moonshine  エミ




2004年08月31日(火)  最後の足がなくなっちまっても

今日が週明けだったはずなのに、なぜか金曜日のような気がしてしまう8月31日。宿題、終わりましたか?

ゆうべ読書してたらうっかり3時過ぎていた。もう何度も読んでいる本なのに、そんなに夢中になることないやん?!て我ながら思うのですが。まあ、幸せなことです。そんなこんなであんまり早く起きられなかったので、手っ取り早く、今朝は茄子とピーマン、玉葱と豚肉でまた味噌炒めを作った。台風一家で朝からよい天気。

「もーっ、酒もってこーい!」て気分になったので、同僚と飲んで帰った。飲みながら、「やっぱり私、酒に強くなったよなー最近。」なんてしみじみ思ったりして。懲りるという言葉を自分辞書に書き加えたいところですが。家のすぐそばの信号で後輩にばったり。「今からそこでカラオケなんですよぉ・・・、一緒に行きます?」と世にも暗い顔で言われる。「いや、あたし、帰りたいんで・・・」「じゃあ、見つからないうちに逃げて逃げて!」なんて。わたし、吝いたちではないと思うので、おいしいお酒にはついついお金もいとわなくなる。でも、付き合い酒はもう御免。だから急いで逃げつつ、ハンドル(自転車ですがね・・・)はお気に入りの警固のバーへと思わず向かいそうになったけど、理性が残っていたのでおとなしく帰途につきました。もう耐えらんなーい!ていうときまで、あそこは残しておきましょう。うん。明日だって耐えられないかもしれないんだし。

『実録・本の雑誌血風録』(椎名誠 新潮文庫)を読み返しながら、「今って、いわゆる人生の「荒れどき」なのかな〜私も。」なんて思う最近。うーん、いやなことはいろいろある。でも楽しいこともいろいろある。相殺すればいいのかな。それでいいのかな。家に帰って缶ビールあけたら、しゃっくりが出はじめてしまいました。百回出たら死ぬ・・・と怯えながら(嘘)、この日記を書いてます。BGMは、スライ&ザ・ファミリーストーンのアルバム『暴動』だ!





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2004年08月30日(月)  嵐の日

あれは15号だったのだろうか? 前回の台風のときはベランダに風がびゅうびゅう吹きつけて、さしもの睡眠力を誇る私も安眠を妨げられ、怖い思いをしたものです。小さな私の部屋は風向きが違えばまったく風は入らず、この夏最大の台風だって、窓をしめて閉じこもっていれば気配もかすかなのでした。

でも人間って不思議なもので、こんな日にたまたま公休で会社に行かなくていいのはとてもラッキーなことなのだけれど、何だか不安になる。NHKでは途切れることなく台風情報が伝えられ、鹿児島に上陸した、今は熊本、なんてぐんぐん近づいてくる台風をよそに、一人、しめきった部屋にいると、まるで世の中から隔離されたところにいるみたい。今回、暴風をまともに受けていた玄関側にわけもなく動いていって、時々ドアをちょっと開けて、「うわー、きてるきてる、嵐。確かにきてる。」なんて確かめていました。

だからメールや電話をくれたみなさん、ありがとう。一人暮らしって本当に気楽で落ち着くけど、時々やっぱり、どうしようもない「孤島」感があるのですよね。外で何か落ち込むことがあったとき、帰って家族がいればその温もりや、煩わしささえも気分転換になる。(もちろん余計いらいらすることもある。)一人だと、暗ーい気持ちにずぶずぶはまり込んで、何をする気もなくなることがある。でも、食事に掃除に洗濯など、永遠にしないわけにはいかないので、憂鬱が行きつくところまで行きついたら、むくむく動き出すわけですが。まあ私は自分で後者の生活を選んだわけですから、不満はないのです。なんにせよ、日常の雑事ってやつは、人間を救うのですね、ある意味。

夜になって雨がやんだので、散歩がてらスーパーまで行ってみました。家のすぐそばを流れる傍流の水位はぐんと上がり、道のそこここにゴミ、自転車があちこちで倒れ、風もまだまだ強い(巻きスカートをはいて行って失敗した、と思いました)。しかしコンビニもスーパーも営業しています。日中は運休していた私鉄も動き出していました。聞くとうちの会社もほとんどの人が出勤していたそうだし、私ももともと休みでなければ行って働いたでしょう。世の中は動き続けている。それは時に、たまらなく鬱陶しくて振り切りたいと思うものだが、また時には何と希望のあることでしょう。

なーんて、嵐の日にどうでもいいことを考え続ける私でした。うん、やっぱり、一人でいることも大事だな。どうでもいいことを考えるのをやめない人間でありたいもん。そういう自分が時々は嫌いだけど、基本的には好きなのねきっと。

今日は、お昼に茄子と玉葱とピーマンとベーコンの味噌炒め、
夜にはキャベツとにんじんと玉葱と豚肉の焼きうどんを食べました。
ブロッコリーやトマトもぼりぼり食べました。
ご飯を作って食べるのも生活の潤滑油のひとつ。
好きな本を何度も読み返すのも生活の楽しみのひとつ。
今ここにいない人たちのことをぼんやり思うのも、人間らしい気持ちを持ち続けるための一つ。
さて、シャワー浴びますか。





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2004年08月29日(日)  嵐がきてる

昨日に引き続き、友だちからのメールで目覚める休日の正午。今日はしずりんでした、ありがとう。そういえば昨日の深夜、帰ってみると部屋の電球が切れていた。さみしいねえー。日のささぬ・暗き部屋にて・われ化粧せり。

(以下長い愚痴など、改行なしにするので読み飛ばしてください。)
2時に待ち合わせることになり準備をしていると、同僚から電話あり。仕事関係のこと、しばらく話す。何だかつくづく、「みんな、相談相手がいないんだなあ。」と感じる。こういうときは、私のような同輩もさることながら、経験を積んだ大人の人こそ求められるものだろう。直接の上司、直接の上司には話しにくいことを話せる別の部署の上司、5歳くらい年上の人、10歳くらい年上の人、部長クラス、男性、女性・・・と、いざというときに話せる人がいろんなポジションにいるのが理想、まあ、大きな会社でもないし、それは無理か。それにしても、後輩を導くとかモチベートするっていう感覚がないんだよねえ、きっと。特に女性に対して。彼女の話を聞いてたら、また新たに萎えた。相談相手・・・私も限られてるなあ。上司は異動したし(別に異動しても相談すればいいんだろうけど。)部長は辞めちゃうし(といっても部長に相談ごと持ちかけたことないけど。)そうなると結局、自分の人生を基準に考えるしかない。もちろん会社に期待なんかする時代じゃないけど、会社のたてよこが強固かつ柔軟につながってるのって、会社自体にもいい効果があると思うんだけど。まあ、会社をつくってるのは働いてる人間なので、働いてる人間が何とかしなきゃいけないんでしょうね。でも誰も、もちろん私も、自分から何とかする気がないからしょうがないね。

その他、大好きな人から、本当にその人らしい、でも本当に悲しいメールが来て、胸がふさがるような気持ちになりつつ返信。生きてるかぎり、楽になることなんてないよ。投げやりになりつづけることなんてできないよ。

さて、待ち合わせに現れたしずちゃんは、クールに決めたスーツ姿に大荷物。彼女の仕事柄、いろんな荷物があるのはおかしくないので「このあと、仕事なの?」と聞くと、「いや、プレステ2持ってきてるの。今夜、すき焼き大会のあとしようと思って。明日はそこから直接出勤するわ」とのこと。

西通りのアクトカフェで、鶏そぼろバジルライスというのを食す。凝った味でおいしかったけど、私としたことが全部食べられなかった。ちょっとくどいかも・・・。

自転車で5分ほどの距離に互いの実家がある私としずちゃん、
「いかに、あの校区の治安が悪いか、証明せよ」
という命題について熱く議論。
◆校区内にコンビニおよび街灯が異常に少ない
◆校区内に、戸建の住宅街がない
(→自分たちの実家も含め、富裕層が少ない)
◆なんと校区内に、福岡市内第2の歓楽街を擁している
(→校区内に、「ロンドン」とか「ハワイ」とかあります。
  昭和40年代からあるんじゃないかと思われるパブ・スナック群・・・。
  ものすごい場末感です。)
「よって、我が校区は治安が悪い。」証明終わり。
ああ、やっぱり実家にはもう帰りたくないね〜、と意見の一致。

そしてお金がないことについても熱く語り合う。給与明細→クレジット支払明細と会社で続けて見たずっさんは、数時間、仕事が手につかず、金策に走ったと言っていた。ははは、わかるー。でも低所得では私のほうが断然勝ってるわよ!

来週で閉店するという電気屋さんで電球を買って、スーパーに寄る。キタキタキターーー!ポイント5倍デーでした。この日を待ちわびて買い控えていたものたちをカゴに入れていく。しかも明日は台風で家から出られそうにないので(仕事はたまたま公休)、食料品も買いだめだ。帰宅後の冷蔵庫および食糧袋には、野菜と果物だけでも、キャベツ・にんじん・たまねぎ・ピーマン・じゃがいも・水菜・なすび・ブロッコリー・マッシュルーム・プチトマト・パイナップル・・・。何でも作れそうな勢いです。しかし今夜は、先日エツやんたちが残していった「スッパムーチョ」を食べたのみ、それと、発泡酒2缶。だめやーん。

台風対策の買い込みもうひとつ。BOOK OFFに文庫を11冊を売り、それを原資に3冊買う。明日読むものです。台風の明日は、タイミングのいいことに公休なのですわたくし。引きこもる準備準備。
「結婚願望」(山本文緒 角川文庫)
「爆笑問題の時事少年」(爆笑問題 集英社文庫)
「あしながおじさん」(J・ウェブスター 新潮文庫)
しかし、あれ? 日曜日中に全部読み終わってしまいました。しかたがないので、久しぶりに『本の雑誌血風録』(椎名誠 新潮文庫)を読み返しつつ、強くなってくる風におびえつつ、夜半過ぎにうとうと眠りに。





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2004年08月28日(土)  大人になっての夏祭り

酔って倒れてばたんと伏して、ひたすらこんこんと眠り続けること11時間、午後3時にゆうきちゃんからのメールで起きました。「えみちゃん、ほんとによく寝るよね〜」と、からだが朝型にできているゆうきちゃんは笑います。眠り続けるのにも若さと体力が必要だという説は本当かしら。やっぱり単にぐうたらなだけ?

吐いて寝たので二日酔いは免れました。しかしゆうべはよく飲んだなあ。ワインも私が3分の2は飲んだし、泡盛があとちょこっとしか残ってないのも、おおかた私のしわざじゃないかしら。でも吐くなんてもったいない。どっちもしょうこちゃんが持ってきてくれたものなのにね。椎名誠と仲間たちの合言葉、「飲んだら吐くな、吐くなら飲むな」の実践を心がけなければ。

届け物のため、母親が急に来訪。友だちはがんがん上げてるのに、母親はマンション下での応対。親不孝め・・・。でも部屋の中、まだ酒瓶だらけだったんです。マミーごめんね。その後、レトルトのカレーと水菜とトマトのサラダをがっつり食べて、今夜はいよいよゆうきちゃんとのデート実現です。

平和台にて「中央区民フェスティバル」。大濠公園の花火大会などに比べると格段に地元メディアの扱いも小さいものの、人はわんさか集まってました。露店が出て、ステージがこしらえられていて、市民の太鼓やら踊りやらが披露されています。浴衣姿も大勢。若い女の子の浴衣はもちろん、小さな子供ちゃんの浴衣に胸ときめく。帯をきゅっと結ばずにだらんと垂れ流せるのは子供の特権だよね。お年ごろになってからやると「花魁さん」だもん。

芝生にじかに腰掛けて、暮れゆく空やステージでの出し物を長いこと、眺めるともなく眺める時間。隣に座ってるのは気心知れた友達で、もちろんとりとめもなく喋りもするけど、しばらく黙って風に吹かれつつ久方ぶりの夏祭りの雰囲気に身を任せていても、何の気まずさもない。なんと心潤う、贅沢な休日だろうか? すぐそばに座ってる家族は、お父さんとお母さんと推定2歳半の女の子。この子がもう、かぷって噛み付きたいほど愛くるしくて、いっこうに見飽きず、子どもの頃ってさー、みたいな話題が出るのも非日常です。

「あたしもベビーカーに乗っていたんだろうか?」
「子どもの頃、いろいろ怒られたけど、いたずらをした記憶はないんだよね。あたしはいい子だったのか?」
「それは覚えてないだけよ、きっと」
「今日のお祭りのこともさ、あの子はきっと、ちゃんとは覚えてないよね」
「親にとってはいつまでも思い出なんだろうけどね」
などなど。

8時前から、芝生広場の一帯に大きな人の円ができて、「総踊り」なるものが始まりました。なつかし〜い、盆踊り! 私も盆踊りやってたよ。生涯の友(になるだろう)しずどんとも出会う前、48棟までもある大きな団地に住んでいた10歳までの頃のことです。団地の真ん中に大きな運動場があって、そこで毎夏、「盆踊り大会」があっていた。2週間ほど前から、夜に練習も行われて、小学校の低学年くらいまでは、自由参加なれども、みんなちゃんと出ていったものです。レパートリーも5曲くらいありました。大会当日は露店もたくさん出て、運動場の中央には高いやぐらが設置され、それを囲んで大野城市の「まどか音頭」とか踊ってたんだよ。けっこう好きだったな、盆踊り。

総踊りで「炭坑節」が流れ始めると、郷愁はピークに。何年ぶりに見る光景でしょう。長崎出身のゆうきちゃんは馴染みがなかったようで、やっぱり福岡ならではのスタンダードなんだな。かつて隆盛を誇った大牟田は三池炭鉱で生まれた歌です。

「月が出た出た 月が〜出た〜ヨイヨイ」と始まる。

「三池炭鉱の上に出た
 あんまり煙突が高いから 
 さぞやお月さん 煙たかろ サノヨイヨイ」ですよ。名詞、名曲!

