moonshine  エミ




2002年03月31日(日)  シズラー最後の日

 年度末にふさわしく!
 部屋の整理を始める。
 ブックオフの宅本便で、ダンボールにどどっと詰め込んで売っぱらうのだ。
 とりあえず、今日は100冊ちょっと、詰めた。
 あと100〜150冊くらいは、気楽に売れそうだ。
 問題はそのあと。
「もう、売ったほうがいいよね・・・でも、なんか、手放しがたい・・・」
 ていう子たちと、どう対決するかだ。

 これまで、こんなに大規模に本を処分しよう!と思ったことはなかったのだが、ふと、考えが変わったのだ。
 増やし続けていくことがベストじゃない。
 今までの私に、「人生でこんなに、読んだんだ。どうだ!」て気持ちがなかったとは言えない。読んだ記録、あかしをなくすってことに消極的だった。
 でも、バイバイって別れることだって、本当はできるんだ。
 ・・・・まあ、本ってのは場所とりますからね。いくら文庫本サイズが多いからって、月に10冊ペースで増えていくと、そのうち部屋は爆発します。これもまた必然でしょう。

 夕方から、シズラーで夕ご飯。
 大学時代2年半アルバイトをしたレストラン、今日が閉店日だ。
 そのときとっても仲良しだった子たちの半分が福岡を離れていて来られなかったこともあり、あまり感傷的な気分にはならなかった。
 私も今を生きているからね。明日からは仕事がめったやたらと忙しくなるはずだし、そういう現実のほうが優先されてるんだなあと思った。
 ただ、シズラーという場所はまぎれもなく「私の青春!!」の一部。
 それは間違いない。

 さて、去年の今日の日記。(去年は、4月1日が日曜日だった)
 うん、そのとおりだ、今んとこ。やっぱり、これからも同じ。
 
 
  
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2002年03月30日(土)  あたしをグレッチで殴って

 今日はしんちゃんとライブハウスに行こうと話していたのだが、
 もろもろ考え合わせて飲みに変更。
 会う前、電話で話してたら、なんか途中からツボにはまってきて相当おもしろかった。笑った笑った。

 楽器屋さんで、二人で21万のグレッチに触っていたら、店員さんに注意される。
「さわらないでください」とも書いてなかったし、ちょこっとぺたぺた触れただけなのにさ。金髪の私らより若そうなお兄ちゃんだった。だって触らないとわからないでしょ。それに、注意するにしたってもうちょっと言い方ってもんがあるはずだ。どう考えても、私たちは失礼な客だったとは思えない。イムズの島村楽器〜いけませんよ。いけません。
 ところで、グレッチのギタリストって、ちょっとコワいイメージがあるのはなんでだろう、やっぱりベンジーのせいか? 

 お気に入りの居酒屋へ行く。
 もう、そこの素晴らしさといったら、言葉では表せないくらいだ!
 おいしい。安い。メニューが豊富。酒も豊富。店の人、明るくて優しい。季節を大事にしている。このあいだ行ったときは「ひなまつりなので・・・」とはまぐりを食べさせてくれた(サービスで、客全員に出していた。)今日は食後のお茶が「さくら茶」だった。
 だから当たり前だが、ものすごく繁盛している。

 しんちゃん、電話中に話題に上ったので、そのあと、サザエさんのエンディングテーマの音をギターでとってみたらしい。しかし、イントロの
「タラッタッタタ タラッタッタタ タラッタッタタッタ ポワ〜ン」
 の、ポワ〜ンの音がうまくとれずに断念したということだ。
 
  
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2002年03月29日(金)  祝福を

 年度末。
 元いた部の先輩が、この日をもって退職、部署内での送別会にチャッカリ参加。
 なんとも幸せなムード漂う飲み会だった。そしておおいに盛り上がった。2次会のカラオケも「君といつまでも」とかサザンの「海」とか「春一番」とか、そんな歌が多かったし。
 私は「瀬戸の花嫁」と「ハッピーサマーウエディング」とおニャン子の「じゃあね」を歌いました。ベタです。でもそれでいいのです。
 
 
 彼女はいまごろ、だんな様と一緒に新天地の東京に着いているのでしょう。
 
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2002年03月28日(木)  神秘の桜

 あちこちで桜が咲いていますね。
 桜といえば

 aiko『桜の時』
 福山政治『桜坂』
 渡辺美里『桜の花の咲く頃に』

 鷺沢萠『葉桜の日』
 坂口安吾『桜の森の満開の下』

 などが思い浮かびます。

 和歌で花、といえばそれは即ち桜をさす、とも言うように
 古今東西、このジャパーンでは春といえば桜。
 桜といえば花見。花見といえば酒

 あれ? 逸れましたが

 桜を見ると何となく思い出すのが、吉本ばななの『N・P』という小説の一節です。
 この小説は小さな世界の中でインモラルな物語が続いていって、死の空気が漂い、なんとなく暗いので、吉本ばなな作品の中でもあまり人気が無いらしい。
 実際、私も初めて読んだ中学生の頃は、なんじゃこりゃ。と思ったものです。
 今では、1年に2、3回は読み返す好きな作品です。ちょっと怖いけど。

 で、少女の頃に、この作品がわからないなりに、とても印象に残っているのが桜のシーン。
 というか、ただ登場人物が桜についてちょっと喋ってるだけなんだけどね、「乙彦」という、外国で生まれ育った青年が、主人公に言う。少し長いが引用します

「初めて日本に来たときの春は雨ばっかりで、
 ちっともいいところだと思えず憂鬱だった。
 でも1回だけ、雨の日タクシーの中から、
 桜を見て感激したんだ。
 空は曇っていて、窓にはこんなふうに向こうが見えないくらい
 水滴がいっぱいついてた。
 その向こうに線路脇のフェンスの緑の金網があって、
 さらにその向こうにやっと、
 桜の桃色があった。いちめんに。
 ぼやけた2重のフィルターを通して初めて気づいた。
 春、そこいらじゅうに狂ったように 
 桜が咲き乱れている日本という国の神秘に」

 蒸し暑い夏場の夜、外では激しい雨が降る。不健康に酔っ払った旅行帰りの青年が、突然主人公の女性の部屋に押しかけてきて、げえげえ吐いたあと、そんなことを言うんです。
 
 それを読んでからもう10年以上
 春が来るたびに 桜を見るたびに
「狂ったように・・・
 そこいらじゅうに・・・
 いちめんに・・・ 
 神秘・・・」
 そういう言葉がぐるぐると頭の中に浮かびます。
 
