すずキみるくのGooden 妄言
旧牛乳式形而上精神論理構造研究所日報

2010年11月30日(火) ティービー

エコポイントだなんだでついに我が家にも地デジ化の波が押し寄せ、ついに家電量販店に家族そろって出撃することと相成った。いろいろひねくれてる私としては7月までアナログで通してそのあとはテレビからおさらばしたかったので、そんな買い物に付き合う気などなかったのだが、

「えーと、ブルーレイっていうのは、ブルーレイとDVDとCDが観れたりするんだな。」

「あー、そうみたいね。」

「それで、ハードディスクっていうのは、ブルーレイで見れるのか?」

・・・さすがにこの状態の両親だけでテレビを買いに行かせるのはイカンと同道せざるを得なかったわけで。

そんなわけで、めでたくご購入に成功し、品薄の中年末に薄いテレビが我が家に御到着あいなるということになったのだが、ワタクシとしては非常に不満である。つーか、今回の地デジ化はやっぱイラつく。

なにが一番ムカつくかっていうと、「テレビが生活必需品」であるかのようなテレビの態度である。一家に一台あって当たり前みたいな感じで、ぬけぬけと100パーセントの地デジ化をめざすとかいっとる。非常に不遜な話ではないか。地デジ化で旧型のテレビが使えなくなるということは、実質新規のメディアなんだから、「あ、あの、ワタクシ、地デジ放送と申しまして、あの、地上波さんのあとを一応つがしていただいておりますので、よかったら、新しいテレビとか買って視聴していただくとうれしいなー・・・みたいな。」ぐらいの態度でいいんじゃないか?

というよりも、これを機会にテレビと縁を切ろうとする人間って、それなりに多いんじゃないか?一人暮らしの人間ってホント、テレビみないもんな。見てもせいぜいアニメか特撮ぐらい。それすらDVDでソフトがそろえば・・・ねえ。地デジ普及率90パーセントってあやしいよ。うん。

あと、あやしいのが、これを機会にテレビのほとんどが薄型テレビとブルーレイに強制的にモデルチェンジさせられたってこと。冒頭でおやじが

「ブルーレイでハードディスクがみれるのか?」

とかいってたけど、アレってその世代ならある意味で当たり前の発言っちゃ発言なわけで。ぶっちゃけ、映像を見る分にはブラウン管とVHSビデオでもそれなりに問題がなかったわけでごぜえます。画質にこだわる人はいたとしてもさあ。つーかブルーレイとDVDの画質の違いがはっきりわかる人間ってどれだけいるんだ?そんな人間に一気にオーバースペック気味の家電を半強制的にふりまくんだもんなあ。あこぎな商売におもえちまうよ。

つーか、以前テレビ番組で、今までの番組を収録したVHSビデオの素材でドミノやるって番組あがあったけどあれが本当だとしたらテレビは基本的にVHSの素材で作られてるってことか?もしそうだとしたら、VHSで収録したものをブルーレイ画質で流すってことで、少々ふに落ちんことになるとおもうんだが。

まあ、この家電デノミ作戦は一回のみやな。さすがにこれ以上はつかえまい。しかし、ゲームとかでもそうだけど、これ以上は進化させにくいレベルって結構簡単にくるもんだよなあとか思ったり。




2010年11月26日(金) どちらにいらっしゃるおつもりなのか・・・

日本鬼子(ひのもとおにこ)というキャラクターが出て来たぞー。「日本鬼子」で中国から日本に向けて送り込まれて来たキャラクター(キャラクターともいえないが)。それを今度は日本鬼子(ひのもとおにこ)にして、萌え系のキャラクターにして中国へ返した。(小池一夫)

これには中国の反日感情も萌え系になったらしい。国が出来なかったことをキャラクターがやっている。キャラクターは素晴らしいー。(小池一夫)

・・・塾頭・・・いや、小池一夫御大がツイッターでとんでもないことになっております。最近、ちと、変というかなんというか、なんか東方とか、ボカロなんかに興味をもってらっしゃるみたいなんですね。