踊りの振りも、当時は子供でそんなこと気づかなかったけど、よく見ると炭鉱を掘る動作、すくう動作、籠に入れる動作、車を押す動作なのでできている。ああ、一緒に踊りたかった〜。踊ればよかった。

そしてステージの明かりも消えて、祭りのフィナーレを飾る花火の始まり。考えてみれば、花火大会を間近で見るのなんて中学生以来です。青春のとき、いったい何をしてたんでしょうか自分は、と振り返ると、そう、バイトです。本当に、高校も大学もバイトばっかりしていた・・・。行事のときって働き手が少なくなるもので、私はそういうときに張り切って働いてしまう勤労学生でした・・・。

久しぶりの花火を見ると、疑問が湧く湧く、ワクワク。
「あのすごい音は、花火を打ち上げるときのものか? それとも打ち上げた花火が開くときの音か?」
「今日は5000発らしいけど、あの噴射は何発に数えられるのか?
(だって30分で5000発、つまり1800秒で5000発だよ?)」
「花火って、花火をつくる職人さんと、うちあげる職人さんは、別の人なのか?」
「ぼんぼん次々上がる大噴火みたいなときは、打ち上げ現場はいったいどうなってんだ?」
うーん、花火、夏の芸術・・・。
うしろで見ていた家族の会話も微笑ましかった。お父さんが小学校低学年くらいの息子に、
「あーあ、○○君が花火見たから、もう夏休み終わっちゃったよ。見なかったら終わらなかったんだけどね〜」とか言ってた。

すっかり祭りを満喫して、警固まで戻ってダイニングバーで食事。春の花見のあとも、ゆうきちゃんとここで飲みました。ハイネケンと芋焼酎の水割り一杯で、ゆうきちゃんはへろへろと笑うご機嫌モードに突入。甘くささやいて、最近お気に入りのバーに連れて行きました。ウイスキーほぼ初挑戦のゆうきちゃんが一杯、私は連日調子に乗って、グレンフィディック、タリスカー、ラフロイグの三杯飲みです。

語る語る。夏祭りなんて見たせいか、やっぱり昔のことなんか思い出します。
「えみちゃん、ほんとに大学来てなかったよね〜」なんて言われたりして。そう、大学の入学式で出会って同じ研究室に進んだ私とゆうきちゃんですが、大学の間は私が典型的なサボり学生だったので、これほど密な関係ではなかったのです。
「ほんとよく卒業したよね〜、あれだけサボったのに、最後は人より20単位も多くとってしまってさ〜」
そう、私は不祥事を起こして、4年の始めに、取得していた20単位を取り消されるという憂き目にあっていたのでした・・・。ひどい話。

やっと帰途についたのは1時過ぎ。酔っぱらうと、自転車飛ばすくせがあることを発見。わけもわからず心が勢いづくのだが、体はついていけないはずです。気をつけないとな。帰ってしん氏に電話すると、彼も飲んでいる最中。楽しく話して(なに話したか覚えてないけど)、なお飽き足らず、親しい人やら親しくない人やらいろいろに支離滅裂なメールを送りつけ、この夜もばたっと倒れて眠りについたのでした。友達ばんざい、恋人ばんざい、思い出ばんざい。でも現在未来もがんばろう。なんて思えた麗しの夜。





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2004年08月27日(金)  吐いても楽しい

いやー、やっぱり日記は即日書かんといかんね。と思いながら金曜日の日記を書きはじめる日曜日の夜。あと10分で月曜日だし・・・。

朝はちゃんと料理しました。はて、何を作ったんだっけ・・・? (しばし回想)あ、そうそう、ポテトグラタン。玉葱とマッシュルーム加えて、ピザ用チーズをふりかけてオーブンで焼く。これも簡単でおいしい。日々のレシピのひとつに加えよう。今週は全曜日お弁当つくっていけました。こういうのってちょっと達成感です。

仕事はさっくり切り上げて、買い物をして家に帰る。ポイント5倍の日はまだ来ません。8時前にしょうこ嬢をお迎え。持参してくれた「どこに遠足に?」というくらいの紙袋から、出るわ出るわ、ビールにワインに泡盛につまみ、デザート、すごい意気込みに感激しつつ、さっそく水菜と大根、トマト、ハムのサラダと、鶏肉とピーマン・玉葱のガーリックソテーをちゃっちゃと作って乾杯です。女の子同士のお話は盛り上がる。

酎ハイ飲んで、ワインあけて、いい気分になってきたところで「今度エツ亭に乗り込もう」案がまとまり即メールをすると、エツやんからはメールでなくて電話のお返事。ちょうどみきちゃんが仕事から帰ってきたので、これから行っていい?とのこと。否やのあろうはずがなく、ワインのボトルも空いたので、今度は泡盛「残波」(これがまた、すごくおいしい!)をあけたくらいで二人が登場。

みきちゃんが持ってきてくれたマンゴーのデザートや、お菓子やら延々と食べつつさらに飲み続け、わたくしは久しぶりに飲み会の最中に嘔吐してしまいました。「あれ?」と思ってトイレに行くと、するする出てきました。いやー飲みすぎたね。最後のほうはあんまり記憶がないけど、かなり挙動不審だったと思われます。しかし楽しかった。何話したかも定かでないながら、わけもなく楽しいあの感じ、仲間と飲むのはいいもんだ。笑顔で別れたのは深夜3時前だったのではないでしょうか。みなさんお疲れさまー。めためたに酔ってごめんね。次はエツみき亭で懲りずに酒盛りしましょう。人んちでは吐かないように気をつけまっす。吐くまで飲むなんて私もまだまだ無茶するお年ごろだね(いったいいつまで?)





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2004年08月26日(木)  星霜にも埋もれず

りんご酢がなくなったので買いたいのだけれど、ポイント5倍の日(これが不定期にやってくるので一日も気が抜けないのだな。)まで粘り続けようと心に決めてるわたくしでございます。だって1000円近くするものだからさ、ポイント5倍だったら、実質40円割引になる計算なんだもん・・・。ミクロな経済観念が発達していくばかりの日々でございます。

今朝はジャーマンポテトなるものを作りました。何だかしゃれたレシピのようですが、じゃがいもベーコンソーセージその他の野菜を炒めて粒マスタードとクレイジーソルトで味つけしただけのものです。お手軽でおいしいですよ、おすすめ。

一瞬ちぇっと思うけど、やや間をおいてぐっとくる言葉といえば、「女の子なんだから」てのが挙げられます。戸締り気をつけないと、女の子なんだから。夜歩き(夜走りも)は危ないよ、女の子なんだから。夕食抜きはよくないよ、女の子なんだから。うーん、たまに言われるとちょっと嬉しくなる自分が悔しい。ガバガバお酒を飲んだり、ずばずばモノを言ったり、ちまちまかわいくない理屈なんか並べたりしてると、自然と「女の子扱い」から外れていくものでして。そもそも女の「子」っていう年かよ!てのも重々承知ですが、だからこそなのよねえ。たとえ口先だけでもさ、たまには心配されたいものよ、人間って。そして、心配されつつも好きにやらせてくれるのが理想、なんて考える私はやっぱりわがままかしらね。

最近、吉本ばななの短編集『とかげ』(新潮文庫)を読み返した。これまでは「大川端奇憚」と「血と水」が好きだったんだけど、今回の再読でいちばん心に残ったのは、「キムチの夢」。そんな自分の変化が、自分では手にとるようにわかる。やっぱり月日は流れているものだ。

ニューヒロインとして燦然と表舞台で脚光を浴びている野口みずきさん、私にとっても憧憬の的なんだけど、彼女は私と同じ体格であるのみならず(体脂肪率は違いすぎますがね・・・・)、年だっておんなじ。しん氏の同期に、彼女と同じ高校を出た人がいるそうです。そう、クラスメートでもおかしくないくらいなんだよ。世界一なんだよ。すごいよねえ。

でも、高橋尚子さんも変わらず大好き。ニュースで野口さんの快挙を繰り返し見るにつけ、「シドニーのマラソンがもう一回見たいなあ・・・」という思いが募る。ヤワラちゃんびいきの親友・しずどんなんかは、シドニーのあとにヤワラちゃんをさしおいて国民栄誉賞を授与された彼女に今でもちょこっと納得いかないらしく、「Qがさ〜」なんて呼び捨てしてるけど、Qちゃん! Qちゃんの栄光は決して色あせはしないわ! 

さ、お葉書などしたためて、明日のメニューのおさらいなどして、今日は早めに寝ようっと。本当はアテネの陸上競技が見たいんだけどね。





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2004年08月25日(水)  心を濡らせ

最近ふつか酔い知らずだなー、もしかしてあたしったらお酒に強くなったかもォ、なーんて調子に乗ったらきっとすぐに手痛い目にあいますよ、気をつけましょう、エミさん。

まあそんな感じで爽やかな朝でした(眠いけど)。おべんと詰めて、お素麺食べて出社です。しかし昨日の日記はけっこう酔っぱらってるな。うつうつとした日記を読み返すと情けないような気分になるが、躁状態で書いた日記を読み返すのも恥ずかしいものだ。淡々と・・・日々、心穏やかに・・・と唱えてみる。でも、無理です。

夜、モスチキン手みやげに同僚が遊びに来た。モスチキン! 大学時代にモスバーガーの上に住んでたわたし、今も家のすぐそばに店舗があるけど、引っ越してきてから1回しか行ったことない。しかもそのときはデザートしか食べてない。何年ぶりだ〜モスチキン。おいしいおいしい。お返しに(?)、しつこいくらい「かこめ かこめ」(ハナレグミ)を流した。これで明日、あのこの頭の中でも「♪かこ〜め かこめよ〜 マージャンかこめ〜♪」ってフレーズがリズミカルに繰り返されることでしょう。うふふ、してやったりって気持ちだわ。

ストレスって、埃のようにあっという間にどんどん積もって、気づいたときには呆気に取られるほどのかさになってるものなんですよね。そして人間の体は心の問題に敏感に反応する。こまめに水拭きしないといけないんだけど、雑巾濡らしにいくのさえ手間に思えて怠りがちになるんだよなあ、日常ってやつは。久しぶりにおうちで缶詰以外の果物が食べたくなって、デラウェア買って食べる夜です。さあ早く寝よう。





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2004年08月24日(火)  戻れない、戻らない。

お酒、大好き!
本当に「底なし」の人から見たら私なんて甘ちゃんだし、ある方面では酒に弱いのに飲みすぎる、なんて私に対する評価もあるけど、でも、私やっぱりお酒に向いてると思う。だって、おいし〜い!と思って飲んでるもん。

えっと話を戻して、今朝はしぶしぶ起きて、鶏肉と玉ねぎとなすのソテー・ガーリック風味を作る。先週もこれで始まりましたね。おいしい。茄子をどれくらい灰汁ぬきしていいか今いちわからないし、コンロ周りはやっぱり、油でぎとぎとになったけど。

今夜はゆうきちゃんと飲むつもりだったんですが、彼女の仕事が忙しすぎてまた延期に。ほんとに気にしてないから!>ゆうきさん
わかるんです。すごく忙しい時期に、友だちとおちおち約束もできない辛さ。忙しいからこそ気の置けない人と会いたいのに、ちょうどぽっかり空いた時間を一緒に過ごせる人がいないタイミングの悪さ。そんなの気にしなくてまた会えるのが友だちだから、改めて、今度ね! いつでも。

