肌の乾燥でかゆくなるのを防ぐために加湿器を買った。安いやつだ。よくわからないが超音波式らしい。その加湿器は水タンクに500mlのペットボトルを利用するものということだ。
そういう風に自分好みに選択できるとなると、たかがペットボトルとはいえ 選びたくなってしまう。早速、帰りの駅で、半分ペットボトル目的で飲み物を買った。日本茶の綾鷹だ。われながらなかなか渋い選択だとおもって悦に入りながら帰宅した。
家に帰っていざ使用というところで少し落胆した。どうやらペットボトルのガワははがさなければならないらしい。はがさないと水の残量がわからなくなってしまう。すこし落胆しつつ外装をはがして、綾鷹ペットボトルを装備する。外装がはがれてしまえばいくら元が綾鷹でもたんなる普通のペットボトルになってしまった。
それからというもの、ペットボトルの形を見る習慣がついてしまった。自動販売機を見かけるたびに500mlのラインをチェックして、カタチがかっこいいペットボトルはないか確認するのである。
それで昨晩、自動販売機でみつけたのが、ダイドーのゼロカロリーコーラだ。暗い田舎道で、白い光をキラキラさせている自販機で見つけた。どんな形かというと凸凹がほとんどないロケットのような形をしている。パッケージの渋さにもひかれて迷わず購入した。
家に帰ってげっぷをもらしながらペットボトルを洗浄して、ガワを外した。うむ、なかなかきれいな流線型をしている。これなら、かっこいいとおもって加湿器に装着した。
つけた感想は悪くない。・・・悪くはないんだが、少しおしりのほうがちょっとごてごてしてるような気がしないでもない。というより加湿器は天地逆に装着するからおしりが上になってしまう。ここだけ何とかなればなあと思いながら加湿器をながめている。
そんなわけで、まだペットボトル選びは続いている。自販機を見るたびにいちいち確認して知らない銘柄をみつけたらチェックせずにはおれない。次はもう少しおしりのセクシーなやつをさがしてやろうとひそかに野望を燃やす日々である。
2009年10月27日(火) |
ジェンダーというかなんというか |
この前、「吉原のMIRAIさん」がドラマ化されないかしらとはかない望みをつなげてみましたが、それよりも作品的にメジャーなのにぜったいドラマ化が無理な時代劇マンガっつーとやっぱりどう考えてもよしながふみの「大奥」だったりするわけで。
そもそも男女逆転大奥なんていう発想自体が普通にテレビ見ている人間にはわけわからんよな。原作知らん人がみたら、「なんですかこのキワモノは」でおわっちゃうだろうし。つーか原作よんでるおいらだって、いい男がずらりとならんでる絵をそうぞうするだけで正直キツイもんがあるし。・・・まあ時代劇化するなら予算もかかるだろうしなあ。
んで、原作・・・つーか漫画のほうは面白いです。どんだけ面白いかっていうと頭のおかしいほどおもしろいとしかいいようがないくらい。つーか、男女逆転で多くをやろうという一発ネタとしかおもえないのからよくもまあ、ここまでふくらませることができたもんだと。いままで、いまいちピンとこなかった大奥の方々も男性化することで性格とかつかめるようになるし、女性化したれんちゅうも、あ、こいつ女性化するとこうなんのかって感じになるし。
んで、最新刊でまたひとつとんでもないふろしきをひろげてます。よしなが先生。あの赤穂浪士のくだりからそれが顕著なんですが、たぶん、ジェンダーの問題を本格的にかじろうとしてるみたい?
