竜の爺の戯言日記
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2005年05月27日(金) 談合は死刑にしろよ国の金 操業停止企業解体

木曜日は高齢者のキントレクラブで、今日はレベルアップをするという指導講師の宣告があって1時間半みっちりと・・・・・・・・・おかげで体がスッキリしたのを通り越して重くなってきた。だからこの調子だと、たぶん、明日は全身痛みが来るでしょうがその前に少し休んでおきたいと思っても夜は町会のカラオケクラブ発足で出かけます、ハイ。すると、喉もたぶん痛みが・・・・・・・・・・(笑)だから歌わないで、マイクから離れていて、飲み放題の番でもしようかと考えています。おお、だんだん日が暮れてくる。05/26 18:29

飲みすぎなのか、体が火照って仕方がないので珍しく朝風呂に入り、さらに昼まで近くの公園の広場に設置した老人会専用のゲートボール場の草刈を草刈機で仕上げてきた。これは水曜日の作業の追加でこのときは草刈機の速度レバーが故障してしまったためだ。このゲートボール場を新しく市の社会学級設立と同時にゲートボールクラブを立ち上げて使用させていただく意味合いも含めて、さらには指導をお願いしなければならないので、袖の下ならぬ、無言の奉仕活動というわけだ(笑)ま、そんなに気を使わなくても老人と同等にゲームが出来れば、何かと意志疎通を欠いていた町内会に刺激を与えるかもしれない、という読みもあって草刈奉仕活動を買って出たわけだ。しかし、この草刈作業、腰に来る、というか草を刈る刃を左右に振らなければならないから結構背骨に負担が掛かる。(笑)くたびれるが買って出たものだから仕上げねばなるまい。(笑)

おかげでやっと酒が抜けたみたいで、PCを動かす気になって180枚画像アップ・・・・・・・・・これを1枚1枚、700*525ピクセルに処理をして「花の顔」のHPにこれから・・・・と思っていたら間の抜けたような東京高検など検察当局の動きを「鋼鉄製橋梁(きょうりょう)工事をめぐる談合事件で、26日、二つの談合組織の幹事社8社に、三菱重工業と川崎重工業、松尾橋梁を加えた計11社14人について、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で逮捕状を用意した。」と新聞が伝えているが、これら幹事社8社はすでに談合を主導したとして公正取引委員会から告発されていたはずで、今頃になって、3社も深く関与したと判断したということだからこの動きの背後にどんな政治的動きがあったのか興味深い。公共工事を巡る過去最大級の談合事件と言ってもいいだろう、この日本を代表する企業幹部の刑事責任が追及される今回の事件解明は速やかに行われなければならない。

逮捕されるのは、幹事社では▽横河ブリッジ理事(59)▽同社橋梁営業本部次長(42)▽川田工業元執行役員橋梁事業部東京営業部長(58)▽同部長代理(56)▽石川島播磨重工業橋梁営業部統括部長(48)ら10人。告発されなかった3社では▽三菱重工業鉄構建設事業本部橋梁部次長(54)▽川崎重工業鉄構営業総括部長(55)▽同部橋梁・水門営業部長(49)▽松尾橋梁営業グループ東部橋梁営業部長(45)の4人。▽宮地鉄工所営業本部理事・橋梁営業部長兼調査業務部長(55)▽JFEエンジニアリング鋼構造事業部橋梁営業部長(54)▽東京鉄骨橋梁執行役員橋梁営業部副本部長(61)▽栗本鉄工所東京支社鉄工事業部営業本部長(55)▽高田機工東京営業部営業部長(56)と報じられているが、今回捜査のために逮捕されたのは直接事件にかかわった担当の人間で、この談合を指揮したのは企業のトップであるから総ての企業の社長にも逮捕状が同時に用意されていいはずなのだが、これは不問にされているし、さらには証拠隠滅を図れる時間を与えている節も感じられる東京高検など検察当局の動きをどう評価していいのか。

