を初出陣で亡くした、はる。
誰の慰めも、彼女にとっては、なんの力もなかった気がする。
しかし、その彼女を力づけたのは、子供が産めない秀吉の妻おねだった。
はる様は、また子供が産めまする。
私よりよっぽどよいではござりませぬか、と慰めた。
身体的にも、精神的にも、ボロボロと嘆く人を見かけるが
もっともっとひどい境遇の人を知ると、
少し元気が出てくるのかもしれないな、と思ってみたりした。
不平不満のない人なんていない。
あとは程度の問題、そう思えれば、人生は開けてくる気がする。

「私よりよっぽどよいではござりませぬか」はいかが?



2002年04月21日(日) 「お花さんが、バンソウコウはってくれたよ」

新聞で見つけた、素敵なコーナー御紹介。
子どものつぶやきが「あのね」の形で載っている。
その中のひとつ。
散歩の途中、勢いよく転んで両手をついた。
痛さをこらえて手をみると桜の花びら。
「お花さんが、バンソウコウはってくれたよ」
こんな話が10話くらい並んでいる。
子どもの視点、子どもの発想、子どもの表現。
北海道の子どもは「春のにおいを雪のとけるにおい」
と表現していて、驚かされた。
久しぶりに読んだ、子どものつぶやき。
「せんせいあのね」より、小さい子ども達の表現。
これからも、楽しみにしたい。

「お花さんが、バンソウコウはってくれたよ」はいかが?



2002年04月20日(土) 「文字で説明しなくても、理解してもらえる写真」

カメラを片手に、取材と称して飛びまわっているが、
文字と違って、まだまだ思うように表現できない。(^^;;
そんな私を知ってか知らずか、私の掲示板に
こんなアドバイスをしてくれた人がいる。
「文字で書かなくても、
写真から事柄を読み取れるような写真を撮ること。
字の読めない人でも読める人でも、平等に理解してもらえる写真」
なるほどなぁ、と思う。
ついつい、写真の説明を文字でしてしまう私がいた。
短歌、俳句でも、絵画でも、ついつい説明文を読んでしまう癖、
直したいと思っていたので、試してみたい。
心で感じる写真、撮りたいと思う。

「文字で説明しなくても、理解してもらえる写真」はいかが?



2002年04月19日(金) 「レイヤードルック(重ね着の発想)」

巷では、重ね着が流行っているらしい。
しかも、スカートとパンツの重ね着。(笑)
どうしても、首を傾げたくなるファッションであるが、
「レイヤードルック」というらしい。
丈の長い短いしあるにせよ、スカートはスカート、パンツはパンツ。
どうして、あれが魅力的なのか、誰か教えて欲しい。
男性でいうと「ズボンの上に半ズボン」?
どうみても、おかしいよぉ・・。
でも、インパクトがあるこの発想。なにかに使えるかもしれない。

「レイヤードルック(重ね着の発想)」はいかが?



2002年04月18日(木) 「『性差』を見極めた治療をしたい」

あるお医者さんのコメントである。
「体格・メカニズムが違うのに男性偏重だったデータ」と指摘。
なるほどな、とメモをとった。
そういえば、私の先輩も、体格がいいので、
「風邪薬も人の倍の数、飲む」と言っていた。(笑)
だから、普通一回3錠なら5〜6錠は飲むらしい。
それじゃなきゃ効かないよ、と笑いながら言っていたのを思い出した。
その逆もありえる。
体の小さい人は、なにも3錠飲まなくてもいいことになる。
市販の薬が、どの性別、身長・体重の人を想定しているのか
表示がないのは、今考えると不思議なくらいである。
病院の治療も、病気別の治療だけでなく、
性別・体格などを考慮した治療をしてほしいものである。
(もし、既にしているのであれば、関係者さん、ごめんなさい)

「『性差』を見極めた治療をしたい」はいかが?



2002年04月17日(水) 「人間の優しさを花を大切にすることで表現する」

植物を大切にする人に、悪い人はいない。確かにそう思う。
しかし、そればかりではないのに・・とも思ったシーン。
NHK大河ドラマ「利家とまつ」、良之が死ぬ場面。
最後に、きれいに咲く花に手を伸ばして・・と表現していた。
でも、待てよ・・外は雪。
良之が死んだとされる12月22日に咲く花か・・と思いながら
画面を眺めていたのは、私だけだろうか?
私が意地悪なのか、トレンディドラマだな、と思ったシーンである。
でも・・・
花を愛する人は優しい、花を大切にする人はいい人、
そんなイメージが日本人にはあることを、改めて知った。
この表現方法は、是非覚えておこうと思う。

「人間の優しさを花を大切にすることで表現する」はいかが?



