moonshine  エミ




2006年07月30日(日)  あのころの無垢な哀しみを

日曜日の昼下がり、姪浜のなっちゃん家に、シズラー時代の仲良しっ子が5人集結。
6月に生まれたなっちゃんの赤ちゃんに会いに行ったのだ。

ほえほえしてて、かわいいったらなかった。生まれたての赤ちゃんって、そこにいるだけで何て周りじゅうを幸せにするものでしょうか。

なっちゃんのお母さんっぷりが板についていてびっくり。あの、確信にみちた抱きあげ方や、背中の叩き方、おしめの換えかた。確かになっちゃんは、さばけた性格で体力もすごくあって、バイトでも頼もしい人材だった。それにしても、最初の赤ちゃんで生まれて一ヶ月だったら、壊れものを扱うようにソロソロとしてても全然おかしくないのに、もう何年も付き合ってるかのように自信のある手つき、そして、限りなく優しいお母さんの顔。子供をもつってすばらしい!と掛け値なしに思っちゃった。

約半年ぶりの仲間たちと、時間の経過やそれぞれの環境の違いもなく、会うとあっという間に時間が戻る感じも、うれしかった。

「じゃ、そろそろ解散ね」となったときに、カナちゃんが「来年、結婚します」と爆弾発言。えっ、いつから彼氏いたの?!と騒然。おつきあいして4ヶ月の電撃結婚です。いちばん女の子らしくておしとやかなカナちゃん、でもそういえば確かに、この子は何かを決めるときは、そりゃぁきっぱりしてゆるぎなかった、昔から。みんな驚きつつも納得する様子もなつかしい。

それで彼女を問い詰めつつ解散したあとは、私はそのまま、姪浜の賢ちゃんちへなだれこんだ。昨日、会社の部活動で野外バーベキュー&キャンプ場に泊まってきた彼、足を何箇所も虻?に刺されて痛々しく腫れあがっている。

「見苦しいけど、このまま短パンでスーパー行ってもいい?」
「いいよ、全然」
ということで、夕飯の買い物に行く。

鶏のもも肉に塩・コショウしてジューッと焼いて、バーベキューから持ち帰ってきたいっぱいのオクラはグリルして焼肉のタレをつけて食べるのと、だし汁で煮たのと2種類、あと、ナスのおひたしと、もやしとニラのサラダ、枝豆、めかぶで、夏っぽい夕食にした。

金曜日にテレビ放映された『となりのトトロ』を見て、大泣き。

たぶん5・6年ぶりだとはいえ、初めて見るのでもないし、ものすごい感動巨編、というわけでもないのに、宮崎駿のアニメの中でこれがいちばん泣ける。どこか一箇所のシーンというのでもなく、ずっと鼻の奥がツンとしてて、いったん涙が出たら、もう最後までずーっと止まらない。

幼い姉妹、妹はおねえちゃんが大好きでおねえちゃんは妹の面倒を見て、妹が迷子になったら、お姉ちゃんも近所のおばあちゃんも、みんなしてあたりまえのように必死に探して、どうしようもなくなって泣きついたら、おっきくてふかふかのトトロが(空を飛んで!)助けてくれて、子供にとってお母さんというのは、無条件に好きで好きでたまらなくて、いてくれないと困る存在で・・・・ていうあの感じが、もう、だめ。

理由なんてない、ただ自分のもっとも近くにいる人たちが、損得なしで大事で、大事にされたくて、子供の頃ってそうだった。そんな当たり前のことが、日本人なら誰もがなつかしく思える風景、燃えるような夕焼けや、ずっと蝉が鳴いてる音がする背景の中で、ただただ描かれてるのが、たまらない。だめだ、トトロ、泣けるよー! あまりに泣きすぎて情緒不安定になるほどだった。ごめん、賢ちゃん・・・。でも君が見せるからいけないんだよ。収拾つかないまま、寝る。
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2006年07月29日(土)  金曜日、仕事の後のデートはいと楽し。

監査も無事に終了し、ほっと一息つく昨日の金曜日のこと。

私の上司はこの日、1年に1度か2度しかとらない、有休を申請していた。が、どうしてもこの朝に常務会で稟議しなければいけない議案があり、その時間だけ、出勤することになった。

前の議案が長引き、予定の時間よりもだいぶ遅れてはじまった上司の議案。かわいそうになーと思いながら自分の席で仕事をしながら待っていると、10分ほどで終わるはずの稟議なのに、20分を過ぎても帰ってこない。
「ずいぶん遅かったですね、なんか揉めたんですか?」
やっと戻ってきた上司に聞くと、
「いつもの通りの、専務との押し問答よ。『おまえは言われたとおりにすればいいんだ!』『そうは言いましてもですね!』ってねー」
と、涼しい顔でおっしゃる。
うちの会社で絶大なる権力を誇る専務と押し問答にまで発展する頑固さと信念を持ち合わせてるのは、ほんとにこの人くらいのもんである。

上司もいないんで夜は早めに切り上げ、賢ちゃんと大名に飲みに行った。
金曜日の夜ということで、ちゃんとお店を予約していった。店選び係は私。「新鮮なお魚を安く食べられる」コンセプトで選びました。
魚介サラダ、ごまカンパチ、塩カマスのお刺身、芝エビの唐揚。
生ビール3杯ずつ。
飲み食いしながら、仕事のことなどいろいろ話す。

「俺、最近、仕事がおもしろくないのは、上司がかわったせいだと思ってたんやけどさ、そうじゃないことに気づいたんよ。
 今年から担当がかわってさー。(注:彼の仕事のことなので、守秘義務考慮して、詳しい内容は中略します)
 やっぱり、仕事はやりがいがないとダメやね。
 でも俺、文句は散々言うけど、いちお、やることはやるけんさ、使い勝手がいいんよ。このまま行くと、来年も飯塚から出られずに、さらにめんどくさい担当になりそう」

