しもさんの「コラムニストを目指して」

2002年02月28日(木) 「下向き、内向き、後ろ向きでない生き方」

この不景気の時代、業績悪化の原因の一つに
社員の行動をあげていた記事を、読んだ。
それが「下向き、内向き、後ろ向き」。
裏を返せば、この行動でなければ
少なくとも現状維持はできるということなのだろう。
さらに落ち込むことを防ぐ必要もありそうだ。
一気に「上向き、外向き、前向き」は無理かもしれない。
きっと、今は我慢のときなのだろう。そう解釈してみた。
生き方にも、同じ事がいえないだろうか。
落ち込んだとき、一気に「元気になれ」といっても難しい。
少なくとも、否定的な行動をとらない気持ちが大切になる。
だから、あえて「上向き、外向き、前向き」ではない言葉が気になった。

「下向き、内向き、後ろ向きでない生き方」はいかが?



2002年02月27日(水) 「パズルのピースを埋めていく生き方」

インターネット上、他人に公開しながら、
日記を書いている人たちが多くいることをご存知だろうか。
そもそも日記とは、その日の出来事を記録することであるが、
どうもその意義が私には理解できなかったから、
毎回三日坊主で、何度、新品の日記帳を無駄にしてきたことか。
しかし、ある女性が日記を書くということについて
「パズルのピースを埋めてく作業みたいだと思います。
日々のデキゴト、テーマについて…ちっちゃな自分の断片をくっつけてって
少しずつ、等身大の自分に近付いてくって感じ」と表現してくれた。
なるほどな、と思ったし、今回私が何年も続けている謎が解けた気がした。
書くことによって、新たな自分を発見できることも知った。
また、未知なる自分の才能・可能性を知ることにもなった。
これは、とても楽しい作業である。
人間しか出来ない、自分の考えを記録するという作業。

「パズルのピースを埋めていく生き方」はいかが?



2002年02月26日(火) 「ささやかな贅沢が、心の余裕をもたらす生き方」

ある雑誌で見つけた話。タイトルは「勝負下着」。
誰かに見せる、見せないと言うのではなく、
高価な下着を身に着けることによって、女は心の余裕までもたらすらしい。
男性の私には理解できない感覚である。(笑)
実際の生活では倹約しているのに、そんなものに・・・と思うが、
ウキウキ、ワクワクするということなのかな?
ただ、周りから見ればたいしたことでもない、ささやかな贅沢が
自分にとっては、とても大きなものとなることはわかる。
私も、ささやかな贅沢を楽しんでいる一人だから。
文の最後に、もう一言書いてあった。φ(゚〇゚;)
「女って、一歩外に出れば、いつだって勝負なのよね」

「ささやかな贅沢が、心の余裕をもたらす生き方」はいかが?



2002年02月25日(月) 「支払いは出世払い、という生き方」

月曜恒例、NHK大河ドラマ「利家とまつ」から。
秀吉の妻おねは、まちに出てはいろいろなものを買いまくる。
そして支払いは「木下籐吉郎の出世払いとします」と言い切る。
秀吉があまりに立身が過ぎるから、
敵を作らないように・・悪妻を演じていたと言うが・・(^^;;
最近、聴かなくなった「出世払い」という単語。私の耳に残った。
「出世払いの催促なし」
若い頃、私のよく使ったフレーズで、年上の人に可愛がっていただいた。
その「出世払い」まだまだ果たせないでいるが、
「催促なし」で私の出世?を楽しみにしてくれる人にも
頑張っている姿は見せなくては・・と心新たにした台詞であった。
「出世払いの催促なし」でお願いします、という若者の出現も
最近では期待している。

「支払いは出世払い、という生き方」はいかが?



2002年02月24日(日) 「機会を自分からつくる生き方」

ある本にこう書かれてあった。
「機会がありましたら・・はおかしいね。
だって、機会は作るものだから・・」
さっそくメモをしたのは言うまでもない(笑)。
「機会がありましたら、お逢いしましょう」では、
いつまでたっても逢うことなどない。
「機会があったら、飲みにいこう」では、
いつまでたっても、ほろ酔い気分にはなれない(笑)。
そう、自分から「日時を決めたりして、機会をつくる」しかない。
なんと単純なことに気がつかなかったのだろう。
もう二度と「機会があったら・・」というフレーズは使わないことに決めた。
やっぱり、自分から機会を作る人間に憧れる。
待っていても、空から幸せは落ちてこない。

短い人生だから「機会を自分からつくる生き方」はいかが?



