衛澤のどーでもよさげ。
2007年04月30日(月) みんな仲よく、みんな親切。

大型連休を利用して、県外の友人宅に泊まったり、とある会合に出席させていただいたりしました。会合は自助グループ関係で、濃い情報交換や御話が聞けて、その上集まったみなさんがどの人もフレンドリーでとても有難く、愉しかったです。
梅田周辺の例の会合に出席したみなさん、どうも有難うございました。

さて、その会場から大阪駅まで歩いている途中に某求人フリーペーパーを配布しているお兄さんたちがいてフリーペーパーのキャラクタのかぶりものを頭に被っていました。、かぶりもの大好きの私はそのかぶりものが被りたくて仕方がありません。しかし内気なもので言い出せない。
そこで、会合で一緒になった人がお兄さんに声をかけてくれてかぶりものを貸して貰って、その上写真撮影してくれました。

タウンワークのジョブーブ被って満面の笑み

わし、よろこび過ぎ。すんごい満面の笑み。だってかぶりもの大好きだもの。

その後、他地方から京都の大学にスクーリングに来ている若者とともに友人宅に宿泊。「ポットラックパーティ」と言って、一人一品、「料理を」持ち寄る形式の食事にしよう、というホストの提案だったのに、私は業務用スーパーで冷凍豚モモ肉一キログラムほどをそのまま持参しました。
それをホストの友人が上手に調理してくれて、見事なシチューになりました。久し振りにワインなどを頂きながら、その料理を頂きます。ホストになった友人は料理が上手でいつも旨いものを食べさせてくれます。その度に、ぼくも手前が喰うものくらい手前で拵えられるようにならないといけないなあと実感するのですが、一晩眠ると忘れてしまっています。駄目じゃん。


【今日の鬱持ちの難儀】
大勢集まる場所に行ってとても愉しいのだけど後から疲れがまとめてどっと。帰宅後一二時間動けず。

2007年04月28日(土) 私がいて、あなたがいて。

この動画、何の解説も付いていないのに、見ていて愉快な気分になってくるのはどうしてだろう。


AC(公共広告機構)のCMにあった「抱きしめる、という会話」がここで実証されているということでもあるのだろうか。それにしても、他人の会話の動画を見てもこんなにも愉快な気分にはならないだろう。不思議だ。


【今日の新製品】
「カロリーメイトポテト味」はほんとうにじゃがいもの味がしておいしい。これまでのフレーバーで一番「食事」の実感が得られると思う。

2007年04月27日(金) 加工ォ!(声:神谷明)

「ストレッチスリッパ」という商品名で販売されている履きものがあります。普通のスリッパに比べて底部が爪先から踵に向かって高くなっていて、長さが短くて踵が乗っかる部分がありません。つまり、履くと爪先立ちの状態になってカーフ(ふくらはぎ)の筋肉がストレッチされるスリッパです。先日、母が安価で購入して使用しているのを見て、試しに履かせて貰うとなかなかいい履き心地だったので自分でも購入することにしました。

ストレッチスリッパを履いて歩くと脚の裏側全体を緊張させて歩くことになるので、引き締め効果があります。運動量もべた靴で歩くよりは少し多くなるので、出歩くときに常用するといいだろうと考えました。しかし問題は、私の足に合うサイズのものがないということです。
ストレッチスリッパは主に「脚痩せ」だとか「ダイエット効果」だとかを謳う商品なので、メインターゲットが女性なのでしょう。男性が履けるような大きいサイズのものがありません。ひどくすると、ちょっと足が大きめの女性でさえ履けないのではないかと心配されるほどの大きさ。……しかし、女性は足先が細く尖った靴を平気な顔で履いていたりするし、多少足が大きな人でも履いてしまうのかな。

それはともかく、何れにせよEEEの靴でも履けない私の足には小さすぎます。そこで、履けるように加工することにしました。


底部は足が充分に収まる大きさなので加工の必要はありません。足の甲部を固定する部分に足が入りきらないので、そこを切り開いて、開いた両側にベルトを付けて、一方にはD型リングを、もう一方にはマジックテープを取り付けます。そうすれば自分の足の大きさに合わせて甲部を固定する部分を広げることができます。


上図が加工後。久し振りに裁縫箱を出して針と糸で縫いものをしました。加工自体は簡単なのですが、スリッパにマジックテープごとベルトを縫いつけるのは、ベルトが分厚くてマジックテープの裏面に固定用の糊が付いていて、針のすべりが悪くて結構な力仕事でした。指先が鈍く痛くなっています。

写真を見て頂くと判りますように、このスリッパには土踏まずに当たる部分に突起があります。踵がなくて土踏まず部分に突起があると、土踏まずが自重で圧迫され、経絡(ツボ)が刺激されて、常時マッサージを受けているようで気持ちいいです。このスリッパを実際に屋外での徒歩移動に使用して、通勤に脚部の鍛錬を加味してみようと思います。


【今日の何となく絶好調】
「うっひょー!」と叫ぶほどの元気さはありませんが、気がつけば今週はトレーニングジムに三回行った上に短編小説を一本書き上げています。がんばってんじゃん、おれ。

2007年04月25日(水) 敢えてお休みして。

昨夜、隔月で開かれる真面目な会合に出席。二時間ほどの会だけれど、一日のうちに活動がこれだけだとしても、ぼくはものすごく疲れる。帰宅するといつもくたくただ。厭な会合では決してないのだけれど、やはりどうしても通常とは違う神経の使い方を、無意識のうちにしているようだ。こういうとき、鬱とパニック障碍の併発者は難儀だ。

だから昨日は、日中にトレーニングジムに行って、夜はこの会合に出席、と、これだけをすることにして、ほかのことは全部お休みにしておいた。予めそう決めておいた方が「あれもやるべきだった」とか「これをやっておいた方がよかった」とか気にしなくて済む。