「そうだよね、やりがいが大事だよねー。
 今朝さ、私の上司がさ、(・・・と、前述の様子を話す)。
 ほんと、あの人、頑固で意志が強いんよねー。権力をものともせんし」

「俺、そういう人、大好き。上の言うことに疑いもせずハイハイ言う奴、嫌なんよね」

「それで私の上司はさ、強きをくじき、弱きを助けるタイプなんよ。上にはさんざん歯向かうけどさ、自分より若い人とか、地位の低い人の悪口は、絶対言わんけんね。私のことも、私に面と向かっては、いろいろ嫌ごと言うけどさ、私のいないところで、他の人に私のこと悪く言ってることは、絶対ないと思う」

「立派な人やん。おまえの仕事、夜も遅いし大変そうやけん、異動とか転職とか考えれば?ってたまに思うけど、いつも話し聞いてると、上司がほんとにいい人そうやけん、できるだけ続けたほうがいいって思うんよな」

などなど。
お互い、同じ業界で同年代のサラリーマンなので、こういうとき、話がすごく通じておもしろい。

興が乗ってきて2軒目に行くことにする。飛び込みで知らないお店に入ったら、半個室みたいになってるところに通された。
「おお、雰囲気あるねー」
「なんか、エロいね〜」
しかし、そこでの話は、
『この1年で一緒に行ったラーメン屋さんのベスト3をそれぞれ発表!』
という、色気のかけらもないものだった・・・。
お互いリポーターに扮してマイクを握り、相手のベスト3について聞き出すのだ。

ちなみに、
えみ
「3位、皿山の丸八ラーメン!
 2位、熊本の大黒ラーメン!
 1位、久留米の龍の家ラーメン!
 番外編、元祖長浜!」
賢一郎
「3位、北海道ラーメンのすみれ!
 2位、東区の濃麻呂!
 1位、熊本の支那そば、北熊!
 番外編、久留米龍の家!」
であった。

今後も麺道を極めていく決意を二人して固め、最後に、TVチャンピオンを真似して、
「賢一郎さん、あなたにとって、ラーメンとは何ですか?!」
なんて聞いてみると、間髪入れず、
「強敵と書いて、友と読む!」
と力強い答えが返ってきました。
アホな二人・・・。

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2006年07月27日(木)  木曜日じょじょに解放感が

歯が痛い(親知らず)。なのにお客さんから16区のアイスをもらったものだから、「味の分からん人が食べてもしょうがないやろ、俺にちょうだい、どうせアンタの舌じゃ『冷たーい』ってくらいの感想だけやろ、ね、俺がローソンでブラックモンブラン買ってきちゃーけん、交換しよう」なんてうるさい上司をふりきって、当然自分のお口に運んだ。ら、「つ、つめたーい◇☆×▲$<?」カッキーン!てな具合で痛む歯にジャストミート! でも、でもでもおいしかった。高級な味がしました(←低俗な感想。)

梅雨明けしたとたんに、この暑さ。さすがだね、ニッポンの夏。

仕事は、監査が本日で終了し、ひと段落。あとは開示するばかり・・・かな? 今回の監査は、四半期というよりも、内部統制について、かーなーりー厳しく突っ込まれて、たじたじにはならなかったけど、半ば苛々しました・・・。内部統制を厳しく突っ込まれるのは、これは時流を鑑みるにもう仕方がないことだし、必要だってのは、経理担当者として痛いほどわかってる。でも監査人にもそれなりに仕事のやり方ってのを考えていただかないと・・・。監査の対応それだけが会社の経理部の仕事ではないのです・・・。

あーお腹すいた(夕飯は納豆のみであった)。早く寝よ。明日は金曜日だ。
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2006年07月23日(日)  雨の日曜日、日暮れ前から飲み始めたりして

日曜日、パシャッ!という携帯カメラのシャッター音で目が覚める。と、撮ったな、寝顔を?! とびきり不細工なやつを・・・・。

長い梅雨が続いている。濡れなくてすむように、マリナタウンの屋内駐車場に入って、牧のうどんでごはんを食べる。大食いの彼よりも早くうどんを食べ終わる私に、賢ちゃん、改めて「よう食うオンナだな・・・」と驚愕。

マリナタウン内でお互いにお手洗いに行き、「本屋に行っといていいよ、迎えに行くけん」と言われ、嬉々として立ち読みにふけるが、賢ちゃんがなかなか来ない。あらー?と思って探すと、本屋の隣のリビング用品売り場にいる。「えみ、すばらしいモン見つけたよ!」と目を輝かせる彼に手を引かれ指し示されたものは、「大豆のチカラ」なんて謳われているタオルケットだった・・・。

「触ってみぃー。この気持ちよさ! 全身これに包まれて寝たいと思わん?! ああ、買うべきかね〜。もうちょっと待って、バーゲン品になるころ、また来ような。」
なんて、いかつい図体して頑固親父ながら、実は以外に家庭的な賢ちゃんである。

そのあとはヤマダ電機にて、私が買い替えを検討中のドライヤーや掃除機をチェックし、BOOK OFFで立ち読み&お買い上げして、スーパーに寄る。昨日もおうちでごはんを作ったので、買い足すものはわずかだ。
「やっぱり自炊って、続けると安くつくよね〜」
「しかも二人だと、一人より格段にコストパフォーマンスが上がるけんね〜」
と満足する、ひたすら堅実な二人。

4時前には家に帰って、さっそく缶ビールで乾杯し、「ハウルの動く城」を鑑賞しながらおつまみつまみはじめる。
「ハウル、ダメ男なのにかっこよすぎる!これじゃ心臓食べられてもいいよ」
「結局、ソフィーがチューすると、なんでも解決するってことだよな。」
などと、なんの含蓄も無い感想を述べ合う。
「宮崎駿のアニメって、年とることが、何の嫌なことでもない、って気にしてくれるのが、いいよな。おじちゃんやおばちゃん、じいちゃんばあちゃんも、みんなかっこいいもんな。」
という彼氏の感想が、素直かつ素晴らしかった。
こんな程度でいいんだと思う。