 花見はあんまり好きじゃありません。
 酒好きの私らしくないようですが、なんとなくあの雰囲気が嫌い。
 
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2002年03月27日(水)  彼に夢中

 今日はスイスイ水曜日ですから、すっきりにっこり6時に上がらせていただきました。わが社の就業時間は8時45分〜5時15分なので、まあ定時といってもさしつかえないでしょう。
 こんなに早く会社をあとにするの、久しぶりです。
 ビルを出ると、まあ、空がまだ明るいではありませんか。早帰りと春の予感でダブルハッピー。風が冷たかったが。
 
 猛然と椎名誠作品を読み続ける。
 土・日で『哀愁の町に霧が降るのだ』上下巻を読破。
 月曜日、仕事帰りに『岳物語』を買って、寝る前までに読破。
 昨日も買う予定だったが、残業で駅や駅周辺の本屋が閉まったのであきらめ、
 早く終わった今日はもちろん、買いました。『続・岳物語』
 そしてさっき読み終わりました。
 
 読んだことの無かった作家に手をつけて、
 短期間でこんなにハマってしまうこと、1年に何度か、ある。
 去年の冬の、村上春樹がそうだった(エッセイばかりだった)。
 司馬遼太郎「竜馬」や、藤沢周平、宮本輝のときも、けっこうこれに近かった。
 
 ふだんは、初めて読んだ作家は、1冊読んで「あーおもしろかった」と思っても、ちょっとの間寝かしたあと、読み返して
「うーん二度おもしろい。これは、おもしろいぞ。次だ」
 と思って2冊目を買って、それで
「ま、また面白かったぞ。この人って面白いんだ〜」
 と目覚めて、続々と買う、ってふうになります。
 このパターンは、鷺沢萠や、宮城谷昌光、花村萬月、山田詠美など。
 
 こんな話していったい何が言いたいのかっつうと、つまり、今の私は椎名誠にゾッコンだってことですね。
 次は、「はるさきの蛇」にしようかな。蛇はだいっ嫌いだけど、この際しかたがあるまい。

 
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2002年03月26日(火)  ストレスフル

「たまには定時で帰ろう。
 何だか思ったよりも仕事は順調みたいだし、
 本当に今日こそ、さくさくっと上がろう」

 なんて4時くらいまで帰る気マンマンだったのだが、
 だが、ああッ
 
 ずるずると残業地獄へはまりこみ、
 おまけに帰りの電車が時刻表より15分も遅れちゃってる。
 その分当然車内は混みあうし、
 もーう、もうもうもう・・・。

 MDウォークマンから、いつもどおりのニーナ・シモンの穏やかで芯の強い声が流れ出して、ちょっとほっと息をつく。'
 音楽の力ってすごい。
60のR&Bボーカリストのニーナ、今でも元気なのかな?もう亡くなってるのだろうか。知ってる方いらしたら教えてくださいませ。
 
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2002年03月25日(月)  母と私、なんちって(長い。)

 何となく不完全燃焼で仕事を終え、8時過ぎに帰宅し、テレビをつけながら夕食を食べていると、母が
「しーちゃん、4月から一人暮らしするらしいねえ」
 と言った。
 しーちゃん、というのは、私の10年来の友達。
 家もまあまあ近所で、母親同士も時々スーパーなどで会うと世間話をするらしい。
「ふーん」
 と、奥田民生の昔のトーク場面を見ていた私は生返事をした。
「なんかね、天神あたりに部屋を借りるらしいよ。仕事がけっこう遅くて、帰るのが深夜になることもあるらしいねえ」
 と、母。そのへんの話も、私は本人から聞いているので、うん、うん、と適当に相槌をうった。

 ご飯を食べ終わるのと同じくらいに番組も終わったので、テレビを消して新聞を読み始めると、母が何気なく言った。
「あんたもそのうち、また一人暮らしをするって言い出すのかねえ」

 私は、2年前までちょっきり2年間、大学のそばに部屋を借りていた。
(一人暮らしといっても、だいたい相方と同居していたようなものだが、もちろん親は一人暮らしだったと思っております。)
 実家と大学の距離が殊更大きい、ということもなければ、何か親元を離れなければならない深刻な理由もなく、ただただ
“一人暮らしをするために、一人暮らしをする。一人暮らしがしたいんだーい!”
 といったふうに始まった私の新しい生活だった。
 まったくワガママな話だが、そのために敷金、前家賃および、電気製品や家具など新生活に必要なものをそろえるお金はアルバイトで貯め、2年間の賃貸生活の間、家賃光熱費はむろん、生活費といったものまで含めて、親からの仕送りを受け取っていなかったことは、一応記しておく。
 
 さて、仕送りがないということは即ち、自分で稼がねばどうにもならん、ということで、必然的に私はめちゃくちゃにアルバイトをした。2つも3つもかけもちしていた時期もあったし、平日は夕方から、土日や長期の休みの間は一日中バイト、ということもザラだった。
 そして、バイトがないとなれば、相方や友達とせっせと遊んだり、狂ったように本を読んだりしていたので、距離的にはいつでも帰れるはずの実家は、自然とどんどん遠くなり、めったに足が向くことはなかった。
 
「自分で稼いで自分で食べる」という無謀な学生生活には限度がある、ということは始めからわかっていたので、私は当初からの予定通り、きっちり2年間でそんな生活を打ち切って、実家に戻った。その間、姉が離婚して子供を手放したり、父が2度も入院して手術をしたりと家の中でもいろいろあって、就職した今でも実家生活は続いている。

「もし、そうなったら淋しい?」
 と、できるだけ普通に、新聞から顔を上げず、母に聞いてみた。
「淋しい?」
 母がすぐに答えなかったので、もう一度聞いた。

「別に、そんなことないけど」
 と母も普通っぽく言って、
「でも、そんなことしたら、あんたのお給料は全然残らんし、残業も多いのにご飯もまともに作らんやろ、あんたは・・・」
 と、くどくど続けた。まーねー、と私は答えた。

 これは、一人暮らしの子が多かった学生時代にはあまり感じなかったことで、むしろ就職した今になってよく思うのだが、世の中には母親と友達のように仲がいい娘というのは沢山いるらしい。
 