2002年04月16日(火) 「バナナが世界を救う発想」

21世紀の世界的課題(環境・貧困・食料・教育等)が
バナナで解決できる、という話を聴いた。
話の発端は「パナナ・ペーパー・プロジェクト」と言う。
私たちが現在使われている紙の中に「バナナ紙」と呼ばれる紙がある。
だから、実は食料、茎は紙、巨大な葉はCO2吸収源、
そして、途上国の自立まで役に立つバナナを、途上国で育成しよう、と
いたって真面目なプロジェクトである。
木の伐採を止め、バナナを育てよう。一石○鳥の効果が得られるから。
さて、この発想とプロジェクトを、馬鹿らしいと思うか、
真剣に考えてみるか、一度検討してみて欲しい。
調べれば調べるほど、私は地球を救う妙案だと思うが・・。(笑)

「バナナが世界を救う発想」はいかが?



2002年04月15日(月) 「負け戦の時の自画像を描かせる」

大河ドラマ「利家とまつ」、エンディングの解説から・・。
三方ヶ原の戦いで、大敗を喫した「徳川家康の自画像」が紹介された。
わざわざ、負けた時の自分を描かせ、何かあるたぴに眺め、
自分の戒めとした、ということである。
さすが、天下を取った家康らしい、と思わずメモをした。
自分の一番輝いている時の自画像を描かせるのが、普通であるのに
わざわざ、一番惨めな思いをした時の自分を描かせるなんて・・。
「失敗からしか、人間は学ばない」
そんな言葉が、ふっと思い出された。
それ以後の家康の活躍を考えれば、彼にとっていい経験だった、と言える。
勝ちっぱなしの人生より、挫折を味わったほうがいい、
そう歴史は教えてくれた。

「負け戦の時の自画像を描かせる」はいかが?



2002年04月14日(日) 「中止にする勇気を持つ」

桜が散り、もうだいぶ経つ。
しかし、イベント名も変えず「さくら祭り」をするというので
カメラ片手に足を運んでみた。(笑)
案の定、新緑の若葉に囲まれて、おいしい空気を吸って帰ってきた。
早いうちに、ちらしを配ったり、周知してしまったからか、
引くに引けなかったのかもしれない・・。
しかし、季節は移り変わっている。
毎年恒例だから・・を理由にしてはいけない、そう思う。
責任の擦り付けになってしまう前に
「今年は中止しよう」とか「イベント名を変更しよう」という
勇気が欲しかった、と思いながら、会場を去ることにした。
誰かがつらい役目をしなければ、みんなが恥をかくことになる。
気付いているだろうか?

「中止にする勇気を持つ」はいかが?



2002年04月13日(土) 「原因のない勝ち、原因のある負け」

プロ野球、開幕から連勝、連敗が話題を呼んでいる。
阪神の連勝、ロッテ、オリックスの連敗。
新聞、ニュースが勝手に評価するが、
勝負には、いろいろな考え方がありそうである。
「強いものが勝つのではなく、勝つものが強い」という。
私の好きな台詞は
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
巨人ファンの私には、阪神の連勝は不思議であるが、
ロッテの連敗は、負ける原因があるということだ。
生活でも同じ事がいえないだろうか?
成功するときは偶然が多いが、失敗するときは必然が多い。
失敗するときは必ず原因がある、と心得ておこう。

「原因のない勝ち、原因のある負け」はいかが?



2002年04月12日(金) 「風の言葉をもっと理解したい」

新聞で見つけた人物紹介。
新型の風力発電に成功した人のメッセージである。
研究の苦労は?という問いに
「楽しいことばかりですよ。難しいことこそが面白いんです」
と答えていた。
いつだったか、アメリカの天才少年が言っていた台詞を思い出した。
「あっ、それ知らなかった、が一番楽しい」って。
たぶん、彼はもっともっと素晴らしい風力発電があるはずだ、と
思っているに違いない。
そのヒントは「風の言葉を理解すること」だったのだろう。
動物だけが言葉を話すとは限らない。
自然が私たちに向けて発する言葉を理解できたらいいな、と
ちょっと羨ましくなった。

「風の言葉をもっと理解したい」はいかが?