見終わって、ごはん作り、今度は「天空の城ラピュタ」を見る。
少年少女時代に作られたものなので、お互いにもう何度も見ていて、思い入れもひとしおだ。
今日はごはんもことさらに上出来で、
「ああ、ごはんが美味しいね〜。酒が旨いね〜。ラピュタは何度見ても、話も音楽もいいね〜」
とゴキゲンで過ごす。
賢ちゃんが滅多に家では飲まない焼酎を注いできたので、便乗して一緒に飲む。
酔っぱらいつつも、ちゃんと進んで洗いものなどしてくれる賢ちゃんに感謝しつつ、その間も飲み続ける私であった。

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2006年07月22日(土)  昭和へトリップな土曜日

朝7時過ぎに目が覚めて、「うっ、ちょっと頭いてぇー」なんて思いつつ、ベッドの中でごろごろ本を読む至福のひととき。

今日の読書は、半藤一利さんの編・『昭和史が面白い』(文春文庫)です。戦前・戦中・戦後を通しての政治・経済・文化等々について、半藤さんを交えた鼎談が20編ほどおさめられている本で、大学生のときに買って以来、もう何度読み返しているかわかりません。

数日前の日経新聞のスクープで、昭和天皇のご発言のメモが発表されたのを機に、また読み返したくなったのである。ええ、私、皇室周辺の話が大好きなんだけど、その中でもいちばん好きなのが、昭和天皇なんです。好きなんていうとちょっと不敬というか、語弊があるけど・・・。別に右寄りとかってわけじゃなくて、皇室という、きわめてストイックなお立場に望まざるとも生まれてしまった(または嫁がれた)方々の生き様というのが非常に気にかかるのです。中でも、激動の時代を生きられた昭和天皇は、やはりカリスマなのです。

・・・って、このことについて語り始めると長くなるので割愛。
ただ、「皇族なんて、税金で贅沢してさー」とか「生まれただけで別に能力も無いのにさー」とかって言うのは簡単だけど、「じゃあ皇族にしてあげるっていったら、なりたい?」って聞かれると、「あんな自由のない生活嫌だー!」ってほとんどの人が言うはずで。その境遇を受け入れ、分刻みに決められたスケジュールを粛々とこなし、なおかつ気高い皇族の方々に、素直に尊敬の念を抱くわたくしなのです。

で、読み返して「ああ、やっぱり昭和ってすごい時代・・・」と思いつつ、庶民の私はくたーっと二度寝を貪り、次に目が覚めたら11時過ぎだった。

焦って賢ちゃんに電話して、1時ごろ迎えに来てくれるよう頼む。今日は、飯塚へドライブする約束なのです。

私の彼氏・賢ちゃんは、飯塚にある支店(正確に言うと支“店”ではないのだけれど)に異動になってもうすぐ2年半。福岡市西区姪浜から飯塚まで、毎日通っています。1時間半の通勤時間は、東京都心にお勤めの方などには珍しくもないかもしれないけれど、福岡では長い部類に入ります。

飯塚というのは筑豊地方、筑豊といえば、五木寛之の『青春の門』でも知られているように、かつての炭鉱の町です。石炭の採取が絶えて久しい今では、人口も減り過疎化も進んでいる。私も、子供の頃から盆踊りでは「炭坑節」(月が〜出た出たァ 月がァ出たァ あヨイヨイ ってやつね。)に親しんでいたけれど、飯塚に行ったことはない。飯塚に勤務する恋人をもって以来、ぜひ、一度、行ってみたいと思っていたのでした。

久山の「天ぷら ひらお」でモリモリのあなご定食を食べ、八木山峠を越えて飯塚市へ突入。飯塚の中心部にあるビルに入っている賢ちゃんの会社の支店を外から見学し、名だたる歌舞伎役者が今でも必ず襲名公演を行う伝統の嘉穂劇場を見、飯塚の高級住宅地・柏の森で、麻生太郎大臣の生家(すごいお屋敷)を見る。地元に根ざした金融活動をしている彼のナビは、さすがにきめ細やかで面白い。

そのあとは、私がネットでチェックしていた育雛場が経営しているお店や、その近くのお魚屋さんで満足のお買い物をして、賢ちゃんちに帰ってごはんつくって食べました(この辺は、ブログをご参照あれ)。

残業の多い仕事柄、そして飲みに行くのが好きな性格上、ふだんは21時に帰宅したって「早いな〜」と思う私なのだが、賢ちゃんと過ごす休日には、お昼間に出かけて、夕方18時にもなると「さ、早く帰っておうちでごはん食べようよ〜」となるのが不思議・・・。
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2006年07月21日(金)  お酒と私との距離を考え直す。

金曜日、21時で仕事を切り上げて、「今週がんばったー!今日はビールを自分に許そう」と決めて、今週初のビール(発泡酒ですが)をおうちでプシュッと開けて、冷や奴を肴にごくごく飲んでると、お誘いの電話あり。

最近、限られた時間の有効活用と健康的な生活について、ちょっと真剣に考えているので、飲みに行くのもほどほどにしようと思っている。(注:決して飲みに行くのをやめようとしているわけではなく、厳選しようとしてるんですね。)

今日のお誘いの人とは、普段からけっこう飲んでるし、必ずしも今日飲まなくてもいいかなーと思ったので、さんざん「どうしようかなー、、、」と迷ったのだけれども、結局誘惑に負けて出て行ってしまいました。そして1時過ぎまで飲んでた。ああ、ちょっと自己嫌悪。

日本経済新聞や『日経WOMAN』はもちろんのこと、いっぱしのビジネスマンぶって、『日経ビジネスAssocie』やら『President』やらの雑誌を読むのが(ほとんど立ち読みですがね・・・)好きな私、最近、それらの何かで「朝型ビジネス生活のススメ」みたいな特集を読んで、さっそく感化されているのである。

