カカシ視点。未来捏造 ※これは以前発表した「追憶」の続きに当たります。 ※ち☆ は単行本で原作の流れ追ってます。WJは運の良い週しか立ち読み(こら★)出来ません。しかも単行本も、ガイ先生メインの巻ばかり揃えているため(しかもコンプリートしてないと見た★)、知識が著しく偏ってます(ーー;;;)当然二次創作の内容も、ガイメインです。 ※かなり以前に思いついた構想を元に、話を作ってます。未来予想と言うよりは未来捏造の部類になります。間違いなく。「原作と全然違うじゃねーか!」というお叱りはごもっともですが、あえてそれを承知で書いてます。閲覧される方も、それを十分認識した上でよろしくお願いします。・・・ってか、自分の好きなように書くのが、二次創作の醍醐味ですよね? 以上のことに、少しでも引っ掛かりがあるようでしたら、読むのはご遠慮ください。 ここから先は自己責任の世界です。 -------------------------------- 思えば、自分の周囲が静かなのは、下手をすれば任務中だけだったとか? と、今頃になって気づくカカシだ。 担当上忍になってから───特にナルトたちを受け持ってからは、日常的に騒がしかったし。 もっとさかのぼれば、『彼』と知り合ってからこのかた、ほぼ毎日と言っていいほど五月蝿かった記憶もある。 むろん、『彼』がいかにタフだとは言え体はひとつきりだから、自分の生徒につきっきりの期間は姿を現さなかった。が、それと入れ替わるようにしてカカシも、生徒を受け持つこととなって。 当然、生意気盛りの子供らが大人しくしているわけもないから、騒々しいのが当たり前の日々がずっと続いていた。 だから、カカシのテンションの低さとは裏腹に周りがやかましい、という境遇に、不本意ながら慣れてしまっていた部分がある。 それだけに。 里内がこうも不自然なくらいに静かなのは、落ち着かない。 ───五月蝿い五月蝿い、と辟易はしていたものの。 自分が望んでいたのは、こんな時間だったのだろうか・・・? 「カッカシせんせー、元気になったかってばよ」 「このウスラトンカチ、元気じゃねえから入院してるんだろうが」 「ちょ、ちょっとナルト、サスケくん、ここ病室だから静かに、ね?」 今日も今日とて、カカシのところへ元祖・第7班が見舞いに訪れる。 あの悪夢のような戦争が終結した直後、彼らが慕うはたけカカシは疲労とチャクラ及び体力不足で、ただちに病院へと担ぎ込まれたのだ。幸い、ナルトが自分のチャクラを分け与え、サクラも得意の医療忍術を発揮したため、大事には至らずに済んだが。 彼らの、今となっては微笑ましいレベルの諍いに顔をほころばせ、カカシは生徒たちに答える。 「だいじょーぶだよ。もうじき退院して後は様子見の通院、ってことになりそうだ。この大変な時期に、倒れちゃってゴメンね」 「そんなことありませんよ。今きちんと治しておかないと、長引いちゃいますから。 その代わり、完治したらこき使うから、って、火影様からの伝言です」 「うわ〜、やぶ蛇〜」 「・・・鬼だな・・・」 「ばあちゃんてば、相変わらず人使い荒い・・・」 綱手の暴挙? にひとしきりの感想が挙げられたあと、唐突に間が空く。 しばしの間、三人が無言のまま目と目で合図をかわしてから、ナルトが代表するかのようにおずおずと、カカシに問いかけた。 「・・・と、ところでさ・・・ゲキマユ先生ってば、まだ、目が覚めないのか?」 ───自分を見舞う客が、必ず口にする質問。 カカシはその言葉も、それに返すしかない決まりきった文句も、正直言って苦手である。 かと言って、沈黙したままで許されるわけもない。だからしょうがないな、と言わんばかりの呑気さを装って、答えるカカシだ。 「まだだよ。 