2002年02月23日(土) 「せつない、という感覚を大切にする生き方」

私たちが最近忘れかけている感覚。それが「せつない」。
と、ある本に書いてあった。
「苦しい・肉体的に苦痛、せっぱ詰まった状態・生活が苦しい」
そんな意味もある。
しかし、
「(寂しさ・悲しさ・恋しさなどで)胸がしめつけられるような気持ち。
つらくやるせない。大切に思っている。深く心を寄せている」
という意味のせつなさは、なかなか味わえない。
だからこそ、そんな気持ちになった時は、
是非その想いを「せつない」という言葉で、素直に表現して欲しい。
とても素敵な感情を、日本語から失わないように
私だけでも使いたいな、と思う(笑)。

「せつない、という感覚を大切にする生き方」はいかが?



2002年02月22日(金) 「声の状態からだと、新人君と感じる生き方」

私のHPの掲示板に、
「自分の家の庭に「ウグイス」がやってきました。
声の状態からだと、新人君ですね。 へたくそだったから。
でも日ごとに上手になっていくでしょうね」と書き込みしてくれた女性がいる。
私でも、ウグイスが鳴けば気が付く。
そして「春が来たな」と感じることも出来る。
でも、その鳴き声で「新人かどうか」感じる感性まではない。
音楽に携わっている彼女らしい表現だと思いながらも、
どうしたら、そんな感性を磨けるのだろうか?
今からでも、その気になれば身につくのだろうか?
なんとなく羨ましかった。

「声の状態からだと、新人君と感じる生き方」はいかが?



2002年02月21日(木) 「地球的に考えて、地域的に動く生き方」

わかっているけれど、なかなか出来ないことである。
どうしても偏ってしまうのが、常である。
「着眼大局、着手小局」をもう少しわかりやすくしたフレーズである。
地球温暖化、世界恐慌を念頭におきながら、
では、私たちは何が出来るのか?を考え行動に移していく。
その「地球的」な着眼が出来ないと、
ただ単にパフォーマンスとなってしまう危険がはらんでいる。
「何の為に」というコンセプトを参加者全員が共通認識出来た時点で
その事業は成功へと向かって動いていく気がする。
今、耐えている痛みは、自分たちの為、と考えず、
日本の為、世界の為、人類の為、と考えて動いてみよう。
とても、活動しやすくなるはずである。

「地球的に考えて、地域的に動く生き方」はいかが?



2002年02月20日(水) 「これからは『食育』が大切という生き方」

これからのキーワードは「食育」だという話になった。
食が育てる。食を育てる。食で育てる。食に育てられる・・・。
「教育、教育」と声を荒げるよりも、もっと身近な「食」に
目を向けてみよう、ということである。
食を通じて、人間は育てられる。
食を通じて、地域は育てられる。そういうことなのであろう。
複雑な人間関係も、一緒に食することで円滑になる。
地場産品で、地域の産業は活性化される。まちづくりにも役立つ。
そして、個人的には食を通じて、健康管理までできる。
食の効用は、計り知れないということになった。
巷では「本の読み聞かせ」が全国的に流行してきた。
取りも直さず「家庭」「家族」というものが見直されてきた証拠である。
次は「食事」かな?と一人で楽しみにしている。
生きていく上で、欠かすことの出来ない食事。注目である。

「これからは『食育』が大切という生き方」はいかが?



2002年02月19日(火) 「陽が季節を運んでくると感じる生き方」

ラジオから流れてきたフレーズだった。
天気は、まだ暖かかったり、寒かったり・・・を繰り返している。
しかし、天候、気温に関わらず、
冬至を境に、確実に陽ざしが伸びている。立春も過ぎた。
体感では、まだまだ寒い日が続くが、
「陽」の長さから見ると、確実に春に向かっているということである。
日の出・日の入りの時刻は、毎日変化している。
つい目先の「天気・気温」に目がいってしまいがちであるが、
このデータに注目できる、視点の広さを持ちたいと思う。
地球温暖化も、太陽の黒点活動による、と言い切れる視点。
(なぜか天文学者が、地球温暖化について検討する会議に
選ばれていない事実を最近知った)
「地球温暖化は、気象学ではなく天文学」
という視点を持って取り組んで欲しい、と願う私は、
宇宙少年団のリーダーである。(笑)

「陽が季節を運んでくると感じる生き方」はいかが?