談合は死刑にしろよ国の金 操業停止企業解体

今回の逮捕の容疑は2003年から2004年度に国交省の関東、北陸、東北の3地方整備局が発注した計166件約670億円分の工事のうち、計128件約605億円分について談合した疑い、というものであって、2003年以前の20年間の談合については指摘されていないから、これらを含めると、どれだけの国民の金を騙し取っていたのか分かろうと言うもの。だまされるほうが悪いとか、小泉首相のように企業もいろいろ、などと鼻をくくるような態度ではいけないのだ、国民は。談合指揮者及び担当者は死刑。談合企業は操業停止のうえ企業解体の極刑をもって当たるべし、と死刑反対論者の竜の爺も思ってしまうが、どうなることか、結末は。


2005年05月19日(木) 肉肉と焼肉のたれ宣伝し 映画になった話は何時だ

日本人は本来肉食人種なのか、と言う疑問をまず第一に提出したいと思っているのだが、農耕人種とアメリカ人に馬鹿にされて、それから肉を食わねば、という食管制度の見直しになったという、敗戦当時の教育委員会を網羅する文部省としては敗戦の原因を日本人の食のあり方にあるとした見解で麦を主体としたパン食、そして牛肉副食制度を推し進めた。この話は、また聞きで、話してくれた人も出何処を言わないから少しは怪しいところがあるのだが、まぁ、それでも聞いてみると、人間の浅はかな行状が思い浮かぶ。とはいえ、その時の人間としては鬼畜と教えられた背高いアメリカ人が進駐してきて日本の町町を徒党を組んで闊歩するさまを目撃すれば、ソウ思い込んだとて不思議ではないと思うが・・・

米国産の牛肉輸入を再開しない日本には、制裁発動をかけるという脅しをかければ日本はころりと態度を変えるだろうと信じられていると見えて、アメリカ議会の上院にも対日決議案が出されていると言う話が聞こえたのは今年の3月半ばゴロではなかったか・・・と思うのだが、あれから2ケ月たってこの問題が改善されたのか、その後の話が聞こえなくて、竜の爺は耳が悪くなったのだろうかと思わず自問してみたりして(笑)例の、吉野家の牛丼販売停止で大騒ぎになった牛海綿状脳症(BSE)に感染した牛の話だ。この感染牛が見つかってから停止されている米国産牛肉の輸入再開問題で、日本が牛肉の輸入を再開しなければ米通商代表部(USTR)が日本に対して報復の経済制裁措置をとるよう求める決議案を議会に提出しすでに下院に同趣旨の決議案が出されており、日本政府に対する政治的圧力はさらに強まりそうだという見通しを報じていたのだ、各新聞紙面は。

このアメリカの議員の発言は牛肉を売る団体をバックに議員になったのだから、当然バックになった団体の利益を守るために明確に発言し議案提案も理解できる。日本の議員のわけの分からない発言とは大違いで、ま、そのことの議論は別に日を改めるとして、この共和党の議員の見解は、日本がいつ輸入を再開するのか今後の日程についてきちんと説明してほしい。まったく見通しを持たないことにがっかりしたしているが、決議案提出したのは、畜産業が盛んな州を代表する我々は堪忍袋の緒が切れたからだ、と。さらに「米国の消費者と牧場主は米国産牛肉が安全なことをよく知っている。日本が輸入を再開しない科学的な根拠は何もなく、輸入禁止は不公正な貿易障壁であり、米国の強い反応を招くことになる」と警告していた。

ところでその後、吉野家が牛丼販売を再開したと言う話を聞いていないので、たぶんまだ決着が立っていないのだろうし、この時の共和党の議員が提出した日本経済バッシング法案がどうなったか不明で、竜の爺としてもこの春先は町内会の集まりで右往左往していたから、ろくに新聞も読まなかった情報漏れの傾向もある。気がつけば、我が家もわが家族も「牛肉」なしでずっと暮らしてきていた。(笑)