会合で名刺を数枚配ったので残り枚数が僅かになった。自宅のパソコンでデザインして印刷しているものだから追加印刷すればいいのだが、前回印刷したときとパソコン本体がごっそり変わってしまっているので、以前のデザインデータがなくなっている。
こういう訳でデザイン一新。以前とはまったく違うデザインに変えた。今度は横型。
もし御希望の方がおられましたらメールフォームからお申し込みください。送料は御負担頂きますことを御了承ください。

昨日から肩のトレーニングにアーノルド・プレスを取り入れてみることにした。主に肩の前・中・後部を一度に鍛える運動なのだが、背部にも効く。これまでやっていたショルダープレスも肩の運動だが、負荷が全然違うようで、昨日挙上できたウエイトの重さも違ったし、今日の疲労感も全然違う。筋肉痛まで行かないが、外出したくないくらいには疲れている。朝から雨降りだったしなあ。

……でも、正午過ぎから晴れ間が見えだした。さて、どうしよう。出掛けるべきか。自宅でも原稿は書けるが、自宅ではない場所で書いた方が筆の進みがいいことが判ってしまったしな。


【今日のほしいけど買えないもの】
バランスボール。滅茶苦茶に高額でもないから買えるのだが、置く場所がない。本棚も。

2007年04月23日(月) いやされた。

いつもとは違うファストフード店で仕事。もと繁華街の端っこの店で、昼食どきでも満員にならない客席は、経営側には気の毒だがぼくには都合がいい。がらんがらんも困りものだが、販売カウンタから見えない二階席なら自分一人になっても平気。今日は、何分間かずつ何度かそんな時間があった。

昼下がり。よく寝たはずなのに何だかはっきりと覚めきらないような怠いような頭の感覚に「早く切り上げて帰ろうかな」と思うが、何故だかそんな状態でも筆は進んでいくので帰るに帰れなかったときのこと。おばちゃん……ちょっとおばあちゃん寄りのおばちゃん三人組が隣席にいらした。
並みのおばちゃんだと話し声がうるさいが、おばあちゃん寄りのおばちゃんなので沢山喋っていても話し声も静か。だから邪魔にもならないので執筆も続けていたら。

暫くして独特の匂いがこちらに。明らかにそのファストフード店で供される食べものではない匂い。その匂いで何となく落ち着いてきたような頭が覚めてきたような……はて、これは何の匂いか。
あ。
線香の匂いだ。御寺参りの帰りかなんかだったのかなおばちゃんたち。それとも普段からなのか、線香くさかったんだね。でも、ぼくは線香の匂いが好きなんだ。

やっぱり安いアロマ何とかを買ってくるより、仏壇に捧げる線香の香りの方がいいんだなあと再確認したのでした。

一時期、集会が開かれなくなっていたネコの集会所にもネコさんたちが少しずつ戻ってきたみたいで今日は出掛ける行きがけと帰りがけに都合五匹の姿を見たし、ぼんやりしつつも三時間ほどで四〇〇字詰原稿用紙一一枚分書き進んだし、ウォーキングもいつもより三〇〇〇歩ほど余計に歩けたし、ちょっと疲れたけどいい日だったような気がするよ。


【今日のこれからの季節に丁度】
クッキーとも煎餅もオー○ドファッションも、湿気ている方が好き。

2007年04月22日(日) 喰い倒れ。

金・土・日曜日は某ドーナツ専門店はドーナツに限り一律値下げになるので、週末と日曜日の仕事場は決まってドーナツを食べながらになる。公式サイトを覗いてみたら先週水曜日から「黒みつきなこシェイク」が販売開始されたとのことだったので、きな粉好きの私はとても愉しみにしていた。いつものカフェオレを頼まずに黒みつきなこシェイクを注文した。

がっかりした。

黒蜜の味もきな粉の味もしなかった。普通のバニラシェイクだった。仕事のやる気ゲージがちょっと下がった。
それでも四時間ほどかかって短編小説二本分のコンテを書き上げて退店。やる気ゲージが下がっていなかったらコンテが上がった何れかの本文を書きはじめていたのだろうけど、注文したドーナツもまだ皿に残っていたけど、店を出た。

店を出て、その近くに昨日開店した二軒の店に向かった。
一軒は牛丼専門店……だと思っていたけど、その店はカレーライスも扱っていた。そのほか、変わり牛丼変わり豚丼諸々。そのチェーン展開されている牛丼屋は私の地元には今年になってからはじめてできた。私は一〇年近く前に東京で入って以来のその店で、何年かぶりの牛丼というものを食べた。ドーナツ残して鞄に詰めて出てきたのに牛丼を食った。何故だ。

昨日開店したばかりではじめての休日の今日、記念品を頂いた。来店先着五〇〇名限定のマグカップと、チェーン店のマスコットと思しき手掌大のぬいぐるみ。

すき家の鳥さん

猛禽類なのか雀なのか梟なのかよく判らない。はじめて見た。マグカップにもこの鳥が描かれているのかと思ったら、マグカップに描かれているのは店の看板と同じロゴマークだけだった。

その店を出た足でもう一軒、隣りの某カレー専門店に入った。この店も昨日開店したばかり。いつも行く駅前や繁華街(だった街)に行けば同じチェーン店はあるのだが、新しく開店したここが私の自宅から最も近いカレー専門店ということになる。こちらに向かって歩くのは昨日以前からの予定であったので、今日は帰り際にカレー弁当を買って帰ることに決めていたのだ。牛丼を食ってもカレーライスを買って帰るのだ。買ったからと言って今日喰わなければならないと言うことはないのだから。

そのカレー専門店で貰ったチラシで見た期間限定商品は「すきやきカレー」。すき焼きの具、白菜や豆腐や長ねぎや糸こんにゃくがそのままカレーの具になっている。我が国の国民食となったカレーには禁忌はないと私は思っているので大抵のことは受容するが、チラシを見て「これはないんでないか?」と思った。でも、今日買うメニューを決めていなかったら買って帰ったかもしれない。
今日は、数日前にカレー用の豆を貰ったのでそれを入れて豆カレーにしようと、具が入っていないメニューを択んだのだった。しかし、このメニューの販売期間が終わるまでの間にもう一度この専門店に行くだろうか。

