つたないことば past|will
あなたがもし、死んでしまう時が来たら、 あなたが息絶えるまで寄り添わないと決めていのです。 死際に囁く愛の言葉は、呪いの言葉だから、 私を縛り付けてしまうから、 あなたがもし、死んでしまう時が来ても、 あなたの後は追わないと決めていたのです。 それが私の罪だから、それがあなたへの罰だから、 あなたの分まで生きていたいから、 だから今この時だけ、共に死に装束を。
赤く燃える空が地上のすべてを覆っていて 多分君の横顔が美しいと思ったのも きっとそのせいなのだろう この空はあの頃を思い出す すべてが自分の思い通りになると信じてた頃 行く先に待っていたのは戦場だったけれど それでも俺は、俺たちは進むしかなかったんだ あの時何を得たのだろう あの時何を失くしたのだろう それは今でもわからないままで
終わったな 終わらねえよ まだ俺たちが生きてる でも俺達の戦は終わった 終わらねえよ 今から始まるんだから 見ろこの有様を 焼け爛れて何もない 死人ばかりで誰もいない 今から始まるんだ 見ろこの有様を そうさ すべては鮮やかだった
俺は器用だからさあ やろうと思えば返り血なんか浴びないわけ でもあえて浴びてるんだよ だってホラ生きてるだろ? 狂ってしまえればどんなに楽だろう 閉ざしてしまえばどんなに幸せだろう でもあえてしないんだよ だってホラ俺自分嫌いだから イヤガラセだよ ねえあんたはどれだけ血を浴びた? どれだけ狂えた? 楽になれた? あんたは見なくていいよ この世界はとても汚いから もう血を浴びないで もう狂わないで あんたは無垢なままがいい
あなたはすべてをこわしたいとおもったことがありますか すきなひとすきなばしょすべてをこわして ひとりぼっちになってみたいとはおもいませんか このみのうちにありあまるねつをすべてほうしゅつしたら すべてがきえてなくなるとおもえてならないのです わたしがゆいいつもとめるのはわたしのしょうめつです
たとえば、君が笑ってくれるなら。 晴れの日には傘をさして、 雨の日にはずぶ濡れになって、 曇りの日には憂鬱になって、 嵐の日には風に乗って空を飛ぼう たとえば、君が目閉じる瞬間、僕を見てくれるなら。 助け合いだったら君をかばって死のう 殺し合いだったら君を殺そう
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