2002年02月18日(月) 「戦場では逃げない生き方」

大河ドラマ「利家とまつ」のワンシーン。
兄・利久が弟・利家に聴く。
「戦場で死なない方法を教えてくれ」と。
妻・つねを悲しませたくない、まだまだ一緒に暮らしたい、
そんな想いが、兄・利久には感じられた。
その問いに、利家は答える。「逃げぬことです」。
逃げたら、必ず殺されます。生きたかったら戦うことです。
そう、自分にも言い聞かせるように言ったのかも知れない。
私たち職場でも同じことが言える。
自分のやっていることが正しいと思ったら、
「どうせ・・」という言葉で逃げず
ぶつかってみる必要がありそうだ。
「自分に意見があるのなら、たとえ相手が上司でも逃げるな」
逃げた時点で自分の負けだ、と心に刻みながら、
戦場のつもりで、仕事に励もうと思う。

「戦場では逃げない生き方」はいかが?



2002年02月17日(日) 「正しい山にじっくり登る生き方」

日曜日を利用し、まちづくりの視察として下田市を訪れた。
そこで、意見交換している時に、こういう会話があった。
私たちは、イベントでも仕事でも、引き継ぐときに
そのコンセプトにまで、疑問を持たない。
回数を重ねれば重ねるほど、その傾向は強い。
言い換えると、本当に意味があるのか?という疑問を持たず、
ただ、その内容に工夫を懲らす、にとどまってしまう。
しかし、何年か経過したら、
本当にその山(コンセプト)が正しいのか、見直す必要がある。
そして、再度コンセプトを確認した上で、じっくり登ろう。
間違った山に、登っているのではないか?という疑問を一度は持とう。
そう、問いかけられたような気がした。
ラグビーの監督が、スタンドから見守るように、
全体を眺めるリーダーが、これから必要になってくることも
気付かせていただいた。

「正しい山にじっくり登る生き方」はいかが?



2002年02月16日(土) 「4年ごとにリストラを覚悟する生き方」

突然、知人が「僕、○○市長選に出ることになりました」と言い出した。
細かいことは書ききれないが、もし当選しても一期しかやらない、という。
任される期間は、4年。
その中で精一杯頑張る。だから「首長は4年ごとにリストラされる」と。
なるほどなぁ、と思う。
もし当選しても「その覚悟で、最初から飛ばします」と言い切った。
私たち地方公務員には、思いも寄らぬ台詞であった。
3〜4年で人事異動により、違う職場に配置換えされることが多い。
当然、まるっきり違う仕事に変わることになる。
職場が変わるのではなく、仕事が変わるのである。
だから、異動した1年目は、
どうしても前任者の作成した予算だから、とおとなしくなりがちである。
そういう意味で、私たち地方公務員には、とても刺激的な言葉であった。
ちょっと反省しながらも、やっぱりな、という思いが交錯した。
私も、社会教育に配属された時、同じ事を思ったからだ。
もうじき、丸4年が過ぎる。まだまだやり残したことが沢山ある。
もっと、一所懸命になろう。そう思い直してみた。

「4年ごとにリストラを覚悟する生き方」はいかが?



2002年02月15日(金) 「午後10時から深夜2時は黄金の時間、という生き方」

ラジオから流れてきた、お肌について、のメッセージ。
この時間、肌が生まれ変わる時間だから・・という。
私は、じっくりコラムを書いている時間、真っ最中。
本当は、ゆっくり睡眠が一番いいらしい。(笑)
ただ最近、寝不足で疲れがたまってきたのを実感している。
この話を聞いたから、ちょっとライフスタイルを
夜型から朝型に変えてみよう、と考えてみた。
社会の流れも満員になる時間を避け、時差通勤が定着してきた。
自分の生活のリズムに合わせた、フレックスタイムも導入されている。
私のWEB活動も、若者が活動し、なかなか繋がらない時間帯を避けて、
早朝にシフトしよう、と計画中。
何でもすぐに試してみたくなる私、黄金時間は睡眠に充ててみたい。
別にお肌を気にしているわけではないが・・

「午後10時から深夜2時は黄金の時間、という生き方」はいかが?