今日購入したカレーライスは、やっぱり明日以降の食事になりそうだ。


【今日のそこを何とか】
某服飾専門店でカーゴパンツの裾上げを頼んだが、やっぱり断られた。

2007年04月20日(金) 我がもの顔。

定期通院日。大型連休前ということで病院も混雑気味。三軒の病院をまわってそれぞれの待ち時間の間に未読本を一冊読み終えてしまった。受け付け開始と同時に診察券を出して、予約も取ってあって、朝一番に行って、診察や検査を終えて処方箋薬局で薬を貰って外へ出たら丁度正午。きっちり半日潰れてしまうんだな。

前日はようやく動けるようになったので書きかけていた短編小説を一本仕上げて、今日のための荷造りをして、眠剤を服んで就寝。
しかし二時間で目が覚めて二度寝できず。
これでは予定していた午後からの仕事ができないと思い、先日と同じ公園に行ってベンチに横になって仮眠。ええ、駅前周辺は私の庭ですよ。御天気がいい日はお外で寝ちゃいますよ。寝てる間に刺されても文句言いませんよ。呪うけどね、刺した奴。

小一時間の仮眠ですっきり目覚めたのでハンバーガー専門店Lへ。今日は何故この店を択んだかというと、カウンタ席にコンセントがあって、静かだから。同じハンバーガー専門店のMにもカウンタ席があって、コンセントが付いた席もあるけれど、とてもじゃないが作業してなんかいられないくらい客席がうるさい。商品単価が低いので学生が集まりやすく、その学生たちが大きな声で好き勝手に喋りまくっているからだ。うるさくて頭痛がして仕事半ばで早退を余儀なくされたこともある。それに。

今日の作業は執筆ではなく、書き上がった原稿をデータ化する、つまりパソコンに打ち込む作業なので、背後からパソコン画面や原稿を覗き込まれる可能性がある席の配置は困るのだ。読まれると恥ずかしい原稿だからだ。どう恥ずかしいかはセクハラになるので言えない(言ったも同然)。
ハンバーガー専門店Lの客席配置だと原稿もパソコン画面も覗かれる心配が少ないのです。壁際の席を貰えれば。

昨夜荷造りしたのは書き上がった紙原稿と自作原稿立てとUSBメモリ、それと先立ってネットオークションで安価に落札したノートパソコン。仕事やる気満々で病院に出掛けたんだよーん。午後からはファストフード店で打ち込みだーって。
……済みません、今日は病院を三軒まわって診察と検査であちこち行った上に午後の四時間目一杯仕事したのですっかり疲れています。

そう、公園で仮眠を取った後の午後一時から五時までの間、ハンバーガー専門店Lでずーっと原稿の打ち込みやってました。四時間客席占領我がもの顔。お前は店のオーナーかという突っ込みが入ってもおかしくありませんが、駅前周辺は私の庭ですからほほほ。
四〇〇字詰原稿用紙三五枚分打ち込むのに三時間ちょっとかかる訳です。四時間に足りない「ちょっと」の部分で何をしていたかというと、昼食とおやつを食べていました。客席を貸して頂くのですから商品を購入しませんとね。割引クーポン券も持っていることですし。

ハンバーガー専門店Lでは午後二時以降限定メニューとして数種類のスイーツを販売しています。通常二五〇円のところドリンク付きで二五〇円で頂けるクーポン券も持っていたので、召し上がってみました(自分敬語)。これは「ショコラボール」なる御菓子。何とホットスイーツでございますのよほほほ。

VAIOの上のショコラボール

カリカリに「揚がって」いるのです。注文したときに「七分ほどお待ち頂けますか」とお断りされまして、「御席までお持ちして」頂いたときに「揚げたてで熱いのでお気を付けください」との御注意も頂きました。
カリカリ過ぎてピックが刺さらなかったってば。

中を開けるとこんな感じ。チョコレートがとろーり。

ショコラボールぱっかーん

一カップ四個入り。うーん、二五〇円だったらもう一個入っていてくれるとうれしいのになー、というくらいの御味でした。
御三時にこれを頂いて、後はひたすら打ち込み打ち込み。御陰さまで短編小説一本すべてデータ化でき、気分よく二キロメートル強の帰路を歩いて帰ることができました。

あー今日も一日有能だった。


【今日の一度お会いしましょう】
立体しんのすけと会ってみたいのである。

2007年04月19日(木) バッテリ切れ。

一〇年近く前から搭載バッテリの調子がよろしくなく、バッテリに充電された電力をすべて放電しきってしまうと次に起動するための電力の充電に時間がかかってしまい、その間何もできなくなってしまいます。
パソコンやらの話ではなくて、私自身のことなんですが。

体力、つまりバッテリ容量は増えたものの、放電し尽くすとそれだけ充電に時間がかかってしまいまして、そんな訳で三日間ほど起動できずにずっと充電のため休んでいました。
実は今日も起動できたものの、まだ充分に充電できていないのであまりタスクをかけるとまたバッテリ切れになりそうなのでじっとしています。

そんな訳で今日はこれと言った話題もないので、バッテリ切れ直前にあったうれしいできごとをひとつ。

人を厭がらない三毛さん

とある道中で出会った三毛猫さん。「さわらせる」ネコでした。「撫でれ」と身体を投げ出してきます。そりゃーもーモフモフし放題。数十分間モフモフさせて頂きました。全然厭がらないんだもの。

握手?

