moonshine  エミ




2006年05月31日(水)  あんまりソワソワしないで〜

8時過ぎ〜21時半、仕事。きのう「最近、割と早く帰れてるんです」とか書いた途端に今日は遅くまで残業になったのは誰かの何かの嫌がらせでしょうか?なんて言ってみるけど、宿題をためる自分の性質のせいです、はい。

今日で5月も終わり。日経新聞の「私の履歴書」信越化学工業の社長、金川さんの連載も今日が最終回だった、さみし。でも、月初の日経新聞は、企業の大きな広告がうたれたりして、見てるとちょっと希望を感じる。明日も楽しみにしよう。

洗いものをしてると、酔っぱらいの賢ちゃんから電話。
「もう早く寝りぃ。着替えたの?」
「おう、もうガンガン寝巻きよ」
「歯を磨いて寝るんよ」
「歯ァ? それは難しかばい」
「なんが難しいとね。歯くらい磨きなさい」
「あのな、おまえにはわからんかもしれんけどな、歯は磨くんじゃなくて、磨かれるものなんよ」
「・・・・」
どういう理屈だ?
「わかったわかった、そんなに言うなら磨いてやろう。じゃ、おまえも早く寝ろよ。『ダーリン、おやすみ』ってかわいく言ってみろ」
「・・・・・。『ダーリン、おやすみ』」←やっつけ仕事
「なんね、そのやる気のない言い方は。『だっちゃ☆』くらいつけんね」
「ダーリン、おやすみだっちゃ☆ 。。。ってラムちゃんかい!」 

洗濯機が止まるのを待っている。おやすみだっちゃ。
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2006年05月30日(火)  ひさしぶりにだらだらと

8時〜19時半、仕事。最近、こんな感じで退社しているので、夜が長い。

今日は故あって交番に寄って、買い物をして帰宅。水菜とハムのサラダ、唐揚棒で夕食をとり、サッポロの新しい発泡酒「雫」を飲みつつネットサーフィンして、お風呂に浸かりながら本を読み、洗濯物とか台所とか片付けて、明日のお弁当のおかずをこしらえて、日記を書き始めたところ。それでもまだ、12時前なのだ。うれしい。

さて週末にはずいぶんいろんなことがあったのだが、それを書くかどうかはまたゆっくり考えることにする。まあ、結果オーライってとこだろうか。久しぶりに同期と飲んだり、しずと遊んだり、賢ちゃんに怒られてしゅんとしたりそのあと仲良くしたり、って感じでした。

そうそう、昔の上司に頼まれて、キャナルシティ博多の消費者層インタビュー、みたいなのに出向いたんだけど、その場で自分の生活の変化についてあらためて考えさせられた。天神もキャナルも、家から徒歩圏内なのに、行く回数がずいぶん減った。かわりにどこに行ってるかっていうと、イオンとかマリノアとかナフコとか。「新生活の家具を!」とかっていう目的があるわけでもないのに、こんなにナフコを冷やかしてるのって・・・単純に年をとったのかねー、やっぱり? 私と賢ちゃんって生活感ありすぎか?

本のことをずいぶん書いていなかったのでここのところ読んだものを挙げとく。

『なんくるなく、ない』(よしもとばなな 幻冬舎文庫)、
よしもとばななの沖縄エッセイ、彼女の本らしく胸にしみいるフレーズがいろいろ。

『博士の愛した数式』(小川洋子 新潮文庫)、
小川さんの本、はじめて読んだ。奇想天外なストーリーなのにとても静かな印象、ひきこまれて一気に読んだ。好きなシーンは何度も繰り返し読んだ。

『女子大生会計士の事件簿 DX4.企業買収ラプソディー』(山田真哉 角川文庫)
さおだけ屋の作者の原点の小説。個人的に、番外編的<萌さんとメリー・クリスマス!事件>が大ヒット。くすくす笑ってしまった。

『日曜日たち』(吉田修一 講談社文庫)
久しぶりに読んだ吉田修一、良かった。言葉の選び方がシャープで、登場人物たちも主題もやるせなくて、でも少しもセンチメンタルに流れなくて、この人には珍しく後味もよろしくて、やっぱり大好きだ!と思った。