 私は、母親と買い物や映画に出かけることはまずないし、家に帰っても休日でも、友達のことや仕事のこと、今読んでいる本や聞いている音楽のことなど、ほとんど話さない。悩みを打ち明けることも、まず、ない。
 仲が悪いとかそういうことは全然なくて、むしろ私はそれはもう悲しくなるくらいに両親のことが愛しくてしかたがないのだが、いつからか自然にそうなってしまった。そういったことを話すのは、友達だったり、相方だったりというふうに、いつからか、なってしまったのだ。

 私はそれを、自然な成長だと思っていて、人はどうあれ母親と友達みたいに何でも喋る間柄になろうとは思わないし(もちろん、友達みたいな親娘関係を悪いとも全然思わない。人それぞれ、家庭それぞれ。)、母と私は私たちらしい付き合い方ができればいいと、今もそう思っている。

 でも、私が家を離れた2年間、母は淋しかったのかなあと思う。そして今も。
 淋しそうなそぶりは、実際、たまに感じる。
 そういうとき、いつも、
「ごめんね、マミー」
 と心から思う。
 これからたくさん、親孝行するからねー!!
 と心の中で誓うのだが、あんまりしんみりと心がけを良くすると、何だか次の日とかに親が突然たおれたりしそうで、なるべくいつものように悪態をつくことにしている。今日も。
  
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2002年03月24日(日)  新作陳列

 今日はうちの本屋さんの整理をしました。ちびっとだけど。
 
 最近読んだ本、追加してます。
『西の魔女が死んだ』『新橋烏守口青春篇』『Eメールの達人になる』
 の3冊が加わりました。

 ホンモノの本屋さんでゆるりと時を過ごしたい。
 きのう、キャナルに行った時、「福家書店」に寄ろうとしたが、
 見つけきらなかったんです(←マジ?!)
 おっかしいな、人と一緒に行ったら、すぐたどり着くのに・・・
(↑重度の方向音痴。)

 だいぶ歩きつかれたので、「ひっと休み〜」と思ってウエンディーズに入って、そのまま本屋に行きたかったことをとりあえず忘れて帰ってきてしまいました。
 
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2002年03月23日(土)  Blowin' In The Wind

 今日も強い強い風が吹く一日だった。
 
 キャナルシティ博多へ。
 再来週「ライオン・キング」を観に行くので、チケットを受け取りに行く。
 ついでにいろいろと見てまわる。
 
 昨日が給料日だった。
 給料が入ったらすぐ、服とか小物とかCDとかいう固定資産を取得(笑)し、
 あとはもっぱら「ビンボー」とぼやきながら、お酒を伴う外食など、交際以外にお金を使わない、という、明快で実に規則正しい生活をしている私だ。

 今月ももちろん、その律令(?)に従い、今日はショッピングデー。
 人にあげるプレゼントを選ぶのも嫌いじゃないが、やっぱり自分のために使うお金の楽しさよ。
 CDも買った。HMVで、2枚。
 2枚以上買うと、1枚につき300円オフになるというセールをやってた。
 昨年のグラミーでたくさんノミネートされたという、India Arieという女性ボーカリストのと、
 買おう買おうと前々から期していた、The Whoのベスト。
 
「福山エンヂニヤリング」にゆずが出るので、見る。
 最近、週刊文春に北川くんのほうの過去の記事が出ていて、立ち読みしたその日は何だかショックだったが、よくよく考えてみると、そんなのたいしたことじゃーないのだった。
 ゆずの好きなのは、なんたって実力があるところ。歌もギターもうまいし、まっすぐなパワーを感じる。そしてデビューからこれまで、パワーが全然落ちない。そのうちこうなるだろうとは思っていたが、やっぱり19とは対照的な今の状況だ。
 二人のコンビネーションもいい。声質は違うのに、ハーモニーがいい。それでいて、お互いに個性がある。
 きれいなだけじゃないところも好き。ユーモアもたっぷりだ。

 きのうは会社帰りに絶対本屋に寄って帰ろう!と決めていたのだが、残業で仕事が終わったのは紀伊国屋の閉店後。
 しかたなく、降りた駅から、家とは反対方向になる夜中までやってる本屋にとぼとぼと足を運んで、決めてた椎名誠の本を買い、意気揚々と帰途に着いた。上下巻だてにやる気は十分。もうすぐ上巻を読み終わるところ。
 
  
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2002年03月22日(金)  贅沢に

 苦しいこと、疲れること、重いことは、避けたいというのがもちろん本音です。
 でも、やすやすと漠然と片手間でばかり過ごすだけの人生に面白みがないことも、実はもうわかっています。
 
 乗り越えること。
 悩みぬくこと。 
 自分にも人にも、問い続けること。
 
 気まま、淡々と、なんていう言葉は大好きだけれど、
 道を求めるとか、ストイックとか、そんなひたむきさにも大いにひかれます。
 
 なんだか笑っちゃうくらいに一生懸命になること、
 そういう時間も、たくさん持ちたい。
 くだらないことに費やす馬鹿馬鹿しいおかしさも、大事にしながら。
 
 贅沢に生きたい。
 
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2002年03月21日(木)  大陸の風に乗って

 しんちゃんと過ごす休日。

 箱崎駅まで迎えに来てもらう(チャリで)。
 外はぼんやりと、けぶっている。
“花曇り”という言葉もぴったりくる季節だが、いまどきの九州は黄砂がすごいのだ。
 遠くから来なさってる黄砂さんたちよ。
 自転車のサドルとか、ザラザラになっちゃうんだけどね。
 それもよかろう。春なのだ。

 しんちゃんちへ向かう途中、背後から
「みっく〜ん」
 と呼ぶ声。
 振り向くと、ゴスペル丸ちゃん(仮名)だった。
 軽トラの助手席から顔と手を出している。
 3週間前、やはりしんちゃんと天神にいて、偶然会った。
「う〜ん、どこででも会うな、最近・・・」
 と笑う。今日は彼の、お引越しの日。 

 おうちでふたり、のんびりと。
 
 ビデオを見たり、便利サイトを教えてもらったり、ギターを弾いて歌ってみたり。ごろりと。

 ソニーミュージックのブロードバンドコンテンツで、奥田民生のインタビューを見る。
 新曲「花になる」のカップリング、プレスリーの「監獄ロック」カバーでは、『人間フェードアウト』をCD化した、という話に大ウケ。
 
 振りはがんがん弾いたり叩いたり歌ったりしてるように見せかけて、だんだん音を小さくしていく。もちろん、「人間フェードアウト」では、機械を使ってボリュームを下げていくわけではない。あくまで、手動。
 ライブでよく、バンドみんなでやってるらしい。
 くくく・・・くだらない。でも凄いテク。タミオ〜〜〜好きだ〜〜〜!!