その上、手を握って頂きました。ネコさんに手を握って頂いたのは生まれてはじめてです。「ぱー」はときどき見せて頂くんですがね。


【今日の疑心】
プルーンって、ほんとうにお通じがよくなるの? 喰ってるけど。

2007年04月16日(月) 闇を持ち寄り。

季節に一回程度のペースで、学生時代の同級生を中心とした人々と例会を開いています。主に、出席者が食べたいものを募って、それを自分たちで調理して食べます。但し、普通にはしないのが我々の不文律です。

昨日の記事に書きましたように、昨日もその例会でした。昨日の課題は中華まんとフォンダンショコラ。但し、どちらも「中身」があるものなので、出席者各々「闇」即ち「人として許される範囲内で「コレダケハ……」と思うもの」を一点を持ち寄るようにと予め定められていました。
たとえば中華まんだったら「肉まんだと思って食べたら中身がマシュマロだったよ!」なんてことが起こり得るようにしましょう、ということです。

中華まんの方は肉まん、あんまん、闇まんが各七個前後できたのですが、肉まんあんまんは当たり前においしくできていましたし、闇まんも泣くほどひどいものはありませんでした。中華まんの皮には結構何でも合うようです。プリンを入れた人もいたし、プチトマトを入れた人もいたし、前述のようにマシュマロを入れた人もいましたが、「御免、喰えない」というものはありませんでした。つまんない。

出色があったのはフォンダンショコラです。下の写真のように上手にフォンダンショコラはできあがりました。当たり前のフォンダンショコラと闇を包んだフォンダンショコラと、各一〇個ずつくらいできました。

2007年春の作品フォンダンショコラ

見た目はできあがったすべてが上のようにおいしそうなフォンダンショコラですが、いざ食べてみると下の写真のように予想外のものが出てきたりする訳です。

フォンダン塩昆布賞味中

これは私が当たったフォンダン塩昆布。フォークに刺した右側半分はチョコレートではなく塩昆布です。
「げ」と思う人も多いかと思いますが、フォンダン塩昆布は案外まずくはなかったです。むしろおいしい。塩饅頭みたいなもので、甘いものとしょっぱいものは割合を考えて取り合わせればおいしくなるようです。
それよりもおいしくなくて人によっては「御免、勘弁して」と言ってしまいそうなものが、フォンダンチーズでした。チョコレートとチーズは、ほんとうに合わない。

中でも強烈なインパクトがあったのは下の写真の作品です。フォンダンきくらげ。
きくらげ自体は特に味がないのでチョコレートの中に混じっていてもまずいことはないのですが、独特の歯ごたえが……。フォンダンショコラの中に、きくらげの歯ごたえを持ったチョコレートが入っていると思えば想像しやすいでしょうか。

悪魔のフォンダンきくらげ

いままさに土から掘り起こしたゴカイがうねうねと身をくねらせてフォークにからみついてきそうな、子供だったらトラウマになりそうなルックス。闇フォンダンショコラの中でも出色の作品であります。

ほかに、材料が肉まんの皮とほぼ同じだったのでつくってみたのがベーグル。案外つくり方は手間はかかりますが難しくなく、おいしそうにできましたし、焼きたてはほんとうにおいしかったです。

焼きたてベーグル

フォンダンきくらげの見た目があまりにもアレなので、最後はおいしそうなベーグルの写真で締めておきます。


【今日の慣れても】
一二年履き続けて履き慣れている靴で毎年靴擦れ。智恵が付いて予め踵にサカムケア。

2007年04月15日(日) 味がある。

久々に学生時代の友人たちとの例会。いろいろやったのですが、今日は取り敢えず会次第を会場のホワイトボードに書き出していたときに友人が落書きしたパンダの絵が、とてもいい味を出していたのでそれを掲載しておきます。

SEXY PANDA

友人Aがパンダを黒色のマーカーで描いたのですが、友人Bが「パンダの柄はそうじゃないよ」と青色のマーカーで補正しました。すると何となくセクシーなトレーニングウェアを着てエアロビクスダンスでも踊っていそうに見えるようになって、妙な味わいが出たので写真に撮っておきました。

照明の写り込みがちょっと残念。


【今日の見込み違い】
お通じがよくなると聞いたのでプルーンを食生活に取り入れてみたが、出るのは屁ばかり。

2007年04月14日(土) 新しいポットは旧くなった。

一昨日だったかな、トレーニングジムのテレビに午後のワイドショウが映っていて、俳優のH坂N希氏が出家したというニュースが流れていまして、それについていろいろいい意見も悪い意見も出ているようですが、出家という選択をすることができたH坂氏を、ぼくは幾らかうらやましいと思ったのでした。

禅坊主になりたいな、と時折思うのです。
自己との対決。それを越えたところに無我の境地。そして宇宙との対決。無への帰還。一生かけても叶わないかもしれない……おそらく叶わないことを、一期一会、喫茶去の心境で死の瞬間まで努め続ける。憧れではあります。憧れでしかないのだろうとも思います。おそらく、出家したとしたらぼくは直ぐにまた入院しなければならなくなってしまうんだろうな、という想像が簡単につくので。

それはさておき。
先年、私の手許には新しい電気ポットがやってきました。それまで二〇年ほど使っていたポットが壊れて、型が旧すぎて修理もできないというので、新しいのを購入したのです。下の写真がそれです。

保坂尚希・高岡早紀夫妻のシール付き象印電気ポット

冒頭に話しましたニュースを見たときに、ああ、このポットも幾らかめずらしい価値が出たのかなあ、と無粋なことを思ったのでした。
俗物だなあ、まったく。


【今日の奇天烈くん】
松山ケンイチくんの作為性のない怪ッ体な芸風が好きだ。

2007年04月13日(金) はじめて。

今日は「名探偵コナン」ハッピーセット第二弾販売開始日。
という訳で、今日の仕事場所はハンバーガー専門店M、但し駅前店ではなく、駅とは反対方向へ駅までと同じくらいの距離歩いたところにある、駅前店よりも大きな店舗。ここは先頃はじまった二四時間営業対象店で、二四時間営業しているならモーニングメニューは何時からの販売になるのだろう、などと疑問を持ちつつ歩いていきました。

二四時間営業がはじまってから定住所を持たない流浪の民がやってきてコーヒー一杯で一ト晩宿泊してしまうことが問題になったりしていましたが、そのせいなのか、この店舗は最初からそうなのか、二三時(以前の閉店時間)から翌日六時(以前の開店時間)までの間はドライブスルーのみの営業だそうです。つまり、モーニングメニューは朝六時からの販売ということですね。