肉肉と焼肉のたれ宣伝し 映画になった話は何時だ

うーーん、もお


2005年05月12日(木) 見るテレビ大声指して審判す 交流試合判定不服

見るテレビ大声指して審判す 交流試合判定不服

巨人が交流試合に入ったとたん連勝して、巨人不安のもやもやした気持ちを救っている。とはいえ、表向きは巨人勝利を喜んでいる広報を出しているが、巨人の営業サイトからすると連勝した相手がパリーグのお荷物球団と巨人サイトが断定した近鉄球団を基礎にした相手だから、勝って当たり前で大喜びする気持ちにもなれないのだろうか、事務方としては胸を張れないでいる。そのひとつが、ふたを開けた2005年の巨人が持つ放映権を民間放送のテレビキー局がほしがらなくなったことだ。一時は奪い合いだったと言う巨人対抗試合の放映権の価格の値下がり減少が起きている。

テレビ局の「ドル箱」といわれたプロ野球・巨人戦の視聴率が、今年は開幕早々から低迷している。7日のナイターの横浜戦が8.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同じ)。CMセールスも苦戦しているという。4月7日TBS
プロ野球巨人戦ナイターの4月の平均視聴率(関東地区)が、89年の調査開始以来、最低の12.9%だったと発表した。4月の視聴率は97年の24%から毎年下がり続けている。昨年は15%だった。今シーズンの巨人は、1日現在で最下位と低迷している。5月2日ビデオリサーチ

竜の爺などは中日があいて出なければ、ケーブルテレビを中継して中日を中心に好試合と予想される試合中継をセリーグパリーグの区別なくチャンネルを切り替え観ているし、緩慢プレー続出の巨人選手の動きを思わず指摘してしまうという、試合見物よりも嘲笑しなければならなくなる現象を抑えられないから、本当は中日対戦相手であっても見たくない気持ちが強いのだ。こうしたことが、竜の爺だけの感情かと思っていたら、地区の母親たちの集まりで、巨人の試合を見なくなった父親が子供の会話に参加するようになった、と言う報告があって、つい、立ち入って質問してみた。

現在、子供の進路を決定するのは母親の役らしい。父親は生活費獲得のために働いていて、中流と言う生活様式を維持するためには現在不足しがちな労働条件の中で一生懸命だから、帰宅しても食事が一家団欒と言うわけには行かない。さらに、母親のほうとしても、家事を受け持っていても、不足しがちな収入を支えるために短時間のパートへ出向いているから、夕食に時間をかけられない。子供は田園を抱えるこうした町の中でもカギっ子になってきて、学校から帰宅すれば、自分で冷蔵庫をあけて食事を済まし、塾へ直行し、さらには母親の大忙しの夕食を掻きこみ、自分の部屋に閉じこもる、という生活様式だ、と言う。多くの母親庭がこうした生活様式を肯定していて、昔は母親が働きに出るということを知られまいとしたが、働きに出ることが当たり前のように語られる意識の変化にも驚いたが、何よりも驚いたのは、子供と接する父親の持ち時間がほとんどゼロに近いという現状報告だ。

歩いて数分のところにあの「常総学園」があるので、竜の爺のすんでいる町内会にも子供の球団が有る。近くの中学校の野球部を経て常総学園に入って甲子園に出場した選手もいる。野球選手になりたいというほのかな、こうした夢を抱いて参加する、小学6年生までの子供たちの面倒を見ている町内会の野球指導者と体制を支えているのは、父親ではなく、殆どが母親で、毎日曜日の練習試合、対抗試合も母親の協力がなければ成り立っていかないほどだ。そして、一時期はあふれるほどだった野球部員も、近郷市町村のクラブ同様、町内会所在児童の減少に苦慮している。今後3年経って、存続するかどうかの岐路に立つ。

親権という権利がある。子供を生んだ母親と生ませた父親がこの親権を保有している。この親権の取り扱いを母親父親が細部にわたって取り決めたことがあるか、と尋ねると、大抵の人は首を振る。では、子供に毎日何を食べさせるか、と言う質問に父親は、それは母親の役だと言う。では、実際に母親と父親が相談し、母親が責任を持って果たす役として負かせ、あるいは受けたのか、と言う段になると曖昧で、阿吽の呼吸みたいな感じになってくる。突き詰めていくと子供対する親権などという法律的細分化の意味合いよりも、母性感情の意識の強弱で子供を守っている生活様式の差が出てくるように思える。父親はこうした母性感情の意識の中に入り込むことが出来ないため、勢い、子供の生活様式に対する家庭での親権を放棄してしまう、というのが、大方の傾向であったが、意識を難しくする必要はないのであって、つまり、父親は忙しいから子供の面倒は母親に任せてある、という事なのだ、簡単に言うと・・・(笑)