 夜ご飯は、久々に焼肉。箱崎「いちや」。
 相変わらずの安さとサービスの良さ。6時に行ったのに、ほぼ満席だった。うーん、さすがだ。頼もしい。

 おうちに帰って、早速おしえてもらった「Winamp」をインストールしてみた。はじめて、英語のサイトからダウンロード。
 うむ。私のパソコンライフも、ワールドワイドになってきた。と、また自己満足。
 
 今はずっと、それでインターネットラジオ(なのか?)を聞いている。
 とりあえず、今日のメニューは’70ロック。
 アリス・クーパー、クイーン、ピンク・フロイドなど、良き時代のロックがジャカジャカ流れている。
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2002年03月20日(水)  好きこそ力

 さ、今日も日記を書く時間です。

 ・・・と、パソコンの前に座る。
 こんな生活も、もう1年以上続いてんだよねぇ。
 あくまで自己満足、
 あくまで排泄作業、笑
 あくまで「moonshine」なこの日記だが、
 よくもまあこんなにね。

 と、時々思う。
 好きなんだろうなあ。
 書くことも。読んでもらうことも。
 
 そして密かに、日記のタイトルを考えるのが好きだ。
 私のHPから日記のリンクをたどると、
 日記の「目次ページ」につながる。
 日記のタイトルが30日分、だだーっと並んでいます。
 
 HPから見に来てくれる人は、この「目次ページ」、邪魔に思っていらっしゃるかもしれません。
 最新の日記、の本文にリンクを直接はれば、リンクをたどる手間が1回、省けるわけだよね。
 
 でも、あの目次ページが私は大好きなんです。
 直球のタイトル、
 全然なかみと関係ないタイトル、
 助詞を含んだタイトル、
 口語的なタイトル、
 そっけない、たった一言のタイトル、
 やたら長い、しつこいタイトル、
 きれいめのタイトル、
 おちゃらけたタイトル、
 本や歌からフレーズをパクったタイトル、
 英語まじりのタイトル、
 季節感を意識したタイトル、
 重々しさを演出しようとしたタイトル、
 ダブルミーニング狙ったタイトル、
 その日の気分でいろんなタイトルをつけるようにしてます。
 
 そして、そのタイトルがずらりと並んだのを見て、
「うむうむ。こんなこと考えながら、このタイトルをつけたんやったな。」 と、一人頷く。
 
 これこそ、自己満足以外のなんであろうか。
 まさにひとりよがり。
 
 最近、「よう考えついたな〜」て思ったのは、
 2月26日の『鳴らす鐘』ですね。
 修飾・非修飾のやり方が、口語とはちょうど逆で、いかにも詩的でしょ。
(↑これぞ悦に入るって状態!)
 これに似たタイトルでは、、2001年6月1日の日記タイトル「滲む月」というのがあります。と、覚えたての「日記の本文中にリンクをはる技」を嬉しげに使う私。・・・失敗か?
  
 しんちゃんに電話したら、元気がない。
 私もそれにつられてちょっと悲しくなったのだが、こういう気持ちって基本だなあと、ふと思った。
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2002年03月19日(火)  もう少しだけ待って

昨日、今日と、むなしく疲れた、何だか。
こんなときこそ好きなもの、カモーン!!
ゆうべは、日曜に買った椎名誠『新橋烏森口青春篇』を読みながら寝た。
読み終わってしまった。満足いく寝不足だ。
今夜のお供は何にしようかね。

とにかく、日々が早い!
まず、一日が早い。
出社した〜と思ったらすぐお昼。
ゴハン食べた〜と思ったら、もう夕方、そして残業。腹ぺこ。
暗い帰り道。
おうちに帰って夕食をとってお風呂に入ったら、ああ、もう寝なきゃ!!
寝たら、あっ!という間に朝。
もう火曜!もう水曜!もう木曜!もう金曜!
仕事、追いつかない(joj)

ウイークデイだって、こんな早さだもん。
いわんや、週末をや(←なつかし〜、漢文で習った構文だ)。

やりたいこと、やるべきことは、どどんと山積みなの。
お願い、4月よ、まだまだ来ないでね。もう少しゆっくりして。



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2002年03月18日(月)  タミオ〜〜〜!!

 スカパラの歌モノ、「美しく燃える森」い〜ね〜。
 ちょっと恥ずかしそうに、でも力いっぱい歌う民生、たまらん!
 ああいうセクシーさがある男性ボーカリストって、ほんと、なかなかいない。

 歌モノ前作、ミッシェルガンのチバが歌う「カナリヤ鳴く空」はレンタルしてだいぶ聞いたが、
 そこそこいいとは思うのだが、どうも違和感が拭えなかった。
 いや、ミッシェルガンも、元々すきなんだけど。
 この違和感はなんとも説明のしようのないもので、
 うーん、なんていうのかね、
 攻撃的に孤独を表現した歌?て感じがするのだが、どうも演奏と歌がギリギリのところまで勝負してない気がするんだ。遠慮ぎみっていうか。
 スカパラは、1年ほど前に椎名林檎の「真夜中は純潔」を演奏していたが、あっちのほうがスリリングだったと、私は思う。

「美しく燃える森」は、民生がもともと含羞の歌い手なので、互いに無理せず、伸びやかにできあがってるな〜と思います。
 民生は、大人です。ロックの虚像の美を、ハナから相手にしてません。
 うむ。うまく言えぬ。好きすぎるからであろうか。
 とにかく民生、好きだ〜!!