今日から販売のハッピーセット景品はこれです。

「名探偵コナン」ハッピーセット第二弾

一番左の箱は大きさの比較対象の定番、煙草のパッケージです。どうしてわざわざ置いたかというと、探偵団バッジ(一番右側)を貰った途端に「でか!」と言いそうになったからです。この大きさはバッジの範疇を越えてるよ。
真ん中は腕時計型麻酔銃……を模したローンチャー。「ローンチャー」って何じゃ?っつーと、別の発音の仕方をすると「ランチャー」で日本語で言うと「発射装置」。コイン型の円盤を発射することができるんですな。上の写真では文字盤に小五郎のおっちゃんが写っていますが、ここの部分はステレオグラムになっていて、見る角度によってコナンくんが見えたり小五郎のおっちゃんが見えたり蘭ちゃんが見えたりします。

さて、本日はこちらの店舗に午前八時に到着、ハッピーセットとソーセージエッグマフィンを注文して、食べながら書きかけの原稿を読み返し、以降の時間はずっと原稿執筆。昼食もハッピーセットと現在ロケテスト中のバジルえびフィレオ。何れもハンバーガー専門店Mの「トクするケータイサイト」無料会員になっているので、ケータイクーポンで少しお安く食べられるのです。

しかし、一昨日もそうだったのですが、正午辺りになると闇雲に眠くなるのです。今日、昼食時を迎えて混雑する前に購入した昼食を摂って午後からの執筆作業をはじめた頃から非常に眠くなり、何度か切り上げて帰宅しようかと考えたものの取り敢えず万年筆を握って机に向かっていました。こちらの店舗は駅前店舗と違って学生が来ないし滅茶苦茶に混雑することもないので、割りと落ち着いて書きものをしていられます。

ですが。
私、生まれてはじめて机に向かったまま居眠りをしました。横にならない恰好で眠ったのなんて、一二年前に連日一四時間労働の連続勤務一三日めを迎えて午後から新人のトレーニングを担当していて新人に作業確認をさせている間に立ったまま眠ってしまって膝かっくんしてしまったとき以来です。
知らない間に机に突っ伏して眠ってしまっていて、折よく携帯電話に友人からメールが着信して、その着信音で目が覚めました。丁度小一時間ほど眠った頃でした。学生時代なんかどんなにつまらない授業でも眠ったことなんかなかったのに。メールをくれた友人に「よくぞいまメールをくれた!」と御礼メールを送信しましたとも。

そうして午後三時半頃まで筆を動かして、今日の勤務日報は四〇〇字詰原稿用紙一六枚。ちょっと早めに引き上げて買いものに行きました。自宅の備蓄食糧が底をつきはじめていたので。


【今日のハンドメイド】
買ったら四〇〇〇円近くするiPodホルダーを自作。材料費三二〇円。ほぼ同じ機能を果たすものができた。見栄えは考慮しない。

2007年04月12日(木) めずらしきかな。

先日、新古品のiPod nanoを購入し、早速手持ちのCDのほとんどを放り込む。デビュー作から揃っているB'zのアルバムはミニアルバムやベスト盤などの企画ものまで全部入ってしまい(1st.アルバムは敢えて入れなかったけど)、まだ容量に余裕があるので筋肉少女帯や戸川純も全部、それから海上自衛隊のCDから気に入った曲を択んで入れて、やっと2Gが一杯になった。

これを、ウォーキングのときやトレーニングジムでの有酸素運動のときに、シャッフルモードで使用する。以前に使用していたMP3プレイヤは純粋にUSBメモリとしてパソコン間のデータ移動やバックアップのために使用することにした。

シャッフルモードで聴いていると、どの曲が次に再生されるか予想ができない。思わぬ旧い曲なんかが再生されたりもする。B'zなんてデビューから一七年が経つもので、十数年前の、「Love&Chain」とか「HOT FASHION」なんかが突然再生されたりもする。この頃の稲葉氏の声は特に突然聴くと腰が抜けそうになって危険窮まりない。

稲葉氏が書く歌詞が時折セクシャルであることは多くの人が知っていることだが、案外気付かれていないのは、喋る内容や書く内容だけでなく、稲葉氏の「声質」そのものがえっちだということだ。声がえっちなシンガーなんて、ほかにはいないのではないだろうか。稀有な存在である。

で、一九九四年前後の声が一番えっちでその頃の曲が再生されると、歩いている途中でも何でもかくんと腰がが抜けそうになってなかなか危険でございます。えっちさが危険。ときどき「放送してもいいのかな」と思ったりもする。


【今日の御免なさい】
「伊丹米」のCMをはじめて見ました。「伊丹米」の文字が出るまで「いたみまい」は勝手に「傷み米」と脳内変換されていました。御免なさい伊丹の人たち。

2007年04月11日(水) 桜風の中で。

昨日はトレーニングジムで久々のトレーニング、今朝は二キロメートル強のウォーキングを兼ねて出勤、そのせいか正午が近付くにつれてどんどん眠くなる。午前中は駅前のハンバーガー専門店Lで複数の原稿の校正作業をしていたのだけど、眠くて次第に文字を見るのが厭になってくる。
取り敢えず手持ちの分は校正を済ませ、眠かったし何だかL店舗は空きすぎていて居心地がよろしくなかったし屋外は天気がよろしかったし、店を出て駅近くの公園に向かった。昨日のトレーニングで背中の筋肉が筋肉痛気味で、寝転がりたかった。

天気がいい正午直前の公園には人は少なく、幾つかあるベンチには昼寝の先客もいた。先客の隣りのベンチに寝っ転がらせて貰う。朝は肌寒かったから来ていたジャケットを丸めて枕にして、陽光が眩しいからハンチング帽を顔に乗せて、天気がいいから靴と靴下を脱いで、ベンチに仰臥していたらいつの間にか眠ってしまっていた。気がついたら小一時間ほど経っていた。
暖かい陽光に涼しい風がとても心地よくて、とても贅沢な昼寝だった。ハンチングを取ると風で桜の花が沢山空を舞っていて、まさに桜吹雪。携帯電話を取り出して撮ってみたけど、なかなか花弁が舞うさまは巧くは写らないみたいで。