『沖で待つ』(糸山秋子 文芸春秋)
芥川賞受賞作。具合の悪いときにベッドの中で読んで、なんてことない物語なのに、なぜかじんわり泣けた。会社の感じといい、福岡が舞台となっているところといい、とてもリアルです。会社のモデルはたぶんTOTOです。

『イッツ・オンリー・トーク』(糸山秋子 文春文庫)
デビュー作らしい。乾いてる。この乾いた感じは、たぶんまた読み返したくなるだろう。

今やってる『ナイロビの蜂』という映画が見たいのだが・・・上映中に見られるといいな。3年前の夏に見た『シティ・オブ・ゴッド』という、私がこれまでに見た中で一番といってもいいくらい衝撃的な映画をつくった監督の、最新作なのだ。
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2006年05月25日(木)  酒と活字の日々。

ちょっとずつでも毎日書きたいな、と思いを新たにしたのは月曜日のことだったのに、3日も続きませんでした。

というのも原因は、やはりお酒です。ゆうべは仕事のあとに同僚と飲んでて、わーってなってました。楽しくて。

やっぱり私、お酒を飲むのが好きだーーー!(と、海に向かって叫ぶ。)

その中にいた後輩の男の子が、賢ちゃんの会社を受験して最終面接で落ちていた、といっていた。ちなみに、賢ちゃんの後輩(私も会ったことある)は、うちの会社の内定を蹴って、今の会社に入ったといってた。やっぱり、かぶるんだなー、受験層も。入ってみると、同じ金融系なので共通点ももちろんあるものの、まったく違うけれど。

今日は、8時〜20時、仕事。谷間気分が続いているので、だらだら残らずさくっと帰ることにしています。仕事は徐々に確実にたまっているが・・・。

さて、日経新聞の最終面に「私の履歴書」という各界の著名人の連載があるが、今月は、信越化学工業社長の金川千尋さんが書いている。この方、私の尊敬する生粋の経理マン、金児昭さんの上司にあたる人だ。

『M&Aで会社を強くする』(日経ビジネス文庫)という金児さんの著書がある。

「M&Aの99.99%は「非・敵対的」(フレンドリー)買収だ。信越化学工業の経理・財務一筋38年の担当役員として、海外・国内で100件以上のM&Aを体験・成功させてきたカネコ先生が、友好的M&Aによって、ブランド、人、技術など知的資産価値を高めて、いかに会社を強くするかを講義形式で伝授する。」
(書籍紹介の文章より)

この本では、実際に信越化学工業が1970年代に行った、アメリカの会社の非・敵対的買収の例が懇切丁寧に講義されているのだが、その例でたびたび「やり手且つ真摯な専務」が出てくる。それが金川さんだ!とわかり、今月はわくわくしながら毎日読んでいます。金児さんの本と同じエピソードが、違う視点から語られたりするんだな。

あと、同じ最終面の連載、堺屋さんの「チンギス・ハン」もすごく面白い。時々、「歴史小説のロビーにて」と題された幕間があり、今日もそうだったのだが、そこで物語本編から離れて、ちょっとした時代背景とかの説明があるのだが、これがまた読み手を盛り上げるんだなー。

もっと詳しく書きたいけど眠くてたまらなくなってきたのでこの辺で。
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2006年05月23日(火)  ぐじぐじはつらい、じくじくは気持ちいいかも

8時過ぎ〜20時、仕事。

一週間毎日23時まで仕事、とかいう時期は、過ぎた。

でも突然にヒマになるわけではない。有報も作らなくちゃいけないし申告もある、決算発表までの期間はそれに関する業務が最優先で行われていたため、その間ストップしていた仕事もたまっていて、そろそろ手をつけないとどんどん大変なことになっていくものも、いろいろいろいろある。

そして、自分の目の前の仕事に忙殺されているあいだは気にならなかった(気にする余裕もなかった)ことに目がいくと、いろんな不条理とか不安を感じはじめる。毎回のことながら、嫌な時期だ。毎晩遅くまで集中して仕事をしてくたくたな時期とは、また違った疲れやストレスを感じる時期だ。ええ、私、けっこう繊細なんです。自分でいうのもなんですが。