それによると、夜の料亭での会食で談合(?)したり、二次会・三次会と内臓を酷使して、翌日の午前中は二日酔いを引きずるようなのは日本の悪しき風習で、欧米のエグゼクティブなんかは、朝7時には出社してチャッチャと仕事をすませ、夜はパブで一杯か二杯やるくらいで、20時には家に帰って食事をしたり、プライベートの時間を確保して、早く寝るようなのが普通らしい。社外でのビジネスの話も、ホテルやなんかのブレックファストでしたりするんだってー。言われてみればそのほうが効率的だし、なんだかスタイリッシュな気がするよね(なんて影響されやすい私・・・)

ま、美容と健康を考えても、早寝早起きが悪い理由なんてひとつもないわけで、特に翌日も仕事の日には、過度な飲酒はできるだけ避けようかなと思っている今日このごろなのであります。ま、今日このごろ、ってだけでいつまで続くやら?という気もしますが・・・。
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2006年07月20日(木)  in my lifeをベットの声で

今日も早起き成功。外でざあざあいってるのがハッキリわかる。「ああ、雨だ、今日もひどい・・・」と、ぼんやりしながら準備を始めると、

ド、ドーン!

と凄まじい音。衝撃で窓がビリビリ震えた、のは気のせいか。ミサイル撃たれたのかと本気で思ってすぐに外を見た。ニュース速報が流れないかと慌ててテレビをつけた。・・・雷だった。よかった、杞憂だった。

会社では今日も激しく頭脳労働。もうろうとしてきて、途中、単純作業を挟んだりした。親知らずが疼きだして、夕方、モンダミン買いに行った。
「もう、なーんも考えられないッス・・・また明日がんばりますから」
と、21時半過ぎにギブアップ。

『浴びせる罵倒に耳をすまし 数字ばかりの世に埋まる〜』
て、林檎姫の「月と負け犬」が頭をよぎるのはこんなとき・・・かもしれない。

夜はキムチ冷奴を食べた。辛いもの食べたい欲が全然衰えなくて、そのかわり、暑くなってからも、アイスとかはまだ全然食べたくならない。どっちがいいのかな? どっちも極端は良くないか。中庸、を説いたのは誰だっけ?老子?荘子? あ、孔子だった(いま、ネットで調べました。)

非常に疲れてるけど、まだやる気は充填されている。
ここが頑張りどき、今やらなかったらいつやる?!て感じ。(いつもやってる気もするが、特に、という意味。)

最近、会社の会議なんかで「金利が上がった上がった」とか、躍起になってるようだけど、金利が上がるのなんて、もうずいぶん前からわかってたことやん? 織り込んでなかったのか?やっぱり。

疲れた夜には、女の人の深〜い歌声が身に沁みますな。飽きもせず、キャロル・キングとかベット・ミドラーとか聞いてます。
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2006年07月19日(水)  to make a living

今朝は、久しぶりにアラーム+30分以内に起きれた! 朝ごはん(というほどほものでは全然ないが)食べる時間もあったし非常に満足のいく朝だった。

しかし、家を出た瞬間、凄いどしゃ降りに気づく。バス停までの3分くらいで、サンダルを履いた素足が、ふやけそうなくらいに濡れた・・・。まあ、それでも最近にしては早く会社に着いたので、よしとしよう。

仕事は22時まで残業。「これ絶対また白髪増えるわー!」てくらいの頭脳労働に疲労困憊。資産1500億近くあるのにエクセルで連結キャッシュ・フロー計算書つくってる会社って、そうあるまいと思う・・・。でも、産みの苦しみのあげく、おおかたはできた。明日は微修正とか体裁整えとかだ。

そして帰りもどしゃ降りだった。

淫行で解雇になるのは当然だと思うんだけど、ああいうニュースを見るにつけ、
「おんなじことしてもバレなかったり、権力で揉み消してもらえたりすることってあるんだろうなー。
 それに、もっと悪いことしてるのに、のうのうと暮らしていける人もいるんだろうなー。経済犯罪とか特に・・・」
なんて、思ってしまう。

福岡人の私は、当然のごとく王監督が大好きで尊敬していて、回復を心から祈ってるけど、
「王監督ともなると、最高の医師団がついて、最高の医療を受けられるんだろうなー。手術代とか心配しないでいいだろうし」
なんて、思ってしまう。

かわいくない考え方だとは我ながら承知だけど、『地獄の沙汰も金次第』という言葉が、切実に胸に迫る。うちの親は自営業だし、ボーナスも退職金もないし、たいした保険もかけていないはず。両親が大病を患ったり長い闘病や療養生活を送ることになったとき、おんなじ病気や状況になっても、お金のある人よりもずっと困るんだろう。

でも、ないものはどうしようもない。宝くじに僅かな期待をかけるくらいで、あとは黙々と地道に働いて、ちょっとでもお金を貯めとくしかないんだなーと思う。だから私は、昔からどうしても、旅行に行くにも高いものを買うにも腰が重いし、ましてや思い切って仕事を辞めたりなんてなかなかできません・・・。

幸い、働くことは基本的に嫌いじゃないんだけど、それもこういう星のもとに生まれたので労働があたりまえだという価値観が、もともと、あるのかもしれないな。で、どうせ働くなら、ちょっとでも気持ちよく働きたいし、充実感もちたいし、評価されたいし。

てなわけで、明日も早く起きて働くためにもう寝ましょうね。
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2006年07月18日(火)  雨降りは続くけど。

あー、今日は早く寝ようと心に誓っていたのになあ。仕事22時半までもしちゃあ、そりゃ遅くもなるわよね。

今週はずっと、こんな感じで残業が続く予感。天気予報も週末まで雨一色。株価は当分低迷しそうだし、どうにも明るい材料に乏しいようだわ。

しかし、これを見越してお弁当のおかずのストックもあるし、この前線が去ればきっと梅雨も終わるし、来月は一年でいちばん仕事が少ない楽しい8月になることだしね! 株価も、まあ、何年か待てばまた上がるでしょう・・・ってそんなに待ちたくないけど、当然。