2002年02月14日(木) 「ご迷惑をおかけしてすみません、と言える生き方」

小・中学校の校長先生らと話をする会議に
事務局という立場で同席させていただいた。
小学校の時、素直だった子が中学に行った途端、不良になった。
小学校の先生は嘆く。
「中学校は、なんという教育をしているんだ」と。
中学校の先生も嘆く。
「小学校の時の教育が出来てないから、こういうことになるんだ」と。
しかし今回の会議で、小学校の校長先生が、
問題を起こしている中学生について、
「ご迷惑をおかけしてすみません」と話を切り出した。
つい中学生になったら、中学校の責任、と言いたくなるのに・・。
最後まで責任を感じるとした態度に、ハッとさせられた。
以前在籍した課の仕事を批判する前に、
まとめきれなかった自分の責任、と考えられる生き方をしたい。
ちょっぴり憧れる生き方である。

「ご迷惑をおかけしてすみません、と言える生き方」はいかが?



2002年02月13日(水) 「文化は地域独自という生き方」

国レベルで「芸術文化振興基本法」が制定される動きがある。
しかし心配は、国の基本法に合わせて、県、市町村レベルでも
同じ趣旨の計画を作りなさい、という動きになるか、どうかである。
以前、定義できないのが「文化」と書いたことがある。
その考えは、今も変わらない。
それを法律で、どうまとめるというのだろうか?
その土地ならではの風土、そこから産まれた芸能。
そんなものが文化だとすれば、新幹線の駅前のように
同じものが全国で展開されても、面白くないだけである。
全国で、阿波踊りや、よさこい踊り等が広がるより、
その土地でしか見れない踊りとなった方が、地域文化となる気がする。
文化について、国はどう考えているのだろうか?
法律を読んでも、私にはどうも理解できない。(笑)

「文化は地域独自という生き方」はいかが?




2002年02月12日(火) 「自分も相手もプラスの得点、という生き方」

突然だけど、幸せを運ぶテスト。(せ〜の、で、あなたなら何を出す?)
カードは○か●。カードの組み合わせで得点が違う。10回勝負。
得点は、以下のとおり。
自分○(+5)(+5)○相手
自分○(−3)(+3)●相手
自分●(+3)(−3)○相手
自分●(−5)(−5)●相手
ここで「自信を持って、ずっと○を出します」と言い切れるだろうか?
相手に勝つだけなら●を出し続けていれば、負けることはない。
しかし、マイナスが増え続ける。
逆に、○を出し続けて、相手が○を出してくれるのを待つ。
相手には負けるけれど、得点はプラスとなる。
私たちは、相手の心を読みすぎて●を出していないだろうか?
私はこのゲームを知ってから、人間関係に対する考え方が変わった。
相手に左右されない。自分は○を出し続けよう、と・・。
是非、読者に紹介したかった。

「自分も相手もプラスの得点、という生き方」はいかが?



2002年02月11日(月) 「わしの命、貴様が守れ、と言える生き方」

カッコよかったぁ、信長役の反町。
NHK大河ドラマ「利家とまつ」のワンシーン。
家来として認めなかった信長が、
それでも、自分の大将は信長だけと尽くした利家に言った台詞。
手強い相手の首をとり、手柄を立てた利家に
「このとおり、礼を言う」と頭を下げる信長。
二人の信頼関係が深まったからこそ、冒頭の台詞が生きてくる。
さて、自分の生活に目を向けてみよう。
尊敬する上司もいるし、信頼できる部下もいる。
けれど、信長と利家のような関係になれるかどうか・・。
ちょっぴり羨ましくなった男同士の会話である。
まぁ、簡単には見つからないかも知れないけれど、
こんな人間関係に憧れる。

「わしの命、貴様が守れ、と言える生き方」はいかが?



2002年02月10日(日) 「長野はお父さんの力、今回は自分の力と喜ぶ生き方」

ソルトレイク冬季五輪、モーグル女子の里谷は、
「今回の銅メダルには価値がある」と喜びを噛みしめた。
四年前は無我夢中で滑ったら、知らない間に金メダル。
それは大会直前に亡くなったお父さんのためだったと。
しかし、今回は明らかに違う。
色は違うけれど、自分の力だけで掴んだ銅メダルである。
前回の金メダルがフロックと言われないためにも、
彼女はそうとう努力をしたはずである。
とにかく誰かの力を借りてでも、一度大きな事を達成してみるといい。
そして、次回には他人の力を借りないでも出来るようになる。
彼女はそんな生き方を、私たちに教えてくれたような気がする。
オリンピックのような大舞台でなくてもいい。
まずは「やってみたいこと探し」から始めてみよう。
何年かして、自分の力だけでやり遂げた満足感を得るために。

「長野はお父さんの力、今回は自分の力と喜ぶ生き方」はいかが?



