moonshine  エミ




2006年09月29日(金)  つれづれなるままにひぐらし、

金曜日だ。うれしい。しかし今日はただの金曜日ではない。月末で、しかも、中間の期末だ。

気合入れてビシッとなっ! と思ってたが、寝坊した。
起きたら、7時25分だった。がびーん、とショックを受けつつ(なんたる死語?)、急いでお弁当を詰めて、わっせわっせと会社へ行く。
8時過ぎに着いた。
相変わらず、近いわね・・・。
しかし、更衣室は、人が少ないときに使うもんじゃな。朝から、いたらんお喋りが耳に入ると、沈む。

寝ぼけつつ、賢ちゃんにメールを返信。
「トヨタ株ばんばん上がってるなー! まだ上がるだろうから、持っとき。」
というメールが来てた今朝。
最近、忙しいのと期待薄なのとで、株価チェックしてなかった。
見てみる。
と、おお、爆騰中。トヨタ本体の株を持ってるわけではないが。
しかし、ほかの株がまるでダメね、まだまだ・・・。
騰がったからって、下がったからって、いったい、いつ売ったらいいんかね? やっぱり、株には向いてないのか。塩漬け一直線。
少ない財産を、国家の陰謀で奪われていくばかりなのか?
私のマネーは結果的に外国に流出してるのか?
確実に言えるのは、
「買うのは簡単、売るのは困難。」ってことだ。
うちの経営陣にも聞かせてやりたい言葉じゃわい。

ちなみに、プラスで売り抜けたこともあるもんねーだ。

日中。仕事。忙しい。当然だが。
こんなに忙しくても、まだ、「仕込み」の段階。
しかも、全然、仕込み終わらなかった・・・。
本番は10月だ。

10時過ぎまで残業。
フロアに人が少なくなってから、恒例の「社長の机上チェック」すると、「週刊 東洋経済」が置かれていた。
噂の最新号だ。私の上司も買っていた。
特集は、「知らないと泣きをみる、内部統制。」
社長、自分で買ったのだろうか・・・? 誰かが差し上げたのだろうか?
ようやく、ちっとは真剣に考えてくれるだろうか? 内部統制。
泣きを見る前にオサラバしちゃうつもりかしら?

私は、監査法人の窓口である部署の人間。
内部統制って言葉は、流行りだす(?)何年も前から、おなじみだった。
いい言葉だ。
会社には必要なのだ。

毎日のように再確認。
私の上司は惚れ惚れするほど頭脳明晰だ。
もちろん、経験値もずば抜けているが・・・。
いちお、私も同じ大学出身だけど。そもそもの頭の出来が違うとしか思えない。やっぱり。
さすが、医学部志望だっただけある。
おまけに、人格者だし、信念の人だしで、それが仕事にも生かされて、鬼に金棒とはこのことだ。
門前の小僧で成長させてくれてありがとうだ。

女子社員退職ラッシュ。続いている。今日でいちお、いったん打ち止めだが。
今日で同期が結婚退職だった。
泣きそうになってしまった。
いい意味で、「親の顔が見たい」子だった。
この荒んだ世の中でよくもこんなにいい子に・・・というような。
彼女のことが嫌いな人なんて一人もいないはずなのに、なぜ、小さな意地で、気持ちよく送り出せない人たちがいるのか不思議でしょうがない。
理解不能だ。

仰天プランを聞いた。
信憑性には疑問もあるが、なんとなく「ありかもな。」って気もする。
心の準備が必要ね。
物理的準備も必要かも・・・。
動揺してしまった。
が、それを見せてはいけない。まだ。

今日は、本当は、飲みに行くつもりだったのだが、事情があって延期になった。
とても残念。とても悲しい、どうしようもない事情だったし。
ビールを買って、おとなしく帰った。
ビールって発泡酒のことですが。
明日は休みだし、たまにはおうちで、のんびりくつろぎの夜を過ごすかぁ・・・・と思ったけど、時計みて気づいた。
10時過ぎに会社を出たってことは、スーパーに寄って帰って、ちょっとくつろいだり家事したりして。既に23時半だった。
当然よね・・・。
あきらめず、くつろぐ。
でも、ほどほどで早く寝たほうが、明日を有意義に過ごせるよね。

ここで本を読み始めたりしたら、一気に朝刊配達の時間になったりするんだよな。
それは、ある意味とても贅沢だが、避けたい。
貧乏ヒマなしなのだ。

だらだら書くの、楽しいな。久しぶりだ。

でも、ストイックな名文を書いたりもしたいな。
作文は得意だった。小論文も。
でももう書けないかな。
鍛錬が全然足りてない。
読むのも、書くのも。

どういう大人になりたかったんだっけ。

ま、それは、思い出せなくてもいいんだけど、
これからどういう大人になりたいんだっけ。
理想と現実を折り合わせながら、どういうふうに?