それにしても、脈絡無いけど、税金どんどん上がるよね。みんな、どれだけ控除されてるか、そしてそれが何に使われてるのか、関心をもとう。選挙には行こう。まじめに投票しよう。毎日忙しくてそれどころじゃないけど、やっぱり世の中のことには当事者意識を持たなきゃ! 働いて納税している人は特に。自分のことだよ。
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2006年07月16日(日)  玉名までドライブ日曜日

日曜日、健康優良児の賢ちゃんが7時くらいに起き出す気配があり、私も起きようかな、と思ったが全然無理で、ちょっと目が覚めてはすぐにくーっと寝入るのを繰り返していたら、
「早く家を出らな、渋滞しだすぞ」
と9時に起こされた。

「どこ行くと?今日」
「ないしょ」
今日もうだるような暑さだ。わけもわからないまま車は出発し、どうやらいったん西へ向かっている。

佐賀県に入ったばかりの道の駅みたいなところで、「昼メシにはまだ早いけど、昼メシの店まであと2時間くらいかかるけんな」と言われ、ざる豆腐を食べる。飲食スペースは屋外で、屋根に覆われているだけだけど、けっこう涼しい。お客さんはたくさんいて、名物らしいそのざる豆腐や、コロッケだとかおでんだとかを食べている。中年の夫婦だったり、その団体だったり、家族連れだったりで、午前中から缶ビールを飲んでる人もたくさんいるけど、総じてのどかな雰囲気だ。

「これから2時間ってどこまで行くの〜」
と聞くと、賢ちゃん、「玉名」という。玉名・・・熊本県玉名市? 地図で見ると、うんと遠い。しかも毎度のことながら、「高速を使わないのがテーマやけんな」ってな道行だから、エッチラオッチラの長旅である。峠越えの好きな賢ちゃんは、今日も南関越えの道を迷わず選んでいた。そりゃーすごい山道だった。まったく運転をしない私ですら、こういう道を通ると、彼の運転技術がわかる。しかし彼に言わせると、「こういう道になると、やっぱり、インプレッサに比べて格段に走りが悪いな。しょうがないんだけどな」ということらしい。

1時過ぎに無事にめあての店に着いた。
「玉名には、有名なラーメン屋がふたつある。『天琴』と、この『大輪』だ。天琴には3回行ったことがあるから、今日は大輪に来てみた。」
とのこと。

出てきたラーメンはザ・熊本ラーメンて感じだった。関東の人には豚骨といえば博多というイメージがあるかもしれませんが(違うかもしれませんが)、私が知る限りでは、博多よりも久留米、久留米よりも熊本と、南下していくに従って、豚骨スープはどんどん濃く、にんにくの効いた味になっていくように思われる。博多っ子で豚骨大好きな私でも、熊本のラーメンのスープは飲む気になれません・・。

そのあと、近くでこれまた有名だというケーキ屋さんに連れて行かれる。福岡では、おしゃれなカフェでティータイム、なんてしたがらない彼だが、旅先のこういうお店をよく知っているあたり、これまでの女性遍歴を垣間見ることができるというものだ笑。なんとも上品なお店で、女の子同士やご婦人たちが、ひっそりと笑顔で談笑しながらおいしいケーキを食べている。私は紅茶とりんごのケーキ、賢ちゃんはモンブランを堪能。彼はふだん、菓子類をほとんど食べないが、甘いものが苦手なわけではなく基本的に大食漢なので、「このモンブラン、超うま! あと2個ショーケースにあったな・・・あと2個食べてもいいかな・・・」と言い出すのを制止する。

そしてまた、ひたすら下の道を通って帰る。大牟田のゆめタウンで小休憩することにして、家族連れでにぎわうショッピングセンターをうろうろ。
「あ、これ、安いね。買っとこう」
と彼が手にしたのは、トイレットペーパー12ロール組と、ティッシュペーパー5箱組。
「片方持つよ」
とティッシュペーパーのほうを持ってあげつつ、
「なんて所帯じみたカップルだろう、私たち」
と、思わず口をついてでる。
「よかろうもん、かっこつけても始まらんめーが。どんなにかっこつけた人でも、トイレットペーパーは買わなきゃならんものやろうもん。
 ・・・でも、人が聞いたら引くんやろうな。『二人でどこ行ったの?』『え?大牟田のゆめタウン』『えー?そこで何買ったん』『トイレットペーパーとティッシュペーパー』なんてな」
「だよね・・・」
「おまえもシマツな女だよな。(注:シマツって、四国弁?か何かで、“質素”“倹約家”みたいな意味で、ちょっと“けちくさい”て意味もあるらしい) ブランド物には見向きもせんし、バーゲンにもあんまり興味なさそうやし、買うってったら文庫本ばっかりだもんな。でも、良かたい。俺、金使いの荒い女の人って好きじゃないけん」
「賢ちゃんも、買い物堅実だよね。Mr.Maxとか大好きだし」
「おう、俺、天神よりMr.Maxに行くほうがずっと楽しいけんな」
など、しみじみ語り合う。

坂本峠を越えて福岡市へ帰りつき、ハローデイで買い物して、おうちで豚肉のオニオン&ジンジャーソース焼き・ピーマンと玉ねぎ添え、お蕎麦サラダを作る。イカの塩辛とらっきょう、さけるチーズというおつまみ3点つきで、ビールだらだら飲みながら、ごきげんでだらだらおしゃべりする夜。
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2006年07月15日(土)  デート2連発土曜日

土曜日、そうじ・洗濯などやっつけて、炎天下のなか自転車をこいで、天神へ向かう。そういえば自転車で天神へ行くのは久しぶりだなーと思った。いつのまにか、生活パターンというものは変化するのだな。