で、ん? 巨人? あはーーー、竜の爺も巨人の話題はどっちでもいい。巨人は今、パリーグ相手で勝ち進んでいるようだが、相手が相手だから(笑)それにしても野球選手というのは何か特権でもあるのか、と思うような中日・ウッズ選手の暴行事件。多くの観客の前での、この愚行に対し、プロ野球機構は「追放」という厳罰を持って対処すべきだ。曖昧でいい加減な権限の表示はプロ野球機構の権威を落とす。さらには同じ愚行が繰り返されるだろう。中日不安としても、この件については、こんな曖昧でいい加減な制裁で終わりとする処理に胸を張れない。危険球とも言えない内角の変化球でそれを怒っての暴行行為は断じて許されるものではないはずだ。それにしてもウッズにしても、巨人の清原にしても、バットを振り回すだけの選手はピッチャーの投げる内角の速球には付いていけないと言うか、球が見えないのか、野球選手として一流と評価できない側面がある。

え? 清原、怒りの・・・・その清原選手が、延長11回にも山口に頭部死球を食らって、すぐに起き上がり、ヘルメットをたたきつけて、マウンドに向かって敢然と歩き出した出来事を朝の4チャンネルが幾度も放映していたが、バッターボックスで飛んでくる球に対応できない、瞬間反射で避ける柔らかい体質を持っていないのか、ロボットのように微動もしなかったが、あれって、球に当たりにいくという表現がぴったりの情景だった。まぁ、相手がパ・リーグの剛速球王・山口選手の投球だから打てない、と踏んでの一芝居のようにも見えたし、たたきつけて塗料が剥がれたヘルメットを見た審判が、即座に山口選手を危険球退場と宣告する処置としてしまったが、このヘルメットの塗料、はがれたのは清原選手が自分でスプレー塗装したペラペラ部分だと言うことを審判が見抜けないお粗末な宣告だった。投手の投球が打者の顔面、頭部、ヘルメット等に直接当たり、審判員がその投球を危険球と判断したとき、その投手は試合から除かれる。というアグリーメント第39条の定義に沿っての判定でも、飛んでくる投手の球が危険球として避ける判断と行動を示さない野球選手のデッドボールはデッドボールと判定しない定義があってもいいはずだと思う。死球記録の多い清原選手のこの芝居で、山口選手は危険球退場となり、急遽当番の投手は堀田選手に同点適時打を打たれてしまってオリックスはこの試合引き分けにされてしまった。え? ドン尻争いにめくじら立てるなって・・・(笑) いや、そういう話じゃないんだ、審判の威厳、親の威厳について今日は・・・(笑)


見るテレビ大声指して審判す 交流試合判定不服



2005年05月09日(月) 連休は人様だけが楽しんで 人影途絶えわが町闊歩

昔のことで記憶が朧なのですが、竜の爺も鳳来寺山を登ったことがあります。16歳? 17歳? の ころだろうと思いますが、なぜ、そこへ行ったのか、誰と一緒だったかがはっきりしません。閑院亞仁1 さん 竜の爺です(木瓜ーー笑)

  昨日、奥三河へ行ってまいりました。仏法僧で御馴染みの鳳来町の町花が<ホソバ石楠花>なので・・・
   町営の児童研修センター:やまびこの丘に沢山植えてあり、満開でした。我家の真っ赤な石楠花も咲き出しました。
   (MSN 閑院亞仁さん12005/05/04 11:52)
 

