すずキみるくのGooden 妄言
旧牛乳式形而上精神論理構造研究所日報

2007年10月31日(水) ぶらっくべると

最近、偶然見た映画がコレ。えー・・・非常に濃い映画です。のっけから半裸の野郎どもが、やたらゆっくりと呼吸しながら拳をつきだしてます。とにかく空手の空手による空手のための映画。他のことは恐ろしくいい加減なんですが、空手だけはやたらこだわっているという、非常に鬱陶しい内容となっております。ちなみに悪役で旧日本軍がでてくるんですが、衣装協力は中田商店です。・・・おいおい。

空手をすこしでもかじった人間は十分たのしめるんじゃないでしょうか?つーか空手バカの妄想をそのまんま映画化したらこうなるという手本ですな。ある意味手のつけようがございません。

個人的に萌えたシーンは中盤。昭和前半ぐらいなのにどうみてもジャパンアクションクラブな動きをするチンピラと主人公のヒゲの方が戦うシーンがあったんですが・・・。最後、ヒゲのほうがチンピラに出した技が・・・って・・・それは・・・「山突き」じゃないですか!山突き!!あのバッサイの中にでてくるなんなのか分かんない技!!組手で使うだけで爆笑をもらえるあるいみ必殺技!!・・・ええ、満足です。山突きを実際に使ってる画像がみれただけで十分満足です。しっかり空手やってる人ならそれ以外のところでもそれぞれそういう楽しみ方ができる場所があるんじゃないかと。ええ。

まあ、あれです。構造的にはアダルトビデオとまったくおんなじです。アダルトビデオはエロをみせるためにおざなりのストーリーとかつけてますが、そのエロシーンが全部空手の型とか鍛練とか試合にかわって非常にうっとおしいものにかわったとおもっていただければ。つーかどう考えても「型」のシーンだけでも30分弱あります。ふつーにありえません。おなかいっぱいになります。

あまりにも一点にこだわってやってるので空手好きにはもちろん、普通の人たちにもお勧め。ある意味非常にわかりやすいし伝わり方もストレート。個人的には「クローズドノート」を見たあとのカップルに梯子してみていただきたい作品ですな。いやいやマジで。



2007年10月27日(土) てなわけで

バーさんはつつがなく死にました。

そんなわけで今年は年賀のあいさつをしたりされたりすることはないとおもいますのでそこらへんよろしく。

野坂昭如の「エロ事師たち」を読了。
正直圧倒された。

とりあえず今日はこんなところで。



2007年10月26日(金) 祖母が死ぬ

祖母が死ぬ。

いま、危篤状態で、今日明日には死ぬみたい。

祖母が死ぬ。

・・・面倒くさい。

祖母が死ぬ。

つーか、葬式は週末は友引で無理か。
へたすりゃ一週間床の間に死体か・・・。

祖母が死ぬ。

しっかし、面倒なときに死ぬのな。

祖母が死ぬ。

この原稿の忙しいときに・・・ったく。
通夜とか葬式の時間考えると・・・あー・・・
今回ティア無理かも・・・

祖母が死ぬ。

やべー・・・全然ペン入れに集中できねえ・・・。

祖母が死ぬ。

まあ、しかし死ぬのはあくまで本人の問題だしな。
関係ないっちゃ関係ないんだが。

祖母が死ぬ。

かといって看護師もひでーな。
「血圧もとれなくなりましたから、あとは見守るだけです。」
ってさも料理番組みたいな口調で言いやがって
「あとはレンジで5分煮込むだけです。」
みたいな口調だったぞあれは
なれちゃってんだろーなー。

祖母が死ぬ。

別に悔いはない。死ぬってことはわかっていたから見舞いにもできる限り行ったし、それなりにやることはたぶん、できたとは思う。

祖母が死ぬ。

やっぱ、イヤだ。

祖母が死ぬ。

今回のティア原稿おとしても、文句いわれねーよなー。
無敵のいいわけだよなー。

祖母が死ぬ。

つーか親類とかうざいな。勝手にばーさんの人生脚色しやがって
ただ、ばーさんが死んでいくだけだ。
ばーさんの人生の意味なんて、そんなもんありゃしねえって。
妄想だよ、妄想。

祖母が死ぬ。

死はどこまでいってもたんなる死でしかない。
意味なんてもんは周りのもんが考えてもてあそんでるもんだ。

祖母が死ぬ。

イヤだ。

祖母が死ぬ。

・・・火葬場で骨拾わんといかんのかなー・・・。
イヤだな。

祖母が死ぬ。

明日から一週間ぐらい旅にでようかな。
帰ってきたら全部終わって墓に入っていてくれると
ちょうどいいんだけど。

祖母が死ぬ。

・・・正直、正気でいれる気がしない。
祖母の死という概念はうけいれられても。
祖母の死体という実体はうけいれられない。

祖母が死ぬ。

要するに俺はバーさんの死体をこわがってるのな。

祖母が死ぬ。

すぐ先にあるはずのばーさんの死体をおいた葬式というのが
どうしてもイメージできない。

祖母が死ぬ。

バーさんの骨をひろうところにいたっては、
確実に発狂しそうだ。

祖母が死ぬ。

つーか、火葬っておかしいって。
いや火葬自体はおかしくないけど死人の骨をひろうって
肉親の骨をひろうって・・・グロイって、怖いって、
狂気の沙汰だよ、よく考えると。
風習ってたまにとことんおかしいよな。