そもそもジェンダーって基本的に眉ツバというか相当怪しいもんなんですが。とくに男でほかの専門分野の研究者で「これからは母性的な女性の時代だ。」とか、「細やかな女性の感性が云々」とかいい加減なことぬかしてる場合がおおいわけで。お前どうでもいいから適当にさらってるだけだろとおもうこともしばしばあったり。マウアーにわけのわからんお世辞をいってるパプテマス・シロッコかっつーんだ。かといってガチでやってる方ってのは、どうしても一般的に通用するかっていうとあきらかにその水準にたっしてないってのがおおいわけで。まあ、学問的にも「別になくても構わないけどまあ、あってもこまるもんじゃないからとりあえず存在していいよ。」みたいなジャンルなわけで。なんか福島瑞穂の担当大臣職みたいですな。
さて、そんなジェンダーの世界を本格的にかじってみるよと天才よしなががおっしゃってるわけですな。将軍が女で絶対的な権力をもっているというファンタジー空間がここからどうかわっていくんでしょうか。一巻の吉宗の時代に追い付いたところでここから歴史は大幅にかわりパラレルになるのかそれともまた男社会にもどるのか。つーか男社会にもどるなら最低黒船がくるまでにもどらねえとやばくね?それともこのまま女社会のまま現代に続くの?・・・うーん・・・楽しみでしょうがない。
2009年10月23日(金) |
ご意見ありがとうございます。 |
えー・・・私のダメな趣味の一つにショッピングセンター(ぶっちゃけイオンですが)のお客様コーナーのチェックというのがありまして。基本的に、わけのわからん苦情が多いのですが、中には一気に突き抜けておもしろいものがあるから油断できないのですね。
今日見た中でおもしろかったのは、文の内容からすると中年のご婦人からのお葉書で、「ニ」の匂いがする息子さんと平日の昼間にご来店したら、息子さんお求めの「週刊プロレス」の今週号がスーパーの雑誌コーナーになくて、しょうがなくショッピングセンター内の本屋にいったらありましたよという、何をいいたいのかよくわからないお話だったのですが。
なにがすごかったって、字。いやそんなに上手な字というわけではないんですがやたらびっしりとした時を書いていらっしゃるんですよ。ぶっちゃけ活字レベル。なんか手書き鉛筆フォントとかあったらああいう感じになるんだろうなあという感じ。そんなやたらかっちりとした字が葉書一面にかいてあるわけですからね。一体何時間、あの場所ではがきをかいていらっしゃっとのでしょうと想像しちまうわけです。
あとおもしろかったのが本当に何がやりたいのかわからなかったお葉書。うろ覚えながら引用。
イオンは中日ドラゴンズ優勝セールをやりますが、以前、阪神タイガースが優勝したときも阪神優勝記念セールをしたことがあり、私の知り合いから「イオンはどこの球団の見方なんや!」と聞かれたことがあります。
なるほど・・・かなりどうでもいい話ですが、質問の体はなしておりますな。
でも最近はちがうのです。東海地方のイオンでは、協議を行い、東海の店舗では中日ドラゴンズをプッシュすることにとりきめられました。
・・・え・・・なに?なんなの?この人・・・自分で質問して自分で答えてるって・・・な、なにがしたいの?
仮にドラゴンズが優勝しなかった場合は、「中日ドラゴンズ応援セール」をおこなうようになり、ほかの球団をおうえんすることはなくなりました。ちなみに、関東方面の店舗でも「読売ジャイアンツ」を応援することはないのです。
な・・・なんなんじゃ・・・自分で質問して自分で答えて終わりって・・・どうでもいい知識を披露したかったのでしょうか・・・でもだからってこんなスペースで・・・。うーむ・・・わからん。
一部、こういうどうやって答えたらいいのかわからんのに加え、葉書のほとんどは店ではどうしようもないことへの苦情や店員さんへの中傷だったりするわけですが、そういう葉書に片っ端から「ご意見ありがとうございます。」から始まる文面で答えていくイオンの店長さんも大変だなあとおもったりするわけです。ちなみに最近店長が変わったみたいですが、新しい店長さんは、まだはがきへの答え方が固いですな。前店長のような、真面目な受け答えのなかにもほのかに漂うユーモアとかウィットがたりません。こんなことにくわしくなる自分もどうかとおもいますが。
ちなみに今回のベストヒット
「温泉卵は売ってるのに、なんでゆでたまごは売ってないんですか?」
その発想はなかった!!