2000年を境にしてキャラクターは大きく変わりつつある。東方の出現で今108人の女の子たちがものすごいユーザーの支持を集めてる。主人公の博麗霊夢とかかわいい女の子のキャラがずらっと並ぶ。そこへ2007年に初音ミクの登場だ。(小池一夫)

初音ミクはクリプトンが作り出したキャラクターで、ロイツマガールのイェバンポルッカ(スウェーデンの民謡)を歌って、それにジャンプのマンガキャラ(BLEACH井上織姫)がかぶっている。そしてネギを振り回す。(小池一夫)

・・・じゅ、塾頭・・・情報古いです・・・かなり・・・そんでもってかなり間違ってるような気がします。いえ、ボカロとか東方とかはアイマス民の僕には専門外なんで詳しくはわかりませんが。

そういやあ。子連れ狼がボカロカバーされててお喜びだったなあ。



なんかちょこちょこ東方に興味持ってる感じだったんですよ、最近。さすがに小池一夫と東方という組み合わせがあまりにもミスマッチ過ぎてどんなもんかとおもっていたんですが。

東方も、一人の人間が始めたンだろうと思うが、それがどンどン増えていってみンなの共有物みたいになった。ここでキャラクターを遊ばせている人達。料金が派生しない。(小池一夫)

音ミクの音楽もそうだけども、JASRACの管轄外にある。コミケの世界がこれだけ大きな勢力になってデジタルに入ってくると、一体どう遊び、どう払うのか。研究課題としては誠に面白い。僕も遊ぶだよ。(小池一夫)

ぼ・・・僕も遊ぶって・・・一体(ごクリ)。そういや、今年のコミケに一般参加して東方を勉強するっていってたなあ。70歳をこえてそれって異論意味で凄すぎです。塾頭。

こうなったらアレですな。いっそ叶先生あたりと組んでいただいてコミケのあとの例大祭にサークル参加していただいて、小池流の東方を見せていただきたいと。

具体的に言うと、こンな東方こンな東方

よ、よんでみてぇ・・・これだったらジャンル外者のとしてもこそこそ例大祭にまぎれて買いに行っちゃうぜ。マジで。

そんなことおもいながら例大祭チェックしたら締切終わってやがんの。なんで3月開催なのに締切11月なのよ。はえーよ。例大祭ってやっぱそんなに規模でかくなってんのね。

ちなみに今御大がケータイで連載してる作品。さすがの面白さなんだよなあ。やっぱ。五右衛門の使い方とかすげーよ。



2010年11月22日(月) グミ愚民

口の中に果実を模倣した甘味が広がる。わるくない。いつも食べているものに比べると少々かみごたえが足りないとはおもうが、子供むけならばこんなものだろう。納得しながらイチゴ味をのみ下し。次にオレンジ味をつまみ口に放り込む。

たまに入ったスーパーの菓子売り場で見つけたフルーツグミにそれなりの満足を感じほくそ笑む。レジを通してからすぐにポケットに放り込みつまみ食いしてるのは、いい大人としては少々みっともないとは思うが、お菓子を持ったのなら食べずにはいられない。とくにグミで、まだ食べたことないとなれば、どうしても我慢できなかった。

最近、グミにはまっている。なんでハマっているかといえば、グミの主成分のゼラチンが実はコラーゲンで肌にいいとかそういう理由もないこともないが、なんだかんだで、好きなのである。グミが。昔からすきだったのだが、そんなにクローズアップされることもなかったのだが、ここ一年で実はすごく好きだったということに気が付いてそこから止まらなくなっている。

特に好きなのは、周りにクエン酸の粉がかかっているタイプだ。あの、すっぱい粉がまぶしてあるやつ。ピュレグミのライムサワーなんてたまらない。酸っぱさと果汁味でそれを食べている間は幸せでいられる。ただ、ピュレグミは柔らかい。確かに食べやすいのだがどうもグミを食べているという気がしない。

