taidanarunichijyou
見てみますか?

2009年11月29日(日) 喪失感

15歳の頃知り合い
人生の半分以上を
友達として過ごしてきた彼女が
昨日の朝、一覧からいなくなってました。

一緒に何度もライブ行ったり買い物行ったり
ゴハン食べにいったり、おっかけ旅行にいったり
厄払いに行ったり。
二人ともぜんぜん違う場所で買い物したのに
同じブランドの色違いの服を買っていたり。

私が地元に居て
彼女が大学で遠く離れてる頃は
ずっと文通をしていた、
そんな彼女と疎遠になったのは
ここ2年ぐらいのことで。

好きなものが似ていたけど
だんだん生活も変わり、
私の夢中になるものも変わり、
彼女の夢中になるものに
私は夢中にはなれなくて。

一番最近メールしたのは
2ヶ月ぐらい前。

ある人のプロフの中で
すごく好きな言葉があって
美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。

私は彼女のいいとこも悪いとこも含めて
家族よりも濃密な時間を共有したけど
あっちが私をどう思ってるか、
誕生日前に身辺整理したくって
今の状況になったのか
ってのは彼女にしかわからない。
とにかく彼女からは
私は必要ない存在になった、それだけ。

彼女は友達を作って広めていく性格ではないので
長年の付き合いだから
私を切った気持ちも
なんとなくは、わかる。

関係を修復しようとは、今は思わないし
出来るとも思えない。
それはこれからもどうなるかわからない。

人間は、同じ魂のレベルの人としか
つき合ってはいけない。

どちらかが高すぎても低すぎても
一緒にいたら違和感を感じる。
私が撮影現場でプロフェッショナル達と仕事して
違和感を感じたのもそれ。
私はまだまだ低いから感じた違和感。

お互い、どちらかが先に逝ったら
骨を拾う約束をしていたけれど
今はこの状態が哀しいけど、現実。



2009年11月02日(月) 逢いに行く?

私が一方的に
7歳年上の彼を知ったのは
私が17歳の夏も終わる頃。

私が彼に声をかけられたのは
19歳になったばかりの
怖いもの知らずだった頃。

私が切り捨てられた(と思い込んだ)
のは21歳の夏。

私が同じ東京にいるなら
偶然逢えるかもしれないと思って
上京したのは
私の21歳の冬が始まる頃。

本当にこの広い東京で
大きくて有名な商店街の向こう側から
彼が歩いてきて
私はドキドキしながら
声をかけて
連絡先を交換したのは
赤坂の店から帰りの、22歳の冬。

新しく好きな人が出来たのは
六本木に勤めて慣れてきた23歳の秋。

彼が失踪したのは
私が23歳の冬。

以来音信不通。

SNSを始めてすぐ、足跡とやら。
2番目に踏んだ人が
失踪した彼だった。

切っても切っても切れない縁が
世の中にはあるんだなと思った。

再会を果たしたのは
私が29歳の冬。

そしてまた、
連絡を取るようになり

ふと、
自分の中で

この先の未来に、
彼に逢ってお話をする事はないだろうから
最後に逢いに行こう
11/12名古屋まで。
なぜかそう思った。

逢うときは
いいホテルのいい部屋だったけど
もう名古屋には何年も行ってない。

いいホテルも老朽化してるだろう。

私たちはお互い歳を取った。
強い感情ももう無い。

音楽の世界で成功したけど
心がもろい人だというのは
自分が同じ病を持って、
自分が同じプロデューサーに
指示されるようになって
しみじみわかった。

あとは、一行のメールを送ればいいだけ。

「12日、いくよ。」


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すみれ