2002年02月09日(土) 「『ねずみ男』あっての『ブラック魔王』という生き方」

ラジオから流れてきた「アニメの憎まれ役」について。
「ブラック魔王」のキャラクターが好き、という人が多かった中で
「ねずみ男だよ」と言い切る人がいた。
御存知「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男は、
好奇心がとても強く、珍しいことや 怪奇なことが大好き。
話術 は巧みだが、怠け者なので鬼太郎親子から離れては生きていけない、
変わったキャラクター。
この「ねずみ男」がいたからこそ「ブラック魔王」の憎まれ役が
子ども達に受け入れられたという訳だ。
何でも最初は大変である。だからこそ、やり甲斐がある。
そう思いたい。
「歩くから道になる、歩かなければ草が生える」
部屋に飾られた、相田みつをさんのカレンダーが語っていた。

「『ねずみ男』あっての『ブラック魔王』という生き方」はいかが?



2002年02月08日(金) 「小さな親切、大きなお世話に気付く生き方」

新幹線の切符を買っていて、気になったことがある。
あの自動販売機、切符とお釣りが一緒に出てくるが、
男の人の声で「お札をお取り下さい、お札をおとりください・・」と
何度も何度も連呼される。
それも、まだお釣りのお札が出てくる前から・・。
とてもイライラするのは私だけだろうか?
小さな親切、大きなお世話、というフレーズが以前流行したが
まさしくその言葉どおりである。
たぶん、大きなお札で購入し、
切符だけ取ってお釣りを忘れる人が多いから、声を掛けてくれるのだろう。
しかし、その必要性は疑問である。
駅という公共スペースで「お札をお取り下さい」というフレーズは
似合わない。
ひったくりなどが頻繁に起きる現代、
「この人はお札のお釣りを持ってますよ」と言われているようで
どうも落ち着かない。
取り忘れたら、取り忘れた人が悪いと割りきった方がスッキリするのに。

「小さな親切、大きなお世話に気付く生き方」はいかが?



2002年02月07日(木) 「I LOVE YOU の違いがわかる生き方」

同じ I LOVE YOU でも想いが違う、という話を聴いた。
I love you は、「私」はあなたを愛してます。
i LOVE you は、私はあなたを「愛してます」。
i love YOU は、私は「あなた」を愛してます。
ホントだ、面白いものだなぁ、と文字を見て感じた。
文字の色、文字の大きさでも、感情を表現できることを
インターネットのチャットで知ったのもつい最近のこと。
「言葉の力」は、リズムのあるフレーズだけでなく、
画像・イメージとしても、伝えられることを知った。
大きな字の「幸せ」、小さな字の「辛い・・」
一つの言葉はそれぞれに、一つの心を持っている。
そんなことを実感した話であった。

「I LOVE YOU の違いがわかる生き方」はいかが?



2002年02月06日(水) 「空気は涼しいところで測ると言い切れる生き方」

お天気キャスター森田氏が、ラジオで質問に答えていた。
「なぜ、空気は涼しいところで測るのですか?」の問いに
太陽の影響を受けた空気を測らないようにする為」と答えていた。
そこまで気をつけているのか、という驚きと、
そこまでしなくちゃいけない、というデータに対する客観性を強く感じた。
情報として公開するには、
誰も疑いを持たない環境で測定したバックデータが一番心強い。
そう教えてくれた気がする。
私たちの仕事でも、いろいろな条件が混ざりあって出来たデータ・情報を、
いかにも純粋なデータとして発表し、信用させてしまうことがよくある。
(担当者も信じている場合が多いが・・(笑))
本当に他の影響を受けていない情報・データなのか、
客観的に判断できる人材の確保が、これからは必要になって来るだろう。
組織の中で、そういった役を演じていきたいと思う。

「空気は涼しいところで測ると言い切れる生き方」はいかが?



2002年02月05日(火) 「人の心の隙間を埋める生き方」

「サービスとは、人の心の隙間を埋めること。
ホストはそれでお金をいただいている。
だから、夢・プライド・自分を捨てなければいけない」
SMAP×SMAPの番組で、キムタクが、ちょっと真面目に、
そしてちょっと面白おかしくホスト役を演じていた。
あくまでバラエティ番組ではあるが、
ふざけた中にも「サービスの基本」を教えてもらった気がする。
公務員もサービス業である、と以前触れた。
町民の心の隙間をどう満たしてあげられるか、
そんなことを常に念頭において、まちづくりをすれば、
わが町の「豊かさを実感できる生活都市」は実現できると思う。
特に、生涯学習を担当している私たちの責任は重い・・・。
それを支えてくれるのが、町民の感謝と笑顔である。

「人の心の隙間を埋める生き方」はいかが?