 さて、やっと本文中にリンクを貼る方法がわかりました。というか、案の定とっても簡単で、本文にタグを入れるだけでした。
 簡単とか言っといて失敗してたら、私らしいと笑ってください。

 私のが店主をつとめています、『書店“春秋の道連れ”』新刊のコーナーを更新しましたので、ご紹介します。ぜひに。 
 
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2002年03月17日(日)  弥生の空

 ほんに、春らしゅうなって参りましたな。
 いい陽気です。

 きのう、業界人のゆうきちゃんから
「明日の昼前、天神でインタビューの仕事なんだ。インタビューされに来ない?」
 とメールが入ってて、いんたぶーなんてはじゅかしいけど、彼女の仕事姿は見たいなー、て思ってたが、
 起きたら昼の12時半だった。

 部屋の掃除とかブロードバンドとかして、おきまりの本屋さんへ。
 今日は、文庫を3冊買った。1冊だけ読み終わった。冷や汗をかきながら読んだ(; ̄ゝ ̄)
 そういや、本屋のレジの子は、小学校の同級生の妹だった。でかくなったなー、年月は流れてるなー、と実感。
 いまの本屋に通い始めて、一人暮らしのブランクを除いても10年。
 10年か!! 私、10年間でいったい幾ら分、買ってんだろ、あそこで。表彰されたいくらいだ。

 夕方は、走る。
 走るのは、なんて苦しくて、そして気持ちいいんだろう。
 そして、走ったあとって、底なし沼に引きずり込まれるかのように、猛烈に眠くなるがあれは何なんだろう。
 
 
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2002年03月16日(土)  食と芸術

 同僚とデート。
 3月で結婚退職する先輩へのプレゼントを選ぶ。
 何時間も「あのマグカップが・・・」と頑なにこだわっていたのに、
 いざ「買うぞ!」と売り場に戻ると、あっさりと別のコーヒーカップをレジに持っていってしまった。こうゆう奴です、私って。
 でも、かわいかったので満足。

 夕食はシズラーにて。2月の後半から、毎週通いつめている。
 彼女にとっては最初で最後のシズラー。満喫してくれたかな?
 はりきって解説しまくって、苦しいと言うまで食べさせた。


 家に帰って「ゴールドディスク大賞」を見る。
 つくづく賞モノが好きだ。
 小沢は小沢でも「世界の」ほうの小沢が登場して、大盛りあがり。
 気さくにダパンプやZONEと握手をかわしていたが、
 そこで赤坂康彦が「これはいいシーンですね〜」と余計な一言を入れて私を引かせた。
 うれしげに、でも照れくさそうに、さかんに盾をふりまわしながら喋る世界の小沢。
 やっぱり、芸術に生きる人って、いつまでたっても少年のようにひねくれてて、気難しくてかわいげがあるなあと思う。頭が爆発してるのも、芸術っぽくて好き。

 
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2002年03月15日(金)  グッバイ、ナロー

 今日こそ、金曜日だけど、ぐっと堪えて直帰した。
 とはいえ残業だったけど。

 そしてそして、ピシャリとモデムを装着。
 ううう、感動の快適さ。
 
 さよなら、ナロードバンド。
 私はもっと広い世界で生きていきます(*^_^*)

 さて。
 十数人の人のWEB日記を、「マイエンピツ」機能で更新のごとに読ませてもらっている私。「エンピツ」サイトで日記を書き始めて、半年になります。
 が、やっぱり、みなさんそれぞれの生活がありますからね。
 日記を更新なさらなくなる方も多いんです。
 もちろん、それは仕方のないことなんだけど、楽しみに読ませてもらっていた一人の読者の私は、ちょっと淋しい。

 だけど、最近チラホラと、私のこの日記を「マイエンピツ」に登録してくださる方がいらっしゃって。 
 登録してくださった方の日記の更新具合も、こちらで分かるんですよね。
 私の日記の、どこいらへんが気に入ってくださったのか、単なる気まぐれかわかりませんけど、登録してくださった方、ありがとうございます。
 私もひそかに、そちらの日記を毎日読ませていただいてます。
 この場を借りて、お礼とご挨拶を。


 さてさて。
 きのう、モーニング娘。の番組で、
「父と娘のバトル」みたいなコーナーをやってて、
 娘。や、その世代の若い女の子たちと、
 徳光さん、蛭子さんら、お父さん世代の芸能人などが出てて。

 番組も佳境!!てとこで、徳光さんやガッツ石松が、

「父親っていうのはね、娘のためなら、命だって惜しくないんだ。
 本当に、父の愛は深いんだよ。
 結婚式でのお父さんの涙ってのは、本物なんだよ」

 とかって、感動路線でまとめてきたあたりで、
 ひとり泉谷しげるが、
「おれ、娘の結婚式で手品やっちゃったんだよな〜」
 と、悪びれもせずに言ってたのがかなり面白かった。
 ああいう、真面目になりきれなさ、
 ムードに流されなさ、
 ユーモアを忘れないおもしろさ、が、大好きな私だ。
 
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2002年03月13日(水)  望・病気

 同期と飲む。

 ついつい、飲みすぎる。楽しくて。
「明日、急にインフルエンザにかかるかもしれないよ〜。
 そのときは、話あわせてね。」
 と言う。

 もちろん、ふつ〜に出勤するでしょう。

 ああ、有給使いたい・・・。
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2002年03月12日(火)  大人になった寂しさ

 うちと相互リンクをしてる、ある方のHPのBBS。
 私へのレスの中で、

「昔より、(音楽)作品に対するこだわりがなくなってきたんですよ。
『音』に対する感動が、洋楽を聞き始めたころより少なくなってる」

 と書いてあって、あー!!と思った。
 私の心にぐぐっと刺さった文章を、思い出したのだ。

 それは、昨年読んだ、村上春樹のエッセイ集『村上朝日堂の逆襲』。
「趣味の音楽」と題されたエッセイ。

 『一般の人間の音楽に対する感受性というのは 
  二十歳を境にしてどんどん弱まっていく気がする。
  もちろん理解力や解析能力は訓練しだいで高められるものだが、
  十代のころに感じた、骨までしみとおるような感動というのは
  二度と戻ってこない』

 まったくシリアスなエッセイではなく、むしろ、淡々とマイペースな日常を綴った本なのだが、
 これには参ったね。
 いま私は23歳だけど、既に村上氏の言葉にちょっとズズンと来るものがあったんだ。
 