寝るか。

んが! 
もちょっと飲む。
焼酎があるのだ、うちには。
今飲んでるのは、「古秘」。もちょっとでなくなる。
誕生日に、かの「魔王」をもらった。
ネーミングの勝利か?と思ったが、飲んでみると、んまい。
水割りにしても、異常に口当たりがよろしい。
心置きなく魔王に突撃する前に、古秘をたいらげねば。
これも美しい名前やね。

日本語大好き。
美しい。
現実は世知辛いけど、美しい言葉をたくさん心にもって、生きていきたいな。
涙ぐむような愛情、あらゆるものへの、それを言葉にできるすべをもっていたいな。
自分のことじゃなくても、そういう愛情が言葉になったものに、感動して生きて生きたいな。

酒の名前から、なんとも壮大な思念に行きつくものよ。
さすが酒飲み!

透明なお酒が大好き。
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2006年09月28日(木)  世界

今日は珍しく朝から夕方まで外出であった。
人がたまにスーツ着て行ったら、まぁみんな、騒ぐこと騒ぐこと。
男の人にとっては、スーツ着たら、オンナが急に、対等な仕事人に見えて慌てるみたいね。普段いかに軽んじられてるかって話だ。私の中身はまったく、いつもどおりだっつーの。
人間、見た目がいかに大事かってことね。

帰ってきたら、書類が山ほどたまっておった。
一生懸命片付けて、9時半まで。
今日もまた、視力が落ちた気がする・・・。
ちなみに、先日、久々に視力を測ったら、左目が「0.05」だって言われて相当びびった私だ。
それで眼鏡を新調したわけですが。
右目も0.1くらい。
しかし堂々たる裸眼で日々を過ごしている。
なーんも見えとりゃせんのだろうが、ある日突然ではなく、視力というのは徐々に下がるもので、私は、いつの間にか、見えない世界に慣れてしまっている。

見えない世界。
といえば。
新内閣の支持率が、70%を超えているという。
ありえない・・・。
なに、この、挙国一致体制は。
こんなに、税金も医療費も上がっているのに?
憲法なんて、あっという間に改正(改悪?)されてしまうのではなかろうか。
まあ、私も政治のことなんてようわからんけれども。
まさか参議院選挙で、自民党が勝つなんて、そんなのなかろうね・・・。
だからって、負けたからって、また小泉くんが登板するなんて悪夢もねぇ。
昔は私もタカ派だったけど(?)、とにかく、平和を何より尊び、そういうふうに世界にはたらきかけていってほしいんだけど。
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2006年09月27日(水)  日常に浸る

それで日記はまた2日ほど飛んで今日は水曜日の日付にて記載。

月曜日は有休を取得して、午後、免許の更新に行った。と書くと、私のことだから朝はさぞかし寝坊したのだろうと思われそうですが、午前中は、そのために眼鏡を新調したり、同期にあげるプレゼントを買ったりと、なんだかんだで忙しかったんです、一日。たまの有休だから、平日にしかできないいろんな用事をいっぺんに片付けようとすると、やっぱりハードね。でもでも、それでも有休は良い〜! 秋のよいお天気に自転車こいで、街を行ったり来たり。夕方に用事が済んだら、早くお家に帰って、ごはん作ってあとはビールとお酒(←結局これが「良い」って話ね。)

火曜・水曜と仕事が忙しく、期末で気が焦るばかり。
今日は家事が少ない日なので、帰宅後ちょっとはのんびりできるかな〜と思いきや、仕事遅くなるし。でもまあ、9時半退社なんて、来月を思うと、序の口かな・・・。ふう。

そういえば今日は、帰りにスーパーで会社の男の人とバッタリ遭遇した。こういうのって恥ずかしい。思わず自分の買い物カゴの中身をチェック。キッチンペーパー、「のどごし生」1本、ピーマン。うーん・・・。微妙。まあ、冷凍食品買いだめの日とかじゃなくて、良かったってとこかいな。
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2006年09月24日(日)  私が生まれた日。

ということで昨日と重複するが、この日で私は28歳になった。おお、何て立派な大人の年齢でしょう。18歳がもう10年も前の話だなんて・・・。

でもでも、やっぱりうれしい誕生日。
お祝いくださった皆さんありがとう。

誕生日プレゼントを買ってもらいがてら、小倉へ行った。本当はこの辺でいちばんモノがあるのは天神なのだが、ドライブも兼ねて。昼ごはんは、28歳最初のラーメンを「魅龍」で食べた。

そうそう、それから、ヤドカリのCDを買った!
3年くらい前、好きなバンドの対バンが多かったので、しょっちゅうライブで見てた。その後彼らはNHKの熱唱オンエアバトルでチャンピオンになった。

そして東京でメジャーデビューを果たしたらしい。
というのは、最近、いつも見ているブログで知った。
それで自分の中で急に盛り上がり、久しぶりにCD屋に行って、探して、買ったのだ。思わず、itunes music storeでアルバムまで購入してしまった。

ギターとジャンベの二人組なので、こうやってCDになってアレンジが入ると、正直なんだか違和感はある。(・・・ていうか、アレンジがなんか、ちょっとダサい。わざとかもしれんけど。)
だけどヘビロテ中。
ヤドカリ自身に特別な思い入れがあったわけじゃないんだけど、なんだかすごく、「なつかしい愛おしいものを思い出した。そしてその人たちは現在進行形で続いてるんだ。」っていうのがすごく嬉しい感じ。
こういう聞き方をされても、本人たちはうれしくないかもしれないけれど、音楽って、そういう、非常に個人的な感情を喚起する面が確かにあると思う。