祖母が死ぬ。

とりあえず冷静でいようと思う。

祖母が死ぬ。

とりあえず正気でいようと思う。

祖母が死ぬ。

とりあえず落ち着いていようと思う。

祖母が死ぬ。

つーか、ドラマとかで人が死ぬときに、周りの人間が
回想シーンとかやるけどウソだな、ありゃ。

祖母が死ぬ。

・・・イヤだ。

祖母が死ぬ。

単純にイヤだ。

祖母が死ぬ。

結局、余計なことを抜いて考えると、
俺は単純にバーさんが死ぬのがイヤだということしかなくて
ただそれだけしかないんだけど、
死ぬことは確定しているのだから、
なるべく冷静にうけとめなきゃいけないんだけど、
それを正気でやりきる自信は全くないんだ。

祖母が死ぬ。

・・・いろいろ面倒くさい。

祖母が死ぬ。

イヤだ。



2007年10月09日(火) 非常におくればせながら(途中)

EVAの新劇場版を観に行った。

正直言って、観に行くつもりはなかった。「もうエヴァはいいや。」と思っていた。EVA本編に関しては10年前にこれでもかというぐらいにしゃぶりつくしたし、そのあとにでた関連商品も一通り(パチンコ以外)手をだしして、すでにエヴァに関しては多くの作品のなかのひとつに埋もれていることを肌で感じていた。おまけにスパロボをやればかなりしっかりフォローされるのでずっとEVAを再生されているような気分にもなっていた。そこでさらにZガンダムのリメイク映画をみてもいまいち乗れなかった自分を考えたらまあ今回は見送ってもという気分になった。

そんな心境を変えたのは某ブログだった。まあ、ぶっちゃけこちら様

ttp://www.mohorovicic.com/blog/mt-tb.cgi/462

のこの一文

ただし――誤解を恐れずに言いますがこれは『リアルタイムで毎週追いかけてた人のための映画』です。それ以外の人にこの映画の作りを批判する権利はないと思うし、もっと言うなら『知らないけど話のタネに見てみた』とかいう人とは一切なにも語る気がしないっていうかオレの前では黙ってろ。

そういうことなら、という気分になった。まあ、おいらは地方人なんで完全なリアルタイム追いかけができていたとはいえないまでもレンタルビデオがならぶのを心待ちにしてたり、二次媒体の情報で想像をアホみたいにふくらましてた一味のおひとり。THE ENDみて世界が変わったような気がしたけど結局なにも変わらなかったというしょっぱいしょっぱい経験をした人種。公開から一カ月たって放映終了する映画館も多い中、村上龍の文庫を読みながら劇場に向かったというわけ。

スローガンは

同窓会気分でGO!

ってなところか。まあ、同窓会といっても集まるのはせいぜいアニメキャラクター達と過去のオレぐらいなあるいみ非常にアレげな同窓会なわけだが。

というわけで、観たわけだが、いきなりとことん懐かしさを感じてしまった。やばい、ひさしぶりに普通のEVAだ。マジンガーもゲッターロボも出てこない。



2007年10月08日(月) (イタい)思い出がいっぱい

なにもいわずにこれを見てくれ。



よりにもよって「DoCo」だとッッ!!よりにもよって「DoCo」だとっ!

・・・すいませんすいません・・・中学のときCD買いました。そして十数年保持し続けております。なぜWikiの説明が英文なのかはよくわかりませんが単純にネットが普及した時点でDoCoに興味をおぼえている日本人オタクはほとんどいなかったってだけですかね、やっぱり。・・・ああ・・・DoCoと聞いただけで過去の傷が疼くわ・・・!中学時代のいろいろなアレげな思い出がっ!!

まあ、しかしDoCoですが、すごいですよね。「らんま」の仕事で共演した女性声優のユニットなんですが、メンバーが

早乙女らんま 林原めぐみ
天道あかね 日高のり子
天道なびき 高山みなみ
天道かすみ 井上喜久子
シャンプー  佐久間レイ

その後10年声優業界を牛耳るといってもいいお歴々がずらりと顔をそろえているのは、今おもうと奇跡としか思えません。そして、この配役をなにも見ないですらすらと書けてしまった自分にも嫌気を感じてしまいますなまったく。そんでもって今聞いてもだれがだれの声かわかってしまう自分・・・イヤー・・・!!