 プロの作家はまことに過不足なく書くもので、引用した文章に付け加えることは殆どない。
 そう、とにかく、感じ方は変わっていく。
 今の私が鈍いとは思わないんだけど、今だっていろんなものを見たり聞いたりして感動することだっていろいろあるけど、
 十八歳の私と同じ感じ方は、もう二度とできないだろう。
 それは当たり前のことで、全然悲しむべきことでもないんだろう。
 でも、何か、もう取り戻せないものってあるんだなー、と思う。
 未熟で愚かで尖ってるけど、みずみずしい感受性。確かにあった。懐かしい。 

 そうして、また25歳になり、30歳になったら、今現在の自分と同じ感じ方もしないんだろうね。
 うん。それでいいんだろうけどね。ちぇ。前を向いて行くしかないんだろうけどね。

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2002年03月11日(月)  Mr.Children 『君が好き』 甘いだけじゃない

 ヒットチャートのピークは過ぎたが、最近MDウォークマンで
  宇多田ヒカル『Traveling』
  Mr.Children 『Youthful Days』
        『君が好き』
 を聞いている。 
 ミスチルはいつからか、王道路線に戻ったが、この2曲とも
「桜井さんもいい年して、まーだこんな青臭い曲を・・・あーあ」
 と、最初思ってた。
 これがまあ、繰り返して聞くと、良くなってくもんでね。
 特に、『君が好き』。
 こんなにも直球タイトルで、でも妙に苦いんだよねえ、この歌。
 
 「君が好き 僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい」

 なんて、これでもか!とばかりに言い切っておいて、

 「君もまた 僕と似たような 誰にも踏み込まれたくない領域
  隠し持っているんだろう」

 「君が好き この響きに潜んでる温い惰性の匂いがしても」

 「汚れていってしまう 僕らにそっと 
  ああ 空しく 何かを訴えている」

 恋の切なさ、というより、人間じたいの、寂しさって感じ。

 歌の舞台は、濁った月が浮かぶ東京の、しかも
 「夜の淵 アパートの脇」
 ・・・うーん、さみしい。 
 
 メロディは、「月も濁る東京の夜だ」ってとこに、特に桜井節らしいダークさを感じます。
 ここがあるからこそ、「き〜みがぁ好き〜」のサビ部分が引き立つんだよね。
 「好き」の「ス」は、完全な無声音。はじめそれに違和感があったんだけど、有声音で歌ってみると何だか間抜けだった。平面的になるってゆうかね。抜ける「ス」、やっぱりわざとなのかしら。 
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2002年03月09日(土)  指輪物語

 元シズラーっ子サラダバーの会。

 今月いっぱいで閉店ということになっているシズラーに愛惜を込めて、豪華な晩餐。
 いつものサラダバーに加えて、リブアイステーキやサンタフェ&マリブチキン、シーフードプラッターも注文。

 今日のメンバーは、ありさとちえみちゃんと私、
 それに、勤務先の東京から週末帰省中のなっちゃん、アンドたけちゃんの、もうすぐ夫妻。
 なっちゃんとたけちゃんが時間に遅れたので、先に店に入った私たち(というか、主に私)は、ウズウズイライラ。
 猛烈におなかがすいていたんです。
「ちょっとー、なにしてんのー。はよ来んね」
 と催促の電話をかけ、やっと登場した二人に
「何しよったと」
 と問い詰めると、ちょっと決まりが悪そうになっちゃん、
「・・・買ってもらってた」
「え!! もしかして、指輪?!」

 なっちゃんは、学生時代からの彼氏、たけちゃんと結婚を表明しているのだ。
「婚約指輪! ちょっと! 開けて見せて!」
 袋から出しては箱を写真に撮り、
 箱のリボンを解いては写真を撮り、
 やっと出てきた小さなリング。
 初めて目にする、友達の婚約指輪に、一同、興奮と感動で騒然。

 小さな石が3つ、斜めに並んださりげない豪華さの、二人の指輪。
 
 かわいい。本当にかわいかった。そしてしみじみと、ほのぼのとした気持ちになった。
 
 が、二人は相変わらずマイペースで、なっちゃんは愛想もクソもなくたけちゃんを振り回し、
「たけちゃん・・・ほんとに、いいの? 結婚なんて」
 と、私たちに言わしめる。

 たっぷり5時間半をシズラーで過ごし、帰途へ。
 MSNメッセンジャーを使って、ありさとチャット。
 5時間半も喋り続けたばかりだというのに、また2時間くらい、ありさと過ごしてしまった・・・。シャットダウンして時計を見ると、真夜中の2時半。
 でも、私にとって生まれて初めてのチャット。
 ありさは私の、記念すべき初体験の相手。キャ☆
 なんて楽しいんだー、チャット!! 
 今度はオークランドの加奈ちゃんも交えてしたい。

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2002年03月08日(金)  思いをはせる春

 一年に一度のお楽しみ、
「日本アカデミー賞授賞式」がテレビで放送される日。
 金曜日だけど、仕事が終わったら早く帰ろう、と決めてた。
 去年も一昨年も見て、つくづく
「ああ、あたしはこういう式の模様を見るのが好きなんだな」
 て分かったんですよね。
 そういえば、去年の日記でも、このことは熱く語ってるな。
 エンピツサイト以前の日記なので、わたくしのHPの「map&profile」から入って、3月9日付です。
 タイトルは、「栄光」。 
 ・・・って、誰が見るというんだ? ていうかいい加減、日記の文章中にリンクをはる技を習得したい。
 

 まあとにかく楽しみにしていた授賞式なのだが、ふとしたことから、元いた部署の先輩に誘われて、
「軽く一杯」
 ということになる。
 が、結局酒好きがサシで飲み始めると、軽く終わるわけないんだよねー。
 閉店の11時まで、長々と居座った。
 喫茶店で、女の子二人で。
 マグナムドライの350MLを、4缶ずつ。
 うーん、やさぐれたOLだ。
 時にはこんな飲みも楽しい。

 しかし、発泡酒を1.4ℓも飲んだわけだよね。
 あれ、結構、悪酔いするもんだね。
 これ書いてる今は、明くる昼、土曜日の午後なんだけど、
 今朝起きたときは、頭の奥に鈍い痛みと、かすかな胃の気持ち悪さがあったもん。
 軽い二日酔いの症状。すぐ治ったけど。
 飲みながら、たこ焼きとポテトしか食べなかったせいもあるんだろうけどね。
 