険しい、狭い、濡れてつるつるする(ん? 雨が降っていたのか?ーー笑)石段を息を弾ませて登った記憶が。寺のあるところも狭かったような記憶が・・・・とにかく豊川稲荷駅で下車して木炭自動車に乗ったこと、鳳来寺から裏道(???だと思うがーー笑)を降りて、川近くの温泉宿に宿泊した・・・・???いかんがねぇ、ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・・・・・記憶回路が壊れている(笑)まだ、物が豊かでない時代だったのに、なぜ、竜の爺はそこに行ったのか、なんとも、思い出せません。竜の爺は18歳で名古屋を離れていますから、それ以前の行動だと推測します。

うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・・・・・(笑)

  鳳来寺山・・・たしか小学校の遠足でいったかとおもいます。たしか紅葉のころでして 風流を解さないお子様だった私は「かったる〜い」と言いつつ 山道あるいた覚えがございます。Jyapuche1 2005/05/06 10:44

Jyapuche1 さん おはーーー。ン ????? 小学校の遠足 ???? そうか、小学校の遠足ねぇ、(笑)竜の爺も風流を解さないお子様でしたが(笑)しかし、当時小学校の遠足は総て徒歩でしたし、卒業旅行は、奈良でしたから・・・・・・・依然として霧の中の出来事です。鳳来寺山・・・ぶっぽーーーそーーー と啼いていたのかどうかも、記憶にないもので、して。それにしても風流を解さないお子様でも名古屋から遠足で鳳来寺山まで行くと言うのは、経済も神武以来の時の話でしょうか?

閑院亞仁1さん 湯谷温泉とおっしゃったので、調べてみましたが
http://www.z-tic.or.jp/site/page/kawahara/kankou/database/stay/yutani/
しかしながら、こんなに立派な建物でなくて、竜の爺の記憶では湯治場のような雰囲気でした。カンテラが下がっていたような・・・・・ハイ。木造の2階建て、温泉は川原の野天・・・だったような。人間の記憶と言うものは薄れるものなのか、記憶しておこうとしないものは思い出せないものなのか。いわれた湯谷温泉をそこでさらに調べてみましたが・・・・、どれも宿はすごい設備ですねぇ。(笑) http://www.honokuni.or.jp/hourai/yyu.html

余談ですが この宿のホームページが面白かった。 思わず ドキッ と、したりして(笑)。http://www15.ocn.ne.jp/~hisago/

うーーーん 調べても竜の爺の記憶は回復しません。ひなびた温泉宿、という雰囲気ではなくなってしまったのか。約50年・・・半世紀前のことだからなぁ。(笑)

温泉と言えば、このごろは温泉目的の旅はしなくなった。義母が足の不調を訴えだしてから、だけれど義母が健康なころは下田や御宿周辺の民宿へ良く行った。 四国、鳥羽、能登・・・・・・と同じ場所を季節を代えて旅してみた。こうした旅は都会生活だったから自然回帰が目的だったが、今は自然の中に住んでいるから遠くに行きたい気持ちが沸いてこない。温泉も、冬のスキー宿だけになってしまって、桜を見ながら、温泉で一献ということは最近ない。

  中休み---来客

今しがた、鵜岬と天心美術館を下見してきたわが町の、社会学級副会長ご夫妻が報告をして帰宅された。6月の研修学級で市のバスを借り切って37名で移動学習会。鵜岬の温泉に入る時間割が取れない、とかで、昼の食事の手配を、見本を見て1人当て1600円に決める。これは個人負担。入場料、高速道路費用、保険料などで約4万円弱を会が負担と決定する。

5月15日は防災訓練をするので、この打ち合わせを消防署と。消火器の噴射体験、通報訓練、応急処置、応急手当の講習、さらに期限切れの家庭消火器溶剤(粉末)取替え受付も。この広報の、再度の広報を徹底することで、役員と話し合いを。かくて2005年の連休は終わる。