まあ、それでも少しは早く会社から解放されるってことで、目先を変えて、いろいろバランスをとっていかなくちゃねー。

とりあえず明日のための料理作りだ。お料理は精神衛生上、とってもいいんですよ。鶏肉とエリンギ、茄子の韓国風ソテー、てレシピを見て作ったら、すごーくおいしくできた。じゅるーと唾液が出てきて、思わず、今夜のうちに貪り食いたい欲求にかられた。だめよエミちゃん、ガマンする自分にうっとりするような、変な快感のほうを選ぶのよ!と言い聞かせながら台所を離れて、いま、日記書いてます。
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2006年05月22日(月)  海の遠くへ投げる

ちょっと油断すると(?)、あっという間に時は経ちますね。週末あたりからのこと。

○金曜日
仕事のあと、うちの近くで飲んでた。

最近、忘れかけていたが、私は都会住まいである(あくまで福岡での話。)ちょっと家を出て歩くと、お洒落なカフェから赤提灯までなんでも揃っている。飛び込みでどこかに入ろう、といってふらふらしたがさすがに週末の8時ともなると満席のところが多くって、初めての店に入ってみるとこれがあたりだった。

料理は旨い、酒は安い。自家製辛子明太子まである。1時近くまで延々と飲んでいた。焼酎は水割りにするとやっぱり何杯でもいけますな。

○土曜日
久々の土日連休だ。昼に賢ちゃんが迎えに来てくれて、大橋でラーメン昼食。
そのまま南下して、春日のでっかい中古車販売店に行った。ひと月20台も売っていると胸を張るばりばりの営業マンが、賢ちゃんのクルマニアっぷりと頑固かつユーモアに溢れた喋りに、営業意欲をもりもりとかきたてられたらしく、500台のラインアップはもとより、「まだ仕入れたばかりで洗車もこれからなんですけどね・・・」なんて陳列すらされてない裏のほうにまで案内してくれた。おしつけがましいところはないけれどとにかくエネルギッシュな人だった。自分の買い物でもないのにこういう経験できるっていいな、と思う。反面、「買う(かもしれない)人の連れ」ていう立場なんだな、女って、と思った。

その後、ナフコとか本屋さんとかに寄って、西へ戻りついでにもう一軒、中古ディーラーに寄って、「今夜は冷たい豚しゃぶでも作ろうか」とか言いながら西へ戻っていたが、途中で賢ちゃんが「たまには外で晩メシ食うか?」なんて言い出したのを妙におかしく思いつつも(なんか毎晩夜ご飯を作ってくれる嫁さんの機嫌をとってるようではないか)、賛成して回転寿司食べに行く。帰って、ビール飲みつつ、録りだめのビデオ見つつ、私は明日のために余ってたじゃがいもでポテトサラダを作成。

○日曜日
昼ごはんは、最近オープンしたうどん屋さん「麺通団」に行く。勝谷誠彦氏らが作ったお店で、東京が大当たりしてこっちにもできたらしい。福岡も12時前から行列ができる盛況。讃岐うどんらしく麺のコシがすごい。私は食べ方を間違えた。讃岐うどんって博多のうどんと全然違うんだもん・・・。でもいいの。おいしかったから。

そしてそのあと、西へ西へと向かい、西浦の海へ。そう、人生初の海釣りだ。要領の悪さを叱られつつも、面倒見のよい賢ちゃんの完璧なセッティングと指導により、釣れた! ・・・彼の人さし指の長さくらいの小さなハゼが笑。でもでも、賢ちゃんもちっちゃい草ふぐ(?)しか釣れてなかったもん。周りにはたくさんの釣り人がいたが、私たちがいる時間はみんなその草ふぐしか釣れていなかったから、そういう日・そういう時間帯だったのかもしれない。釣り疲れたら椅子をだして持ってきた雑誌を読んだりして、こんな時間が過ごせることに心の中で感謝した。