バルトリン腺という単語が気になってついつい検索などしてしまう秋の夜長、皆様いかがおすごしでしょうか?こんばんわ。こまったちゃんのみるくさんです。
どうでもいいですけど、wikiの潮吹き(アダルト)の項目で画像提供依頼をなさったのはどこのお馬鹿様でしょうか?一度ご両親のお顔を拝見したいところでございます。
さて、最近は現代の医師が幕末にタイムストリップ・・・ととタイムスリップしてしまうマンガ原作のドラマが皆様に人気のあるご様子。たしかに話の外枠を聞くだけでもおもしろそうと思ってしまいますものね。
これがドラマでできるなら、同枠の次はあの作品で決定ですね。あの真倉翔先生が原作のあの名作。ずばり吉原のMIRAIさん!!
あっちが現代の医師を幕末に飛ばすなら、こっちは現代のソープ嬢を江戸時代にとばしちゃうぜ!という安易コロンブスの卵的な発想!さすがです!さすがです先生!正直バカバカしすぎて思いつくことすら難しいです。・・・なんなんですの?米粥ローションって・・・。それでマンガになっちゃってシリーズ三巻でてんだからさらにすごいというしかないですわね。
そういや、いまぬーべーのスピンオフのいずなさんもやってるみたいです。今思うとぬーべーも相当萌え要素が強かった作品でしたわね。あれで無意識に萌えの遺伝子を植え付けられた読者もそれなりにいるかもしれませんね。
もしこれがドラマ化実現したら、某タイムスリップ医者×某匿名係長みたいになって、女郎の括弧したAV女優がでまくって地上波の限界にいどむみたいになるような。・・・やばいですね、ちょっとみてみたいです。
最近、コンビニコミックで「空手地獄変 牙」なんぞ読んでおります。
いやー、おもしろいっす。同じ原作者で同じテーマっていうと「空手バカ一代」があるけど、あっちはまがりなりにも大山倍達って実名つかってたけどこっちは、明らかにモデルは同じでも大東徹源っていう創作上のキャラですからな。梶原先生もやりたい放題。異常なキャラの濃さを味わえます。
主人公はあくまでも牙直人なんですが。序盤は、空手とか出てこずに少年院とかの描写がおおいんだけど、その描写がまた濃くておもしろいんだ、これが。人間の暗部をたっぷりと味わえます。
まあ、あれです。「軍鶏」とか好きな人間にはマジおすすめ。・・・つーか、軍鶏が地獄変の劣化コピーといわれても仕方ないような・・・ゲフンゲフン。
とはいってもあれだよな。「空手バカ」だって相当ムチャしてるよな。なんせマンガの中で実際の大山倍達が、空手で人を殺した表現があるもんな。あれ、普通に子供が読んだら信じるレベルだぞ。つーかおいら自身も、いまだに本当のところはわかりません。時代も時代だからなあ・・・殺したことがあるかもしれんとはおもうけど。
梶原一騎のそういう嘘のうまさには定評があるわけですが。20パーセントの事実にほらをどんどんまぜてふくらましてって、とんでもないものができあがってるという。しかもそれがおもしろいからたちが悪いことこの上ない。個人的に大好きだったプロレススーパースター列伝にも相当嘘がはいっとるんだろうなあと。
その梶原一騎のウソにそれなりに影響をうけたのが、我々格ゲー世代ではないかと。なにかっていうと、「マーシャルアーツ」。ストリートファイターシリーズのガイルとか餓狼シリーズのテリーとかのスタイルとして「マーシャルアーツ」というのがあって、空手とか柔道とかみたいな一流派としてあるのかとゲームやりながらずっとおもってたもんです・
つーか学生んとき、なんか武術に手をだそうとして、「やっぱ俺はテリーの兄貴すきだから、マーシャルアーツならおう!」とかおもったけど、ジムとか全然わかんなくて断念したかんな。そんときもいろいろ調べながら、どうもはっきりせんなマーシャルアーツ・・・とか思ってたもんです。