夜ごはんは、おうちでチャチャッと牛肉とニンニクの芽炒めを作り、食べました。
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2006年09月23日(土)  イブの一週間

一週間も書いていなかった。

その間に台風が来た。
食糧(とビール)を買い込み、DVDを借りて、賢ちゃんの家に避難(?)していた。もちろん、自分の家には厳重に(っていっても、うちにはひとつしかない)窓の鍵をかけてきた。

予想を超える雨風、何度かの停電、家の中にいても怖いくらいだったので、「良かったー、一人じゃなくて。」と思った。が、自分ちにいたら、窓がひとつしかないおかげで、雨風の打ちつける量もだいぶ少なかったはずなので、実はそれほど、怖い思いもしなかったであろう・・・。(彼の家は広いので、窓があちこちにあるのですね。)

翌日、きれいに台風は去ったが、嵐は続く。
つまり喧嘩した。
人が見れば、痴話喧嘩というものであろう。うむ。
仕事も休みのときに顔つきあわせて24時間を何日か過ごすと、一緒に買い物をし、ひとつの部屋で一緒にだらだらして、おんなじごはんを食べてお風呂に入って寝て、ってするわけで、そうすると、あとは喧嘩くらいしかすることがなくなるものなのだ・・・(?)。

が、私はまじめな性格なので(?)、喧嘩をしたら、そりゃあ律儀に(?)、あれこれと考え込む。

それで思う。
私の恋人は大人で、立派な男の体、強靭な精神、困窮したことのない家庭環境やいくつかの掘り下げた趣味・経験に伴って確立されたアイデンティティー、誰からも一目おかれる仕事の能力、一人暮らしの長さからくる質実剛健な生活能力をもっている。
並外れた頭の回転にユーモア、きちんとした身だしなみやマナー、細やかな気遣いを身につけている。
どこに出て行っても恥ずかしくない人だと誰もが認めるだろう。

そんな彼を私は尊敬していて、でも、その強さが時々、つらいのだ。
私は、虫・・・。彼といると時々、そんな気がする。一寸の虫にも五分の魂なのよ!と主張したくなる。
ああ、このうぬぼれ屋の私が、なんて卑屈なことよ。
でも虫なので(?)、主張するすべを持たなくて、泣いたりわめいたりする。(嘘です、さすがにわめきはしないです。)

で、私が泣いたときの賢ちゃんの反応はというと、これがもう、憎らしいくらいだ。
なだめたりすかしたりするのが超うまい。
大人だと思う。男だと思う。
たぶん、私の主張が納得できなくても、「コイツ(私のことね。)感情的になっとるな〜」と内心思っていても、「まあ、このまま怒らしとくのもまずいかね。」と自分の中で判断したら、修復のためにあらゆる手立てを尽くすって感じ。
目的遂行のための手段なんて、多少じぶんの意地を引っ込めても、不本意な謝罪も、彼にはなんともないらしい。
多分この調子で、仕事もうまくやってるんだろうなー。目に浮かぶよ。

女は、感情の納得いかないことは、なかなか、できない。
それができる稀有な女が、たぶんサッチャーとかライスみたいに、「鉄の女」なんて言われるんだろう。
世の中を動かすのは、やっぱり男だなーと思う。
謝られたり、なだめすかされたりすると、「ああ、やっぱり私は女なんだなー。浅はかで感情的だ。」と思い、私は余計に悔しい。なまじ、割と気が強くてそういう経験がこれまであまりないので、もう、完膚なきまでにたたきのめされる思いだ(笑)。

それでも、
「この男をして、いちお、仲直りしといたほうが得策だ、と思わしめる女なのだな、私は。」
と思うことに、自虐的な満足感を得ている私なのだ。はぁ。

と、長々と書き綴っているけど、いつも喧嘩の原因は、人に言うのが恥ずかしいくらい、相当しょうもないことなのだ。はぁー。

さて・・・。

9月24日は私の28回目の誕生日である。
今年は当日が日曜日なので、前日の土曜日に、お祝いということで賢ちゃんがごちそうしてくれた。
「誕生日くらい、どんな贅沢でもしろ。
 なんでも好きなものを買ってやるし、いくらでも食べて、飲んで、吐いてもいいぞ。金のことはいっさい、心配するな。」
というのが、彼の方針である。

とはいっても、私は生来、しみったれた女なので、そんなに豪遊はできません。
が、生来(?)飲み食いは好きなので、普段は行かない程度にいいお店に、連れて行ってもらいました。
警固の「うら本」。おすすめのお店ですよ、みなさん。
あ、店を決めたのは私です。
前日、やはり誕生日祝いにかこつけて、焼肉「慶州」で飲んだくれてたので、この日は魚中心にしようと思いましてね。
リーズナブルなものもあり、お高いものもあり。
おしゃれだけどしゃちほこばらず、活気あふれる大人のお店です。
レバ刺しにトロのお造り、めちゃウマだった!