スーパーに寄って帰って、サンマとポテトサラダ・小松菜と玉ねぎの炒めもの、トマトの麺つゆ浸し、キムチなどでまったり夜ごはん食べる。

○月曜日
8時〜21時、仕事。今週はけっこう嫌な仕事が多いなあ。
帰宅後、ごみだし・洗濯・明日のお弁当のおかず作りをして、寝ようとしてるとこ。
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2006年05月17日(水)  充実への道はなかなかに厳しい。

日記の日付がまたあいてしまった。
忙しいとか体調が悪いとかで書く気分になれないことがしばしば、でも、やっぱりその日その日の文章がないと、読み返す楽しみもないからねー。

タイトルはなんとなく「スラムダンク」より。

と、無理やり書こうとする今日の日記。
まだ体調悪をひきずっておりますが。

仕事のストレスもピークに達してきて、イチロー語録の本を読んでモチベーションを上げるべくがんばっております。個人的に苦しいときは職業意識でがんばる、みたいなこととか読んでるとちょっと救われます。

週末は仕事疲れでへとへとになりつつも、賢ちゃんとまあ楽しく過ごしてました。えーっと、土曜の夜に天神集合して餃子を食べに行って、日曜日は朝、彼が車屋さんに行ってる間に肉じゃが作って、昼は東区でラーメン食べて、その足でディーラーとかアウトレットモールとかで買い物して、夜は肉じゃがと焼き魚等で食べた・・・んだったっけ。

週明けは「そろそろくるかな・・・あ、来た!」て感じで発熱してダウン。いくらでも眠れる自分の疲れの蓄積っぷりに感動するほどでした。ほんと、体が縦にならないだけじゃなくって、覚醒するのがこんなに難しいとは、って感じ。まあ、眠れないよりは楽だろうと思うけど・・・。

今日からまたもちなおしてがんばりたいところ。
次々と気をとりなおす、って能力が、大事だよなー。

20代女子としてあまりにも色気がなさすぎるようだが、「一日3粒(?)のらっきょう食べて健康に!」ていうのの実践はじめました。
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2006年05月11日(木)  凡人ですがプロなんです。

8時〜23時、仕事。

まったくもってマニアックな仕事に終日追われる。
仕事イコール、プロフェッショナルですから、どんな仕事でもマニアックだよね。
その仕事をしていない人にとっては、「何を重箱の隅をつつくようなことを、そんなに血眼になって・・・」て世界だ。
「めんどくさーい」「適当にしとこうぜ」「ま、いっか」
がふだんの口癖(ってほどでもないけどさ。)の私でも、自分の仕事については、まわりからみたら神経質なほどに、細部までこだわります。

しかし、それで生活の糧を得ているのだから当然のことです。
そして、ミクロな事象からマクロを想像する、ひとつの物事から大きな通念に結びつけていく、そういった姿勢が不可欠だし、仕事の醍醐味でもあると思います。

ここと違う場所で、ブログ書いてます。
時々宣伝しとこう。ココです。

普段は、日記の下に出てくる「blog」てリンクで飛んでいけます。
ちょっとよそ向きな顔で、あんまりブラックにならずに書いてる感じです、今んとこ。写真がアップしやすいので主にごはんの画像も公開してまする。

今日はそこでも、ちょっこりと、仕事のことを書いてみました。興味のある方はぜひどうぞ。
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2006年05月10日(水)  流れる汗もそのままに

相も変わらず仕事ばっかしてます。営業日5日で残業時間40時間超って業務記録見るとさすがに萎えますが。それでも「あれもこれもやりたい」っていう気持ちは止められない。「もういいや」って、まだ思えないんだ。

11時半帰宅し、明日のお弁当のためにポークビーンズ作ったあとビールあけたところで、賢ちゃんから電話がかかってきた。飲んで帰ってきたらしい。

「たまには、『おやすみ』って言おうかと思って電話かけてみた」
「おー、ありがとう」
「じゃ、おやすみ」
「えーっそれで終わり?!」
「何、不満?」
「あたりまえやろ!」
「どうよ、この企画?」
「うん、好評につき第2弾を希望」
「あ、いま切って、もう一回かけなおす?」
「早すぎるやろ第2弾が」