で、今日は早朝から出張でお疲れのしんちゃんと電話で話したりして、その時点ではまた走りに行こうかと思っていたんだが、やっぱり時間がな〜とか思ってお菓子を食べながらつらつらネットなんか見てたら、飲みのお誘いがかかったので、渡りに船!と出かけてきた。

最近、お酒が楽しい。それもあんまり、ウサ晴らし的な、後ろ向きな感じではない。(まあその面が皆無とまでは言い切れませんが。)自分がお酒を飲めない体質ではないことはもともと知っていたし、これまでもお酒に育てられてきた(?)部分はあると思うけど、この年になって、新たな地平が開けた感じ。

帰りに、越してきて一年近く経とうとしてはじめて、近所のデリショップに寄ってみた。買ったのは鯖だけど、(デリっぽくないなあ、ですって?)明日のお弁当に入れよう。なんか、都会のOLさんの一人暮らしだなあって感じ。OLとしてのお小遣い水準はかなり低めですが。そんなわけで遅くなったので、ほかにいろいろ書き留めたいことがあったけど明日以降に持ち越し。

そういえば、誕生日までちょうど一ヶ月。行きつけのスーパーでは、24日なので「にしてつデー」の売り出しをやっていた。ということは、誕生日の日も安いのね。忘れないように買い込まなきゃ・・・。って、なんて虚しい誕生日予想。でも、私はけっこう、そういうのを楽しめるタイプじゃないかと思ってる。





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2004年08月23日(月)  のんびり月曜日

女子マラソン、すごすぎ。ずっと中継見てたけど、飽きることなし。ま、途中でしんちゃんとメッセしたり電話したりもしていたのだけど。野口さんがスパートかけてから、興奮しどおしだった、朝まで。4時までオリンピック見て、8時に起きて、「特ダネ!」他でマラソン関係のニュースを見て、NHKでやってたマラソン完全再放送をまたずっと見てた。我ながら情熱的な視聴者だと思う。

中継の解説が有森さんだったんだけど、とても的確で、日本選手を応援する気持ちにあふれつつも冷静で、示唆に富んでて、これがまたよかった。
「顎が上がると、腰が落ちて、そうすると足が出なくなる」
「誰かにくっついて走ったほうがいい。この過酷な条件では、一人になると、気がくじける」
「沿道の応援でモチベーションが上がる」などなど。

しかしあのスタジアムの声援や注目を一身に浴びる瞬間って、本当に感無量だろうね。見ながら思い出したけど、校内のクラス対抗駅伝大会で1区を走らなければならなくなったときがあって、よーいドンで飛び出して春日公園を(超ローカルな話・・・)ぐるっと回って一番で帰ってくるまで、そこここで立ってる級友や先生たちの声援、すごくうれしかったもんなあ。あ、正しい記憶が今よみがえってきた。一番じゃなくて二番目だった。一番で帰ってきたのは一年生の中でのことで、実際はゴールの間際も間際で同じ部の森田先輩に(超超ローカル・・・わかるのはしずどんだけだろう・・・)すごいスパート浴びて追い抜かれたんでした。

何か、オリンピックと比較するには、とてつもなくちんまりとした話だけど・・・。それでも人生において、そういうことって財産になっていたりするもんなんですよね。そういえば持久走でも私としずどんは好敵手(?)で、3区か4区かを走って彼女も区間賞をとっていたような記憶が。

夕方、実家に帰る道をたどりながら、実家に住んでいた頃は6.5キロしか走っていなかったんだよなあ、とふと思った。まだ一年も前のことではないけれど、あと一年、実家に住んで走っていたとしても、10キロ走るようになっていたかどうかはわからないな、と思う。なぜなら、実家時代に走っていた公園は、一周650m。いま走っている大濠公園は、1週が2000m。10キロ走るには、650mの公園では15周しないといけない。あの小さな公園を15周走ろうとする気には、多分なれなかったんじゃなかろうか。今は10キロだって5周ですむ。

こういうことって、あるのかもなあー、と考える。大きな舞台に立って初めて、できること。(大濠公園が大きな舞台か?と突っ込まないように。)小さな舞台では自分でも気づかなかった力が、より広いところ、よりすごい人々の中に出て行くことで、磨かれること。ちょっと違うけど、「まず、飛べ!」みたいな名言もあるなあ。なんて、つらつら歩いていたら、ハッとした。水溜りに七色がうつっていたのだ。これ、油が溶けたとかじゃないよね?! 慌てて空を見上げたら、確かに、虹がかかっていました。久しぶりに見た。

実家に何しに帰ったかというと、早いことに、住んでる部屋の契約更新の季節で、父親(保証人)にサインをしてもらわなければならないから。更新料を払うのみならず、一年一年こんなことしなきゃいけないなんて、まったく、ご立派なマンションに住んでいることだよ、私も・・・。でも、住人みんながこのしち面倒くさい手続きを踏んでると思うと、まあ、安心はできるか。

鶏の唐揚と、なすとピーマンとベーコンの味噌炒めを食べさせてもらって帰ってきました。鹿児島から送られてきたベーコンの味がすごい。ベーコンってこんなにジューシーだったっけ?と思うほど。

そんなこんなで立派にオリンピック戦略に嵌っている私ですが、疑問は感じないでもない。こうしてゴリンゴリン言ってる間にも、なんか重要な政策が決まったりしてるかもしれないし、サマワの自衛隊宿営地近くには、連日、着弾があったそうじゃないですか。古来から祭りにはそうした一面があるのだろうが、少なくとも2週間もこうやって、先進国では祭りだ祭りだって浮かれて他のニュースなんか目にも留まらないくらいなんだから、そりゃ政治的にオリンピックがどれだけありがたいかって話だよねえ。

一方で、応援してるスポーツチームが勝ったりすると、人間を元気にしたり活性化させる何かの分泌物がたくさん出てくるそうで、そう考えると、オリンピックなんか興味もないやい、てそっぽを向いているよりは、みんなが夢中になって感動したりスカッとしたりするほうが、国全体が活気づいて新たなエネルギーが有益な部分に放出される可能性もあるわけで。ま、何事も、バランスの問題なのでしょうかね、結局。





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2004年08月22日(日)  のんびり日曜日

ゆうべから村上春樹の『村上ラヂオ』(新潮文庫)を再読して、さっき読み終わりました。私は“村上朝日堂”シリーズを書棚に揃えているくらいなので村上さんのエッセイは(どちらかというと彼の書く小説よりも)好きなんですけど、とりわけこの本が大好き。とりたてて目新しいことも有益なことも感動的なことも書かれてないけど、なぜか読んでいる最中、読み終わったあと共に、幸せな気分になるのです。この幸福な感じは、吉本ばななのエッセイ集『パイナップルヘッド』(幻冬舎文庫)と似ている。私は小説家の書くエッセイというものが基本的に好きなのでけっこういろいろ読んでいますが、この感じは今のところこの2冊にしかないんだな。

・・・と思ったら、そういえば両者にはある共通点が。どちらも、雑誌「anan」の巻末に、一年間にわたって連載されたものなのでした。なんかすごい。ananは、私なんかでは言葉にするのが覚束ない、この「特にどうってことないけど、何となく幸福な」感じで書いてください、というようなことを、明確に作家に指示したのか? あるいは作家のほうで雑誌の要望を敏感に汲み取ったのか? 吉本ばななと村上春樹の書くものに共通点があるということなのか? 吉本ばななは村上春樹が好きみたいだし・・・。うーん、不思議。ananの巻末エッセイ、今は誰が書いているのかな。覚えてる最新のでは林真理子でしたが、それももう何年も前のことだったはず。今度(できれば明日)見てみよう。

さて、今日は朝から(昼だけど)ヌードルな食事でした。というのはインスタントラーメンのことです。残っていたキャベツを全部入れて、小松菜とわかめのおひたしを添えて野菜摂取に努めます。ラーメンといっても味のマルタイの「長崎チャンポン」なんですけど、野菜は各自で入れてくださいね、というものですから、ラーメンといえば豚骨スープが当然な博多っ子にとっては、ただのラーメンとあんまり変わりません。麺だって、ラーメンをきもーち太くしたようなものだし。でも、たまに食べるとインスタントラーメンはやっぱりおいしい。日本の文化の味がしますね。余談ながら、味のマルタイは福岡に本社を置く「即席めんのパイオニア」(公式HPにそう書いてあった)ですので、そのCMも九州でしか放送されていないかと思料しますが、これがどれもいいんです〜。

◆マルタイラーメン
(夫)「おい、あれ(取って)」
(妻)「『あれ』じゃわかりません、私はあなたのお母さんじゃないんだから」
◆マルタイ皿うどん
(子供)「もーう、残った野菜なんでも入れるのやめてって言ったやろ〜」
こんな感じ。身に覚えのある食卓風景をさらっと描写していて、くすりと笑えます。

さてさて、自転車のタイヤがスカスカだったので、ご近所のかしわいさん(くりっと男らしく髪を切っていた)ちで空気入れをお借りして、今日は赤坂方面へと向かいました。

一番の目的地は本屋で(またかよ!)、けやき通りの「キューブリック」というお店です。前にも書いたと思うけど、それはそれは素晴らしい本屋さんなんです。一冊一冊が「店主の目で選ばれた」という感じがひしひしとするんです。小さな本屋さんなので、欲しい本が必ずしもあるとは限らないのですが、「何か本が読みたいな〜」というときに行くと、興味をそそられるものに必ず出会えます。紀伊国屋とか丸善とかくらいになると、大きすぎていろんなコーナーをまわるのが大変だし、駅前の本屋さんとかだと新刊や雑誌や売れ筋中心で味気なくなる中、ここの品揃えはとにかく素晴らしい。わずか15坪ほどの店内に滞在して気の向くままに手に取りぱらぱら読むこと一時間以上、ようやく目当ての本を手に入れるべく、レジで尋ねてみました。

「あの、ちょっと探してる本がありまして、小泉今日子さんと、こぐれひでこさんの・・・」
店員さんに尋ねるのはちょっと勇気がいるもので、もじもじと私が言い終わらないうちに、お姉さんも、オーナーと思しきおじさまも共に優しく頷いて曰く、
「あ、対談ふうのやつですね。ありますよ」
ううっ、素晴らしい! さっと選び取って渡してくれました。感嘆する私に、
「いやー、在庫はだいたい、把握してますから」
と、小さな微笑みで謙虚におっしゃるオーナーさんでした。すばらしい、すばらしい。なんだかこれだけで心あったまりました。

さてさてさて、夜ご飯は豚肉のパン粉焼きと(またしても)小松菜とわかめのおひたしでした。本では香草パン粉焼き、になってたけど、香草はなかったので省きました。食べながらぷちっとテレビをつけてみると、「新選組!」をやっている。

堺雅人が演じる山南敬助が切腹する間際。彼を逃がそうと入れ替わり立ちかわりやってくる隊士たち、その意図を察して時間稼ぎに加担する土方、「暗いけどほんとは人情ある奴」感をびしびし出すオダギリジョーの斉藤一、みんな、泣けるけどちょっと笑えて、三谷さんらしかったなあー。源さんが食事の膳にさりげなく握り飯を包んだものを置いて(つまり、これを持って逃げなさい、ってことだったんだろうね)るのを、「これは持っていってください」と言ってさらりと返すとこなんて、ウマイッて感じ。馴染みの芸妓(恋人だったんでしょうね)明里さんとの別れのシーンも良くて、というか、明里役の女優さんがすごく上手で、ほろりと泣けました。

もうすぐ杉田かおるがゴールしそうだな、でも、もうちょっとかかりそうだな・・・と思ってザッピングしていると、教育テレビで(何か教育テレビばっかり見てる人みたい)狂言をやっている。そこで懐かしい人と出会いました。茂山逸平くんです。NHK朝の連続テレビ小説「オードリー」に、主人公の弟役で出ていたかわいい彼は、狂言師茂山一家の生まれなんです。「オードリー」、大学生の頃にやってたので、ほとんど欠かさず見てました。こないだも、しんちゃんと「オードリー(岡本綾さん)は、最近見ないけど、何やってるんだろうね〜」と話してたところです。凛として、しかし地の顔がちょっと悲しげな彼女、好きだったんだよねえ。

さても逸平くん、まあまあ立派になっちゃって、としばらく見ほれていて、はっとチャンネルを戻したら、折しも杉田さんがゴールを果たして、松本潤くんにひしと抱きついた瞬間だった・・・。ああいうことしたあとって、やっぱり人間性の本質的な部分が出る気がするけどどうでしょう。西村知美とか研ナオコとか、泣き崩れてた印象があったけど、杉田さんはすごくしっかりしてて且つすごく素直で、なんか好印象だったわ(戦略に嵌ってる?)。胴上げを拒んで「いや、ビール浴びたいです」なんて、番組にそぐわないことを言ってしまうところが他人のように思えない。