今日は、大学1年生のときに同じクラスだった女友だち4人でランチすることになっていたのだった。ゆうき、ちー、ナオ、私というメンバー。それぞれ個別に(?)会うことはあるものの、4人が一堂に会するのは、なんと、卒業以来6年目にして初めてだった。

そんなことがどうして実現したのか、というと、きっかけは、(書いてもいいよね)、その中のひとり、ちーちゃんが、地元の長崎に帰ることになったからである。しかも、なぜ帰るのか?というと、長崎で芸者さんになるという。

かねてより歌舞伎を愛し、日本舞踊を習っていた彼女なので、そんなに荒唐無稽とも思わなかったけれど、オンナ27歳の決断としてはやっぱり驚くべきものでしょう。

しかし話を聞きだしてみると、荒唐無稽どころか用意周到、準備万端、まさに強い意志と行動が一致して、そこに、周囲の理解や素晴らしい巡りあわせも重なって、実現することになったものだった。詳しくはさすがに書けないけど、とにかく感嘆してしまった。すごい。

10ヶ月ぶりくらいに会うナオちゃんの近況にも、3人くちぐちに勝手な感想を述べ合う。ナオちゃんて、おっとりしてるようで意外と・・・・(自主規制)なのよね。ゆうきちゃんとは卒業してからもずっと近くにいてラブラブなので、私にとっては特にびっくりな話はなかったけど、そばで見てきた生きざま(大げさ?)を改めて辿ってみると、こんにちの彼女の強さたくましさも、「さもあらん」ってなもんだ。そして、近くで見てきた私としては、なぜかゆうきちゃんの今の強さを誇らしく感じるのであった。

さてエミさんは?というと、卒業して一般企業に就職してそのまんま6年目を迎えて、と、1行で説明も終わってしまうようなシンプルな生き方をしているわけですが、平凡に見えるサラリーマンの波乱万丈(?)な日常は、まぁこの日記に綴られているとおりです笑

しかしよく喋った! 友だちと会うのは楽しいね。

いったん家に帰って、夕方、賢ちゃんと天神で待ち合わせ。岩田屋で私の母親の誕生日プレゼントを下見する。キッチン用品、食器、デパ地下のお菓子など。そして、バーゲンで賢ちゃんのスーツを買う。こういうとき、おんなじような業界で働いていると、「これは派手すぎるでしょ」とか「これならセーフ」とか判断しやすい。

その後、「辛辛」という韓国料理ダイニングへ行く。新陳代謝促進食堂、と冠されているだけあって、唐辛子をふんだんに使ったお料理がウリの店である。賢ちゃんは新陳代謝の鬼であるから、事前に「タンクトップで来ていいよ」「あ、タオル必須ね」といっておいた。「天神に行くのにタンクトップはさすがにどうよ・・・」なんて言っていたが、半袖のシャツの下にはちゃんとタンクトップを着ていて、お店に着くと早速シャツを脱ぎ、タオルを膝にセットする彼。ぷ。

キムチの盛り合わせで既に大粒の汗が顔中を彩っている。
「賢ちゃん、なんか、髪がきらきらしてるよ!」
「・・・アイドルみたいやろうが」
歌っても踊ってもおらず、ただキムチを食べただけで、既に頭皮までびっしょりなのである。
まして、タッカルビ鍋が来た日にゃ、風呂上りの如きありさま。
「うー、汗かきすぎて、疲れた・・・。今日、部屋の掃除して、洗濯して、フロ掃除、トイレ掃除、靴磨き、西新まで散髪に行って、いったん帰って博多の釣り道具屋に行って、天神うろうろして、トドメにこの辛さ。唐辛子モノをこんなに続けて食べるの、初めてなんやけど、疲れるもんやなー」
と疲労困憊の彼を横に、私は暑くなってから続いている「辛いもの食べたい」欲を思う存分みたして、満足であった。

帰ってから、おのれの服といい鞄といい下着すらも唐辛子くさくなっていることに愕然として風呂に入った。賢ちゃんは、あれだけ大量の汗をかいても全く汗くさくならない得な体質で、そのまま寝入っていた。起こして歯を磨かせるのがひと苦労。
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2006年07月13日(木)  ぐなーい。

またも朝起きれませーん。

昨日は東京から仕事で福岡へ来た昔からの友だちと西中洲で飲んでた。最近、春吉とか西中洲とかで飲むのが気に入ってる。大人っぽい気がするのだ。ていうか、自分もそういうところで飲んで、浮かない年になったなーと実感するのだ。

久しぶりなので話は弾みまくり、友だちがすごく褒め上手なので、ついつい調子に乗ってどんどん飲む私なのだった。やっぱり女の子にとって、最高の褒め言葉は「かわいいね」「きれいだね」だと思うのだ!!!断言。賢ちゃんは私のこと「かわいい」なんて、一ヶ月にいっぺんくらいしか言ってくれないもんなー。でも、一ヶ月にいっぺんくらいは言ってくれるのが、なんとも心憎く愛おしいところ。ま、その何倍も「えみ、最近、太った?」とか、「お肉が気持ちいい〜」とか言われているのだが・・・。

明日は仕事をがんばろう。てことで、書きたいことはいろいろあるもののブログもご参照あれ。もう寝ます!
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2006年07月11日(火)  一刻も早く夢の世界へ

週末あたりのことがらは、ブログのほうに書き留めております。

本日火曜日、8時半〜21時、仕事。

最近、寝坊ぎみだ。おきると7時を過ぎていることがしばしば。気合が足りないのか・・・? というより、単純に、寝るのが遅いんだろう。

だいたい帰りが遅いし、料理とか洗濯とかしているとそれなりに時間のかかるものだし、軽いものでもなるべくマトモな夕飯(特に野菜。)を食べようとしているし、さらに少しでもくつろぎの時間がほしいし・・・で、短い夜の時間はあっという間に過ぎていくのだ。私の体は6時間くらいは寝ないと覚醒しないらしく、1時を過ぎて寝ると、目覚ましなんかちっともかまわずに、だいたい7時くらいまでは起きれない。

たとえば昨日、月曜日。
帰宅は21時半ごろ。まず、燃えるごみを集めて、出しに行く(福岡市は夜にごみが出せるのです)。布団カバーを洗濯機に入れてスイッチオン。お米を炊飯器にセット。ツナと玉ねぎの味噌炒めを作り置きし、その中の一部をピーマンに詰めて焼いて明日のお弁当用に。同時並行でじゃがいもをレンジで茹でる。ビールとおつまみを片手に、ちょっと本を読む。お料理に使ったもの、食べたもの、お弁当箱など洗い、台所片付ける。布団カバーを干す(部屋干し)。ストレッチして、お風呂に入る。髪の毛乾かす。メールのお返事、いくつか書く。ちょこっとネットして、ブログ書く。
これで寝たのは1時過ぎ。
削れるほどのムダな部分はあんまりないよねえ? 