(中略)
「じゃあ今度、賢ちゃん、私に神戸牛おごってよ」
「なに?神戸牛? 俺は自分の彼女にそげん小さいこと言ってほしくなか」
「えっ もっと贅沢言っていい?」
「もっとデカいことば言わんね」
「デカいことって?」
「・・・・たとえば、うどんとか」
「は?うどん?」
「あ、今、えみ、なんて言った?」
「神戸牛」
「ちがう、そのあと」
「・・・・。うどん?」
「よし、うどんね、わかった、しかと聞いたけん。今度うどんな、がっつりいっていいけん。」
「何それー! うどんより肉がいいってば!」
「わかったわかった、肉うどんな。ちゃんとな、『小麦冶』のおばちゃんに言って、肉で“神戸”って書いてもらっちゃーけん」
「意味わからん・・・・。うどんはいらんけん肉をくれ」
「なんねおまえ、何が気に入らんとね。彼氏が好きなだけ食っていいって言いようのに、しかも肉文字まで書いてもらうように、きっちりおばちゃんに話つけるって言いようのに、何が不満とね。こんな彼氏、なかなかおらんばい。そんな贅沢言う女は、デヴィ夫人かヒルトン姉妹しかおらんばい。あ、わかった、稲荷が食べたいっちゅうんやろ。つけていいけん」
「・・・・。うどんはいらんって。私、肉好きなオンナやけん」
「はぁ? 肉質な女? そんなこと自ら宣言されても、なんて答えていいかわからんめーが。思っとってもそんなこと言えんばい。肉質なんて・・・。俺も、そんなこと言っておまえと喧嘩したくないけんね」
「・・・・・。ま、もう寝ようか」
「なんね、もう寝るとね。気をつけて寝らなよ」
「寝るのに何に気をつけるの?」
「窓から人が入ってくるかもしれんめーが」
「そんなこと言わんでよー! 怖いやん」
「なんかあったら、すぐ電話かけてこないかんよ」
「・・・・うん」
「そしたら、たぶん女の人が出ると思うけん」
「は、何それ。なんで女の人なん」
「『おかけになった電話は、現在・・・』って」
「なにそれー! ひどいやろ!」
「そんなんNTTに文句言えよ!」

・・・・誰か止めて、この酔っぱらいの暴走を。

仕事でぐったりしたあと、崇高な理念とストイックな自己批判を精神世界で展開しようとしていたのに、ご機嫌な恋人の乱入で一日は終わりそうです。思わずビール2本目突入。
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2006年05月08日(月)  今年の(カレンダー上の)GW

世間でいうところのゴールデンウィークも含めまして、ちょっとダイジェスト的にここ数日、振り返ってみようと思います。

◆5月3日、4日
以前の日記と重複しますが休日出勤でした。
いいかげん嫌気もさしつつ逃げ場のない仕事にどっぷり。

◆5月5日
カレンダーに遅れること3日目、ようやく連休突入。 
午前中に家事をすませて、ごはん作って、うちにやってきた賢ちゃんと食べる。ちょっとだらっとしたあと天神へ出かけ、夜は大名で焼肉を食べる。
巨大胃袋をもつ彼にも、牛肉勝負なら負けないことが判明。
「やっぱりエミのほうが若いんやなー、俺。もう無理、とても食べれん、肉も見たくない」
と自ら敗北宣言をする様子が、いたいけでかわいい。しかしキュンときつつ、
「『焼肉を 食べて見に沁む 三十路かな』ってとこね、ふ」
とか言って怒りを買う私であった。
「季語なしやん、それ。だめやん」
「いいもん、だって川柳だもん。これぞサラリーマン川柳よね!」

7時過ぎには賢ちゃんちに帰宅。
亀田兄弟の試合のあと、BOOK OFFにて350円で仕入れた「もののけ姫」のビデオ見る。塩昆布とスルメイカとトマトというおつまみでだらだらビール飲みつつ。