 
 いま、去年の3月の自分の日記を読み返してきた。
 びっくりするほど面白かった。
 入社直前の一ヶ月、
 しんちゃんと日田に行き、
 バイトの仲間と阿蘇に行き、
 大学の友達と京都に行き、
 けっこう活動的に過ごしてる。
 バイトも相変わらずやってる。入社の1週間前まで・・・。
 テレビで見た、はやりの音楽についてのウダウダ批評なんかも、久々に読み返すと
「そうそう! そうだった!」
 と共感でき(←自分が書いたものだから当然だ)、興味深い。
 
 毎日の日記のタイトルも、全体的に結構いけてる。
「ハレの日」
「美にひれふす」
「春雷」
 なんておもろいやーん。うん。
「栄光」と「挫折」が連続してセットになってたりして、小さな演出を心がけてる自分がかわいい。

 いよいよ学生生活も最後だな、と、何かにつけて感慨を噛みしめずにはいられない自分と、
 そういう感傷を笑い飛ばして、できるだけ淡々と処そうとする自分が、
 意識的にも無意識的にも葛藤してる様子が文章からよく分かる。
 でも確かに、私の人生の、一つのふしめだった。2001年の春。
 これからも3月が来るたびに、読み返そう。
 
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2002年03月07日(木)  ♪寒がもど〜れば 思い出す〜

 タイトルは、
♪夏が来〜れば 思い出す〜♪
 の節で歌ってくださいね、字余りですが。
 この歌の題ってなんだろう? 
 
 そう。昨日、今日と、福岡は少し寒いんです。
 でも、去年の寒の戻りは、もっと激しかった。
 なんせ雪が降りましたからね。

 そう、ちょうど約1年前、相方のしんちゃんと、大分県日田市に一泊旅行に行ったんです。
“天領日田おひな祭り”と、“サッポロビール九州工場”を目的に。
 そしたら、雪が降るわ降るわ、積もるわ積もるわ。
 ほんとにひな祭りの時期なのか? 
 ほんとにビール園は、この猛雪の中でも営業してるのか?
 いや、そもそも、ここはほんとに九州なのか?!

 と様々な疑問を抱きながらも、
 ビールと地酒をぐいぐいと飲み、
 お雛様や酒蔵など歴史を訪ね歩いた、楽しい旅だった。
 こぢんまりとした、町の、小さな歴史のあとをトコトコ歩いて見て回るのが好きなわたしたち。

 その旅の模様は、改装する前、HPにアップしてました。写真はないけど。
 これが、意外と好評だったんだよね〜今度、またしばらく復活させよっかな。


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2002年03月06日(水)  恋とマシンガン

 新型マーチ、人気出るんでしょうか。
 車にとんと疎い私は、「やっぱり丸いなー。色がかわいいなー」くらいしか思わないんだけど。
 今朝、初めてCMを見てびっくり!
 フリッパーズギターの曲ですね?!
「恋とマシンガン」だったよね?
 フリッパーズギター、既に懐かしさすらある。もう10年くらい前だよね?
 リアルタイムで大好きだった!て世代ではない私なのであまり詳しくはないのだけれど、
 フリッパーズで小沢健二の作詞作曲、メインボーカル、て歌はあったのですか?
 何かすごく、聞きたくなった。CD借りようかな。

 夕ご飯どき、「そのとき歴史が動いた」をぼんやりと見ていたのだが、
 あまりに一面的な解釈にびっくりした。あんなもんか?
 去年の大河「北条時宗」に通じる、嫌さ加減だった。今後うっかり見ないように気をつけようっと。 
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2002年03月05日(火)  地下倉庫にて

 昨日のことだが、初めて地下倉庫に入った。
 古い資料が眠る場所。

 噂には聞いていたが、そこは廃墟。
 キャビネットはあるがそんなものお構いなしに、そこここにもダンボールが積まれ、足が壊れたり古くなったりした椅子も、大量に、無造作に放り投げられている。

 めくれた床紙の裏から大量の虫がわいてきても、
 狭いキャビネットとキャビネットの間にモンスターが潜んでいても、
 あるいは、朽ちていくばかりのダンボールの一つが実は宝箱で、中から秘剣“エクスカリバー”が出てきても、驚きはしなかっただろう(←ウソ。)
 そう、そこは秩序のないダンジョン。

 で、私らが何をしに行ったかというと、キャビネット2段分、ダンボール(大)にして8箱分のスペースを空けること。
 もうすぐ地上の収納が定員オーバーになるのを見越して、事前に地下の場所を確保にきたのだ。

「うわ、▼○★社の資料、まだとっとったと?!」(←出た! 典型的博多弁)
「ほんとだ、懐かしいですねえ」
「あっこの仕訳帳、もう10年以上経っとう。焼却してえなあ」
「ここに運んで、3年間で一度も見てないんだから、この先も見ることはないよなあ」
「とか言って捨てたら、次の日に部長が『地下からアレとってきて』て言うんだよな」
「うーん、この辺のスペース、空けたいですよね」
「そうやね、この辺・・・」
 
 なんて言いながら、なかなか誰も動き始めない。
 どうやって処理するべきか、途方にくれている。

 結局、「第XX期 決算資料」
    「第XX期 国際案件」
 なんて書かれたダンボールから、適当なのを見繕ってガバっとあけ、一応、中を確認して、倉庫のさらに奥のほうのキャビネットに移す、という、悪循環の手段に出る。
 4人で作業すること20分くらいで、目標のスペースが空く。

「空きましたね・・・」
「ああ、空いたな」
「来週くらい、上のファイル、持ってこようか」
「ですね」
「・・・よし、ダミーを置いといて、場所を取られないようにしとこう」

 そして、床に散らばっているダンボールのいくつかと、
 中のファイルだけ奥に移して空っぽになったダンボールのいくつかを、
 あいたスペースに再び適当に放り込む。

 ・・・この、おざなり整理法のツケは、いつ払うのだろうか・・・。
 とある会社の、地下倉庫事情。 
  

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2002年03月04日(月)  They give me chances