そんな理由で、いまのところ、SOURSをメインに食べているのが今の私である。クエン酸をまぶしているうえにハードタイプで果汁味。たまらない。どう考えてもこれはグミ好きのヘビーユーザーのためにメーカーがつくりだしたものとしかおもえない。ラムネ味がおいしい。グレープ味も青りんご味もじつにすばらしい。

ただ、そんなことを言いながら、見つけてしまうと最優先でとってしまうグミの味がある。コーラ味だ。コーラ味のグミを見つけてしまうとどうしても触手をのばして、ピュレグミよりもサワーズよりも優先してしまう。

理由は、わかっている、子供のときにたべたコーラアップの味がわすれなられないからだ。なんであんなにコーラアップがうまかったのだろうか?コーラ味のグミを食べながらあの頃のコーラアップを思い出す。さすがにあのときの美化されたコーラアップの味にはおよばない。

ふと調べたらコーラアップは再販されていたようだ。しかも、そのコーラアップ、しばしば私がたべているコーラ味グミだったりする。パッケージの絵柄が違うので気づかなかった。つまり、私はコーラアップを食べながら、コーラアップの方がうまかったとか思ってたわけである。

昔を美化するっておそろしいね。味覚でさえこうなんだもん。




2010年11月14日(日) 冷凍うどん最強説

いやー、やっぱご家庭での深夜の夜食は冷凍うどんが最強だね。つーか、電子レンジで調理できるようになって一気に利便性があがったもんなあ。これには勝てないでしょ。

いままでだったら麺類ゆでるときには、鍋にお湯沸かさなきゃいけなくてそれで時間かかってめんどかったりしたけど、冷凍うどんだとレンジで直接チン!だもんな。この利便性!そして燃費の良さ!たまりません。

それで、それなりにいいダシツユさえあれば、味もかなりのもんになるからな、かなりの低価格で、サービスエリアや駅そばくらいのクオリティのうどんが食えるというこの幸福感。すばらしい!

つーか、このまえ、袋ラーメン久しぶりに食って、あまりうまくなくてびっくりしたもん。・・・ああ、冷凍うどんにすっかりならされてしまったのね。あれになれちまうと、もう袋ラーメンにはもどれないです。

嗚呼・・・冷凍うどん・・・あなたはどうして冷凍うどんなの?具はネギしかないけど、いいの。一味トウガラシがあれば私は何も望まないわ・・・。ああ・・・一人もんのロマン冷凍うどん・・・。

それで、いまんとこ唯一の手間が、ツユ用にはどうしても熱湯が必要というところですが・・・まあ、これぐらいはねえ。仕方ないね。

いや、ぶっかけとか、窯たまとか、あるけど・・・ちと、品がなくていかんね。やはりうどんというのは澄んだダシのなかに純白のうどんが泳いでいる感じがないと。うん。その美しさだけは守らなきゃいかんとおもうよ。うん。

ああ・・・でも・・・じつはご家庭できつねうろんが食べたいのです。その望みだけはかなえられてません。あのおあげを手軽に調達する方法はないのでしょうか・・・。うどんの神様。あと、そのお願いだけかなえてください。



2010年11月10日(水) かおすでございます。

いやー、尖閣ビデオを流出させたヒトがでてきたみたいだけど、すごいことになってきましたな。いよいよ。何が問題かってやっぱりやった人は「自分の正義」にのっとってやってたってことなのよね。んで、「たしかに、流出自体は悪いことだが、あの映像を公開したこと自体は正しかった・・・」とか言ってる人も相当数いるってことも。んで、この「正義」を否定できる人がいまんところ誰もいないというシチュエーションなんですな。

この海保職員がやったことって、那覇地検と質的にはおなじだからねえ。「一公務員が勝手な判断で映像を流出させたこと」と「一地方検察が勝手な判断で国際的な判断を下した」ということは、越権行為で違法ということでは同じなわけで。違いはそれこそ政権の意に沿っていたか否かだもんな、究極的には。