そして、私の誕生日なのに、賢ちゃんがやけに、自分の仕事について語っていた。
何ヶ月にいっぺんか、言いたくなるようだ。
仕事をもつ人間として、その気持ちはよくわかる。

賢ちゃんは、政府系金融機関で働いている。
ここ数年の配属は、いわゆる「債権回収の部署」、本人に言わせれば、「借金取り」である。
同じ金融系の会社で、しかも「貸倒引当金の算出」を避けて通れない部署で働く私には馴染み深いが、一般の、特に若い女性が聞けばギョッとするような仕事だといえる。

「やっぱり借金取りは人間が荒むな。」
「ないところから金を取るんやけん、恨まれるばかりで感謝されることなんてあるわけなく、なにひとつ面白いこともない。」
「しかし目標の数字というものがある以上、金は集めなければならない。」
「自分の職場は特に公的機関なので、コンプライアンスにうるさいが、俺なんて、厳密に言うと一日平均1回はコンプライアンス違反をしていると思う」
「そういう仕事である以上、上司との連携がものすごく大事。」
などなど・・・。

あたりまえだけど、楽な仕事はないな、って思う。

翌日、誕生日プレゼントを買ってもらった。
お財布にしました。
かなり検討したけど、いわゆるグッチだとかヴィトンだとかは今の私にはまだ似合わないし、かといってあんまり安いものを使うほどの生活水準でもないので、それだと只のケチだって話になっちゃうので、ほどほどの値段の、でもとびきり気に入ったやつを選んでもらった。
もう絶対、酔っぱらって失くすなんて許されんな。


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2006年09月15日(金)  結婚退職する日

と、ちょっとびっくりしてもらおう、なんて姑息なタイトル。

3夜連続の飲み会をこなし、さすがに疲れる金曜日。仕事では、迷宮入りかと思われた(大げさ)ミステリーを、金田一少年ばりに解決(したつもり。)

当社では昨年ごろより、女子社員の退職ラッシュが続いており、今日付けで辞める子がまた一人。お花をあげたり、辞める社員が各部署にまわってきて挨拶をするのを見たりすると、「いつか自分も、こっちの立場になるのかなー」と、漠然と考える。

結婚退職する子は、「寿」っていうくらいだから、たいていみんな晴れやかな顔をしていて、「辞めるとなると、いい会社だった・・・。なんだか寂しい」なんて言う。そうなんだろうなー。

会社に長くいればいるほど、面白いこともあり、逆に嫌なこともあり、会社というものが自分の生活に占める割合が大きくなるもので、既に5年半働いていて、まだ当分、辞める予定がないことを考えると、自分が辞めるときに胸に去来する思いって巨大なんだろうなー。と、さりげなく韻を踏んでみました。

夜、保険の部署にいる同僚から、保険の話を聞く。加入しようと思ってるんです。私ったら、28にもなろうとしてるのに、なんの医療保険にも入ってないもんで・・・。いろいろ話を聞いていると、掛け捨ての医療保険って、ある程度の貯金がある人間にとっては全然お得なものではなくて、がん保険とか女性特有の病気保険だけでいいんじゃないか、って結論に達する。しかし、保険商品って、おもしろいなー。ものすごく興味深い。よくできてるよね。

仕事の後は、もう21時もまわっていたし、さすがに胃腸も疲弊してるしで、直帰する。寝る前に、「デッドエンドの思い出」(よしもとばなな 文春文庫)の最初の2編を読んで、号泣する。この人の小説、年を追うごとに、どんどん涙度があがってきた。短い文章でこんなにも的確に人の涙腺を刺激・・・。本気で書いてるな、と思う。
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2006年09月14日(木)  飲み、三日目、同期の桜。

起きたらけっこうお寝坊な時間だったので、あきらめて始業ぎりぎりの時間に出社することを選択。いつもは始業より40分くらい早く席に着いている。中途半端な時間に行くと、更衣室が混み合うのよね。

今夜は、月末で結婚退職する同期の送別会。先に退職して赤ちゃんが生まれている子も合わせ、久しぶりに7人が集まった。入社した頃はよく同期会をやっていて、そのころはまだ学生みたいなノリだったけど、いつの間にか6年目。男の子たちは結婚してるし、みんな部署も違うしで、私たちもずいぶん、大人になったなーと思う。

若者人口の極端に少ない会社で働いているせっかくの同期たちだから、もっと頻繁に集まれればいいんだけど、男の子たちは支店だし、女の子たちは家が遠かったり、帰る時間もバラバラだったり、結婚したら辞めちゃわないといけない環境だったりで、なかなかこういう機会も少ない。集まるとなると、最近はもっぱら、誰かの送別会ということになり、そういう目的だと、ふだんの仕事の状況とか、そこでの問題とかをいろいろ話し合うことはなく、他愛ない話や冗談なんかで、わいわい盛り上がろうよーってな雰囲気になる。

それはそれでもちろん楽しいし、同期はやっぱり心安い存在なので気もつかわないんだけど、仕事の話をしあう機会があんまりないのは、寂しいことだなーと思う。愚痴ばっかりでもつまんないけど、仕事の話を詳しくできるのは、結局、職場の仲間同士なのだ。そして私たちは、(たぶん)会社の将来を担っていく、働き盛りに入った大事な世代なのだ。もっと深〜く掘り下げた話もできればいいんだけどね。