ホントにね、寝つきも目覚めもいいはずなのに、いつまで寝とぼけてるんだろうね〜、ガイの奴」 ------------------------------------ ナルトの言うところの『ゲキマユ先生』こと、カカシの同期でもあるマイト・ガイは、戦争終結後意識不明となり、未だにベッドにつながれている。 それもある意味、無理はない。 彼はあの うちはマダラ相手に体術一本で立ち向かい、八門遁甲の陣『夜ガイ』まで繰り出して奮戦したものの、叶わず。挙句、無理矢理リミッターを外したせいでそれを閉じる手立てがないまま、チャクラを枯渇させて危うく死ぬところだったのだ。 運良く、その後駆けつけたナルトが、当人曰く『うまく説明できない』方法でチャクラの流出を止めるのに成功し、何とか助かった───はず、だった。 だがまさか───ガイが満身創痍の身に鞭打って行方をくらます、などという無茶を自らの意思で行なおうとは、一体誰が想像できただろうか。 あの日、真っ先に異変に気づいたのは、近日中に暗部へ所属されることが決まっている、うちはサスケだった。 ナルトやサクラと久方ぶりの、口論と言う名のコミュニケーションをとっていた時、不意に眉をひそめたかと思うと、カカシに詰め寄ったのだ。 『おい、カカシ。ガイ・・・先生はどこへ行った? さっきまではその辺に、リーたちと一緒にいたはずだろう?』 ───その言葉の深刻さに、誰もがすぐには気づけなかった。 オーバーアクションと騒々しさから皆がいつもは忘れているが、ガイは上忍にまで上り詰めた叩き上げの実力者。その気になれば一瞬で、姿を消すぐらい造作もない。 ただし───それは、体が万全であれば、の話。今、そんな馬鹿な真似をすれば、治る怪我も治らないではないか・・・! 一同騒然となる中、白眼で探そうとするヒナタをとっさに押しとどめ、カカシは思い当たる場所へと一気に駆けつけた。 そして見つけたのだ。木ノ葉の里の外れ、墓地の一角で倒れているガイの姿を。 彼は既に意識を失っていて、カカシが声をかけても、その後駆けつけたリーたちが呼びかけても、目を開けることなく───今に至る。 『何故、こんな馬鹿なことを・・・』 その後カカシも極度の疲労で昏倒したので、状況は又聞きでしか知らない。 ただ、ガイの治療に当たった医療班が、口々に言っていたらしい。「こんな体でよく、あんな遠くまで移動できたものだ」と。 そして更に口をそろえて、「下手に動けばこうなることは、本人が一番良く分かっていたはずなのに、どうして」とも診断されていたようだ。 カカシにもその理由は分からなかった。第一、あの時ガイに何かあれば、そばにいた一番弟子のリーが自分を責めて悔いることなど、彼が知らないはずもなかろうに、と。 ・・・現に今、まさにそうなっているし。 その認識が若干変化したのは、こちらも怪我をして療養中だった火影・綱手に再会してからだ。 部下の様子を見に訪れた彼女は、ガイも見舞った帰りだと告げ、その病状について教えてくれた。 『リーたちにも言ったのだがな。今のガイの治療は正直、芳しくない。体があちこちガタが来ているし、よしんば起き上がれるようになったとしても・・・おそらくもう、忍として働くのは不可能だろう』 『やはり・・・そうですか』 『中忍試験の際のリーの怪我もひどかったが、今回のは比べものにならないぐらいだ。多分、手術すら出来る状態じゃない。 ・・・本人はこうなる可能性を、初めから分かっていた筈だがな』 『自分の体は自分が良く分かっている、って奴ですね』 『ああ。だが、こう言う言い方はマズいのだろうが、今のまま眠っていた方が本人にとっては幸いなのかも知れんな。あいつが忍をやめるなど、想像すら出来ない』 『・・・俺もです』 『あるいは・・・ガイがあんな無茶をやらかしたのは、己の忍としての寿命を認めたくなかったからかも、知れんな。自分はまだ動けるのだ、と証明したくて、けれど出来ずに倒れた・・・と言ったところか。 