んで、その答え
・・・全部梶原先生のウソ・・・っていうかフィクションでした。格闘ゲームを10年以上やってたわけですが、ある意味10年以上梶原先生にだまされてたわけですね。本人とっくに死んじまってて格げーとかにかかわってないのに・・・。恐るべし梶原一騎の影響力とホラ吹きパワー。つーか未だにマーシャルアーツ=軍隊格闘技って信じ込んでる人結構たくさんいるとおもうぞ、マジで。
ちなみに、テリーとかケンとかのモデルになったべニー・ユキーデ氏。サイトもあります。
ちなみに、映画からだけど、ベニー氏の格闘シーン。白い方ですな。最終的に負けちゃうのがあれですが。うん。たしかにテリーっぽい。すっごく。
アイマスブレイク2巻の限定版、わざわざ予約してゲットしちゃったわたしなんですね。
・・・ずりーよなー。オリジナル声優で、歴代の講談社のアニソン曲をうたわせるなんて。ラインナップもムーンライト伝説とかおっさんオタク狙い撃ちだし。つーかムーンライト伝説って中の人もクリティカルヒットじゃね?世代的に。はい、もう、予約してまでほしかったのですよ。
それで限定版コミック1800円で完売だもんな。あこぎな商売だよなあ、マジで。ひっかかっちまうおいらもおいらですが。ええ。
まあ、そんなわけで久々にニコマス。
これ、なんか面白いですな。まだ新しい方向性があるのかとびっくりですわ。
言わずとしれた今のところ最高レベルの作品群。
そういや、どうでもいい話ですが、この前某後輩に、
「みるくさん、アイマスはまったのって、ストリップからの流れなんですね!」
と喝破されちまいましたよ。・・・はは、ばれたか。正直、アレでそれに気づいていただけたことは個人的にすごくうれしかったりしたんですが。
・・・まあ、ニコマスからアイマスにはまったやつはおおくても、ニコマスにはまるきっかけにストリップの因子をもってるやつはなかなかいないわな。ある意味レアキャラってことで。
えーと・・・遅ればせながらipodを使うようになってから2年くらいたってるわけですが。ちょっとした外出とかになるとちょくちょく聞きまくっているわけですな。
ちなみにわたしのipodやっぱどうしても一番多いのが岩崎宏美です。そのあとを猛追してるのがアイマス関係。さらに次にスパロボ系・・・っていうかロボットアニメ系、んでそのあとにアニソンがいろいろはいりまくっているわけですが。
まあ、ディープですな。ここら辺は。え?っていうのがシャッフルででてきてびっくりするときがあります。なんせ、オタ人生の始まりであった、らんま、セラムンから始まってスレイヤーズとかセイバーとかはいってそこからもろもろですからな。いやー・・・セーラームーンで古谷徹がキャラソン歌ってたのは吹いたな。そういやタキシード仮面だったっけ。
ここら辺の映像とあわせてMAD作ったら間違いなくちょっとした嫌がらせになるな。(w
それに軍歌とかストリップ関係とかまじっててシャッフル再生するととっても、カオスになっとるわけです。
ただ、どうも最近つかいすぎてるような気がしまして。・・・なんか使い始めてから、暇になったらのべつまくなしにつかってるんで逆に駄目になってるような気がするんです。つーか、ネタが枯渇しはじめてのってこれを使い始めてからのような気がするんですね。以前は、ぽかっとした時間のとき脳が回転してたのに、それができんくなったというかなんというか。
ぶっちゃけ妄想力ががた落ちしてるんですな。なんせ余計なこと考える時間が全部音楽に集中しちまいますから。それでオリジナルのアイデアがほとんどでなくなってでてくるネタはipodの多くをしめるアイマス関係ばかり・・・それはそれでおいしいっちゃおいしいか。