駅東側の某公園

小一時間ほど転寝したら眠気はさっぱり取れて、午後からは原稿執筆がはかどる。執筆場所はドーナツ専門店。いつものようにカフェオレとモチモチチョコと抹茶チョコと胡麻ポテトパイ(敢えて商品名は伏せる)で三時間客席占拠。ホットカフェオレはおかわり自由の上に「おかわり如何ですか」と店員さんが巡回してくれるので、その度に「御願いします」と言っておかわりを貰う。ぼく好みの味なので何杯貰ってもうれしい。今日は三時間で六杯飲んだ。

ドーナツ専門店は駅前の店舗ともう一箇所別の店舗と交互に通っているけれど、どちらも落ち着いて書きものができるので、カフェオレがおいしいことと合わせて好きだ。ハンバーガー専門店は学生が沢山いて、その学生たちは例外なく騒がしいので正午以降は書きものなんてできない。ドーナツ専門店は学生よりも年令層がちょっと高めの人が多いんだね、何故か。

三時間で四〇〇字詰原稿用紙一一枚書いて、夕方に店舗を出てまた二キロメートルを歩いて帰る。帰宅してトイレに入って排尿すると、カフェオレと同じにおいがした。
ベルトに付けた歩数計によると本日の歩数八一三六歩。なかなか一万歩って歩かないものだ。


【今日のキャッチフレーズ】
「持って行こ持って帰ろ」ってことは、「店で喰うな、買って帰れ」ってこと?

2007年04月10日(火) 日日是好日。

昨日は己れの思惑に沿わぬこともあり肩を落としもしましたが、日が落ちた後は思わぬ好調が訪れ、仕事が一ト段落しました。
今日は昨日できなかったことができ、非常に爽快な気分で日没後の仕事に取りかかろうとしています。

よいこともありよからぬこともあり、日日是好日。覚悟がないからへこむのよ。


【今日のいたちごっこ】
指の逆剥けに塗ったサカムケアが逆剥け。

2007年04月09日(月) orz

今日の気分はまさしく表題のアスキーアートの状態。

幾ら眠い季節だからといって、幾ら眠くなる持病があるからといって、幾ら眠くなる薬を服んでいるからといって、「今日はやるぞ!」と決意していたことを実行するたかだか二〇分前に睡魔に阻まれてしまった口惜しさが、あなたには判りますか。

自分ってこんなにもだめぽさん orz
自己管理しきれない自分なんて(ノД`)ノ・゚・ ポイチョーッ!

落ち込みはしないけどへこむわ。御陰で腹減らないよ。


【今日のプチ金持ち】
はじめてのオークションでB5ノートパソコンとiPod nanoを購入。これで自宅以外でも仕事ができます。

2007年04月08日(日) 春こそ恋の季節。

本日は灌仏会でございます。仏教の開祖、釈尊ことゴータマ・シッダルタさんが御誕生なされた日です。降誕会、仏生会、浴仏会、龍華会、花会式、花祭などの異称もあります。冬の降誕節つまりクリスマスと対をなす世界規模で祝う御誕生日だと私は思っております。

真冬の降誕節に恋人たちが愛を囁き、ちらほらと舞い散る小雪に「ロマンティックね」と寄り添うことがあるのなら、春の灌仏会に恋人たちが恋を語り、はらはらと舞い散る桜花に「あなうつくしや」と感動をともにすることがあってもいいじゃないか、と私は思うのです。寒い冬よりも、むしろ多くが芽吹き番う春の方が恋人たちの季節としては相応しいではありませんか。

冬の降誕節にワインを開けて夜を徹するよりも、春の灌仏会に妖艶なる桜の木の下にて甘茶でかっぽれ。これこそ日本の恋人たちの、伝統に基づきかつ新しい記念の日の過ごし方ではないかと思う次第です。

で、恋人たちとまったく関係がない話にシフトしてしまって申し訳ないのですが、春と言えば私ども精神神経系の病いを持った者には調子を崩しやすいちょっと厭な季節でもあるのですよ。
精神神経系の病いの多くは精神や神経が過度に緊張してひどくなるものですから、リラックスグッズなどに手を出してみるのもよいかと、自宅近隣に一〇〇円ショップも開店したことですし、リラックスアロマなど購入してみたのです。

購入しましたのはラベンダーの香りの御香と香立て。購入したその日から使用してみてはいるのですが。

リラックスアローマ

ラベンダーの色をしていて、火を点けると煙も出て、何となく線香くさくて、御香っぽいんですけどね、肝心のラベンダーの香りがしません。その上、煙たい煙たい。窓を閉め切ってると涙出るって。スモークされている気分。
こんなものでリラックスできるか。流石一〇〇円で二〇個も入っているだけのことはある。

これだったら、私は御寺さんでお参りするときに焚く線香の香りの方が好きです。写真の香立ては線香も立てられるようになっているので、ラベンダーもどきがなくなったら毎日香でも焚こうかと思います。

あと、誰かに言おうと思ってずっと言えずにいたことをついでにここで言っておきます。先月だか先々月だかに母と姉とが伯母が住む京都に遊びに行ってきまして、私に御土産を買ってきてくれました。これです。

切り捨て御免!

「こんなん好きやろ?」
何の迷いも疑いもなく姉は言いました。……はい、大好きです。「切り捨て御免」と書いてある刀のぬいぐるみ。特に、柄を握るときゅうきゅう音が鳴るところなんてとても大好きです三六歳(誕生日前だったからね)。


【今日のときどきあるよね?】
「き○この山」の石突きだけ食べたいときって、あるよね?