もっともそうなると、今度はどうして自分の父親の墓前へ赴いたのかの、見当がつかないがな』 『・・・・・・・』 ガイが元気なら、前向きな性格そのままに『そんなことはない!!』と断固否定しただろう。 が、当の本人は未だに意識が戻らない。そう、本当に現実逃避をしているかのごとく。 ───これではまるっきり、話に聞いた『無限月読』だ。 幸せな夢ばかりを見せられて、いつまでもその世界が続けばと願い、ずっと閉じこもっているようで・・・。 もしそうなのなら、今頃ガイはどんな夢を見ているのだろう。 カカシが見る限り、ガイはいつも意欲的で、彼曰くところの『青春』を謳歌していたはずだ。だから逆に、彼にとっての『繰り返し味わいたい幸せな夢』が何なのか、全く思い当たらない。 むろん、長い忍人生の間、苦汁を舐めたことも数え切れないはず。だが、少なくとも任務以外の時には、辛そうな姿など見せたことがなかった。ある意味、強がりの格好付けだから。 ・・・いや。 そういえば、彼らしからぬ表情を浮かべていたことが、ほんの一時期だけカカシにも、覚えがある。 あれは忘れもしない、ガイの父親・ダイが亡くなった頃だった・・・。 ------------------------ 「ねえ、カカシ。まだガイの奴、目を覚まさないの?」 翌日。 赤ん坊の定期診察のついでにと、カカシの元を訪れた同僚の夕日紅が開口一番、そう聞いて来た。 あまりの不躾さに、返す言葉も自然、棘のあるものとなる。 「・・・あのね。何いきなり、本題に入ってくるの、紅。あのナルトでさえ、一応は俺の体調心配してから、聞く気配りあるんだよ?」 「あんたの体調なんて、見れば分かるじゃない。口が利けるし・・・それも図々しい口が。体も起こせるし。悪いけど、元気そのもののあんたの心配してる暇なんてないわ」 「あ、そ」 彼女の長所は、失礼ながら女性らしからぬサバサバしたところだと、カカシは思っている。今回もそれは有効なのか、単刀直入に疑問をぶつけたようで。 さすがに彼女の前では、カカシも漏れるため息を隠すこともせず、答えることにした。 「今のところ、その兆しはないみたいだね。 俺もあれから会えてないから、詳しくは知らないんだけど」 実は、ガイがこの病院に担ぎ込まれてから、諸事情により面会謝絶になっている。どころか、彼が意識不明になっていること自体、伏せられている状況だ。 もっとも、既に身内がこの世にいない身なので、例外的にガイ班の生徒たちは会うのを許されている。 時々カカシは、廊下で彼らとすれ違うことがあるが、表情から察するに経過はよろしくないらしい。 「あたしはあいにく、倒れてからのあいつの顔を見てないんだけど・・・そんなにひどい怪我なわけ?」 「・・・少なくとも、あんまり思い出したくないくらいに、ひどいよ。 何なら、あいつのチャクラが尽きかけた時の状況、懇切丁寧に実況しようか?」 「やめて。気を悪くさせたのなら謝るから、八つ当たりしないでよ」 ひどいおじさんよね〜、お母さんいじめるんだから〜。 そう、腕の中の赤ん坊につぶやくことで、紅はカカシの怒気をそぐ。 「・・・ゴメン、カカシ。けど、体力バカで健康優良児そのもののあいつがベッドから起き上がれないなんて、全然実感沸かないの。だから、つい」 「だろうね。けど事実だよ。 あいつはマダラ相手に体術一本で向かって行ったから、その反動も直接的だったのは仕方ないってところさ。それは分かる」 そこでカカシは一旦、遠慮の欠片もなく長嘆息をついて俯いた。 「・・・俺が分からないのは、皆が心配するのが分かっているのに、あいつはどうしてあの体に鞭打っていなくなる、なんて無茶をやらかしたか・・・だよ」 火影はああ言ったが、正直なところカカシは彼女の説には否定的だ。 ガイは叩き上げなだけあって、人の生き死に、戦力の有効無効については恐ろしくシビアなのだから。たとえ自分に対しても、もし忍としての寿命が尽きたと知れば、きちんと受け入れるに違いなく。 