早く寝るためには、掃除も洗濯も料理も平日はいっさいせず、ましてやビールなんて飲まず、帰る→シャワー→寝る、ていうストイックなコースをたどらなければいけないんだけど、それってさすがに味気ないし、週末に向かうに従って荒れ果てていく家に帰るって、むなしいもん、やっぱり。

と、誰に言い訳する必要も無いけどともかく早く寝ないと翌朝自分が困るのだ。で、今は何時かというと、0時50分! ああ、明日も寝坊しちゃいそうー!

寝つきはよいので横になって目を閉じたら一発で夢の中です。おやすみ、グー。
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2006年07月06日(木)  夏休みはもう遠くない

昨日はあんなことを書いたが、決算作業とはいっても所詮は四半期、中間ましてや本決算に比べると、ずいぶん楽だ。今日も21時半には帰れたことだし。なんて舐めたことを、確か4月の第一週も書いていた・・・。本番は、来週からか?

帰り道、お腹すいたなー何を食べようかな、明日のお弁当に何入れようかな、野菜食べなきゃだよな、アレとアレ買って帰ろう。とか考えているうちは、まだまだ余裕がある。

ほろ酔いでゴキゲンな会話してる飲み帰りの人たちや手をつないで歩いてる恋人同士の横を、あんまりスピード出し過ぎないように自転車で通り過ぎながら、空にぽっかり浮かんでる月をちらっと眺めて、疲れたなあと思いつつ、好きな人たちを思い出して、会うこと楽しみにしてる。

明日はもう金曜日。週末が終わったときは、次の休みが果てしなく遠く感じる毎週だけど、なんだかんだいって、始まってみるとあっという間な毎日だ。今週は週末も予定が目白押しなので、あんまり体を疲れさせない程度に楽しみたい。とりあえず早く洗濯機さん止まってー! 干したらとっとと寝たいのよ。

で、洗濯終わったんだけど、追加計上。あっ仕事用語・・・毒されてるな。

最近のお気に入り曲のひとつが、東京事変の『透明人間』。

跳ねてるピアノやベース、スカしてるっていうかとぼけてるっていうかなギター、途中から入るハンドクラップも、林檎姫の軽やかで自在な歌いっぷりも、すごくいい。どんどん重厚だったり難解だったり豪華絢爛だったりな世界観を作ってくこの人だけど、時にはやっぱり、こんな、難しいことなんにもなく、聞くとそれだけで元気になれるような歌も歌ってほしいもんね。

詞もねー、前向きな現実肯定って感じで、そう、応援歌。この歌でアルバムが終わったらいいなって思ったりした。この歌の最後の、かるーい口笛でひゅん、って終わったらいいな、って。
しかし実際は、意味合い的にはおんなじ応援歌でも、ひどく壮大な「手紙」でアルバムは締めくくられるのであった。

では今度こそ本当におやすみ。もうすぐ1時半だー!
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2006年07月05日(水)  変わり続ける世界に住んで

さあ仕事も忙しくなっております。四半期決算作業に入っているのです。

社会に出てまだ6年目だけど、自分の仕事についてだけだって、
○有報、電子開示「EDINET」へ
○減損会計の開始
○外形標準課税導入
○四半期決算の本格化
○会社法の施行
などなど、制度面でも大きく変わった。

今後も、
○内部統制の本格実施
○消費税の税率アップ?
○証取法→金融商品取引法へ変更
なんて、どんどん変わっていくんだなあ。
まさに、ドッグイヤーです。

自分の仕事はこんなふうに、世の中のトレンドと直結している分、おもしろい面もあるんだけど、それってつまり、ついていくのにものすごい労力がいる。
忙しいんです・・・。
仕事のパフォーマンスを向上させつつ、仕事以外の時間を増やしていきたい。
でもそれって、ほんとに難しいんだよなー。
限られた時間、すべてを求めることはできないから、ある程度、バッサバッサと切り捨ててあきらめるってことにも慣れてきたけど、それも時々どうなんだろう?と思うし。

なんて言いつつ、今日も全国各地の新聞コラム欄をネットで巡って、中田英寿が取り上げられているものを片っ端から読む私なのでした。
なんだかんだで、ほんとにやりたいことは、結構あきらめずにやるものなのよね、人間。

炊事洗濯掃除等も随時行っております。お酒は控えめにしております。睡眠を削りに削れるほど若くもないので、早く寝ましょうかね。
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2006年07月04日(火)  クールじゃなくてかまわない。

今日は、本当に、ヒデ一色の日だった。ヒデファンを公言する私も、恋人のことすら忘れるくらい(嘘ですが)、日がな一日、彼のことばかり考えていた。

それで、ブログのほうに、情熱炸裂の長い文章を書いたわけですが・・・書きながら、読み返しながら思うのは、私って人間は、ほんとに、誰かを好きになったり尊敬したりするという行為そのものが、好きなんだな、ってことだ。

ミーハーなのか何なのかわからないが、他者に対して愛情にしろ尊敬にしろ、ものすごく夢中になる人と、他人に対していつでもけっこうクールなスタンスを持ってる人と、世の中をおおざっぱな2種類で分けるとしたら、私は間違いなく前者。