それはそうと、「サライ」がこの番組のテーマソングになったのって、もうけっこう昔ですよね。最初は、サライというのがそもそも何のこっちゃわからんし(今でもわかってないけど)、詞もメロディーも予定調和ぎみだし、感動をあおりたい意志を直球で出してるアレンジもどうかと思って引き気味でしたが、こうして月日が経つと、この歌でしか番組が締まらない気がしてくるのが不思議だ。

この、「最初はイマイチと思ったけど、だんだん良くなってしまいには絶対的価値を感じるようになる」感は、美空ひばりさんの『川の流れのように』と通じるものがある。こんなこと言うと不謹慎みたいだけど。だってね、ひばりさんがあと20年くらい健在で歌い続けてたら、他にいろんなヒット曲が出て、こうまで評価されなかった歌じゃないかと、ひそかに思っているんです、今も。でも、あの曲を最後に若くして亡くなったことで、何度も繰り返し流れて、歌がもつメッセージも、(またも不謹慎ながら)奇しくも最後にふさわしいもので、やっぱり何だか特別な歌だと感じるようになった。

さてさてさてさて、愚にもつかないことをつらつらと書く日記、今日はことさらに長いですね。明日も休みなんですもの。今夜アテネで女子マラソンが行われることを思うと、この休日はランナーのはしくれである私のためにしつらえられたようなものですな。偶然だけど。





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2004年08月21日(土)  のんびり土曜日

先日の台風でうちのベランダへとやってきた漂流物に、今日気づいた。コンビニ弁当の透明な蓋と、ぞうきんです。蓋のほうは、丸い形なのでパスタとかチャーハンとかみたいな炭水化物系のものだと思われる。雑巾は薄汚れているけどもとのいろは白なので、台風の雨風にさらされてそうなっただけで、タオルとして使用されていたものかもしれません。

今日はゆうきちゃんと遊ぼうとしていたのだが、仕事が忙しすぎる彼女のスケジュールが合わなくなったため、延期に。なんとこないだ、福岡〜宮崎間を5時間で往復したらしいよ。もちろん飛行機だけど、それにしたって、どんな強行だ!

それで、ブランチとお洗濯をすませたあと、平尾あたりを自転車で一人、うろついてみることにした。ブランチの献立はお素麺(切らしかけてたら、またいただきました〜、ほくほく)と、茄子とピーマンとエノキのピリ辛煮と、角天でした。

一番の目的地は本屋さんで(またかよ)、出かける前に町地図で場所を確認してから行ったのですぐに見つかりました。CDを販売したりレンタルしたりするコーナーも併設されている、よくあるファミリー向けの店舗設計。いたるところにあるポップ広告がちょっとうるさい感じなんだけど、文庫を買ってつけてもらったその店のブックカバーは硬派でちょっとびっくりした。

山荘小路のカフェでひと休み。ケーキセットが安かったので頼んでみたら、出てきたのが私ごのみのレアチーズでとーってもうれしかった。下のほうに、タルトをもっと砕いたみたいなさくさくした部分があってね。何となく「小屋」風な雰囲気で、冷房がききすぎてなくて、雑誌もいろいろおいてあって、落ち着く。昼下がりにおいしいコーヒーを飲みながら、ウイスキーの本を読むのもオツなもんです。

夕ご飯は、サーモンのお刺身、小松菜と鰹ぶしのおひたし、キャベツとエノキの音サラダ。食後じっくり3時間近く体を休めてから、ランニングに行きました。今日は体が軽いな〜、なんて快調に走っていたのだが、7キロ過ぎくらいから左膝の外側が引き攣れるみたいに痛くなる。でも、こういうときって悔しくてやめられないもので、10キロ走りました。ああ、くだらない自己満足の世界よ。これ書いてるのは翌日ですが、歩くと今もちょっと痛い。すぐ治るといいけど。

関係ないけど、中学の部活で毎日のように外周を走っていた日々、やっぱり足を痛めたことがあります。病院に行くと「ひらめ筋」という名の筋肉が疲労していると言われました。脛の内側の部分です。なんか間抜けな名前の筋肉だな〜と思いながら病院をあとにしたことを思い出しました。(先生は湿布しかくれませんでした。)

ランニングから帰宅すると日付も変わっていました。じっくりお風呂に入ったあと、読書。『赤目四十八瀧心中未遂』(文藝春秋、車谷長吉)、今日買った『もし僕らの言葉がウイスキーであったなら』(村上春樹、新潮文庫)、ともに読み終わり、オリンピックを見る。陸上競技が始まってうれしい。トラック競技とフィールド競技、随時、交互に中継するんだよね。三段跳び、棒高跳び、800m。予選であっても見るの楽しいです。女子800mで連覇を狙うという、モザンビークのムトラ選手という人が、それはそれは厳しい、女活動家のような顔つき体つきでとてもかっこよかった。予選、圧勝でした。教育テレビで片岡鶴太郎の絵画番組を面白く見て、3時半就寝。





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2004年08月20日(金)  やっぱりまだ遊んでたいの今は

『赤目四十八瀧心中未遂』(車谷長吉 文藝春秋)を読み始めたら、寝るのが遅くなってしまった。やめられないんだもん。作中、“アヤちゃん”が言うように、それは尼崎のドブ川の底の世界。息づまるほど張りつめた、絶望に巣食われた文章が、ものすごい現実感で迫ってくる。素足のアヤちゃんが“私”の部屋に入ってきて、白いワンピースを自分で脱いで、「世界が闇の中で破滅するかのような」夜を過ごすあとまで、読んでしまった。

そしたら朝は8時まで寝てしまったので、お弁当は作らずに、桃とプチトマトだけタッパーにつめて会社に行きました。

仕事のあと、天神の待ち合わせのメッカ、ライオン広場でしずちゃんとおちあって、そのまま三越に入ってトーベ・ヤンソンの原画展を見る。ムーミンといえばずんぐりとかわいらしいアニメの姿が思い浮かぶけど、去年の夏に『たのしいムーミン一家』(講談社文庫)を読んで少しイメージが変わっていた。原画を見てその思いをますます強くする。手塚治虫にしろ水木しげるにしろ、「ドラえもん」にしたって、楽しく愉快に安全に、子度向けのアレンジでテレビ放映なんてされてるものもあるけど、原作の根底に戦争や貧困を知っている世代ならではの、ダークなものが流れてたりするじゃない。それと似たような・・・。グッズコーナーで、ムーミントロールとスノークのおじょうさんのラブい便箋を買った。

今泉のカフェSo-raで、カクテルを飲みつつ食事。海老とヤリイカの香草焼きみたいなのがとてもおいしかった。オンナ25、6歳らしい話題のあとは、なぜか、というより既に二人にはやっぱり、という言葉がふさわしいのだが、マンガの話に・・・。
「あたしたちの年代の男の子だったらね、『キャプテン翼』に『キン肉マン』、それに『ドラゴンボール』は、言ってみれば初潮のようなものなのよ!」
なんて名言がしずさんより飛び出す。成長過程でほとんど誰もに訪れるもの、そういうふうに読まれる(あるいはテレビで見る)漫画なのだそうです・・・。

そしてオンナ25,6歳の二人は、おしゃれなカフェを出たあとしず亭で桃太郎電鉄(九州編)をするのでした。私の「つん電鉄」が、コンピュータープレイヤーも含めた中で見事優勝! プレステを消してテレビに変えた瞬間、柔道女子78キロ超級の決勝戦で、今しも塚田選手が相手を押さえ込んだところ。「何ていいタイミング!」「あたしたち、すごくない?!」「いけっ」「耐えろ!」「あと10秒!」とか二人で口ぐちに叫び、無事に30秒が過ぎて優勝が決まり、大声で万歳してると、つーっと画面が横に流れていった。あ、VTRだったのね・・・。

ザッピングしてるとマイケル・ムーアがインタビューされてて『華氏911』の紹介もやっていた。しかし、あの、小学校でテロ発生を告げられた瞬間のブッシュ大統領のシーン、どうやって録ってたんだろう。録ってた人から買ったのだろうか? 「マスコミは本来、政治や権力を見張る番犬でなけれならない。なのにイラク戦争に際して、彼らは飼い犬に成り下がって旗を振った」というムーアのコメント。確かに、「政治的に偏った映画は見たくない」なんて小泉さんは言うけど、あの戦争のことに限らず、ふだん偏った報道ばかりしてるのはマスコミだし、それを利用して成り上がった(?)のが小泉さんだもんねぇ。こういう映画が作られて、それがひとつの世論を形成するのも当然だと思う。それが間違ってるっていうなら、報道すべてを見直さなければならないでしょう。とりあえず見たいです、「華氏911」。なんで華氏なのかも気になるし。

また桃鉄の会を催すことを約して12時半頃しず亭をおいとまし、帰宅しては彼女に借りていたマンガを読んだ。『魁!!クロマティ高校』(少年マガジンコミックス)。ばっ、ばかばかしいー、おもしろいー! 一気に4巻まで。ゆうべとは打って変わって、げらげら笑えるこのマンガを枕元において寝ました。





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2004年08月19日(木)  醒めてます。

よ、よかったー。何とか、携帯電話代を払うお金が残りました。明日はお給料日。いつもギリギリでまわっている資金繰りの関係で、コンビニで払う携帯代は支払優先順位を最後にしていたのです。危うく、明日もらうお給料で、2か月分払わなければならなくなるところでした。ふー。いま、冷蔵庫に残っていた最後の一本の缶ビール(というのは過剰拡張←言語学用語)をあけたところ。明日になれば、またビールだって買えるもーん! そう、明日になれば・・・。気分はスカーレットです。って、違うだろ・・・。書いてて虚しい。

「で、何で、急に水道橋博士なん?」
ゆうべ深夜1時半の電話でしん氏に詰問(?)されて、ことの経緯を説明すると笑っておられました。私の調査によると、同世代の女の子で彼の存在を知る人は稀。男性はサンプルが少ないのですが、30代以上の方には認知されているようです。「相方は、玉袋やろ?」って言う人までいました。会社ではNGワードでは・・・?! (NGワード自体が死語!) 

しん氏は彼のことを知っていました。K−1の話をしだすと、あいつ嫌いなんよね、と言う。よくご存知ですこと、さすがです。そして、「確か、熱湯コマーシャルの司会もやってたよ」なんて、新情報まで出してくれます。熱湯コマーシャル! なつかしい単語! そのコーナーがあった番組の名前が思い出せず、しばし二人で悶絶して悩みました。こんなときはもちろん検索。パソコンを落としてなかったしん氏により、「スーパージョッキー」であったことが判明。なつかしすぎる。

水道橋博士の座右の書のひとつは、『おれは直角』だそうです。ああ、これだけでも、彼の人となりがわかるというものだ。熱いものをもってる人が好みみたいです、自分。

また語りすぎましたね、つい。テンション高いけど、今日は、穏やかならざる気持ちなんです。割と。いくじなしも、暴走トロッコも、困ったもんです。まあいいや・・・。私の受け取り方に悪意があるのだろうか。見方を変えれば、両者ともありがたくないこともないのかもしれない。さあ、どっちが素直な気持ちだ?!

今朝の料理は、魚肉の角天に野菜のあんかけを乗せたものでした。なんだか練り物が食べたくなったので。卵があるのでまたスパニッシュオムレツもつくりました。お給料が入ったら、むきえびとか、もんごういかとか買って、食べるぞー!

音楽はやっぱり、ハナレグミのアルバム『音タイム』。どの曲も全ていいんですが、先日書いた「家族の風景」のほかには、今は「かこめ かこめ」という歌が好きです。何気なく流していたときは、「かごめ かごめ」って言ってる童心にあふれた歌なのかと思いきや、なんと、マージャン卓を囲んでいるのでした。「子どもは寝かせて、さあ、かこめ」なーんて! 品があって粋な、大人の歌です。

お借りしている『赤目四十八瀧心中未遂』(車谷長吉 文藝春秋)をめくっていたら、体が熱く、そして寒くなってきました。ああ、映画、よかったよなあ。見たときはドキドキしても、2・3日経つと「なーんであれに見入ったんだろう?」という映画も時々ありますが、これは、思い出しては薫りたつような映画です。寺島しのぶ、ほんとに良かったよなあ。印象深いシーンの部分を本でぱらぱらと読んでいたこれまでですが、最初から通して読もうと思います、これから。





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2004年08月18日(水)  ひらけぇゴマ!