そんなわけでちと、ipod中毒から抜け出そうとおもいます。とりあえず、外出するときにはもっていかないと。・・・それじゃipodの意味ないじゃんといわれりゃそれまでですが。つーか電車とかでみみにイヤホンぶっさしてるのって音漏れかんけいなく純粋にかっこ悪いとおもうし。まあ、長丁場になるときは別だけど。
しっかしシャッフルっておもしろいんだよなあ。これはこれで。あ、今、水木一郎から中島みゆきにつながった(w
2009年10月07日(水) |
オリムピックの顔と顔 |
いやー、めでたく東京オリンピックが落選しましたね。めでたくとか言うとまるでオリンピック反対派みたいですが。
まあ、ぶっちゃけ反対派ですが。発表の半日前に反対派になりました。いやその前までは、なんかおっさんどもが勝手にもりあがってるなあということで無関心派だったわけですが。
・・・つーか、今回の誘致派の方々にとっては無関心な連中が反対派の連中よりもはるかにタチのわるい敵だった感じもしますが。反対派は相手にしてくれるけど、無関心は、無視だもんなあ。興味ないってのは反対よりもひどいのね。ある意味。
まあ、そんな無関心だったわたしですが。最終プレゼンを見た瞬間に本気でイヤになりました。いや鳩山総理の演説はどうでもいいんですが。それといっしょに15歳の体操少女がやたら気合いの入った英語で招致演説をしたのをみて、ゲンナリとしちまったわけです。
・・・子供にンなことやらせんなよ。
そんな嫌悪感がまず出てきちまったんですが。招致合戦ってそりゃ国民全体でやるもんだけど、(今回日本はちがったけど)やっぱ基本的には大人の綱引きだろ?そんなところにわざわざ選手候補の15歳をもってくなんて・・・なんかバカらしくていやらしくて、もうね、ほんといやになっちゃう。
んで、実際に無意味ですよね。15歳の選手候補にそんなこといわせても。つーか選手候補にわざわざ「自分はここでやりたい」なんて言わせるってのはどうなのよ。「すばらしい、ぜひとも、がんばってウチ(リオ)でやるオリンピックに出てくれ」ってことになっておしまいでしょ?そういう若い人だったらむしろ東京以外の国にいって見聞を広めたほうがよいからオリンピックは別の場所にするべきだとおもっちまうんですが。・・・リオか、よかったなあ。東京なんていつでもいけるでしょ?
この招致演説の人選のセンスがなあ・・・すっげえオッサンセンスなんだよな。なんか若い女の子をひっぱりだしゃみんなよろこんでニコニコしてくれるでしょ、みたいな?おっさんというかおっさんとおりこして孫かわいいのジジイの域に達してますな。
そうおもうと、あの水引みたいなマークもおっさんくさかったな。いちいち新調したブレザーって発想もおっさんくさいし。やっぱ、最大の敗因はおっさんだったからだとおもいますよ?今回。それで若い者に浸透させる努力もろくにしないで(オリンピックならだれもが100パー賛成するというおっさんセンス)無関心なげかれてもなあ。
つーわけで、こんかいの五輪招致。おっさんのおっさんによるおっさんのための五輪招致だったということで。んで、おっさんどもが勝手に盛り上がって自滅したんですね。ま、そんだけのことでしたよという話ですな。
そして、後輩魔男にソープへ同道するのを拒否された俺は1人で今日いく店に向かうことにした。今日の店は(も)熟女店である。以前、桜をつれていったところも年齢は高めだったが、サービス等からそれなりに愛用していた店だった。だが、今回は違う。初めていく店の上、ネットで「魔窟」と称されとんでもない熟女がでてくると評判の店だ。さらにこの店の特徴として、嬢自身が受付もおこなっていて場合によってはそのまま入ることもできるのである。
