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■ とりあえず元気。
いろんなことがあった。私はあとどれだけ生きるだろう。
どうしても、と思う。
どうでもいい、と思う。
それで？って思う。
君が思い出になる前に、もう一度笑って見せて、というスピッツの歌をきいた。
あんな人も、こんな人も笑顔でさえいれば、きっと別れてからもいい顔を思い出せる。
私も、できるだけ笑顔を残そう。
楽しそうにしていよう。
今の、Hさんとはそりが合わないけど、きっと彼女はあの年で一人暮らしだから
家に帰っても愚痴もいえないし、慰めてくれる人もいないし、
誰かを守ったり、誰かに守られたり、っていうのが足りてないんだ。
愛情深い人なのに、寂しい思いをしているからだろう・・・
とりあえず、元気だ。
使命を通して、すばらしい人たちにあえた。
言葉を交わせた。
笑いあえた、笑顔を覚えている。
そんな毎日を。
晩ご飯もろくすっぽ作らないくせに、家族のぬくもりがほしい。
ゴミではないけどいらないもので部屋が埋まっていってる。
それを何とかして、捨ててしまうことも考えている。
そうして、明るい部屋を取り戻したい。
新しいことを実現する私になりたい。
自分自身に、花束を。
今まで、自分を否定して痛めてつけていたけど、
私なりにやりたいことも、やれることもあって、私だったらこうしたのに、と思ってた。
そのようにやってみればいい、そうみんな思ってくれているのに、逃げてた。
編集の仕事もやってみたかったし、陶芸のことも振り返ってみたかった。
みんなで話し合って、夢見てみたかった。
あこがれてたたこ焼き講習会にも参加した。
美術のことももっと知ってみたい。
お知らせを発行する立場に、またなってみたい。
脱原発にも、銭湯文化にも、取り組みたい。
やりたいこと、いっぱいあるんだよ。
みんなが好きだ。大好きだ。
みんなはそうでもないだろうけど、それでも、かまわない。
誰かのためになればいいと思って、できるだけのことをするよ。
私がいなくなってから、私のことなんか忘れてくれてかまわない。
これまでにもきっといた。
誰かのためにできることするって、そんな人の系譜に名を連ねたい。
これからもきっといる。
知り合うこともないだろうけど、普通の無名の人が、そうやって世の中を支えてる。
私は、求心力の一番薄い外縁にいて、でも心から思っている。
みんなと一緒にいたいって。
2011年10月01日(土)
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