連休は人様だけが楽しんで 人影途絶えわが町闊歩


5/7出あった花たち その1←クリック


2005年05月05日(木) 連休の午後の陽だまりぬくぬくと 雑草抜き取り選別思案

実際には毎日の生活と言うのは常識の連続であって、非常識的な出来事にぶつかることは稀で、そういうことを平和と考えている人たちがいる。つまり平和とは保守的な体制の持続で、それが悪いと言うのではない。手を加え改良する余地のない体制と言うものが存在するわけがないと思いつつも、実際に毎日の生活の繰り返しにその繰り返しを阻む出来事が出現したり、変化が起こったりすることを忌み嫌う感情が存在する。政治的な権力闘争の話ではなく、極く些細な個人的生活の常識の連続を維持していたいと願う感情は誰にでもあるのではないかと思ったりするのだが、今日は国民の日だった。え? 国民の日って、なんだ。(笑)


苧環(オダマキ)という花がある。竜の爺の常識の中にはこの花はいつも青紫色で、東京に在したうちの20年間、初夏にこの花を見続けてきたから、青紫色でない苧環などというものは存在しなかった。それが、常識はいつも再新される、再新しなければならない、という赤いオダマキの出会いだ。このオダマキはキンポウゲ科の多年草。観賞用に栽培される。根生葉は長い柄をもち、掌状の三小葉に分かれ、白緑色。四〜五月頃、長い花茎の先に青紫色の花を開く。花弁は基部が距(きよ)となってかぎ状に曲がる。萼片は花弁状で平開する、と言うのがこの花に持つ常識的な知識であるが、垣根越しに真っ赤な「オダマキ」らしき花を通行中に発見して、後ずさりし、庭で雑草取り作業をしていた初老の家人の背中に思わず声をかけてしまった。

家人は怪訝そうに私を眺め、私の指差す花を見て首をかしげ「あれは、妻のものですから」と少しはにかんで答え、家の中の奥様を優しい声で3度ばかり呼んだ。「西洋苧環」と名札が付いていました、と洗物をしていたらしい奥様は手を拭き拭き縁側から庭に下りて作業を中断させた非礼をわびる私に笑顔で答えてくださり、そして、園芸店で思わず買ってしまった話を面白おかしく付け加えてくれた。出先の用事で園芸店の前を通行中にこの赤いオダマキに出会って財布の中身を確かめもせず精算所に鉢を運んでしまった、と。衝動買いです、と思い出してころころと笑った。それから、こちらに和風の白いオダマキがあります、と裏庭に案内してくれた。これもカメラに収め、帰り際の庭戸の前で、そういえば、冬のクリスマスローズは見事でしたね、と感想を述べると「あら・」と奥様は顔を輝かせて、「主人の手入れの賜物です」とご主人を振り返った。ご主人は恥ずかしそうに手にしていた小さなスコップを慌てて振ってコホンと小さく咳き込んだ。


連休の午後の陽だまりぬくぬくと 雑草抜き取り選別思案

今日出会った花たち←クリック写真


2005年05月04日(水) 毎年の慣わし享ける土の香に 継ぐべき畦の新しを踏む

防犯パトロールの腕章をつけて隣の町まで巡回しています。

この時季、爺さんばあさん農業でも、いっぺんに済ませなくてはならない田植え作業が始まっています。機械で植えても、機械のアームの届かない畦際は手で植えますし、植えたはずの稲苗が、きちんと土に根を押し込んでなかったり、倒れてしまったりしたところも一本一本植え付けなおします。こうした風景がこの霞ヶ浦湖畔近くの地方ではしばらく続きますが、この時季、農家を狙った空き巣が多くて、団地住まいの竜の爺も足を伸ばして隣町を巡回していますが、田んぼと田んぼのつながったところどころの陸地の集落は歩くと、結構の距離になります・・・テクテクテクテクテク・・・・・・・・・・・(笑)この連休、この田んぼの家の長男が都会から帰ってきました。やっと歩けるようになった子供をつれて。嫁も孫も留守番役のはずですが、都会育ちの嫁には農家の留守番役は苦手なのか、田んぼに出てきてしまいました。

素人が来るとかえって手足纏になるのですが・・(笑)ばあさんも爺さんも、そんなことは一言も言いませんで、ハイ。ニコニコニコニコ、

毎年の慣わし享ける土の香に 継ぐべき畦の新しを踏む
帰ってきた長男の嫁の・・・


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