このシチュエーション例えて言えば、コンビニの店員のおばちゃんをそのまま指名してヤることを想像するといい。この相当アレゲなシチュエーションに興をもよおしてしまう俺も相当なものだ。
なんでそんなに熟女にこだわるのか。とうとう完全にそっち方面に趣味が固定されたかというとそうでもない。確かに人妻系は余計な気取りがない分遊びやすく、その上安い。だからといって、さすがに50、60は通常射程外だ。だが、仮にそういう店があってそういう嬢がでてくるとなれば、高性能レーダーつけるなり、ガンファイトをプラスするなりして勝負したくなるのも男の性だ。たとえてみれば、車の運転の快楽のようなものかもしれない。曲がり切れるかわからないコーナーに高速で突っ込み、クラッチをつなぎ生か死かぎりぎりのところで勝負する・・・それににた快感がおれを超熟女店に向かわせるのだ。
そんなことを思っているうちに店に到着。受付にいたおば・・・嬢を指名すると心にきめてシュート!イン!さっそく受付の嬢を確認する。
・・・・・・黒髪セミロングの・・・市原○子。・・・さすがだ。評判通りである。まさか、ここにきて、市○悦子とは・・・。「家政婦は見た」どころではない。ここからガチで、「家政婦とシタ」になるわけだ。オラワクワクしてきたぞ。
「いらっしゃいませー。指名とかありますか?」
「あ、んじゃお姐さんで。」
「あ、私でいいんですか。それじゃ○○円です。」
「それじゃ準備してきますね。」
話はあっさりときまった。これで○原悦子に私のコルトパイソン(ショートバレル)をうちこむことになったわけだ。もっとも不発ということになるかもしれないが。
そしてご案内。全裸になった嬢を確認する。・・・なかなかキツイところではある。背中の老人性斑点などその手のひとにはたまらないチャームポイントだろう。
1つ、気がついた。女は、もしかしたら人間は、歳をとると黒いところがふえる。影がふえるとでもいうべきか。たとえば歯茎の隙間、体の皺、そういうものが年齢というべきなのかもしれない。影ということばを使うには滑稽にすぎるかもしれないが。
そしてサービスが始まる。入浴、マットプレイもそつがない。年の甲というべきか。一通りおこなったあと、ベッドにいくことに。どんな相手でも、刺激されればそれなりに勃ってしまう自分自身がなさけない。
ベッドから横目でみて気づいてしまった。嬢があそこに何かを塗りつけるのを。・・・ローションですね、わかります。仕込みがばれてはおしまいだろう。
そしていざ挿入。これでもかと使い込みまくられて黒ずみまくったところに入れる。腰をふりながらふと気づく。ぜんぜん大丈夫だ。通常なら3こすり半の早撃ちみるくさんとよばれる俺が、だ。最初は、婆が相手だから緊張してないのか、おれもこれで早漏脱出かと悦に入っていたが、ちがう。・・・とにかく緩いのだ。
膣圧がひくいうえにローションをいれているからなのだろう。抵抗がまるでないのだ。脳裏に曲がりきれないコーナーが浮かぶ。いままでどんなのをあいてにしても確実に射ってきた俺だが、初の事故となってしまうのか。駄目だ。それだけは絶対に許せん。
プライドのかかった俺は様々な体位を試し、中途、中折れの危機にみまわれながらもなんとかフィニッシュに成功した。
「・・・どう、ちゃんといけた?」
・・・えーえー。なんとかいけましたよ。
そんなわけでピロートーク
「おにいちゃん、あんまりセックスしたことないでしょ。」
まったくですな。素人童貞ですからな。
「あのな、AVとかヘルスとかでテコキばっかやってると、女の人のなかで意見くなる人がおおいんだってな。」
・・・おれはいつも早漏なんだよ。あんた以外だと。
「兄ちゃんも気をつけんと。」
お前の!!マンコが!!緩いんじゃああああ!!ババアァぁぁ!!