モルト神話(二日酔い知らず)、いまだ破られず。昨日はロックで5杯とシャンパン&カクテルだったのですが、朝はすっきりでした。ああ、やめられない・・・。

ソーセージ・キャベツ・たまねぎ・ピーマン。昨日のクリームチーズ煮とまったくおんなじ材料です。お給料日前ですから、買出しも控えております。今日は、オイスターソース煮にしました。片栗粉を加えて、ちょっととろりとさせてみました。それはお弁当箱につめこんで、朝は、卵かけご飯をがっつきました。はふはふー、んまい。

会社にて、先輩、「ねえねえ、最近、町で立て看板よく見かけない? 稲川淳二の」と、いう。そういえば・・・。怖い話をしに来福するらしい。「ちょっと、行こうかな、おれ。いつだっけ?」なんておっしゃるので、ちょちょい、と調べてみました。するとびっくり。あゆだとかチューブだとかに全くひけをとらない、全国ツアーが組まれています。すげえよ、稲川さん、おつかれ! しかも10月までも・・・。もう、幽霊の季節じゃないやん! 福岡は9月10日(金)、11日(土)の2Days! 住吉神社能楽殿にて。みなさん、お誘いあわせのうえ、楽しい週末のひとときをお過ごしください(私は行きません。)

私は今日も、水道橋博士に夢中なんですもの。

帰宅後、1時間ほどうたた寝。

ヤフーで「松阪屋名古屋本店社員のブログが人気」というニュースを見かけたので、さっそく行ってみました。なるほどねー。流行りますかね、こういう形態。昨今、会社の中にひとりは、こういうことが苦にならない社員っているものだろうからね。

そして私ごとですが、写真置き場のレンタルサーバーの有効期限が切れたので(なんと、有料サイトを使用してたのですよ、実は)、リニューアルしてみました。見かけたらよろしくね。





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2004年08月17日(火)  悪童日記

昨日、今日で、ぱっと冷めた気持ちがひとつ。あんなに真剣そのものだったのに、不思議なものだ。そしてそのかわりといってはなんだが、昨日、今日で夢中になっているのは、水道橋博士。ご存知ですか? たけし門下の芸人、浅草キッドのひとりです。これまで、『日経エンタテインメント!』等の雑誌で連載をもっていて、文才あるなあ、とか、博識だなあ、という認識程度だったのが、急激に興味が湧いちゃって。

そこで思い出したのは、盟友しずどんのこと。確か一年とか或いはもっと前に、一緒にカラオケか何かに行ったとき、彼女が水道橋博士・著の本を小脇に抱えていたのが微かな記憶として残っていたのです。

で、早速、メールした。
「あんた、水道橋博士の本、もってなかった? 貸してよ。」
しずどん、答えていわく、
「ごめーん、あれは、図書館で借りた本だったの。」
げ、図書館でわざわざ。負けました・・・。しかし、類友だなあ。昼休みなど同僚に話してみても、水道橋博士の存在自体、知ってる人はいなかったというのに。

今週はおとなしく、なんて言ったそばから、今夜は飲みに行きました。しかもハシゴ酒です。おいしかったー、満足、てへ。おとなしく、っていうのはつまり、自分からは誘わない、って意味だったんです、てへ。誘われたら何処なりとも・・・。

今朝は野菜とソーセージのクリームチーズ煮と、スパニッシュオムレツを作った。トマトを添えてお弁当箱に詰めると、野菜の緑、オムレツの黄色、トマトの赤。彩りの豊かさに思わず、にっこりでした。そうか、卵を入れると、こんなにきれいに見えるのね。卵も悪くないかもしれないな(私は卵は常備しないことにしているのです。)

11時半過ぎに帰宅して、今朝の台所の片付けや、アイロンがけ、洗濯物の始末など、ぱきぱきと働きました。ほろ酔いでしたが、時間がない!と思ったほうが早く済むことってありますよね。





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2004年08月16日(月)  あっちもこっちも何とかしましょう

今日から平常運転です。しかし、朝っぱらから休みボケ全開。会社のパソコンにログインするパスワードは忘れ果てるわ、エレベータに乗っては反射的に4Fのボタンを押すわ・・・(私が働くフロアは3Fなのですが、自宅マンションが4Fなもので)。9日間会社から離れていただけで、すっかり「ゴミ箱をからに」してしまっていたのでした。

そんな花も嵐も(?)踏み越えて、また今日から働くしかないんです。昨日しん氏が帰ってからは深海の底に生息しているような気分(暗い、音がない、動きが鈍い)でしたが、今日はこころもち、水面に近づいたようだ。

この落ち込みはなんだろう、と考えていたんです。それはきっと、自信がないということ。現実をみすえる自信がない、人を羨んだり妬んだりしすぎない自信がない、ひとを受け入れる自信がない、へなちょこな自分を笑い飛ばしてやってく自信がない。じゃあどうしよう?と問うのだが、これはもう、一朝一夕にはどうしようもないのです。調子のいいとき悪いとき、それを繰り返しながら、ちょっとずつ、なりたい自分に近づいていくしかないんです。

どっちがハレとかケとかいうことじゃない、コインの裏も表も、自分の人生。恋人といる楽しさも、不安も、恋人と離れた日々で笑ったり泣いたりすることも、先のことを気にしすぎる自分の性格も、ぜんぶが同列の現実。朝が来たらベッドから出ないわけにはいかないしなあ。そう思うに至って、うだうだぐじぐじ悩んでもしょうがないッスよね、という見地にとりあえず達したようです。な、なんか、やぶれかぶれだな・・・。でも、一足飛びにはいかないこの人生、きっと、こんなもんなんじゃなかろうか。またまた小学生の作文のまとめみたいだが、結局、一日一日、そのときそのときを大事にしてくしかないのでは。

それにしても、今朝つくった鶏肉と野菜のソテー・ガーリック風味はおいしかった。お弁当でもいい味を保ってたけど、焼きたてのあのジューシーさ・・・わかちあいたかった。週末のお給料日までかなりの貧乏人なので、今週はおとなしく過ごそうと思います。一日、支出200円目標だ!なんていいつつ、TSUTAYAでCDレンタルしちゃったけど。今ごろですが、ハナレグミの『音タイム』。最近ずっとうかがいつつもレンタル中ばかりで涙を飲んでいたのが、今日あいていたので。

これに入ってる『家族の風景』、涙がにじんでくるほどいい歌。シンプルで短い曲の中に、言葉にしようもない郷愁がぐっと詰まっている。
 「キッチンには ハイライトとウイスキーグラス
  どこにでもあるような 家族の風景」
と始まる。「キッチンには〜」の一言の譜割りが、ものすごく優しいんです。

夜ご飯は、同僚にもらった台湾みやげのパイナップルケーキひとくちにして、ここのところ満杯御礼だった胃の内容物を減らしてます。長風呂で汗もかいたし、明日の朝はすっきり目覚められそう。ああ、すきっぱらにワインがしみるぜ!(って、結局お酒は飲む私。おつまみは白いほうの桃の缶づめ。)





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2004年08月15日(日)  またこの日が来た

昼過ぎにしん氏が愛知へ戻っていって、ふて寝をしたり本を読んだりネットサーフィンしたりしながら、ひたすら落ち込む。この焼肉部の私が、親に焼肉に誘われた(つまり、しかも親がごちそうしてくれるというのに!)のを断ったほどだから、沈み具合も立派なものです。仲良しとはいえ他人同士でひとつ部屋にずっといると齟齬が生じることもある。その齟齬が二人の間で決定的なものになりえるんじゃないかと思うときもある。でも、しんちゃんがいなくなった部屋は、死んだみたいにひっそりしている。ひとりで深海の底にいるみたい。

いろいろ考える。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆と、しんちゃんと一緒に過ごせるのは一年でおよそ3週間。それを楽しみにして、休みのあいだ楽しく過ごして、別れるとこうやって落ち込んで、しばらくすると気を取り直して自分の日々に没頭して、こういうサイクルをいつまで続けるんだろう?と思う。離れている長い時間が今の日常だ、でもいつか、しんちゃんと暮らすほうを日常と決めるときがくるんだろうか、あるいは? 新しい生活を希望をもって選ぶときがいつか来るんだろうか。わからない。

吉本ばななの『アムリタ』(福武書店)を読み返している。
 “こうして離れていてふと、私の知っている彼のいいところを思うと、
  あまりのすばらしさに胸が苦しくなる。(中略)
  そして悪いところやずるいところを考えると、
  あまりの憎しみに胸が苦しくなる。(中略)
  ほかの人にはこんなに感じない一つ一つの感覚が活性化される。
  その振幅がそのままその人を思う心のベクトルの大きさだ。”

オリンピックの中継が始まる午後10時に合わせて夕食を用意して、テレビをつけながら食べた。無印良品で買ったレトルトの中華粥。まあ、おいしかった。テレビをつけっぱなしにしてチラチラ見ながら、本棚の整理をようやく敢行。床とベッドに積み上がっていた本の山を並べ終わりました。

オリンピックをはじめ、スポーツの世界大会を見るのが好きだということをつくづく思い知る。柔道、水泳、卓球。どれも面白い。スポーツ選手の集中力とか精神力とかを垣間見るのが好きなんです。最近、注目してるのは、今さらながらですが、女子ソフトの監督宇津木さんです。かっこいいー!

表彰式をいくつか見たところ、アメリカの選手は国旗掲揚が始まるとすぐにかぶせられた月桂冠を手に持ち、胸にあてて国歌を聞いていた。日本の選手は君が代が流れ出しても月桂冠をはずさない。どっちがいいとか言うつもりじゃないんだけど、文化や教育の違いがこういうとこにも出るなあと思う。

制服にアイロンをかけました。この仕事をすると、明日から仕事だなあとひしひし感じるので、つい後回しにしてしまうことが多い。今日は深夜の2時過ぎにやりました。今はもう3時を過ぎています。北島くんが平泳ぎ100メートルで金メダルをとるのを見ることができた。





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2004年08月14日(土)  終わりが見えてくる

朝は、といっても、休み期間中の「朝」という時間の範囲はとても広いんだけれども、ともかく、私がたいてい先に起きる。朝食は洋風。トースト、ハムとピーマンと玉ねぎのスープ、パイナップルと白桃。実家で、鹿児島から送られてきた黒豚ハムとかソーセージとかをたくさんもらってきたので、当分のあいだ肉はこれでいきます。

しん氏は昼過ぎから、友だちと遊びに行く。ナマズでセッション飲み会とのこと。みんなアロハシャツだったそうだ。私は読書、昼寝の後、駅のほうへ買い物と立ち読みに行く。あのたいして大きくもない本屋に、飽きることなく1時間。内田百�里寮鏤�中の日記など、いろいろ読む。本は何も買わず、スーパーでちょこちょこ買い物して帰る。

しん氏は友だちと中華食堂で夕食をとったそうだが、今日は最後の夜なので、私とも夕食を食べてもらうことにする。家の近くの「Tiny Boat」に長居。店の人の感じがよく、ごはんがおいしく酒は豊富で、流れる音楽も自分ごのみというお気に入りの店のひとつ。「好きなだけ飲み食いしろー」と、しん氏が言ってくれてご機嫌。

パーフェクトミュール、ソルクバーノ、グレンフィディック、ヘンリー・マッケンナと次々に飲む。途中、お店の人が絞りたての桃で作ったリキュールをサービスしてくれた。なんで唐突にそんなことしてくれたのかは未だに謎だが、これのおかげで酔いがクールダウンされて、そのあとの酒がさらに進んだのは確実。それが狙いだと思われないこともない。しん氏も、カクテルに焼酎にウイスキーと、気ままに飲んでいた。しかも、中華のあとだというのに食べる食べる。よく食べる人(たち)だ。しんちゃんがたくさんごちそうしてくれた。

12時を過ぎていい気分で店を出て、ローソンで線香花火を買って帰る。ベランダにバケツを用意して、小さな声でしゃべったり笑ったりしながら、ひっそりと火をつけては儚く燃え尽きる花火に興じる。しん氏と花火をするのは初めて。・・・(再び)7年間、いったい何をやってきたんでしょうか。

横になってオリンピックを見ていると、しん氏はほどなく寝てしまった。昼寝で睡眠チャージしていた私は、その後も延々と一人でテレビに見入る。体操男子団体、全種目全演技を見てしまった。しんしんげつめん、とかしんしんちゅうがえり、とか、日本語で呼ばれる技の名前が多くて、昔から盛んな競技なんだなあ、という感じが改めてする。水泳もやっていた。イアン・ソープや、アメリカのマイケル・フェルプスが決勝で金メダルをとるところを見た。ヤワラちゃんが勝った瞬間と、その直後のインタビューを見たらやっぱりちょっと泣けた。テレビを消して時計を見ると、朝の4時半。





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2004年08月13日(金)  見てみたい、それそれそれ!