こうなると、あれですな、様々な立場のひとたちがそれぞれ勝手に「自分の正義」をいいだしていろんなことをやりたい放題するというアナーキーそのものの状態になってもおかしくないですな。国家としての枠組みもなにもあったもんじゃないというとんでも状態。

まあ、それもこれも、那覇地検に責任を押し付け・・・じゃなかった、那覇地検の暴走をいさめなかった政権が悪いんですが。国家レベルの決断を政府がにげてるようじゃそりゃあ無政府状態になってあたりまえだわなあ。

よく考えれば、旧社会党の遺伝子をさかのぼれば、アナーキストの血も入ってるからなあ、ある意味先祖がえりといえんこともないですな。そのときはやっぱりアナーキーなブラックカラーの黒丸が国旗になるんでしょうか。

・・・ちょっとかっこいい国旗かもしれん。



2010年11月06日(土) まあ、アレだな。

YO YO ヒドイYO ミンシュトゥー センカク で センゴク で サブローで リューシュツ Yes !! Yo! Yo!

・・・どうやらおいらにラッパーの才能はなかったようです。いやー、しかし、あれだね、ひどいね民主党の外交能力のなさは。今まで中国に気をつかったてたけど、今回の流出で国内のナショナリズムが高まるから今度はそれに気をつかったりしなきゃいけなくなって来週は目もあてられなくなることは確定事項ですな。外交についてまったく定見がなくその場しのぎでやってるからなあ。

内閣の支持率と中国のご機嫌伺いの両立がほぼ無理になっちゃいましたからね。ポピュリズム政党の限界がみえてきましたな。たぶんバランスをとれなくなって大コケるでしょ。今回ばっかは民主ヤバいよね。

・・・というわけで、ひどいとしかいえない民主党ですが。その政府を誕生させたのは国民だということを忘れてはいけないと思うわけです。いくらひどいったて、選挙で合法的にできた内閣だもん。それを支持したのは少なくとも過半数以上の国民だったわけで。そのことを考えずにただ、民主党の批判をするのはちょっとどうかと。かくいう私も児ポの流れで例の選挙のとき民主に入れた口です。

「まさか、あんなに(外交とか)ひどいとはおもわんかった。」

なんてことはとてもいえんわなあ。それこそ自分の無能をみとめるようなもんだし。とにもかくにも、この民主党に政権をあたえた国民の自己責任をかんがえなきゃいかんと。

思い起こせば、前回の衆院選では、そんな外交なんぞほとんど問題になってないんだよなあ。それこそ、官僚をどうするかとか子供手当とかそんなことばっかりで、外交にかんしてはほとんどスルーだったわけで。だからこそ、鳩山とか小沢はアホ面さらして中国参りしていて今考えればとんでもないことをしてたよなあ。そこらへんをしっかり考えようとする声を聞けなかった、考えることができなかったのは、明らかに国民全体の責任だよなあ。

かんがえようとすれば、材料はあったわけです。サッカーのときの暴動とか、そういう材料を投票行動に反映させられなかった。このことは大いに反省すべきではないかと。

でも、まあ、なにが悪いってメディアだよな。選挙前におこなってたおなじみの安易な官僚批判ショーあればっかやって、官僚をかたづければ日本がよくなるといういかにも島国根性的かつ近視眼的な行為をくりかえして、外にまるで眼がいってなかった・・・というかいかせなかったとぃうのは大いに罪があるのではないかと。官僚批判というわかりやすいもので視聴率がとれるならそれでいいということにして、どんどん国民の視野を狭めていったというところはあるとおもいます。

・・・まあ、今度の尖閣はあまりにも「わかりやすい」話なので、メディアも飛びつくでしょうし、こんどは大争点になるだろうなあ。そこら辺はある意味心配ないけど。

政府に文句いうのはいいけど、そのまえに選んだ責任も考えようねというおはなしでした。


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