2002年04月11日(木) 「性別や年齢で自己規制しない」

女優、真野響子さんのコメントが載っていた。
なるほど・・と読みながら、私なりの雑感も加えてみた。
「最近、年齢別にターゲットを絞る雑誌が多いけど、
そういう発想を、私は持たないようにしています」と彼女は言う。
私は最近「性別」も、あまり意識していない。
本屋でも、平気で女性コーナーにある本にも手が伸びるし・・。
今まで、性別、年齢別でコーナーが別れていると、
その周辺から情報を得ようとしていた。
しかし、お粥の本が読みたくて料理のコーナーを探していたら
私の知りたい情報が溢れていることに気が付いた。
なぜ、もっと早く気が付かなかったんだろう。(笑)
周りの人の目を気にしなければ、何でも手にはいるんだ、と思った。

「性別や年齢で自己規制しない」はいかが?



2002年04月10日(水) 「オセロでゼロ負け」

久しぶりに、パソコンでオセロゲームをしてみた。
(意外と自信があったし、事実、ある程度のレベルまでは
コンピュータに勝ち続けていた)
しかし最高レベルで、対戦したら、なんと全部取られてしまった。
こんな屈辱は初めて。横で同僚は大笑いしているし・・。
全て真っ黒に埋め尽くされた盤を観て、私も思わず
笑い転げてしまった。
取ったり取られたり、が楽しいのに・・と心の中で叫びながらも、
あまりの完敗に、なんだかとてもリラックスできた。
たかがコンピュータ(笑)に、最低まで叩きのめされた私。
もう、これ以上の負けはないんだから・・と
開き直れることも知った。(=^_^=)

「オセロでゼロ負け」はいかが?



2002年04月09日(火) 「笑いすぎですよ、と診断されるお肌」

新しく部下になった女性が、私に、まじめな顔して呟いた。
実は化粧品がなくなったので買いに行ってね・・。
ついでに「最近しわが気になるんですが・・」と相談したら
「それは老化のしわではなく、笑いしわですよ」と
言われたと、こらえきれず、笑いながら話してくれた。
「私の横に座っているんだから、あきらめなさい」と
私は彼女にアドバイスをした。(笑)
不思議と「笑う」という漢字自体が笑っている気がする。
深夜の健康器具に「笑いしわ」を取る機械ないかなぁ・・
買ってやるのに・・
やっぱり、アルコールでしわでも取るか・・(笑)
毎日が、笑いっぱなしのコンビ。私は腹筋が痛い・・

「笑いすぎですよ、と診断されるお肌」はいかが?



2002年04月08日(月) 「交通ルールは、必要な時に必要な人に教える」

久しぶりに、朝が雨だったので、娘を駅まで送っていった。
そこで感じたことは「新入生の自転車マナー」。
高校へ進学し、自転車通学が認められたのはわかる。
しかし、まだ通学の道も確定していないのだろうか、
あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。
おとなしい私でも、思わずクラクションを鳴らしてしまった。
学校が一番最初に教えなければならないのは、自転車のマナー。
4月当初に事故が増えるのは、こういった原因があることに気づいた。
学生も、社会人も、春だから浮かれているのではない。
危ないということを知らないだけだ、と思う。
今、徹底して教えなければ、いつ教えるんだ、と私は思う。
是非、検討して欲しい。

「交通ルールは、必要な時に必要な人に教える」はいかが?



2002年04月07日(日) 「巨人軍の江藤、守備につく前の礼」

テレビでは、決して見れないシーンが球場にはある。
そのひとつが、巨人の江藤が、一回の守備につく時のしぐさ。
三塁のラインをまたぐ前に、必ず帽子をとってお辞儀をする。
何回見ても、私が惚れ惚れするシーンである。
テレビ放送をしている時間帯など関係なく、
彼は毎試合、毎試合、初めて守備につくときに
今から、守備につくグランドに対して、ゆっくりと礼をする。
何年か前に、イレギュラーした打球で大怪我をした。
だからこそ、今日も無事、守らしてください、という想いが伝わってくる。
巨人ファン、アンチ巨人ファン、どちらでもいい。
一度でいいから、一回の守備につく彼のしぐさを見て欲しい。
グランドに対する「感謝」が伝わってくるはずだから・・。

「巨人軍の江藤、守備につく前の礼」はいかが?