しっかし「らんま」ってあるいみ声優的にも先物買いかつ当時のオールスターみたいなところがあったのかもしれないっすな。響良牙は、山寺宏一だったし、久能先輩にいたっては鈴置さんだし・・・。右京も鶴ひろみだったよなあ、そういやあ。

しかしそんな過去の傷を平気でよみがえらせるニコニコのアイマスMADも相当恐ろしいもんだと思います。

つーかこんなのもあったし・・・



らんまの「歌暦」って・・・平成三年版って・・・

ごめんなさいっ!! 初めて買ったCDが「歌暦」でしたっ!!
コレ以上ってないぐらいのキャラソンCDでしたっ!!

うわーーーー!!イタイよう・・・古傷がイタイよう・・・。

そしてもれなくついてくるおっさんホイホイのタグ・・・。

・・・イヤーーーーーーーーッ!!!



2007年10月07日(日) ポトフ

急に食べたい衝動におそわれたので、ポトフを作った。

スーパーに行ってキャベツと玉ねぎとニンジンとジャガイモと鶏肉と牛肉(安いやつ)を買った。

鍋に水をいれて鶏肉と牛肉と、あと冷蔵庫に大量に残っていた賞味期限切れの豚肉をぶち込んだ。

しばらく煮ていると大量のアクがでてきたのでそれを片っ端から取り除いた。

それからあと、鍋にキャベツをまるまる一玉、玉ねぎを丸ごと3玉、ニンジンは刻んだのを4本、ジャガイモは4個分なべからあふれそうなのを、おしこめるようにして煮込んでいった。

途中でコンソメスープを大量に投入し、さらに煮込む。

一晩おいて翌朝、大量のポトフが出来上がった。鍋いっぱいの、あきらかに一週間はかかりそうな量だ。

まるまるの形だったキャベツや玉ねぎも形がくずれ、ぐずぐずになっている。肉の断片と野菜の繊維がまじりあっている。見ようによってはうまそうにみえないことも、ない。

たべてみると、それが不思議な味なのだ。まずくはない。まずくはないのだが、決してうまくもない。非常に中庸な味なのだ。たべてみるとちょっと塩味の強いコンソメ味なのだが、すぐにその味を忘れてしまう。普通の食べ物なら脳に味が記憶されるはずなのにその味すら記憶されない。

とはいえ、作った以上は食べる義務があるので、そのポトフを食べ続けている。食べれば食べるほど、そのポトフの味がわかんなくなる。無味無臭というわけでは決してなく、味もしっかりついているのだが、その味がまったく記憶にのこらない。おまけにその味もあいまいなため、うまいともまずいともわからない。そんなわけのわからん食品を腹に流し込み続けているため。自分自身もわけのわからん人間になってくるようにおもえてくる。

ひとつだけわかってるのは、やたら栄養価は高いということだけである。すくなくともこれを食っているかぎり栄養失調で死ぬことはないだろう。

そんなわけで、いまわけのわからんポトフを食べ続けている。やっと鍋半分まで減ってきた。はっきりいって苦行である。もしもこれがもう少し美味ければ、苦行どころか快楽になっただろうし。もしこれがもっと不味ければ、なんとかいいわけをつけて捨てることができただろう。しかし、その中間地点にみごとに着地しやがったので食い続けなければいけない。

黒コショウで味を無理やりつけながら、私は腹にポトフを流し込んでいる。
鍋の中身はまだなかなかへらない。



2007年10月06日(土) いつもの話

いや、例の、高達さんとこのダブルオー見たんですけど・・・。

OPアニメと序盤の展開がまんまウイングのパクリじゃねーか!

・・・とはいっても、そのウイングの初回を見たときの感想が、

「OZってティターンズのパクリやんか!なんなんだあのシャアもどきはっ!!」

とかいうもんでしたんで・・・。

・・・まあ、あれです、歴史はくりかえすんですね。



2007年10月02日(火) ふらふらと

ニコ動あたりをさまよってたら見つけたコレ



そんでもって見つけたこのサイト

・・・いいのか? 大丈夫か?いろんな意味で。
・・・いや、たぶんおいらがオールドタイプってことか。
たぶんそうですね。

まあ、天皇一家が静養にいくたびに日の丸もっておしかけるおばちゃん連中や天皇誕生日になると細長い旗をもって皇居におしかける方たちに比べれば最低限の客観視はできてるから問題はないとおもいますが。ええ。

しっかし、あれですな、萌えってやっぱり消耗品ですな。普段は2次元で永久機関的に消費されてますが、たまに萌え変換されちまうからタチが悪いというかなんというか。その癖、最初からそういう風に用意された既存のアイドルにはそういうことをほとんどしないというところがまたひねくれているというかなんというか。

とにもかくにも宮内庁の仕事にネットの監視が含まないといけませんな。
ご本人の目に入ったらさすがにこれはヤバいんでないかと。
それさえなければおもしろいからいくらやってもオッケーな気もしますが。



2007年10月01日(月) みるくは大変なことをしてしまいました。

29日の日記の件で抗議の声をいただいたため、
ごめんなさい画像はすべて削除いたしました。

ご迷惑をかけた皆様 大変申し訳ありませんでした。


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みるく

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