2007年04月07日(土) 沢山頂きまして。

昨日、誕生日だったものですから、いろいろな方面から沢山何かと頂きましてね。誕生日だから頂いたものも、誕生日ではないけどほしいから貰いに行ったものも、昨日貰ったものをここで一気に紹介しちゃいます。

先ず、今年の私の誕生日は金曜日に当たっておりましたので、某有名ハンバーガー専門店Mでおもちゃをハンバーガーセットにくっつけて販売する「ハッピーセット」というのがあるのですが、これの新シリーズ販売開始日と重なっておりました。
で、私の誕生日から販売開始がはじまったハッピーセットの新シリーズは、私が一〇年越しに愛読しております漫画「名探偵コナン」の小道具なのです。先ず今週は第一弾で、追跡眼鏡と蝶ネクタイ型変声機です。

今週のハッピーセット・コナン第一弾

午前中のモーニングメニュー販売時間帯に一回と、昼食どきに一回、同じ日に同じ店で二回ハッピーセットを購入して入手しました。丁度、この日は定期通院日でもあったので、病院に行きがけに一回、病院からの帰りに一回、店舗に立ち寄って購入したのでした。
三七歳のおじさんが子供も連れずにハッピーセットを買ったっていいじゃないか。

続いては誕生日関係です。

私、早や一五年ほど某有名アーティストのファンクラブに所属しておりまして、誕生日には毎年バースデーカードを頂くのですが、このアーティストの特徴でもあるのですけれども、毎回変な写真と自筆メッセージ入りのカードなんですね。恰好よさを目指していながら何処か一ツ外してしまうという関西人の血のなせる業、みたいな感じで。
今年のバースデーカードは二人組アーティストの二人が揃って、誕生日プレゼントと思しき箱を抱えてにっこり、なんですが。

貰ってうれしくないけど捨てるに捨てられないもの

いやー、これは「プレゼントの基本」に忠実なものを差し出していますよね。「プレゼントの基本」、それは「貰っても全然うれしくないけど捨てるに捨てられないもの」。たとえば北海道土産の木彫りの熊なんてのがそれに当たる訳です。
写真を見ても何か判らないけれど、ほしくないものだということだけは確かです。だって、二ツ折りになっているカードを開いて見た途端に声に出して言ってしまいましたもの。
「うわー、ほしくねえ!」

さて、夜には実母や実姉が家に招いて御馳走を喰わせてくれました。一人暮らしのおっさんは普段碌なものを喰ってはいないし、春先で持病が悪化する時期でもあり、食事自体が取れていないだろうと言うことで豪華な食事とケーキを用意してくれました。
祝ってくれることも勿論うれしく有難いことですが、祝ってくれようという心がその人に芽生えることが、うれしいではございませんか。

さて、ケーキ。
御誕生日ケーキの定番、ろうそくもきちんと立っております。近頃のろうそくはこんな風になっているんですね。一〇の位と一の位とそれぞれの数字の形のろうそくを一本ずつ立てるのです。

バースデーケーキろうそく付き

できるだけ細いろうそくを探して無理やり三七本立てなくてもいいのです。これで年令を幾ら重ねても「これ以上ろうそく立てられないよ」という心配はない訳ですね。年令が三桁に近づいても安心。一〜〇まで一ト揃い買い置きしておけば一〇〇年使えます。

その他にまとめてしまって申し訳ないのですが、四月六日当日、さまざまな方法で御祝辞をくださったみなさまにはほんとうに心からの感謝を申し上げます。有難うございました。
中でもうれしかったメールをここで紹介させて頂きます。誕生日前日の四月五日の日没近くに携帯電話に着信したものです。

「(ハート絵文字)明日おたんじうびおめでとうばんごはんウチですて(下向き矢印絵文字)きしますきてください」

私は持病がひどくなると口が聞けなくなることもあるので、メールで連絡を取れるように先月、私のお古の携帯電話を契約し直して渡しておいた母からのメールです。渡して一ト月も経たないうちにメールの送受信の仕方を憶えて、毎朝「おはよう」メールを送ってくれているのですが、このメールには参りました。
がんばって絵文字を使おうとしてちょっと使い方を間違っているところや「おたんじうび」や句読点が一切ない(多分、打ち方をまだ知らない)こと、その何れもがどうにもかわいくて、開封した途端に笑ってしまいました。「たはは」と。

2007年04月06日(金) 果てしなく自由。

この日は毎年特別な日と言わざるを得ない日で、今年もやはりそう。いつもと同じように過ごしていても何かが特別になる。
昨日と同じように歩き、去年と同じように歩き、昨日と同じように眠く、おそらく去年と同じように眠い。誕生日はそれほど特別な日なのだろうか、と思う。ぼく等は毎日新しく生まれているというのに。

いつものように半月ごとの通院の後、近頃の習慣通りにファストフード店で書きものの仕事をして、一ト駅分歩いて自宅までの帰途を辿る。途中にある遊歩道の、少し前までネコの集会所になっていた休憩所は、最近無粋なことによってネコが遠ざけられていたけれど、いつも通る度に「今日はいるかもしれない」と思いながらちらりと覗く。今日も覗いた。一匹だけ、いた。

ちょっと前に、数十分前に、ちょっとだけがっかりすることがあって、落ち込むほどではないけれど爽快という訳でもなかったぼくは、そのとき、ああやっぱり厭なこともあっていいこともあって世界はまわっているんだ、と思った。
立ち止まって、ネコを見た。ネコは見つめられるのを厭がるけれど、休憩所で日向ぼっこしているネコは何処かへ行ってしまわなかった。近寄っても、何処かへ行ってしまわなかった。

四月六日の自由ネコ

自由ネコと会うのは久し振りだったから、少し一緒に休憩しようと思った。帰宅しなければならないとか仕事をしなければならないとか、「なければならない」がそのときなくなった。
自由ネコと同じベンチに寝た。頭の上ではないところに空が見えた。風も見えたような気がする。