2002年02月04日(月) 「『手柄』と『殺生』の違いを意識した生き方」

NHK大河ドラマ、毎回楽しませていただいている(笑)
時折、私がメモを取りたくなる台詞が飛び出してくる。
今回は、信長に誓うまつの台詞。
何人、敵を殺しても、雑魚ばかりでは「殺生」という。
大将の首を取ってこそ「手柄」という。
そんなニュアンスな言葉だったと思う。(しっかりメモが取れなかった)
そんな台詞を聴いて、昨年からのテロ事件を思い浮かべた。
また、仕事でも同じようなことが言えるのではないだろうか?
自分の思い通りになる部下には命令し、
意見を言えない上司には、ペコペコする。それは「殺生」と変わらない。
たとえ上司でも、間違っていることは間違っている、と
意見を言う。それを「手柄」と部下は評価するのだろう。
中間管理職の辛い立場であるが、いいことを教わった気がする。

「『手柄』と『殺生』の違いを意識した生き方」はいかが?



2002年02月03日(日) 「〜だけが〜じゃない、という生き方」

田中外相更迭を受けて、就任した川口外相を石原東京都知事はこう評した。
「国際会議をうまく運営するだけが外交じゃない」
そんな事は、外交のほんの一部に過ぎない。そうきっぱりと言い切った。
田中びいきを差し引いても、インパクトのある評価であった気がする。
私たち職場、家庭でも同じことが言えそうである。
「子どもを作るだけが夫婦じゃない」し「勉強だけが学生のすることではない」
「課内をまとめるだけが管理職の仕事ではない」し
「飲み会で余分にお金を出すだけが、先輩の役割ではない」
それぞれに、いろいろな役割があり、立場がある。
それらをひっくるめて、その人の存在価値が出てくるのであろう。
「適任」という言葉の裏には、
いろいろなことをこなせる、という意味がついてくる事を覚悟しておきたい。
「あなたが適任だから・・・」
そう言われたら「一つのことが詳しいから」では済まされない。
いろんな角度で適任者を探してみよう。
夫婦でも、恋人でも、親友でも、上司でも・・

「〜だけが〜じゃない、という生き方」はいかが?



2002年02月02日(土) 「道は一本じゃないんですよ、という生き方」

深夜番組を見ていたら、面白い番組をやっていた。
ともさかりえ主演の「東京抜け道ガール」という変わった番組。
渋滞で困っている人たちに、抜け道を先導し、お金をいただく。
とても単純なストーリーであるが、なかなか考えさせられた。
約束の時間に遅れそうなイライラした人たち、しかし待っているだけ。
そこへ、最新のナビゲーターでは絶対指示しない細い道や、
公園の中を突っ切ったりして、約束の時間に間に合わせてしまう。
そして、彼女は言う。
「道は一本じゃないんですよ」。
道は、必ずどこかに繋がっている。
それは地図に載ってないような道かもしれない。しかし、立派な道である。
生き方も同じ。どれが正しい生き方なんてない。
「生き方は一つじゃないんですよ」と言われたような気がしてメモをした。
なんだか、気持ちがすごく楽になった。

「道は一本じゃないんですよ、という生き方」はいかが?



2002年02月01日(金) 「そういう言葉遊びは特異だね、と言われる生き方」

日記から、掲示板、メール、チャット、2つのコラム。
私の言葉遊びは、夜10時くらいから深夜に及ぶ。
(10時前は、家族との会話タイムと決めている・・・(笑))
先日、チャットをしていたら、相変わらずのギャグに対して
「そういう言葉遊びは特異だね」と書き込まれてきた。
すかさず「『得意』の間違いでしょ?」と打ち返した。
「違うよ〜、誰にでも出来ることじゃないから『特異』だよ」と返事。
ちょっぴり嬉しかった。
私にとっては、『特異』は誉め言葉である。(笑)
ほとんど毎日欠かさず、書き続けることは私にとっては苦痛ではない。
しかし「よくやるよ〜」という表現はされても
「誰にでも出来ることじゃない」と表現されたのは初めてのような気がする。
まぁ、評価が欲しくて続けているわけではないけれど、
『特異』という言葉が、輝いて見えた。嬉しいものである。

「そういう言葉遊びは特異だね、と言われる生き方」はいかが?


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