◆5月6日
ゆっくり10時ごろまで寝て(って、賢ちゃんは早起きしてたが。)近県ラーメンツアーに出かける。
佐賀市「いちげん」にて
「うーん、これは西新の『しばらく』系統の味だな・・・」
久留米「龍の家」にて
「ていうか、これ、福岡の『一風堂』やろ!」
と手前味噌な感想を語り合いつつも、満足。
賢ちゃんとつきあってから、私のラーメンマップにも着々と書き込みがされています。
そして大雨の中、鳥栖のアウトレットモールで安い買い物し、ついでに古本屋でマンガを買い込み、本当はもう一軒ラーメン食べたいとこだったが、胃腸がついていかずに、家で切干大根とか作って地味に食べつつ、ビール飲む。
早寝早起き体質の賢ちゃん、22時半に寝てしまい、夜更かし体質の私は一人でマンガ読書を堪能し、12時就寝。

◆5月7日
この日ものんびり起きて、昼は出店ラッシュの『小麦冶』でうどん食べる。
私「オーダー決まった?」
賢「うん。カレーうどんとわかめうどん。」
私「・・・は? 何それ。私きつねうどん頼みたいんやけど」
賢「うん。俺ひとりで食べるから」
私「・・・は? カレーうどん大盛りにわかめトッピングするとかじゃなくて?」
賢「うん。俺、2杯食べるから」
えー! 

ホームセンターとか、クルマ屋さん(インプレッサ=スバルのお店)とかに行って、早めに帰り、ごはんいろいろ作ってビールさんざん飲みつつ、長々と時間をかけて食べる。
外食も大好きだが、家でまったり飲み食いするのもかなり楽しい。

◆5月8日
4月は土日の連休すら味わえなかった自分にとって、3連休なんて久々だったわけだが、会社に出てみると休みボケって感覚がほとんどない。われながら、ワーカーホリックかげんにちょっと呆れ気味。
なんだかんだでシビアに22時半過ぎまで働いた後、さっそく週明けから飲みに行き、飲みはじめたらどんどん酒とおしゃべりがすすんで、1時過ぎに帰宅。
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2006年05月04日(木)  考えながら仕事する。

ゴールデンウィークもどこ吹く風で、3日・4日と仕事であった。

昨日は再度、会計士と営業報告書のレビューがあり、これまでもう散々修正してきたつもりなのに、さらにいろいろな指摘を受ける。「細かいなチクショー!」とも思うけど、これだけ丹念に読み込んでもらえると、会社の人間としては喜ぶべきだろう。

しかし、問題のない会社なんてまぁないんだろうが、うちの会社にも当然、いろんな問題が積みあがっているのをつくづくと感じる。

そのひとつに財務の事務能力の弱さがある。財務から上がってくる数字が間違いだらけで信頼性に著しく欠けるなんて、会社としてかなりヤバい。財務の弱さはこっちの仕事にもモロに影響が出てくるのだが、それに腹を立てるだけで手をこまねいていてもどうしようもないな、ってだんだん思えてきた。自分にできることをやろうって話だ。

あそこが弱いのは、誰も腰を据えて教える人がいないからであって、実務にあたる人の能力が低いわけじゃない。やればできるはずなんだ。営業が目標の数字に対して責任を負っているように、事務の人間は自分の仕事、自分が提出する計数の正しさに責任を負わなきゃいけない、それを誰かが教えなきゃいけないんだ。辛抱強く、逐一。

私もまだまだ一人前とはいかないけど、自分が持ってる知識とか経験とかを伝達するのも必要かなーと思う。「これは私しかできないのよ」なんて牙城を守りに入っちゃだめなんだよね。ま、自分の仕事に支障が出ない程度にかかわっていこう。自分の勉強にもなるしね。

なんて連休後の準備もちょっとしつつの今日の仕事だった。

帰り道、やたら沿道に人がいっぱいいるなー、しかも小さな子を連れた家族ばっかり。と思ったら、博多どんたくの花自動車が通るのを待つ人々だった。自分も小さいころ、親に連れられて見てたなー、と思い出した。

よし。私にも連休がやってきた。
とりあえずこれから3日間はしっかり休むぞー!
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2006年05月02日(火)  大山鳴動して鼠一匹、なんてだめだめ。