それにしても、今回の主役である、結婚を控えた恵ちゃん! もともと外国人のように麗しい顔立ち、気立てのよい子だけれど、今夜はますます美しかった。結婚間近の女性って、みんな、なんだかとてもきれいになる気がする。
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2006年09月13日(水)  飲み、二日目

ゆうべは5時間以上も飲んでたわけだけど、いくぶんペース配分を意識しながらビール中心に攻めた甲斐があり、さわやかに目覚めた。朝からうどんなんて作って食べる。

夜は、うちの近くで焼き鳥など食べつつ、飲んだ。私があんまりビールばっかり飲むので、お店のお姉さんが驚いていた。なんだか恥ずかしくなったので、最後のほうは焼酎を飲む、小心なわたくし。おしゃべりは楽し。
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2006年09月12日(火)  憂い?の誕生日会

悪評高い会社行事の最たるものとして、「誕生日会」というものがある。
当月に生まれた社員が集まって親睦を深める・・・という、麗しい目的が謳われているが、その実、主催者である役員の目をうかがい、ヨイショヨイショと持ち上げながら2時間ばかりを過ごさなければならない。しかも、うちの会社は女子社員が少ない。そしてご高齢の殿方が多い! となると、なおさら気を遣うってなもんで、「お誕生日なのにどうしてこんなに憂鬱なのよ〜、大人になるための試練ってわけか?」てなもんだ。

で、8月・9月のお誕生日会が、この日だった。
私はこの手の、「気を遣うばかりで、ちっとも本音も言えない飲み会」を嫌悪しているため、毎年、「仕事が忙しいんで〜」とか、「気が進まないんで〜(←正直)」とかなんとか言って逃げ続けていたら、昨年の欠席後、主催者の役員様みずからに呼び出されてお説教をくらってしまった。

「何さ、会社の外でまで拘束されたくなんてないね!」とぷんぷんに立腹したが、まぁ怖いもの見たさというか、現実に立ち向かってみようかと思い、今年は行ってみた。

参加者は13名。うち女子2名。当然、役員さまのお席の近くに侍ることとなる。ちぇーっちぇーっ、と思ったが、他の社員だって、嬉々として参加している人はそういないわけで、そこで一人、ぶすくれているのも大人げない話なので、つとめて楽しげにふるまうことを決意。そして、せっかくタダ酒なので(会社の経費です・・・)、まあそれなりに飲んでテンションを上げていくことにした。

役員様は、幸いにも酒癖が悪いわけではないし、周囲の人々も皆、なるだけ気持ちのいい飲み会にしようと努めていたので、まあまあ、思ったよりも親睦は深まった・・・ような、気がする。確かに、ふだんほとんど関わりのない部署の人とお話ができたことは、悪くなかった。役員さまも、こうして話してみると、偏向・セクハラ発言の連発はあるものの、そう悪い人でもないような気がしてくる。ま、人というのは多面体。一事が万事、てわけにはいかないわけで、この人の悪行(?)をこれで忘れるほど私はお人よしじゃないぜ。

しかし、役員さまはそれなりにご満悦になったのか、一次会のあと、あれよあれよという間にタクシーに乗せられ、彼のご邸宅に数名で連れて行かれる。夜9時過ぎとかに突然何人も押しかけても、リビングはとてもきれいだし、ちゃーんと新鮮な果物とかお菓子とかがササっと出てくる。さすがに重役の妻だなーと思った。慣れているのだろう。奥さんは、かまえない、さばけた人だった。大きな画面のテレビで野球の試合なんかについて、一緒におしゃべりした。その間も、男の人らは、奥さんにも気をつかい、もちろん役員さまにも気をつかい、まあ、サラリーマンってのは大変ですな。私はこの場では、(いちおう)若い娘っ子の役割なので、気楽なもんだった。

しばらくして辞去して、社員だけで博多までタクシーで戻り、3次会であった。よう飲むもんじゃな。
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2006年09月10日(日)  今日は今日とて平和な日曜日。

日曜日、10時起床。隣を見たら、カーテンを閉めきった暗い部屋の中、ベッドサイドの小さな灯りで静かにマンガを読んでいる男が1名。あらあら、早起きさん。でも君は昨日の夜10時過ぎには寝てたもんね!