それならむしろ、長らく墓参りをしていない父親に会いに行った、と言われた方がまだ納得だ。ただ、何もあんな体調の時じゃなくても、との疑問は残るが。 ───そこでカカシは、てっきり自論をぶち上げると思っていた紅が、やけに静かなのに気づき、顔を上げた。 果たして彼女は、眉をひそめたまま、まっすぐカカシを見つめていた。 「・・・・・・何?」 「ちょっと驚いてるの。まさかカカシから、そんな言葉が聞けるとは思わなかったから」 「そんな言葉?」 「皆が心配するのが分かっているのに、無茶をやらかした、ってくだり」 「・・・・・・言いたいことがあるんだったら、言えばいいじゃない、この際」 何か含むことがある表情を向けられ、カカシはいらだたしげにそう返す。 すると紅は、そうね、と呟いてから、同僚の要望に応えた。 「さっきの言葉、そのまんまあんたに返してあげるわ、カカシ」 「え」 「少なくとも暗部時代のあんたは、あたしたち・・・あたしやアスマやガイの心配をよそに、結構・・・じゃないわね、相当、やり過ぎなんじゃないかってくらい、無茶やらかしてたわ。正直あたしは、あんたが死に急いでるんじゃないか、って思ってた」 責める口調ではない。むしろ、昔を懐かしむように言われたからか、カカシの脳裏にいきなり、暗部時代の光景が蘇る。 「・・・ゴメン。 今更こんなこと言えた義理じゃないけど、紅たちが心配してくれてるのは、分かってた」 「あのね、カカシ。あたしたちだって、あんたが世間で言われるような冷血じゃないことぐらい、知ってたわよ。でもね、あたしたちの気持ちがちゃんと届いてるよ、ってあんたが反応示してくれなきゃ、そんなの、届いてないと同じなの。 ・・・今のガイみたいに、ね」 すい、と顔をそむけた紅の視線の延長上にあるのは、おそらくはガイが寝かされている病室。 「心配してたのに、あんたが知らん顔し続けるから、そのうちあたしも気持ちが折れちゃって。どうしようもない、って諦めちゃったっけ」 「・・・・・・」 「けど、あいつは、ガイは違ったわよね。こっちがあきれ返るほど、あんたのこと執拗に追い回してたから。何だかんだ言いながら、あんたもガイには向き合ってたから、内心ホッとしたのよ」 「いい加減な受け答えしようもんなら、もっとこじれるからね、ガイの場合」 そう。どんなに冷たくあしらおうが、突き放そうが、あの暑苦しいまでの執念で噛り付き、何らかの返事をもらうまで決して引き下がらなかった。 『カカシ、勝負だ!!』 そんな言葉と共に───。 「・・・まあ、あんたもこうやってガイに袖にされてることで、あの頃のあたしたちのもどかしさが、少しは分かったでしょ?」 ちょっとだけ鼻声となった紅の呟きに、カカシは再び現実の世界へと戻ってくる。 「それが分かったんなら、これからせいぜい素直にしてよね? それこそ、ガイが気持ち悪がるぐらいにさ。あたしそれを見て、あんたたちをいい笑いものにするの、楽しみにしてるんだから」 言いたいことが言えてすっきりしたのだろう。紅は先ほどとは打って変わって晴れやかな表情で、カカシに笑いかけてきた。 だが、カカシの、冷静な忍としてのの頭脳が、今の話を前向きには解釈できずにいる。 「・・・そう、出来ればいいのは山々なんだけどね。そんな悠長なこと言っていられる時間が、果たしてガイに残ってるのかな・・・?」 「え・・・?」 カカシの危惧は翌日、火影がわざわざ病室へ訪ねてきたことで、的中することとなる。 ------------------------------------ 「忙しいところを呼び出してすまない。リー。テンテン」 その日。 火影が来るのと前後して、第3班のリーとテンテンも、カカシの病室へ押しかけた。どうやら火影が2人を呼び出したらしい。 わざわざ自分の病室を待ち合わせ場所にした理由は、何となくカカシも見当がついていた。が、一番火影が話したかったであろうリー当人たちは、不安と期待の混ざった表情で立ちすくんでいる。 