実家にて起床。さばの味噌煮、たまごやき、おきゅうと、にがうりとかつおぶしなど食べる。母親が漬けた梅干も。朝ごはんから品数が多いのって、実家の喜び。この夏で初めての西瓜も食べました。

きのう買った『こんにちわ、赤ちゃん』(よしもとばなな 新潮文庫)を読み終わる。公式サイトでの日記を本にまとめたこのシリーズ、今作では表題の通りよしもとさんに赤ちゃんが生まれた。それから、彼女のエッセイや日記でおなじみだった、作家デビュー前に働いていた喫茶店の店長さんが、癌で亡くなった。なんだか、しみじみとする。自分もいっぱしの大人になった気になることもあるけれど、現実のきついことに出会うのって、まだまだこれからなんだろうなあと思う。一日一日を大切に、かつ面白く生きたいものだ。(なんだか小学生の読書感想文みたいな締め。)

いろいろもらいものをして、自分の家に戻る。そうじなど終えたころ、長崎からしんちゃんも戻ってきて、買い物を済ませ、家の近くの焼肉屋へ。信じられないほど感じのいい店。盛況だけど混んだ感じが気ぜわしくないのもいい。半年ぶり2回目の私の顔を、おばちゃん、覚えていてくれた。「学生さん?」と言われ、「いえいえ、めっそうもない、もういい年ですよ」と返すと、驚いていらっしゃる。これは客を喜ばせようとしてくれているのか、どうなのか・・・。いずれにせよ、しっかりいつまでも喜ぶ私であった。な、なんか、所作が子どもっぽかったのかな・・・いま、書いてて初めて、そういう可能性がひらめいた。

帰って『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の続きを最後まで見る。やっぱりいまいちだよねえ、1作目のほうがよかった、としん氏と意見が一致。それでも、ハリーとロンとハーマイオニーがかわいいので、見る価値はあり。

ニュース番組で特攻隊の少年の一生を追う特集をやっていた。出撃数時間前、子犬を抱き上げて写真に写ったあどけない顔の17歳。残された日記や家族それぞれに宛てた遺書は、明鏡止水そのものの文章。「天皇陛下とか、お国とかいうけど、やはり、ふるさとや家族を思うから、特攻なんてできたんだと思うんです。」という、少年のお兄さんの言葉が印象的だった。そういうことも全部利用してやるのが戦争というもの、国家のやることがいかに恐ろしいかということを歴史に学ばなければいけない。

しん氏作のHPを見せてもらう。ハード派な彼らしくトップページのデザインのみでコンテンツはなし、ふっ。よしもとばななのほかのエッセイや小説、吉田修一の『熱帯魚』(文春文庫)などをつらつら読み返す。「熱帯魚」は一年前に初めて読んだときより(そのときもじゅうぶん好きだったけど)ずっといいな、と感じた。大人でもない子どもでもない、あの焦燥感がね。

そうこうしているうちにオリンピックの開会式の時間になる。もう寝ようと思ってベッドに入ったが、しんちゃんが面白いことを次々に言うので(その内容は日記に書くなと言われた)気が変わって、テレビをつけた。開会式ってここまで派手にしなくても、といつも思うのだが、まあ政治的経済的に欠かせないんでしょうね。ギリシャ4000年の歴史をあらわすショーを見て、しん氏、「ちょっと欽ちゃんっぽいねえ」という感想を漏らしていた。仮装大賞。やっぱり日本の入場行進の前に二人とも夢の世界へ。





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2004年08月12日(木)  We have come of age

ぼんやり起きて、米を研いで、パソコンをつけて眺めつつ、おかずを作る。さばの切り身を焼いたものと、冷蔵庫のあまりもので作った炒め煮。切り干し大根、にんじん、ハム、もやし、チンゲン菜・・・何でもかんでも入れた。

昨日レンタルしたビデオの最後の一本、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を見ていると、いよいよ佳境、というところで二人そろって寝てしまう。ハリポタ・・・確かに俳優の子どもたちはかわいいし、うまいし、世界観もお金をかけて上手につくられている。でもやっぱり、ものたりない・・・。映像にすると、どうしても「子供向け」って感じがする。本だったら、想像しながら読めるから、もっと楽しめるかも。

夕方、それぞれの実家へ帰省。
だというのに、しん氏は財布と携帯をポケットに入れただけの軽装。男っていいなあ。私は、母と姉と実家の近所のロイヤルホストで待ち合わせ。母は顔色もよく、元気そう。マイルド海老カレーというのを食べた。毎年この時期のカレーフェア、一度は食べたくなる。ナンもおいしくて満足。

食事中に、なぜか会社から電話がかかってきてびびる。たいしたことでなくてよかった。家に帰ると、また会社の人から電話。びびる。なんだなんだ? 「楽しい夏休みを〜!」としめくくろうとすると、「可もなく不可もなく、て感じだよ、きっと」とおっしゃる。なんだかなあー、家庭とかもつと、夏休みにリフレッシュ、ってできないものなのか?

実家の近所でよしもとばななの『こんにちわ、赤ちゃん』(新潮文庫)を買う。この本屋は、これまでの人生でいちばんお金を使っている店じゃないかと思う・・・。いつまでも栄えてほしい。

帰ってみると実家は近い。なんせ電車に乗っている時間はたったの10分だ。こんなに近いのに2ヶ月ぶり。もうちょっと親孝行せないかんねえ、と思う。うちは古いマンションだけど、ワンルームマンションに慣れた身には、台所も、トイレも、風呂場も、なんだか広く見える。ガスのつけ方とか、風呂用のスリッパがあることとか、缶ビールはグラスにうつして飲むとか、実家ルールが懐かしくも新鮮。部屋は掃除が行き届いていて、文鳥のぴーちゃんも鉢植えたちも元気で、安心した。夜は12時半くらいまで、自分の部屋で本を読んで寝ました。





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2004年08月11日(水)  生きる世界

最近、牛乳の消費量が減って1リットルパックを賞味期限内に飲みきるのに失敗するようになってきた。その理由は二つ。ひとつは、トーストの消費量が減ったから。もうひとつは、牛乳を飲むとき、以前の大きいマグカップじゃなくて、TDSで紅茶プリンを食べて持って帰ってきたスーベニアカップ(容積はマグカップのほぼ半量と思われる)を使うようになったから。このカップかわいいし、洗いやすいので気に入ってます。容積って語彙を日記で使ったの初めてのような気がするけど、使い方まちがってないよね。

一日のんびりしようと決めて、日中はごろごろと過ごす。翌日の昼に書いているんだけど、この日何時に起きたのかも思い出せなーい。起きて最初にとった食事は、そうめんと、さばの缶詰と、わかめの酢の物。4把ゆでたら1把以上あまった。しん氏が麺つゆを派手にじゅうたんにこぼした。

会社でいえば退社時間も過ぎてから、ようやく出かける。薬院駅の本屋に行くと、あたりまえにあると思っていた買いたい本がなくて、「天神まで行く!」と宣言するが、10分ほど立ち読みをしている間に気が変わり、違う本で手を打つことにした。「え、それ買うと?」としん氏。文庫本でないのが珍しいと思ったらしい。

夜ご飯には野菜たっぷりのしょうが焼き丼をつくった。なんとなく、どんぶりにしたかったんです。余った素麺をわかめとかつおぶしで和えて副菜に・・・ふっ。しんちゃんが歯磨きすることを「仕事」と呼ぶことが定着。

借りてきたビデオを見たが、多少の予備知識で心の準備をしていたのなんて、何の意味もなかった。怖かった。あまりの怖さに、懇願して一緒に風呂に入ってもらったくらいだ。しん氏「刺激が強すぎたか・・・」。とてもいい、というか、すごい映画だったので、意味を考えたいのだけれど、もう何も考えたくない、目を背けたいと生理的に思ってしまう。でも、こんなに恐ろしがるって、監督の意図のひとつには沿っているんじゃなかろうか。しん氏ですら(彼は今日で2回目の鑑賞)、最初に見たときはしばらくひきずって、3日目に、あれは芸術作品なんだ、と思うことでとりあえず昇華したらしい。

社会的に弱くて翻弄されるということと、自分の生き方を自分で選ぶということに矛盾がない人生。現実の支えが空想であるということ。運命にもてあそばれたようで、実は周りの人たちを常に左右し続けたのは主人公だったということ。うーん、一夜明けると、印象ほど、悲惨な映画ではないような気がするけど・・・。でも、怖かった。

和田アキ子とマチャミのテレビに藤原竜也くんが出てるのとかを見てちょっと気を取り直して、次のビデオにかかる。『ディナーラッシュ』。これは、こじゃれてて気のきいた、わかりやすい映画だった。すべては父のたなごころの上、か・・・。後味もすっきり。

しん氏が寝てしまった横で、買った本を最後まで読んでから寝た。よしもとばななのエッセイ『バナタイム』(マガジンハウス)。おもしろかった。





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2004年08月10日(火)  海へ

それで、ゆうべの打ち上げからしん氏が何時に帰ってきたかっていったら、6時ですよ、あなた、朝の。まあ、藤井さん(在北九州)の始発待ちって側面もあったんだけどね。藤井さんと朝まで一緒におったなんて、ある意味、嫉妬やけどね。

で、レンタカーを予約していたのは9時なんですよ、当然、今朝の。そりゃ起きれませんよね。ていうか運転できませんよね。圧倒的に酒くさいし。私? 私の運転免許証は「おいら怪しいもんじゃねェんだよ!」と身分を証明するものにすぎませんから。

ま、しかたがないので静かに眠らせてさしあげて、1時半に出発しました。
向かうは海。

西へと車を(しん氏が)走らせる。そろそろご飯でも食べますか、というところで、ばっちり「牧のうどん」前原店が現れました。私たちは牧のうどんの信奉者ですから、一も二もなくご入店。きつねうどんとかしわごはんを食べる。かなり大量なんだけどね。「いやー、よく食べるなあ!」と自画自賛。

ここでしん氏が男気を見せ、果敢にも私にデミオ君のキーを渡す。一年ぶりの運転席です。こ、鼓動が・・・。ほどなくどどーんと惜しみなく、海が視界の右を陣どりましたが、オーシャンビューを楽しむ余裕なんてあろうはずもない。異様に背筋を伸ばし、汗ばむ手でハンドルを切り続ける私でありました。唐津市街を前に、「もう限界ッス」。それでも比類ない達成感に包まれ、両手でしん氏に握手を求めました。「やった、俺はやったぜ!」あああ、運転、うまくなりたーい。誰か練習に付き合ってくれんかなあ。刺激が欲しい方、スリルを楽しめる方、ぜひ。

さ、趣旨に立ち戻って海へ。サンダルを脱いでしばし打ち寄せる波と戯れました。裸足で感じる砂も気持ちよい。「こんなことなら、一式、もってくればよかったねー」「ねー」。といいつつ、水着持ってないんですが(着たくないし)。それにしても、しん氏と二人で海に来たのは初めてでした。7年間何をやってきたんでしょうか・・・。いや、未経験のことがあるって、希望よね。

短時間でも体力を使うのが海。足も汚れたことだし、温泉に入ってさっぱりしようと企んで、ほど近い七山という温泉に行きました。ひなびた、というか、さびれた、というか微妙な雰囲気ではあるがかまったもんじゃありません。ハンドタオルしか持ってないけど、これで拭けばいっかー、ということで、手ぶらでババンババーンと女湯に突入。

と、「エ、ここ、女湯よね・・・?」先客がひとり、視力の悪い私ですが、遠目にうつるのは、お、男・・・。混浴か? ありえる、ここなら・・・。ああ、男が、湯に入っている。しかも、こちらをチラチラ窺っている・・・。でも、ここですごすご出ていくのも、女がすたるってものじゃありませんか。幸い(?)私の裸は息を飲むほど美しくもなければ、逆に人様の前に出られないほどおかしなものがついてるわけでもない、まあごくごく平均的な日本女子のものと推量されるし、彼も立派な成人のようなので、紳士的に(?)ふるまってくれるだろう、と思い直して、こっそりと湯船の隅に身を沈めました。しかし、混浴のわりには、しん氏が現れないなあ。

やっぱりどうにも落ち着かないので、さっさと上がってポカリスエットで体を冷やしつつロビーの新聞なんか読んでいると、「あれー、早かったねー」としん氏登場。おくれて、例の紳士もあらわれました。「ねえねえ、あの人・・・」とこっそり耳打ちすると、「女の人やん」。ほ。私の視力の悪さも極まれり、てとこかしら。でも本当に、一見・・・(失礼!)

