駄文
蒼海 零



 (ダメ。)

ダメだ。ダメだ。ダメだ!!
考えるな!
耳を塞げ!
目を瞑れ!
駄目だ。
一切の余計なことを何も考えるな。
まず受かるのが再優先。

彼女の心なんてこの先一生分かりはしない。
私の心なんてこの先一生救えやしない。彼女以外だれも。

・・・彼女以外、誰も。

2002年01月29日(火)



 (きっと)

きっと耐えられなくなったら。

この閉塞感がリアルになり、本当に息を詰まらせて死ぬのだろう。

これに耐えることが、生きていくこと。

苦しいけど、もう嫌だけど。

幸いながら、私はまだ耐えられるみたいだ。

弱音も吐いてるし、思うだけで喉がつまりそうになるけれど。


あたしはまだ、生きていかなきゃならないようだ。


2002年01月23日(水)



 (塞。)

・・・・苦しい・・・・・

久しぶりに、この・・・喉のつまる感触。


自分の爪で胸を掻き切ってしまいたくなる。

血にまみれて、その痛みでこの苦しさを誤魔化せたらいいのに。


苦しい。


何故。どうして。何故。分かりたくもない。


気持ち悪い。

行きたくない。早くやめたい。早く。忘れたい。

2002年01月22日(火)



 (・・・?)

さびしい、というのはひどく曖昧な感情で・・・・

それと気付かずにいつも心に沁み通っているものかもしれなくて・・・


私、寂しいのかな?


先生に会えなくなって、でもそれもきっとあと1ヶ月ちょいのことで、

もうすぐ会えると思ったら、急に悲しくなった。

今すぐすがりつきたくなった。

さびしい、っていうのは、こんなことを言うのかな。

頑固に否定していたこの言葉は、きっとずっと私の中にあったのかもしれない。


恋ではないのだけれど。だけど、大事で。とても大事で。

失っては呼吸をするのも苦しくて。


会いたくて。会いたくて。会いたくて。


2002年01月21日(月)



 (嬉。)


風真さんに頂いた絵。
Outlookを開いて思わず息を止めた。

けして上手いとはいいがたい。
でも、奔流のように溢れ出た「頑張れ!」が
私の心を打った。
絵から伝わる「心」というものを、こんなに
感じたのは初めてだ。

驚きと、嬉しさに息が詰まった。

ありがとう。
言い尽くせない。
ありがとう。




秘密を心の中に持った気分だ。
変に独占欲が高まって、それと同時に周り中に言いふらしたいざわめきがうずめく。
両手いっぱいの花束や、
全天を飾りつける星空や、
朝一番に見つけた一面の銀世界とは違う喜び。
荘厳でも圧倒されるでもない、ほのかで暖かな喜び。
うれしい、ということ。
遠くにあると思っていた他人の心が、
まぎれもない自分に向けられていることに気付いた。
私がここにいるのが分かる。
・・・ここにいると、知ってくれている。
小さな小さな、灯かりが照らした。
何よりも強く輝く、光だった。


2002年01月14日(月)



 (・・・!)

ごめんなさい。ごめんなさい。

ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

頑張るから。そしたら1番に、連絡します。

2002年01月12日(土)



 (弱さ)

好きだから
貴方を心配したり
側にいてほしいと願ったり
幸せであるよう想ったり
いつかまた声を聴ける日を夢見たり
するのだろう

好きであればあるほど
それが崩れた時の虚無感が悲しいのは
きっと私の弱さのせいで
自分がその人を好きであることに
責任をもたなきゃならないのに
なのに土壇場になって
その責任を放り出すってのは何か違う

自分が誰かを好きであることには
責任をもたなきゃならない。

もしその人を想う気持ちが消えたとき
悲しいと思ってもいい
辛いと思ってもいい
でも
それを相手のせいにしないことだ
好きになるということは
私のエゴの範疇なのだから
相手には関係無い 相手は悪くない
そうだろう?

だから
私がその人を好きでなくなった瞬間に
それを相手のせいにしない責任をもつことだ

全てはわたしの独断なのだから

全てはわたしの中でのみ起こった出来事なのだから

2002年01月03日(木)



 (年明けて。)


どうかこの心が
消えませんように

あなたを強く想うこの心が
あのこを想っていた心のように
悲しく消えてしまいませんように


2002年01月01日(火)
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