とりあえず座った方が、とカカシがすすめた椅子も、ここでは最上位の火影が立ったままなので、他の誰も使わないままだ。何より、苦渋を隠しきれない彼女の空気が、腰掛けることを躊躇わせる。 彼女は、巻物を一つ持参していて、リー、テンテン、そしてカカシから集まる視点から目を逸らすためのように、それを静かに広げた。 「・・・実はな。この戦争が始まる前、自分にもしものことがあった時のために、と、ガイは遺書を遺していたんだ」 「遺書、って・・・」 「ガイ先生はまだ亡くなっていません! そんな言い方はしないでください!」 火影の言葉の意味を、テンテンはまだ飲み込めていないらしい。そしてリーはと言えば、『遺書』と言う言葉に過剰反応した。 「まあまあ、2人とも。例え本人が生きていようとどうだろうと、万が一亡くなった時のために遺すのが遺書、ってもんだ。揚げ足取りみたいなことはどうか、と思うよ?」 まさか年少者を宥めさせるためにここを待ち合わせ場所にしたんでもあるまいに、と思いつつも、カカシは分別のある言葉でリーたちをなだめる。 元々礼儀正しいリーではあるから、すぐに自分の失言に気づいた。即座に「スミマセン」と頭を下げるのを、火影は力なくかぶりを振ることで許す。 「イヤ、お前らの気持ちは分かる。だが、もう残された時間が少ないのでな。もったいぶる事も出来ないが、気を悪くしないでくれ」 ───やはり、か。 こんな形で、自分の推測が当たって欲しくはなかったものだ、とカカシは口布の下で密かに、唇をかむ。 「この遺書は、ガイが、自分にもしものことがあった時のために、と託されたものだ。今から読み上げるから、よく聞いてくれ」 そうして火影は、固唾を呑んで見守る一同の前で、静かに言葉をつむぎだす。 「わたくし、不肖 マイト・ガイが10日以上意識を取り戻さず、 なおかつ、意識を取り戻す手立ても可能性もない場合。 あるいは、戦闘中等に死亡が確認された場合。 以下のことを執り行ってくださるよう、切に願います。 わたくしの身体を、骨の一本も、 内臓のひとかけらも残さぬよう、 全て火葬して灰にしてください」 ───これ以上ない重苦しい衝動が、病室にいる人間全てを襲った・・・。 ◆続く◆ ------------------------ ※別所にて、「ガイ先生が無限月読に巻き込まれていなかったら」と言う特殊条件の話を発表したんですが、実はこちらの方が先に思いついた話です。 大元は一緒だったんですよ。いつの間にかカカシも知らないうちにガイが居なくなった、って前提は。けど、向こうはカカガイ前提なのと、いなくなった理由がリーを助けるためだった、ってこともあり、全く違う話になっちゃいましたが。当然、書きたいことも全然違うんだな。 尚、ガイ先生が行方不明になった理由は、前作の「追憶」でガイ先生自ら語ってくれましたが、さすがに他人であるカカシたちはそう言った事情は全く、分かってません。いくら察しのいいカカシでも、ガイの行動のすべての理由を分かっているはずはないんだということを、表したかったんです。まあだからこそ、言葉を交わして理解しあおうとするんでしょうし。 ちなみに、サスケがガイの不在に気づいたのは、初対面の頃のデ・ジャヴを感じていたから。ガイ先生初登場の頃の「俺はカカシより強いよ」のアレで、目に見えてたはずなのにいなくなっていた状況と同じだったから、だったりします。あの時と同じで、サスケもガイ先生に一目置いてくれてたらいいんだけど・・・最近の原作、ガイ先生欠片も出て来やしねえ・・・★ さて・・・これから後編書くんだよな・・・約一ヶ月かかってるんだよな、今回の話書くだけでも。一体どれだけの執筆期間になるんだろお・・・(ーー;;;)
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