 HEY!HEY!HEY!を見ながら夜ご飯。
 ロンドンブーツ1号2号、こまめにCDを出しているようだが、果たして需要があるのか?
 まあティーンが購買層なんだろうけど、あんな中途半端な音楽。ねえぇ。
 歌うほうも、おもしろがってるふうもなく、もちろん大真面目にやってるふうもなく、淡々と商売やってるふう。
 コブクロ、カラオケで人が歌うのを何度か聞いたことがあるが、本人たちは初めて見た。
 二人とも声がよくて歌が上手だった。心がこもっている。強い印象は残らなかったが。
 小柳ゆき、ちょっと新しい方向に進みはじめたんだろうか? 
 曲も詞も既に「お下がり」ではあるし、この歌、そんなに売れないだろうとは思うんだけど、歌うことへの向かい方が変わったかんじだ。
 エレファントカシマシ、完全に手クセの世界だが、やっぱりあの声が好きだったり。
 途中のCMで、ポルノグラフィティの新曲をちらと見る。「天井裏から愛を込めて」を思い出した。シーナ&ロケッツだったっけ。

 話はまったく変わるが、
 きっかけとか影響ってあるなあ、と思う。
 
 パソコンを買ったんだよーと会社で話すと、うわあ、とびっくりされたあとで、「うーん自宅のIT環境に、そんなに設備投資するなんて・・・」というような(だいぶ言葉は違ったが)反応。
 それも道理で、「自分のお金を出してパソコンを買った」て女の子は、私の周りにはあんまりいない。まだ友達も、社会人になって間もなかったり学生だったりするせいもあるんだけど。
 
 私にしたって、まさかこんなにパソコン大好きになる日が来るなんて、2年程前には露ほども思わなかった。
 まあ、大好きになる要素はあったんだよね。
 結局パソコンてのは
「それを使って何をするか?」
 だからね。本とか音楽とか映画とかニュースとか、何でも情報を集めてうーむ、と悦に入るのが好きな私には、パソコンはものすごく有用だ。
 でも、しょせんパソコンは「これまで、無くて全く支障なく」生活してきたものだから、きっかけがなかったら、深入りしないものかもしれないんだよね。
 特に女の子は、美容室に行ったり洋服やアクセサリーを買ったり、爪を整えたりと、いくらでもお金がかかるから。あっ酒にはお金がかかんない子が多いか。
 そこで登場するのが、やっぱり、うちの相方ということになるのかなあ。
 なんたって、いくら古くなったとはいえ、ただ同然でパソコンをくれたわけだし。
 便利な使い方を教えてくれたり、DVDを一緒に見たり、調子が悪くなったら相談に乗ってくれたり、今回買うときもお世話になりました。そして買ったあとは、持ってもらいました(^_^;
 これじゃあ好きになるわけだ。(相方を、じゃなくて、パソコンを)

 たとえば、
 お母さんがグッチ大好きだったら、娘も身近に商品を見続けその良さを知って、グッチユーザーになることが十分考えられるように、
 友達につられて入っただけの部活動なのに、やみつきになって大人になってもずっと続けたりしてる人がいるように、
 自分で選んでいるんだけど、最初に手を広げたり差し出したりするのは周りだってこと、結構あるんだなあ。
 気づかないうちに、いろんな人から与えられてるんだなあ。
 願わくば、時々は私も、知らないうちに、友達に何か与えてるんでありますように。・・・なんかあるかな。
 
  
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2002年03月02日(土)  バージョンアップ

 さあ、今日からこの日記も第3巻に突入です。
 言ってみれば、第3巻のプロローグってとこでしょうか。

 とはいえ、読んでくださる方々には、目では見えないのですが 笑
 書き手である私の環境は劇的に変化。
 その伏線は、2月23日の日記にあります。
 なんて思わせぶりに言っても、誰も見に行かないだろうから、とっとと白状しますが、
 その前に、楽しい偶然について書きとめておかなければならない。

 なんせ今日は、「やってやるぜ俺はやってやる」と気合を入れた待ち合わせ。
 ソラリアプラザ1階にて午後3時、
 あっいた、しんちゃんだ、と思って歩む途中でぬっと現れた、てかてか気味のスーツをバシッと着た男、それは丸山くん(仮名)。
 専門学校のようなところでゴスペルを習っていて、その発表会があるらしい。
 このソラリアプラザの1階で、20分後から。
 もちろん見る。
 ファンキーゴスペル。
 外に向かって放たれるエネルギー。
 みんな声が太い。最後から2曲目でメインだった女の人が、特に上手に思われた。
 最後の曲で、1回だけ丸山にもソロパートが。
 いい声が出てた。「ゴスペルになっても、基本的にバンドのときと歌い方は同じだよね」と、しんちゃんと同様の感想を持つ。

 そしてここからが今日の本題、
 私の23年間と半年の人生、最大の買い物をしに!! しんちゃんと!! ティファニーへ!!! 




 

 ・・・あっ間違った、ビックカメラへ。
 そして買ったのです。
 ブラン・ニュー・マシン。
 2002年春モデル、ウインドウズXP、オフィスXP、CD-RWにDVD-ROMもついた、ノートパソコン!!
 デザインはシックだけど、ものすごーくかわいいです。いとおしい。
 これからよろしくね、という感じ。今はまだわかんないことが多いんだけど、ちょっとずつ打ち解けていこうと思います。
 
 という訳で、新しいマシンから果敢に書きつづられることになった,この"moonshine"です。
 今後ともごひいきくださいませ。   
 
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2002年03月01日(金)  歴史研究会?

 会社の有志で結成された「歴史研究会」第1回の会合。
 召集に応じて会社近くの居酒屋へ。
 
「坂本竜馬が寺田屋で襲われ、間一髪で逃れたとき、
 一緒にいた志士は誰?」
 というクイズに、
「三吉慎蔵」
 と答えると、正式に会員として認められた。
 こんなにもマニアックな面々が4人もそろって、たった10分程度しか歴史の話をしなかった。
 あとはだらだらだらりと過ごす。

 生ビールを2杯ずつ。その後、3人で地酒を3合飲む。
 それでも「もっと飲みたいっすねえ」と言うと、
 一人がブリーフケースから「月桂冠」を取り出す。
 なぜ?! なぜ持っている?!

 金曜日の夜なんて、酒が進んで進んで。
 でも、まったく酔わず。
 店を出て、駅まで歩きながら、
「ああ、おいしかった。
 でも、もっと飲めそう。今なら。
 いくらでも飲めそう。」
 と思った。ほろ酔いで、でも、ぜんぜん酒に呑まれなかった。かなりいい気分。
 
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