2002年04月06日(土) 「かすれた筆ペンの方が、字が丁寧に書ける」

年度末の忙しさにかまけて、
4月中旬から下旬が誕生日の方のバースデーカードを
書き忘れていて、慌てて書き始めた。
ところが、愛用の筆ペン、インクがかすれて、
自分の思うようにスラスラ書けなかった。(笑)
ところが、書き上がった宛名を見ると、
とてもゆっくり書いたためか、字が丁寧でしっかり書いてある。
私は、インクの出が悪かったので、そうしただけだったのだが、
字を丁寧に書くとは、こういう事なのか、と気が付いた。
慌ただしく過ぎた一週間を振り返りながら、
ちょっぴり、のんびりした時間に感じた、字を丁寧に書くヒント。
こんな発見が、妙に嬉しい。

「かすれた筆ペンの方が、字が丁寧に書ける」はいかが?



2002年04月05日(金) 「生徒にとって、家庭は帰りたいところ」

午後は、中学校の入学式だった。
つい先日まで「児童」と呼ばれていたあなた達が
今日からは「生徒」と呼ばれます、と始まった校長先生の挨拶は
さらに続いた。
生徒にとって・・・
学校は行きたいところ、家庭は帰りたいところ、
そして、地域は出かけたいところになって欲しい、とまとめた。
なるほどなぁ、とメモをしながらも、その難しさもわかる気がした。
イジメがある学校には行きたくない、
怒られてばかりいる家庭には帰りたくない、
そして、活躍のする場所のない地域には、出かけたくない、と
嘆く子供達が、聞こえてきそうだ。
もう一度、ゆっくり考えてみよう・・。

「生徒にとって、家庭は帰りたいところ」はいかが?



2002年04月04日(木) 「能力のある人より、意欲のある人を目指す」

メル友が、ある本で読んだけど・・と私に教えてくれた。
意欲はあるけれど、どうも仕事が空回りしているな、と
感じている私にとって、元気の出る台詞であった。
励ましてくれたのだろう。
「意欲のある人の方が、能力のある人よりいい仕事をする」
思わず、頷いてしまった。
新しい仕事は、不安にもなるし、ストレスも溜まる。
けれど、まわりに迷惑をかけないよう、
仕事を、早く覚えようとする意欲だけは、持ち続けようと思う。

まずは「能力のある人より、意欲のある人を目指す」はいかが?



2002年04月03日(水) 「3月は、ポカポカだったという表現」

今年の3月の気温は「観測史上最高」という言葉が飛び交った。
本当に暖かかったのは、
毎日歩いて通勤している私が一番知っている。
この異常気象とも思える気候を、マスコミがどう表現するのか、
言葉好きの私には関心ごとであった。
さすがに、これは各社、工夫のいるところだろう、と思った。
ところが「3月は暑かった」と表現した報道があった(笑)。
いくら異常気象と言えども「暑い」はないだろうと思いながら。
季節感を表す言葉だから、もう少し考えて欲しかったな、と
タイトル・見出しを見て感じた私である。

「3月は、ポカポカだったという表現」はいかが?



2002年04月02日(火) 「どうしてそんなことを聞くのですか?」

スイス・チューリッヒへ視察に行った人の話を読んだ。
あまりの綺麗さに驚き、つい尋ねてしまった。
「どうして、ゴミが落ちてないんですか?」と。
その答えが、このフレーズである。
なぜ、そんなことを質問するのですか?の裏には
私たち国民には、ゴミをあたりかまわず捨てるという意識がないから、
といわれたような気がするのは私だけだろうか。
意識を変えるだけで、ゴミ処理に費やす費用が浮くのである。
やっぱり、最後は教育・意識改革なんだ、と教えられた。

「どうしてそんなことを聞くのですか?」はいかが?



2002年04月01日(月) 「幸報好調、という漢字変換」

新しい仕事は「幸報好調」であるといいね・・
と、励ましのメールをいただいた。
「広報広聴」より素敵な言葉であると思う。(笑)
町民に向けて、幸せな朗報を送り続けることが私たちの願い。
そんな意味を、自分なりに付けてみた。
よく考えてみれば、パソコンでの漢字変換ミスは、
思わぬことに出逢わせてくれる。
もちろん、誤字脱字は良いことではないが、
こういった新しい造語を生む可能性があることも知った。
たまには、時間を見つけて、変換ミスを楽しんでみよう。
また、新しい造語か出来上がるかもしれない。

「幸報好調、という漢字変換」はいかが?


 < 過去  INDEX  未来 >


しもさん [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加