福岡中心部を通り越して東へ、箱崎まで走る。大学時代に私たちが住んでいた町です。車があるので量販店で重いものを買い込み、九大正門前のちゃんこ鍋屋さん「御島」で夜ごはん。冬だろうが夏だろうがおかまいなしに、通っていた小さなお店です。鶏だしちゃんこ、ちゃんぽん麺、卵雑炊とフルコースでいただきました。元関取の大将もお姉さんもやっぱり優しく、鍋は文句なしに安くておいしく、ここは変わらないなあ。切ないことだなあ。

ドライブは楽しい。持参したCDたちを聞きながら歌ったりしてね。ちょっとデートっぽく、夏休み感もあり、昔のことを思い出したりもして、よい日だったのではないでしょうか。帰宅後、ビールで乾杯しつつ、ぷっすまなんか見たりして、これから寝るところ。





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2004年08月09日(月)  涙 と うねり

しん氏がベッキー好きだということが判明する夏休み。はなまるマーケットにコナン君など、順調にテレビ視聴しています。今日のブランチは、パスタと卯の花、トマト、パイナップル。卯の花は不評でした、しゅん。

ぐっすり昼寝をしてるとあっという間に夕方。急いで洗濯物をとりいれたり、掃除したり、ごみを集めたりと家事を済ませて家を出る。ライブ2連発! 今日は天神プレアデス、めがねうらイベント「蛍茶屋」であります。黒のノースリーブを着用したしんちゃんが私よりセクシィで妙に腑におちない。私と10キロしか変わらない、と書いたが、身長は25センチも違うのです。(私は適正体重の幅におさまってるんですよ一応。)「おおっ、カリスマ美容師が来た!」とひと目見たエツやんに言われていた。

プレアデスは芋洗いの様相、それもそのはず、豪華絢爛たるブッキング。ナンジャカ、昨日のほうがよかったかなーとエツやんは言っていたけれど、今日のほうがボーカルがよく聞こえて私は満足でしたよ。「体内ガーゼ」も聞けたし。「ワンツーファックユー!」はちゃんと藤井さんの許可をとってやったそうです。

その藤井さんはといえば今日はドラムのゾラちゃんと二人での魚座。もう、もうもう、ため息しか出ない。はあーっ、てなもんだ。藤井さんの歌は、1曲1曲が短編小説のよう、心象風景が胸に迫る。藤井さんの歌を聞いているときって、どんなに人がたくさんいても、「ひとり」感がすごくある。むしろアリーナとか広いところでやってもいいと思うんだ。もっとこの孤独がしみると思うから。恋をしたらきっと、死んでしまう。だめになってしまうよ、なんて。久しぶりに「夏の踊り子」を聞けたのも感無量だった。藤井さんの恋って・・・。

ミズノイロの音は相変わらず麻薬めいていた。ひとりひとりの力量がすごい。ベースの女性がとんでもなくかわいらしく、且つかっこいい。「しかもとんでもない音が出ている。あんなベースなかなか聞けない。」と、しん氏。然り然り。

そして最後に出てきためがねうらは、4ヶ月以上のブランクなんてものともしない、押しも押されぬ圧巻のステージ。なんか、前より重厚さが増したようでさえある。お客さんの反応にふくもとくんはじめメンバーのテンションもすごくいいふうに上がってた。ステージと客席がひとつになる、なんて、なかなかないけど確かにあるのだ。めがねうら。楽曲も、詞も演奏も、本当に緊密。そんな中で、新しめの曲には風が吹いているような感じがするところもある。もうすぐアルバムが店頭に並ぶのです。楽しみです。

お客さんが多かったので、いろんな人に会うことができたのもうれしかった。ちょこちょこ立ち話をして、帰ってきた。しん氏は打ち上げに参加。さて、何時に帰ってくるかな。

とても楽しくて、音楽に感動して、でもそれだけじゃなくて、とても強い気持ちになった。意志をもたせてくれるライブだった。ライブを見た、という言葉にすればそれだけの行為でこんなの、人には説明できないけれど、何だか自分を肯定できるような気がしたんだ。ありがとう。久しぶりにこういう気持ちを思い出した。





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2004年08月08日(日)  しめさば、関さば、胡麻さば

きのうの昼寝の夢。
しん氏が既にうちに到着し、私の机に座ってなぜか眉毛にジョキジョキはさみを入れていた。
と話すと、しん氏、驚く。
「何でわかった?! ちょうどそれくらいの時間に眉毛を切ってた。」
「え、眉毛なんて時々手入れしよるん?」
「いや、全然。ただ何となく思い立って。」

さて今日のブランチは、なんてカタカナを使ってみたけれど、食べたものはといえば、ごはん、長ネギとわかめのお味噌汁、焼鮭、かつおぶし冷奴。純和風です。ごろごろと、『鉄腕DASH!』春の特番の再放送を見ふける。この番組、好きです。ものすごい休日感だ。

自転車で天神へ出かける際は路上駐輪がお決まりですが、今日はしん氏とふたり、ちゃんと100円払って駐輪施設にとめてみた。大人ですから、なーんてね。メンズメルローズでしん氏のシャツを買う。ベルトも買う。いいなあ、私も買い物したーい。店員さんから「細身ですねー」という定型句のほか、こんなところでまでも「メシ食ったほうがいいですよ、血色あんまりよくないし・・・」なんて心配されるしん氏。体重計に乗せると私と10キロしか変わらない。私が妊娠でもしたら、逆転まちがいなしです。それまでに太ってね、って無理だろうなあ。しんちゃんの首とか、おなかとかにいつかたっぷり肉がついたら・・・私うれしいと思うんだけど。

そしてビブレホールに入り、ナンジャカライブ。エツやんの歌がとても良くなったよねー、と言い合う。携帯も新しくなったしね。私はやっぱり、「ふたりの日々」と「プラスチック」が好きだなあ。始まりのインスト、「中央電算室」もわくわくする。触発されたか、しん氏はナンジャカが終わると一階下の楽器屋へ。私はビレッジヴァンガードで立ち読み。HMVでまたマルーン5の試聴。「THIS LOVE」のポップさがたまらなくって何度も聞いてしまう。

その後ビブレホールに再入場、ちまたでよく噂を耳にしていたThe Campsを初めて見る。久々に異次元にさまよいこんだ。おなかがいっぱいだ。北九州のバンドというのは、どうしてああなんだろう? トレンドとか、めんたいロックとかの呪縛なんてもの、微塵もないんだもんなあ。自分の好きなもの、表現したいことにまっすぐ向かってる感じ。バンドの一体感もすごい。「いいねえ、あのボーカルのキャラ、愛されるよねえ、ああ、俺も愛されたいー」と、エツやん。「ギター、どうやったらJCからあんな音が出るんだ? わからん・・・」と、しん氏。東京の町に出て行ったふくもとくんも登場。「その帽子が関東っぽい!」と言うと、「渋谷で買いました。」だって。おなかがすいたのでライブはここまでにして、「また明日ねー」と退場する。

魚が食べたい、しかも刺身、と騒ぐしん氏を連れて、味の正福でぶり胡麻定食を食べる。「どうして、胡麻さばだけは胡麻が先につくと?(註:ほかは、ぶり胡麻、たい胡麻など、ごまがあとにつく。) えみちゃん専門やろ? どうして?」と聞かれ、しばし考えるがわかりません。言語学専攻の方は卒論で研究してみてはいかがでしょうか。

薬院まで下って、マーベルマーサへ。今月のおすすめ、マッカランの10年をひとくち舐めてしん氏、「・・・うンめェー!」連れて行ったかいがありました。次にはボウモアをすすめる。「あ、飲みやすい。でもスモークっぽい。てか、このピーマン、どうやったらこんなに柔らかくなるんだ?」ペッパーソーセージのジューシーさにも感動。

矢部くんがやってるサッカー番組を見る。トゥーリオってめちゃかっこいい! 初めて見た。





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2004年08月07日(土)  体があるうちに

早めに書く今日の日記。

起きたらまたもパンツ一枚でした。窓際に脱ぎ散らかした服。カーテンは開けっ放し。防犯意識皆無・・・。怖い目にあうのはまっぴらごめんなので、心しよう。そうしよう。しかし、シングルモルトはなぜか二日酔いしないのです。分子構造が違うんですよ、とゆうべ春吉のマスターが言っていたのはすごく合点がいった。そればかりでなく、やっぱり、大切にサーブされたお酒を大切に飲むというのが違うんじゃないかと思う。二日酔いになるときって、往々にしてガブガブとした飲み方してるもんなあ。

シャワーを浴びて、洗濯しがてら、しん氏に電話する午後1時。そろそろ荷造りでもしてる頃かなあ、と思ってかけてみたら、寝てました・・・。しんちゃんを甘くみてた。

「今回、部屋にしんちゃんスペースつくるけん、君のものはそこから出さんでね。掃除しやすくするために」
「えー、俺、一週間いるんだから荷物多いよ。わかった、手ぶらでいく。あっ、おみやげはちゃんともっていくけん」
「わーい、忘れないでね!!!」
「あと、なんか“べからず集”ある?」
「えーと、テレビをつけっぱなしにするべからず」
「えー、ずっとつけとかんと、何が起こるかわからんもん。」
「テレビの中で?」
「うん。決定的瞬間が・・・」
「あと、朝○○○のまま、×××するべからず」
「えー、でも、△△△だもん。あ、■■■はちゃんともっていくけん」(伏字だらけ)
「・・・・・」
「あ、黙っちゃった。今のカット」

ふっ・・・。
ということで、今夜からエミ亭にしん氏逗留です。

ふだんは離れていて電話でのやりとりが主なので、
当然めっきり精神的なリンクションになっているわれわれ。
足のこととかそれにまつわることを心配することはあるけれど、
それとは別に、久々にしんちゃんに体があることを思い出した。
しんちゃんの腕、指とか首、お腹の感じとかが頭に浮かんだ。
夏休みだ。

◇◆◇◆◇◆◇

「やー今日のフライトは面白かった。雷と積乱雲と夕日を同時に見た」
と言って、しん氏がやってきた。おみやげはかわいいえびせんべい。
来るときに読んだという宮沢賢治の短編について話してくれた。
本を読まない彼だが、時々思い出したように、
携帯に青空文庫にある文学の短編を読んでいる。

「戦争に行っていた兵隊が30年経って帰ってきたら、
 100万の兵隊が90万人になっていた。
 将軍は戦争のあいだ馬から下りるひまもなかったので、
 体と馬とが一体化して、砂漠にずっといたので、体からは奇妙な植物が生えている。
 それで医者のところに行く。
 医者は3兄弟で、一人が人間の医者、一人が動物の医者、一人が植物の医者。
 医者が、「100たす100は?」と聞くと、将軍は「180」と答える。
 10%をなくしてしまう病気だったんです・・・」うんぬん。
(ここで、私は「えっ、それなら、100たす100は190やない?」と言って、
「数字が絡むと、ほんと頭わるいね〜」としん氏を呆れさせた。)

家から1分の焼鳥屋で夜ご飯を食べる。
サッカーのアジアカップ決勝や、NHKのオンエアバトル熱唱編(ヤドカリが出てた)、
深夜映画を見る。子どもや犬が出てきて、足を怪我した放浪の旅人と交流する。
ちょっと幸せな気持ちになる、いい映画だった。





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2004年08月06日(金)  いぶりがっことシングルモルト

前日グラタンを作ったときに、ゆでたマカロニと刻んだじゃがいもが残っていたので、エリンギ、にんじん、玉ねぎを加えて、トマトペーストとかオイスターソースとか適当にまぜて和えてチン、とした。うーん、あんまりおいしくなかった。残念! でも半分をお弁当にして連れてった。

夜はまたも、モルトのゆうべ。春吉のバーへと行く。私は初めて。一緒に行ったエルさんが3度目で、もうすっかりお店の人とも馴染んでいる。まずはバーボンを一杯。その後、おすすめだというシェリーを2種、サービスしてもらった。とびきり甘いやつ(CREAM)と、日本酒のようにすっきりした味わいのFINO。わー、同じお酒でも全然違う。シェリーというのは大航海時代に船に積まれ、赤道を何度か越えて作られたものらしい。「信長が飲んでいたのは、まさにこのタイプですよ」と教えてくれた。いっそうおいしい。

初めて飲んだローランド地方のモルトは、ちょっと苦手だった。でも、おつまみがものすごくおいしかったので、いけました。いぶりがっこ、って知ってますか? いろりの天井で燻製された大根です(ものすごく大雑把な間違っているかもしれない説明)。これがすごくおいしくて、お酒にあう! ごはんにも合いそう! だいたい、お酒のおつまみってご飯にも合うんだよね〜、と話す。鴨のスモークやチーズ、ヤングコーンも、とってもおいしかったー。

このお店、作りは町家ふう、でも内装は熱帯で、お酒の棚もすごく素敵で、かなりおしゃれです。お店の人も洗練されたお酒好き、って感じ。お酒についてはもちろん、お酒や食にまつわる映画の話、海外の話などいろいろきけて、すごく豊かな気持ちになりました。(台湾に行きたくなりました。)