そしてそのあと俺はソープ嬢から普通の女の子とのデートの仕方をたっぷりとご教示いただくことになった。兄ちゃんはセックスが不慣れだから彼女つくってたくさんしなさいというすばらしいまでの余計なおせっかいである。・・・どう考えても30年前のマニュアルでいまでも通用するとはとても思えないところに悲哀を感じる。
そしていろいろ理不尽なものをかかえつつその店を後にした。あの嬢は自分の緩さを自覚することなく、自分のなかでイカない男に会うたびに、オナニーやテコキの弊害をしたり顔で説教するのだろうか・・・・。おそらく、そうなのだろう。現実をしることがしあわせにつながるとは限らないのだ。
後日、ネットでチェックするとやはり、その店には緩い嬢がいるらしく、話題になっていた。
「あの嬢・・・やっぱ緩いよな。」
「そう、緩いんだよ、おれもいけなくて最後はテコキで・・・。」
おそらく義兄弟たちだろう。ネットに浮かぶ義兄弟たちのこえに
「そうだよ、ほんと緩いんだよ」
と思わずつぶやく夜だった。
後輩の某魔男(仮名)クンと秋葉原でエロゲ売場をあさったみるくさん。おなかがすいたということで、お茶の水まで足を延ばしそのものずばりのキッチンカロリーで優雅なディナーとしゃれこんだわけです。
・・・んー・・・でも、カロリー、量的にはそんなにたいしたことはなかったなあ。やっぱ。まあ、あそこの白身魚フライ好きだからいいんだけど。
そして、後輩が最近出したという本を頂いてちぇきら。頑張ってるなあとおもいながら、クソえらそうにアドバイスなんぞ垂れ流したり。
「んー・・・50Pってのは確かにすごいけどなあ・・・なんか薄いのよね、読み味が。もうちっとコンパクトにしたうえで、もうちょっと内容濃くしないとオリジナルは厳しいんじゃないかな?」
本人は敵前逃亡引退かましたくせに、まあ、よくもお口が回るもんです。カロリーの揚げ物の油のおかげでお口のすべりがよくなっちゃってるようですね。
「そんで、魔男クン、このあとどうしようか?」
「んー・・・暇ですよ?一応。」
「んじゃ、一緒にそおぷらんどにいきませう。」
「いやです。」
久しぶりにあった後輩をいきなりソープに同道させようというこのダメ人間っぷり。これが信頼のみるくさんクオリティ。
「いやいや、君、今回、TS(トランスセクシャル)もの描いたとそこらじゅうに得意がって書いてるが、君、女とやったことないだろ?」
「素人童貞のみるくさんにいわれたくありません。」
なんとしても後輩をソープに連れてきたくて仕方がないみるくさん。口説きに熱が入ります。
「魔男、お前はTSという言葉に酔っているだけだ。ろくに女の裸も見たことないくせにトランス脂肪酸だかトランスセクシャルだか阿呆のように連呼しおって。ソープへ行け。女体というものを知れ」
もはやくどき方も変な感じに熱をおびてきます。まるで北方謙三の人生相談のようです。もはやそこにいたのはみるくさんではありません。乳方謙三です。乳方先生です。ハードボイルドに後輩をさそいます。
「ソープがだめならストリップという手もある。あれなら見るだけで問題ない。脱がせがメインのお前がいってないというのはおかしいくらいだ。まあ、今回はトランスセクシャルだから、新宿のTSミュージックなんかどうだ?」
「だからそういうのは僕はいいですってば!」
そんなこんなで押し問答したあげく、結局後輩を風俗につれていくのには失敗してしまった乳方先生。後輩とわかれ一人お店にむかいます。
「いーもんっ!グレミーにあそんでもらうもんっ!」
意味のわからんことをほざきながら一人あるく乳方先生。
秋、後輩にいっしょにいくのを断られむかうソープランド。
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