昼ごはんは小戸のペペチーノでパスタを食べる。ネッツトヨタで車のちょっとした不具合を相談。社員さん、親切に教えてくれて、今回は購入先であるビッグモーターで直したほうがいいとのこと。
「結局、ここにお茶しにきたようなもんだったな。(アイスコーヒーを出してもらった)」
「うん、待ってる間(けっこう待ち時間が長かった)、新車チェックもできたしね。
 外でふたりでお茶するのなんて久しぶりやない?」
「だな。確か前回は・・・ビッグモーターだったな。」
・・・。なんか、枯れた中年夫婦みたいな会話である。
ていうか、茶ァくらい金払ってしばこうぜ!て話だ。

その後、ダイソー →グッデイ →コーナンと怒濤の庶民系ショッピング。コーナンの隣にある大型スーパーで買い物して帰った。

晩ごはん、牛肉・玉ねぎ・もやし・小松菜のすき煮(卵をふたつ落としました)、オクラ、納豆、キムチ、大根サラダ、それと白米。梨。

片付けもお風呂も早くすんだので、23時からは落ち着いてF1グランプリを見た。途中から私はうとうと。時々、賢ちゃんが声をあげるたびに目をあけて一言ふたこと喋ってはまたまどろむ。こういう、寝ているようなおきているような時間って、けっこう気持ちいいよね〜。
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2006年09月09日(土)  雨にも慌てない

金曜日。締めきりの日だが未だにゴールは見えず、「ヤムヲエマイ、一部は来週へ繰越としよう」という話になる。そこで一気に力が抜けてしまったので、7時半にはもう退社することにする。今週はかかりきりで、その他の仕事がほとんどできなかった。来週は監査もあるというのに、月曜日の朝の憂鬱については考えたくない・・・。

へろりつつも大名に飲みに行く。春吉のあの有名店の系列(板さんが独立したのかな?)だ。さすがにおいしかったー。もちろん、その分ちゃんとしたお値段でした。私は生ビール3、焼酎水割り3で事なきを得たが、同じく疲労の度合いの濃かった連れは、何杯かロックを飲んでダウンしていた。タクシーに乗せて、12時半過ぎ、帰宅。

9時半起床。酒は残っていないがイマイチ眠し。掃除・洗濯・シャワー。12時、賢ちゃん迎えに来る。キャナルシティ近くの「うどん平」で昼ごはん。知る人ぞ知る博多うどんの名店だ。友人・しずや会社の人からさんざん物まねは聞かされていたが、「いいですかー。えびごぼう。」というオバちゃんの決めせりふ(?)を、ライブで聞いてしまった。

賢ちゃんのi-podの様子がおかしいので、ヨドバシカメラにもっていく。一発で解決。時計のコーナーや本屋さんなどうろうろしたあと駐車場から出たら、一時間に50mmくらいいっちゃうんじゃないかと思えるほどの豪雨になっていた。ワイパーフル稼働。これだけ強いと、たかが雨でも怖い。びびる私をよそに、賢ちゃんは運転しながら「クルマがきれいになるなー」なんてのんびりしていた。

橋本のMr.MAXに行って、カートにかごを乗せて本気モードで買い物。シャンプー&リンス、綿棒、会社用の芳香剤、車のガラス用油膜とり、車内用灰皿、i-pod用シリコンケース、石けん、クイックルワイパー、綿棒、ペットボトル(水)2L×2,ペットボトル(茶)2L×1,発泡酒6缶×2,柿ピーなど。「安いねー」「そのうえ、楽しいしね」って、ちょっと楽しみすぎている感は否めないが・・・。何しろ1時間半近くホームセンターをぶらぶらして飽きない私たちだ。そして、橋本のMr.Maxの隣には、御用達のスーパー「ハローデイ」があるのだが、今から行くと早すぎて『5時の市』に絡めないから、という理由でいったん家に帰り、5時を狙って姪浜のハローデイに行く。

夜ごはん、初物のサンマ塩焼き3尾、地鶏の炭火焼き(もらいもの。)、大根おろし、ししとうの甘辛焼き、納豆、キムチ、明太子。ソフトバンクホークスの試合を見ながらの夜ごはんである。野球を見てる賢ちゃんを見るのが面白いので最後まで見てしまった。まるきりオヤジ野球ファンって感じなのだ。私はそのあと、「エンタの神様」で、毎週楽しみにしている桜塚やっくんを見る。
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2006年09月07日(木)  It's All Politics

枯れ木に花を咲かせよ。

てな指令としか思えなかった、この一週間。まだ終わってないけど。
政治の仕事ですよ。会社と会社の政治の話ですよ。
たぶん徒労に終わる仕事だ・・・。

仕事は「明日があるさ」って感じで(ほんとは明日しかない! やばい・・・)、飲みに行った。白金へ。シロガネーゼだせ。といっても福岡の白金はうちのごく近所ですが。

「あのー、わたし今日、所用があって、9時ごろには帰りたいんですけど、無理っすかね。」
と上司に言うと、
「じゃ、明日、朝7時に来てやってね。」
と返された。えーえー、私の「所用」は「飲み」ですけどね、いっつも。
今日は、たなかまさん、よっちゃん、エフくん、セルジュというメンバーだった。セルジュはスイス人24歳! ものすご日本語うまかった・・・! そして、たなかまさんもフランス語、バリうまかった。あれ? あたしも言語学専攻のはずなのに・・・。
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2006年09月06日(水)  一言では片付けられないことばかり

さあ、また夜だ。仕事の帰りが遅いと、会社にいる間はじっとりと長く感じることがあっても、家に帰ってくると、まるでテープを早送りしたみたいに「またこの時間」って感じがする。なんの特筆すべきこともなく一日が終わり、「ああ、早く寝なきゃ。明日も仕事だし」って焦りつつ、ビールぐびっと飲んでるような。