8時半〜23時半、仕事。起きたら7時半だった・・・。気が急く朝に包丁使うのは危ない。というか、気が急かないでいいように早起きするのが根本的解決なのだが。

寝る前に何か書こうかなって感じ。

今日も変わらず忙しかった。明日から5連休なんだなあ、カレンダー通りでいくと。もはや、そんなの遠い世界のできごとのようで、あんまり「うらやましい」気持ちも起こらない最近だが、恋人に対してなんとなく悪いなーって気がする。でも私が謝るのもどこかおかしい気もするんだけど。

こないだ、酔ったついでに「賢ちゃんから見て、私って、どんな人?」と聞いてみると、「とても頑固な人。」と言われた。うわ、君がそう言うか。ガンコ者同士の付き合いや、今後いかに。どれだけ思いやりをもてるかって話ですかね、やっぱり。思うは易く、言葉にしないと伝わらない、そして、気持ちや言葉をどう行動で示すかってとこなのよね。

結局ね、評価って、行動に対してなされるものだと思う。なんにつけても。
そこが、子供の世界と大人の世界の違いだと思う。

夢や希望っていつまでも持ってるべきだと私は思ってる。受身の姿勢はなんにも生み出さない。無思考って、毒にも薬にもならないってわけじゃなくて、罪に近い部分もあると思うんだ。愚にもつかないこと、一見、すぐに成果に結びつかないことをえんえん考えるようなことが、私は好きだ。

でも、大人だったら、語ることに説得力が要る。「そう言うあなたが、何をするのか。」ってこと。人が見てるのはそこだと思う。「やる」人じゃないと、どんな美辞麗句だって、言葉は単なるレトリックでしかない。

と、酩酊脱線していくのがこの日記という場ってことで。
現場ではしゃきっとやろう、いつも涼しい顔とはいかなくても。
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2006年05月01日(月)  指の間からこぼれ落ちるもの

8時過ぎ〜23時過ぎ、仕事。

週休1日継続中、つかのまの週末はあっという間に終わって、気がつくとまたビシッとスーツを着込んだ賢ちゃんと朝の地下鉄に乗っている。
「GW、なにしようかね〜」なんて、今ごろ?的な話をしながら(日々、仕事に追われていて、とても休みの日のことを考える余裕もありません・・・)、西新あたりでハッと気づいた。
「あっ、携帯、賢ちゃんちにおいてきてしまった!」

カレンダーでは連休と連休の谷間の2日間、気楽にいきたいところだが、そんな雰囲気は毛頭ない我が部署である。また明日からは監査だし(連休にもばっちりかぶってます、涙)、月初の処理も重なって泣きそうな状態。
夜は22時ごろ、賢ちゃんが携帯を届けに来てくれた。
会社の前に見慣れたインプレッサWRXが停まってて、暑い夜なので半袖のTシャツ着た賢ちゃんが降りてきて、自分は会社の制服のまま出て行って受け取る。なんだかとても不思議な感じだった。

まあそんな感慨に浸るひまもなく、一瞬の邂逅のあとはまた席に戻ってひたすら仕事。ひと山もふた山も越えて、クソ忙しいのにももういい加減飽きたよ、いいテンション保つのも難しいよ、て具合になってからもそこからが長い、これが決算作業というもの。慣れてるし、そのキツい経験で得るものが大きいこともよく知っているけれど、それにしてもその忙しさの中でポロポロとこぼれ落ちていくもの、すくいきれないものを思うと、どうしようもなく沈んでいくことがある。そんなことにももう慣れている、その悲しさよ。

いつまでこういう日々を続けるんだろうな、と思う。まだまだいつまででもいけるよ、だって今までもやってきたわけやん?と思ったり、さすがにいつか自分で幕を引かないと、過ぎてゆく年月をいつか後悔するんじゃないか?と思ったり。それでもまた明日とりあえず頑張る。何がしたいって、今はとにかく、気ままにのんびりしたい。だけど追いかけるものがあるうちが華なのかな。考え始めるときりがないので、やっぱり早く寝るしかないのでしょう。
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