自由だ、と思った。

四月六日午後の空

いつも不自由を感じている訳ではないのだけれど、むしろ他人さまよりも自由だと感じているのだけれど、今日感じた自由には、果てがないように思えた。どこまでもどこまでも、距離も時間も遙かに越えてしまっている自由。
ああ、そんなものもあるんだね、と、はじめて思ったぼくはこの日でやっと三七歳。

「それは駄目」があっても「お前は駄目」があっても「これ以上は駄目」があっても、ぼくは自由。それはぼくの自由ではなく、誰かの自由でもなく、境いとか果てとかないんじゃないだろうか。宇宙みたいなものじゃないだろうか。もしかしたら真理と同じものじゃないだろうか。

ネコはそこにいる。

四月六日の自由ネコ

遊歩道脇のベンチに仰向けになってぼんやり空を見ていた。「いま」に終わりがないように思えた。果てのない自由。果てのないいま。

ネコがベンチを降りて、姿を消した。

一人になったぼくはまだ自由だけれど、自由が少し狭くなったような気がした。

2007年04月05日(木) 寝る。

明日のために、今日寝ます。

おやすみなさーい。

2007年04月03日(火) 眠い。

処方された薬の副作用なのか春のせいなのか判らないが、巧く眠れない上にやたらと眠い。今日は、仕事先からの帰途上にある遊歩道を歩きながら眠ってしまって何回か歩道脇の植え込みに突っ込んだ。自動車が通らない遊歩道でよかった。

R・A・ハインラインの「宇宙の戦士」という小説に「睡眠も行軍中に取る」という場面があるのだが、あれは誇張ではなくほんとうなのだということが判った。


【今日のタイピング】
やっぱり半分眠りながらやってます。もう寝ます。

2007年04月02日(月) 少ないことの倖せ。

幼い頃はバケツでつくったようなでっかいプリンを喰ってみたいだとか、某フライドチキン専門店の一番大きな、やっぱりバケツみたいなパッケージを一人で喰ってみたいとか、そういう大きなものへの憧れというか、たらふく喰いたい欲求というか、そんなもので充ち満ちていた。自分で稼ぐようになって自分の自由に使える金ができたら絶対「一人ピザ」とか「一人バーレル(バケツみたいなパッケージのチキン)」とかやるんだ、と思っていた。

実際、やった。

ピザは、一般的なサイズのものを三枚喰った。これはまだ一〇代だったから多少の無理が利いたのかもしれない。バーレルは、一人では喰いきれなかった。既に三〇代が近かったので、油ものは胃腸に負担がきつかったのかもしれない。
最近では、ハッピープッチンプリンとか見つけて大よろこびしたりもしたけど、実はぼくはもう知ってしまったのだ。ほんとうは、食べものはでっかいものや沢山のものをどかんと一遍に喰うよりも、僅かの量を大事に大事に少しずつ時間をかけて食べるのが旨いのだと。

だから、学生時代にテレビでグルメ番組など見ていて懐石料理が映ると「あんなちまちました上品なもので腹がふくれるんかいな」てなことを考えていたけれど、懐石の「品」とか「情緒」とか「料理人からの心尽くし」とか、そういったものも合わせて、ほんとうに旨いものを少しずつ沢山の種類頂くのが贅沢なのだということが、この頃は何となくだけど判るようになった。

判るようにはなったけど、たまーに一人でドーナツ一〇個とかいまだに喰っちゃうんだな。揚げものは胃が受け付けなくなったけど、甘いものはまだ喰えるのさ。でもエン○ルクリーム連続三ツは、もう無理だ。


【今日の傍目に見る自分】
仕事が一杯あっても一ツずつやりなさい一ツずつ! 千手観音さんやないんやから!

2007年04月01日(日) 春なのに。

過食が治まったかと思ったら今度は睡眠障碍。細切れにしか眠れない。困ったものだ。トレーニングを再開して身体が疲れているからぐっすり眠れると思って昨夜は早くに床に就いたのだけど、二時間ほどで目が覚めてしまった。
その後も何度か眠ろうとしたけれど、寝る度に二時間で目が覚める。三回めに眠ろうとして、その頃に夜が明けてしまったので今日は諦めてしまった。

そうやって迎えた朝は非常に暖かく、半袖に裸足サンダルで充分で屋外を歩いてもちょっと暑いなと思うくらいだった。仕事のために一ト駅隣りの駅前ファストフード店街へ徒歩で行く。今日はハンバーガー専門店L。この店は失礼かもしれないがあまり混まないので落ち着いて書きものができる。

割引クーポンも持っているし、そこでモーニングメニューを食べて、執筆開始。モーニングメニュー供給時間帯に限りコーヒー一〇〇円カードというものも貰ったのでそれも使ってコーヒー飲んで、結構筆が進んだ。この調子だったら夕方までに短編小説が一本書き上がるんじゃないかというくらいの進み具合いだった。

しかしだ。

モーニング時間が終わる辺りから店内に冷房が入りはじめた。四月になったばかりなのに。まだ春先なのに。冷房なんか要らないだろう。Tシャツ一枚、裸足でサンダル履きの私は寒くて敵わない。おまけに昨夜はきちんと眠れていないものだから午近くになると眠気が出てきた。
転寝しても文句を言う人もいない。だけど、だけど寒い中で転寝なんかしたら風邪をひくこと必至である。「寝るな、寝たら死ぬぞ!」の冬山気分で仕事をしていた。

しかし、いい加減寒さにも眠さにも耐えられなくなって、午過ぎに退店、帰宅。店の外に出てみれば店内と同じほどの気温。涼しさ同じ程度。冷房の意味なしとは言えまいか。
理不尽を感じつつ、また徒歩で帰宅。ここ半月ほど同じルートを歩いていてずっと同じ歩数計をつけているのだが、段々歩数が減ってきている。
もしかして、段々足が長くなってきている?


【今日のお気に入り】
一〇〇円ショップで買ったハンドル付きクリアケース。原稿用紙やら電子辞書やら必要なものが全部入るがコンパクト。


エンピツユニオン


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