自分が政治的な匂いのぷんぷんする仕事にかまけてる間にも、会社では次々にいろんなことが起こっている。上司はさらに上を行く、高度な政治的シミュレーションに追われているご様子。ほかにもいろんな部署でいろんなことがら。うちの会社もご多分に漏れず、バブルの弾けた後は大変な不良債権を抱え、それにやっとケリがつきそうな昨今だが、いつの時代も、会社にはいろんな問題があるものだな。

今朝、新聞には一面をまるまる使って、宮部みゆきの新刊の広告が打たれていた。すごい。当代きっての人気作家であることよ。私は、彼女の本は2冊しか読んだことがなくて、それも、「模倣犯」とか「レベル7」とかみたいな代表作ではなく、けっこうシブーいやつだ。読んでるときはとても面白いと思ったけど、ほかに好きな作家さんたちと比べると、ものすごく夢中になることはなかった。それ以来、もう何年も読んでいない。またそろそろ、読んでみようかな。

秋篠宮妃殿下のご出産。おめでたい。でもとても複雑だ。何度も書いているように、私は皇室の方々に、素直な敬愛の念を抱いている。皇室に生まれた方、あるいは嫁がれた方おひとりおひとりは、ある意味、受身でなければならず、立場というものを超えることはとても難しいと思う。でも、「そうまでして、この日本国が、皇室というものを今後も守らねばならないのか?」と問われると、どうにも答えられない。
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2006年09月05日(火)  ねばっとな。

頭の回転とか思考力とか数字のセンスとか知識とか、必要な能力を挙げればきりがないけれど、結局、必要なのは体力っていうか、粘り強さだよね。と、もう何十回目かわからないけれど、今日もまた痛感した・・・。

粘り強さというのは、負けん気とか責任感とかももちろんだけど、経験から生まれることが多い。しこしこネバネバとやって、やり遂げたっていう成功体験から。逆に、あきらめちゃって後悔した苦い挫折体験も、使いようによっちゃあ、意外と使える。

疲れてカラカラになったので、今夜も納豆を食べて、粘り気を補給した。
わたくし。納豆:刻み葱=2:1ってくらいに、ドバーッと葱を大量に入れる食べ方がお好き。
家族以外の人前で納豆パックを食べる姿ってあんまり見せないものなので、たまに人前で食べると、皆さん葱の多さにびっくりなさいます。

そして3日分の洗濯。
それだけでもう、1時だよ。

明日はいつもより早く会社に行かなければ!

追記。
先月の話だが、書き忘れていたので。日経新聞「私の履歴書」で連載されていた、茶道の家元?は、芸のよりもむしろ、戦時戦後の話が多いくらいだった。彼は、戦後、シベリアに4年も抑留され、強制労働に就いていたのだ。すごい話だった。戦後、家元?を襲名する前に、お作法(?なんか全然、記憶があいまいですみません)の大家か何かに「学ばせてください」といったら、「シベリアでつらい経験をしたあなたのような人に教えることは何もないよ」つまり、もうあなたは十分すぎるほど学んでいるのだ、と言われたそうだ。

死を間近に見た人は、命に対して敬虔になるものだろうと思う。
自分の命にも他人の命にも執着できるものだと思う。
昔は、死というものは、きっともっと近かったんだろうな。若い人にとっても。

いま、ちょっと前に売れていた、『下流社会』という本を読んでいる。
かなり考えさせられるよ。
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2006年09月04日(月)  ボチボチでよかっさ。

わたくし。寝ている間にいびきをかくことは前から知っていたが、寝言も激しいらしい。今朝がたは、「ちがーう!」と絶叫していたそうだ。そうだそうだ、賢ちゃんと口げんかしてる夢だった。安眠妨害したうえに、アナタに向かって吠えてたのよ、なんて言ったらさすがにかわいそうかなーと思って、夢の内容は内緒にしておくことにした。内助の功だわー。ふふ。

楽しい夏の余韻にはもう浸れない。
9月、いきなり忙しいよ、仕事。あれやこれや、重なっている。
明日やることを思うと、ため息がでそうだ。はーっ。あ、出てもうた。

今日は仕事から帰ったのが22時だった。こうなってくると、家事もおっくうに感じる。
でも、やらないとなおさら、嫌な気分になるものだ。家事というのは完ぺき主義におちいらず、無理のない程度にデイリーでやるのが、私にとっていちばん、精神衛生上にいいのだ。ちょこちょことでも普段からやってると、あんまりにも疲れてる日、あるいは深酒をした日など、どうしてもできない日があっても、そこまでひどいことにならないので、あきらめがつくし。

ということで、帰宅後、米を炊き、ちゃっちゃと野菜を切ってポトフを作り、洗濯物をたたんで、クイーッとビール飲んで納豆食べて、シャワーを浴びた。ま、こんなもんだろ。今週一週間、なんだか長くなりそうだががんばろう。
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2006年09月03日(日)  さばのへしこ。

(ブログより)

日曜日。

昼ごはん、西新の「しばらく」でラーメンを食べる。
かれっしんぐは西南大出身だし、私も学生時代、よく西新に出入りしてたので、
お互いによく知ったお店だ。
あそこは親しみ深い豚骨の味やね。