身近な人に対しては急に批判意識旺盛になったり、嫉妬したりする面があるってことも考え合わせると、自分に限っては、好き嫌いの激しいイコール、自意識のつよ〜い性格だって気もするんだけど、これって、さっきの分類の前者の人々全般にあてはまることなのかしら。どうなのかしら。

話は変わるが、日経新聞の「私の履歴書」、先月は作曲家の遠藤実さんだった。これァまたすごい連載だった。なんたって、若かりし頃、戦前戦後の貧困のさまが、かなりすごかった。1ヶ月間の連載で、その時代の話が半分ほどを占めていたことからみて、若い頃の体験、感覚って、本当にその人となりをつくるなあと思う。

今月はその連載、SF作家の小松左京さんになったのだが、彼も戦中少年だったので、最近はそのころの話が書かれている。
いま、70歳とかそれくらいの人って、大小の差はあれ、ほとんどの人が若い頃に戦時を体験している。
戦争なんて絶対いやだし、戦争体験をもたない人が増えてくるのは、本来、すばらしいことなんだけれども、やっぱり私たちのように戦争を知らない、飢えや物質の欠乏を知らない人間は、生きることに対する敬虔さ、みたいなものが足りないのかなとも思う。これは、故藤沢周平も、エッセイでそう書いていた。

大学のときに、社会学入門の講義で、「悪しき経験主義」というのを習った。不真面目な学生だった私にとっても、その講義は強烈な印象だった。
どういうことかというと、

「経験したから、わかる。
 という、それ自体は素晴らしいことだが、
 逆に、経験したことがないからわからない。経験しなければわからない。
 という考え方になると、よくない。
 だったら、麻薬の恐ろしさは麻薬をやってみないとわからない。
 人を殺してみないと、そのあとの後悔、罪悪感を感じられない。
 ということになる。
 それではいけない。人間は、たとえ経験しなくても、想像し、考えて、判断し、行動することができる生物なのだ。」

ということだった。(と、月日の経過ともに、多少、自分の解釈が入ってますが。)

たとえ幸運にして自分が体験していなくても、戦争を、飢えを、世の中のいろいろな不幸を、想像して、みんながそれを味あわないでいい社会をつくること。それがいちばん大事だ。
でも、それをどうやって作っていくのか?と聞かれると、答えに窮する。
本当は、考えるまでもなく、「人の嫌がることをしちゃいけないよ。」って思想は、昔むかしのころからあったはずなのに。
そんなあたりまえのことが共有できないことがたくさんあるって。
どうしたらいいんだろうね。
ま、私は、現代日本の犯罪は、同情すべきかけらもないものがほとんどなので、ハンムラビ法典式に、「目には目を、歯には歯を」で強烈に罰するのが、いちばん効果的だと思ってるんだけど・・・。

やや酩酊中につき、乱文失礼いたします。
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2006年07月03日(月)  僕らは旅に出る

家に帰ってネットをつないだら、ヒデが現役引退だって! 代表引退じゃない、現役だよ! 私の青春もまたひとつ終わった・・・。さみしくてしかたないけど、その潔さ、引退に際してのHPの文章も、まったくヒデらしい。「お見事!」て感じだ。

さてさて、週末のお話。

○金曜日
懸案の月末も乗り越えて、豪雨もやりすごして、夜、しずりんの誕生日を祝って飲みに行く。背後に合コン6人組がいて、ちょっと気が気でない二人。からかいつつもちょっとうらやましい27、8歳のオンナたちである。まじめな話、他愛ない話、友だちっていいわね〜。ディズニーランドのおみやげまでもらってごきげん。でもしずりん、遠くに行っちゃうと寂しい・・・。

○土曜日
賢ちゃん、迎えにきてくれて、インプレッサワゴンでラストドライブ。久留米の石橋美術館へ行く。久しぶりに高速に乗って、ぶいーんとアクセル踏み込んだらまたたくまに速度が上がっていく。力強い加速と軽快な走り・・・って、おい!170キロ超してるよ!! 
「心配すんな、このクルマ、構造上180キロまでしか出らんけん」
こわいこわいこわいーーー! ふたりの生命と、おまわりさんが。
でも、正直、速く走るのって楽しい。
美術館、とってもよかったよ。絵ごころ全然ないけど、見るの、好きだ。ひとりで見るのも楽しいけど、賢ちゃんの感想もいろいろおもしろかった。
夜は、回転寿司食べて、安全運転で帰る。
「今ぶつけたら、下取りしてもらえんくなるもんな〜」
わかってるじゃん。

○日曜日
クルマ屋さんから連絡があり、予定より早く納車準備が整ったとのこと。さっそく、迎えに行く。荷物の移し変えして、賢ちゃん、ドライバー(?)握り、インプレッサのナンバープレートを、手ずから外した。さようなら、かわいくてかっこいいインプレッサ。今まで、いろんなとこ連れてってくれて、ありがとう。

そして新しいクルマ・・・それは、トヨタのWISHです。走り屋だった彼も大人になったということかしら。街で見かけるWISHには、たいてい子供ちゃん連れた家族が乗ってるけどいいのかしら。いいよね、だってCMは中田英寿がしてるんだもん!!
「うわ、ハンドルちっちぇー。アクセル・ブレーキの効きは、やっぱり、鈍いな。でもそれはわかって買ったんだから、いいんだよ。いやー、いいね、オートマ。楽チンだ。運転にかける労力が半分以下になったね。こんなに快適で、しかも燃費まで劇的向上なんやけんな、こんなに素晴らしいことってあるか?! あー、これから、この子でいろんなとこ行こうな。このクルマなら、『空だって飛べるさ〜』」
と、『 』内はルパン3世の声色で言う、ご満悦の賢ちゃんであった。ご存知ですか? 『カリオストロの城』の名せりふです。
夜ごはんは、サンマの蒲焼とロールキャベツ。
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