さ、金曜日なので河岸を変えて、警固のバーへ。今週二度目です・・・。(エルさんは三度目!!) うーん、いいお酒の味を覚えてしまって、だいじょうぶかしら?! のんびりとでもしっかりと飲み続けて、最後は酔っぱらいました。よく飲んだ。





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2004年08月05日(木)  本当は波うちぎわばかり

ぼんやり、去年の夏の日記を読み返してみた。早いなあ、一年。でも、一年というのは変化するのにじゅうぶんな時間だなあ。去年の今ごろは、まだ家を出ることなんて考えてもいなかった。いろんなことが変わってしまった。日々の反省は必要だと思うけれど後悔はしたくない。ただ、どこかでボタンをかけ違えてしまったような気分になるときがある。

夢中になることや、つるむ友達、生活についての考え方も、ゆっくりと、でも確実に月日とともに変わってきた。来年の夏はどんなふうなのか、想像がつかない。今日のあとにいきなり一年後になるわけではないから、変わっていくこともまた自然な流れなんだろう。だけど本当は変わっていないのかもしれない。波が迫ったり引いたりするのを見ながらそれを変化だと思い込んで、水ぎわの砂でお城を作ろうとしてはさらわれて、そんなことを繰り返して、いつまでも海に入れない子どもみたいに。早くしないと日が暮れちゃうよ。

あー、少し酔ったかも。

母親の声はずいぶん元気そうになっていた。今のところ、注射を打って点滴をすれば回復して、何日も寝込むことはない。ただ、いつ発作が起きるかわからないし、起きたときの症状がだんだん重くなっていっているようなのが心配。予防策とか、発作が起きたときにすぐ鎮める方法というのがない病気なのだ。

今朝は懸案のグラタン作りに成功。じゃがいも、マカロニ、にんじん、たまねぎ、エリンギ。できたて熱々の半分を、トマトと一緒に朝ごはんに食べて、半分はお弁当にしてもっていった。

なんか、疲れた。何もしていないのに。虚しい疲れだなあ。ああ、辛気くさい。夏だってのに。たくさん泳いで疲れたんなら、ぐっすり寝た翌朝には元気になりそうなものだけど。





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2004年08月04日(水)  LIFE GOES ON

ゆうべはシャワーも浴びずに、服だけ脱いで朝まで寝てました。一晩じゅうエアコンを使ってしまった、ショック。当然目覚ましもセットしていなかったけれど7時前に目がさめてほっと一安心、お風呂に入る。気分は少しも悪くない。ちょっと眠くてぼんやりするけど、ふわふわして、にっこりするような・・・。もしや、これは、まだ酔っている?なんか動作も遅いし・・・。

夕方、やけに体がきつい。おなかがすいたけれど何が食べたいってないなあ、と思いながらスーパーに入ると、同じく買い物中の同僚に会った。台所の片付けものや掃除などをすませ、冷奴とわかめの酢の物を食べて、再び家を出る。天神北で「えみちゃん?」と声をかけられてふっと見ると、たなかまさんだった。しばし渡辺通りを自転車で並走し、たなかまさんは右、KBCシネマのほうに曲がる。私は左へ。

今夜は久しぶりに見るフラッシュさんのライブなのだった。歌なしインストをやる一つ目のバンドを見ながら、うーん大人っぽいいい曲なんだけど、音がそれぞれあんまりよくないし合ってもないのかなあ、この気持ち悪さは・・・なんて腕を組んでいると、携帯が鳴った。

姉からだった。昼間、母親が倒れて救急車で運ばれたらしい。母は春ごろからメニエール病というのを患い、耳鳴りや長時間のめまい、激しい嘔吐という症状が時折出ているのだが、そこまでひどい発作は初めてである。命にかかわる病気ではないが、個人差はあるものの治りの悪い病気であり、聴力が落ちる場合もあり、発作はいつ起こるかわからず、そういった不安から抑うつ的になる患者が多いのも特徴だという。

そういうことを聞いたあとに始まったフラッシュさんのライブは、もう、なんとも言いがたい気分だった。私はフラッシュさんという人の歌には、本当に、巻き込まれる。ぐさぐさえぐられる。ものすごく幸せになる瞬間もあるし、ものすごく悲しくなる瞬間もある。どう転ぶかは、毎回、聞くまで全然わからない。困る。でも、見たいんだな。

「友だちはとっくにあの大きな空へ 自分は小さな鳥籠で相変わらずうろうろ 半径30センチで精一杯なんだ」っていう歌が相変わらずつらいんだけど、好きだ。「ホリデープリンター」も。からっぽになってこれからどこに行こう、っていう歌も、そういう悲しい自由も。

バックヤードも久しぶりに見たかったけれど、さすがに何となく座りが悪い気がして帰宅した。とりあえず何となく、しんちゃんに電話する。話すと疲れさせてしまうかな、と思うと迷ったけれど、母親にも電話してみた。話していることはしっかりしているが、声が弱い。
これからのことを考えてみたりする。





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2004年08月03日(火)  飲みこむ私

グラタンおあずけ。寝坊しました。ゆうべもプリンとプリングルスしか食べていなかったので、朝からおなかはぺこりんです。素麺を今日は一把ゆでて、わかめとかつおぶしとねぎを乗せて、めんつゆを直接かけて食べました。ゆうきちゃんにもらったこの素麺、とてもおいしいです。モノがいいみたいです。

で、お弁当が作れなかったので、やぶれかぶれてお昼はひとりでランチしました。ちゃっかりデザートもつけました。今日はバニラムースでした、美味。会社近くのこのおしゃれな店には、『CAFE SWEET』という雑誌のバックナンバーが大量にそろっています。しかし、何度行ってもいつも同じ号を繰り返し読んでいる私は、えこひいき&反芻体質。

さて、夜ご飯は、同僚とうちの近くの「CAFE de FRILL」にて。赤と黒・白を基調にしたゴージャスキュートなフレンチスタイルのお店です。(「それが文学部出身者の形容か?」といわれました。)まだ明るい時間から、ゆっくり、たっぷり、過ごしました。時間がゆったり流れているようで贅沢な気持ちです。おしゃべりは楽しい。おしゃべりしながら飲んだり食べたりするのは、楽しい。もちろん相手によりますが。グリーンサラダ(という名前の割に、ムール貝やらサーモンやらイクラやら居て超豪華。)、うなぎのカルパッチョ、いかときのこのリゾット、デザートにはアイスクリームにベリー類のっけた上からエスプレッソをかけていただくアッフォガードというものをいただきました。飲み物は、パッソアグレープフルーツ、コアントローオレンジ、白ワイン2杯。ふーおなかいっぱい。

が、今夜はまだ続く。お呼び出しがかかったので、警固のバーへ。ここでも話は弾むよどこまでも。酒もすすむってもんです。ウイスキーのロック3杯、ボウモア、ラフロイグ、スプリングバンク。マスターが60度のウイスキーと96度のウォッカの原液をお猪口についでくれたので舐める。60度のほうは胃をつーっと熱く伝っていくのが面白く、味もおいしいなあーと感じたので氷を入れてもらって飲みました。96度のほうは、さすがに飲めませんでした。だって唇といい舌といい、痛いんだもん。もうほんとに火がつきそうでしたよ。取扱注意。

しん氏よりパソコンにメールあり。「つん様」と始まっていました。「添付メールだけじゃなくて一言くらい何か書いてよう」という前回のクレーム対応か、予約メールの転送のほかに、彼の言葉が書いてある。一言だけ。ふっ・・・。そのしん氏に「最近、ごはんのことばっかりやね」と言われている私の日記ですが、そうよ、いやなこととか悩んでることとか(基本的に)書かないことにしてるんだもーん。





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2004年08月02日(月)  ハードボイルド・ワンダーランド

ぐはーっ案のじょう起きるの遅くなりました。みなさん、めざましが鳴ってどれくらいで起きられますか? りーんと一発? 一回くらい止めてあと5分・・・て感じですか? 私は最低、20分はかかります。今朝なんかその倍、アラームセット時刻から45分後にようやっと人心地つきました。つまり6時45分に起きる予定が起きたら7時半だった。

今日は朝からポテトとマカロニのグラタンを作る気でいましたが、あえなく予定変更、お手軽な茄子味噌になりました。缶詰のさんまの蒲焼、いんげんのごまだれと一緒にお弁当箱に詰める。めっきり和風・・・。朝ごはんには素麺を半把ゆがいて、つるつると食べました。

一晩延期になった大濠公園の花火大会にゆうきちゃんと行こうとするも、冷たい雨だったのであきらめる。今夜は雨天決行だったもようです。家の近所でちらほら、浴衣姿の女の子を見かけました。浴衣かわいい。着たいなあ。持ってないけど。

今日は早く寝ちゃおっかな、というところで同僚が来るというので、何かおみやげを買ってきてくれるようお願いする。プリンとプリングルスをもってご登場。ぷりんぷりんとは、なかなかやってくれます。(いま、書いてて思い出したけど、以前、プリンプリンて芸人コンビいなかった? ボキャブラとかに出てなかったっけ?)

かなり眠かったけど、かなり飲みたい気分で、でも外に出て行くのはもう面倒くさかったので、ちょうどよかった。かなり愚痴愚痴言いたい気分でもある夜だったが、ぐっと堪える。ひとしきり、黙ってマンガを読みあっていた。『NATURAL』(成田美名子)は7巻まできています。

しかし、月曜日。世界の終わりみたいな気分になる・・・。夜は元気になるんだけど。あーあ、寝よ寝よ。今夜はまだ12時半です。明日こそグラタンをば!





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2004年08月01日(日)  輝く月の夜

予定がないのでよく寝る土日。なんせ土日の境がほとんどない。2時間寝て、3時間起きてて、3時間寝て、4時間起きてて・・・といった具合で二日間。パソコンはしじゅう、電源つけっぱなし。床とベッドに積みあがった本を整理しようと思ったけど、結局読み散らかして山が高くなっただけ。だらりだらだらり。ほめられたもんじゃないが、こういう休日って、自分へのご褒美っぽいなあ。これがずっと続いたら淋しいんだろうけどね。

まあそれでも、当然誰もなんにもやってくれない一人暮らしですから、掃除したり、洗濯したり、ごはんを食べたら洗い物も出るし、ごみも出る。明日から会社ですから、アイロンがけなんかもやりました。トイレもお風呂もきれいに掃除したし、ドライものも洗濯しました。

何ごはんかも分からないような感覚で、スパニッシュオムレツ(とやら)を作って食べた。じゃがいもとたまねぎとハムを細かく刻んで入れるのです。小ネギがたくさんあったのでそれも入れました。ひっくり返すのに見事に失敗。見た目、わる・・・。でも味はなかなか。

なお体力がありあまってしまったので、夜になって雨が上がったのを機に、大濠公園へ走りに行くことにする。雨で延期になったのだけれど、本来はその公園で今日、花火大会があったはずなのだ。すっかり忘れていた。やれやれ、すっぴんのださいジャージ姿でのこのこ出かけていって、浴衣でおめかしなんかした若者たちにハッとさせられる羽目にならなくてよかったわ。

もう挫折しようかと思うくらいに、10キロがきつかった。今日は涼しめだったとはいえ8月、これまでで一番汗をかいたはず。いつもより3分ほど時間かかりました。(いつもは10キロでちょうど60分。)雨上がりの夜空に満月がぽっかり浮かんで、木々の間を縫ってさえ、皓皓と白い光を投げかけていた。花火を見る場所取りのために敷かれたビニールシートや、無人の露店が季節だった。延期っていつになるんだろう。あの様子じゃ明日かな。

帰るとメールが入っていて、ランニング仲間のしょーこちゃんだった。ちょうど私と入れ違いに走りに行っていたらしく、『月が大きくて落ちそうやったね。』とある。やっぱりあなたも、あの月を見上げながら走っていたのね。なんかこういうのって、うれしい。

しん氏と夏休みの計画などについて話す。きのうは会社の人の結婚式の2次会に行ったらしい。前日の深酒がたたり、さすがに酒を控えざるを得なかったとのこと。もうお互いに、酒席での失態にはいいかげん気をつけませうね。2次会のあとのボーリングでは自分史過去最高記録をマークしたそうな。

本は『ALEXANDRITE』を7巻の最後まで読み終わって、同じく成田美名子(白泉社花とゆめコミックス)の次のシリーズ、『NATURAL』の4巻まできたところ。並行して、横森里香の『横森式シンプル・シック』(文春文庫PLUS)を読んでいます。これも今まで何度も読んでいるけど、写真満載で、やっぱり読んでてとっても楽しい。

さて、深夜3時半です。このまま朝まで起きてられそうな気もするけど、うーん、やっぱり寝たほうがいいよね。もうちょっと本読んでからおとなしく就寝することにします。おやすみなさい。





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