二人で80冊くらいもってBOOK OFFに行ったら、約3,000円になった。
それを原資に、久山で立ち寄り湯して、晩ごはんの材料を購入。

夜ごはんは、がめ煮と、豚キムチと、明太子・納豆・オクラ。
それと、
「へしこ」。
知ってます? 若狭名物です。
米糠で樽漬けした鯖です。
友だちに出張みやげでいただいたのです。
珍味だわ〜。酒のおつまみにぴったり。
かれっしんぐも、
「懐かしいなー、この味。今夜は、何本ビール飲むかわからんぞ。」
と言いながら、ばくばく食べていた。
京都に行ったら必ず食べる、という好物だったらしい。
ありがとう、みやっち。

しかし、「へしこ」って、変わった名前だよねー。
へしこ。
へしこ。
なんか、かわいい。


各地の名産品を食べるのって、楽しいですね。
福岡に来たら、ごまさば食べてね!
と、遠方の人には勧めまくる私。さばを生で食べるのなんて、新鮮な魚がおいしい福岡くらいだよ。なんて自信満々なのだが、香川出身の賢ちゃん曰く、「魚は香川のほうが絶対おいしい。俺、博多の魚、そんなにおいしいと思わんもん」とのこと。えーっ。そうなのか。ショック。
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2006年09月02日(土)  退屈しない女

(ブログより)

あたしはねぇ、ひとりで暮らしてるわりに、まともだと思うのよ。
食生活の話ね。

お昼はほとんど、お弁当つくって持ってってるしね。
女の子のわりに、パンは一ヶ月にいっぺんも食べないし。
甘いものもほとんど食べない。
この夏だって、一度もアイスなんて買ってないよ。
お菓子といえばハバネロ。あれだってちっちゃい袋だしね。
ジュースとか炭酸飲料だって飲みたいと思うことがない。

野菜大好きだし。
納豆、毎日食べてるしね。
これでお酒さえ飲まなけりゃね〜。
でも、お酒だって、ふだんのおつまみは、キムチに明太子にちりめんじゃこ。枝豆。
どれも大好きなのよ。

てなわけで、ふだんストイックな生活してると(お酒のぞく。)、
たまにする不摂生は蜜の味。
こないだ、久々に「飲んだあとラーメン」やっちった。
ああ・・・・。
自己嫌悪。
でも、たまにだしね。
なんて長い言い訳。

それはともかく、今日は土曜日。
おそうじお洗濯。
で、近所のうどん屋さんに、初めて行ってみた。ひとりで。
チェーン店でもない、激シブのお店。
新聞読みながら、鶏おろしうどんが来るのを待つ。
大人って感じ・・・。

その後、今泉のカフェーで、水森亜土展。
ロリータじゃのう。

西通りの青山ブックセンター。
みうらじゅんの『正しい保健体育』 傑作・・・。
妙齢のご婦人がこんなもの、長々と立ち読みしてちゃ、いけませんったら。
立ち読みだけでは申し訳ないので、2冊ご購入。

ドラッグイレブン。
5000円も使ってもうた。
この渋チンの私をして・・・・。
恐ろしいところじゃ。

帰って、買った本1冊読んだあと、がめ煮を作った。
いわゆる、筑前煮ね。
私の作る煮物は、なかなか旨い。
煮物って、「おふくろの味」てな感じでオンナをあげるようなイメージがあるけど、
私に言わせりゃ、簡単チン。
どうにでも修正がきくもん。
むしろ、焼いたり炒めたりのほうが、難しいんじゃないの?
一瞬の勝負やけんねー。
餃子焼くほうが、よっぽど苦手。
鈍いのかしらん。

イッパイ作ったから、明日、かれっしんぐと一緒に食べよう。
私がひとり遊びの上手いオナゴやけん、賢ちゃんも安心じゃな。

彼は今日、サッカー部の活動に行ってる。
夜、メールが来た。

『滝のような汗をかいたあとのビールは、さぞかしうまいことであろう。
 滝から鯉が昇りそうであった。』

おもしろい男じゃこと。


土曜日の夜、ほろ酔いで書いた日記。
「飲んだあとラーメン」やったのは、木曜日の夜のことです。
2日経っても気になっていたらしい笑
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2006年09月01日(金)  9月になりました

9月1日。小中高生なら2学期の始まりだ。しかし社会人生活も板についた(?)今、やっぱり10月1日のほうが、「節目」感があるものですな。

三夜連続飲み会シリーズ。
最終夜の今日は、仕事の後、8時半よりスタート。
自転車で会社からの道を帰る。夜風に乗って焼き魚の匂い。ものすごく惹かれる。秋だ。
しかし、いつものブリティッシュパブでフィッシュ&チップスなんかを食べる、小粋な私であった。
タルタルソースが食べたかったのよ。どうしても。
バスペールエール1パイント・グレンリベット・アベラワー(?忘れた)・ボウモア・アードベッグ・シーザー。
けっこう、よく飲んだ。
金曜日の社会人。これぐらい、たまには(たまに、か?)よかろう!
12時帰宅。
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