「昼顔」を見ていて思った。 不倫って、物凄く面倒臭いんじゃ……? 配偶者や周囲に隠し通さなきゃならないし、アリバイを作らないといけないし、矛盾が生じないように繕わなきゃならないし。 何かもう、考えただけで面倒臭い。 だったら最初から不倫しなくていいよね、という結論に達した、我々夫婦であった。
最近は、生きているのも面倒。 しかし死ぬのも面倒という、何かのCMみたいになっている。 どれだけ物臭なんだよ。
今更だが、先日終了した連続ドラマ「昼顔」を視聴。 盛り上がっていたようだが、最後の3話位のそれぞれ途中からしか見なかったために話の流れがよくわからなかったので、オンデマンドで最初から観てみた。 不倫にのめり込む主婦達の話なのだが、一寸の虫にも五分の魂、なるほどこういう理由なら情状酌量の余地はあるわなと思った。 しかしやり方がなあ。 本気になるなら、ちゃんと手順を踏まないと自分が不利になるだけなので、用意周到にやらないと駄目だろう。と考えてしまった。 私は今のところ、この生活を捨てるつもりは無いけれど。
ところで、主人公の相手役の俳優が人気沸騰中らしいが、残念ながら私の好みではなかった。 世の奥様方は、若くてちょいイケメンなら何でも良いのだろうか。 私の閾値が高いだけなのだろうか。 (そういや昔、シオンさんは閾値が高いねえと言われた事を思い出した。生き血?とキョトンとしてしまった無知な私)
今でもそうだが、空気を読まず他人に構わない子供だった私は、小学校の頃に一寸したいじめを受けた事がある。 とは言え、今にして思えば自分に原因があった訳だし、自殺に繋がるような深刻なものではなかった。 そして相手に対する怒りよりも、あの時正しく対処出来なかった自分に腹が立つ。
時は流れ、私をいじめた主犯格の同級生は母親になった。 夏に幼馴染に会った際に聞いたのだが、当時の私達と同じ年齢になった彼女の娘は、学校で同じような目に遭っていると言う。 いじめというか、一寸した仲間外れや揶揄で、まさに私が受けたのと同じ仕打ちであった。 どうやら自分がやった事はすっかり忘れて、娘へのいじめに腹を立てているらしい。 因果応報すげえ、と思った。 そして、いじめられた方はいつまでも覚えているが、いじめたほうは忘れると言うのも本当なのだなと思った。
神様は、知っていなさる見ていなさる。
ネットで他人様のツイッターを覗き見するのが趣味なのだが、失礼なツイートを見掛ける事がある。 わざとなのか無意識なのかは知らないが、えっそれって相手に失礼じゃないの?と第三者である私が思ってしまうレベル。勿論前後のツイートを読んだ上での事である。 ネットの世界では言葉が全てで、実際の会話のような身振りや口振りが伴わないので、誤解が生まれ易い。 それを踏まえた上で、言葉を発する際には気を付けなきゃなあと思った事であった。
リアルでも失礼な人というのは存在する。 意図的に失礼な事を言う場合には攻撃の意思がある訳だが、無意識レベルで失礼なのと、どちらがより悪質なのだろう。 主人は、悪気の無い方が悪質だと言う。指摘された時に、理由がわからずに逆切れするからだそうだ。 自他共に無神経な私は、やはりツイッターなんてやるもんじゃないと思った。 アンタは絶対炎上するからやっちゃ駄目だよ!と幼馴染にも言われたしな。うむ。
実家で一寸したトラブルがあった。 と言っても大した事ではないのだが、大した事になるといけないので、私が火消し役に。 本当なら安請け合いをした母が対処すべきなのだが、外面がいいだけに悪者になりたくない且つ出来れば良い評判を得たいという思いが強過ぎて、どうせ何もしないで相手方に無駄な期待をさせて後でがっかりさせるパターンだと思ったので、さっさと断れ!と言っておいた。 それでも母はデモデモダッテと尚も言うので、自分が直接何か出来る訳でもないのにそれを他人に頼んでおくわ〜なんて軽々しく言うもんじゃないよ!と叱り付けた。 妹は、こんな母の事を人が好いと言うが、それ違うから。他人の迷惑を考えないただの馬鹿だから。 苛々する私に母は、 「でもね、こういう事から人の輪が広がって行くのよ、お友達の少ない貴女にはわからないだろうけれど〜」 などと抜かすので、 「今その話は関係ないから。それにお友達と言いつつ、お友達に迷惑かけようとしているのは誰? そもそもその人にとってお母さんはお友達じゃなく、大事なお得意様でしょ。商売人が、お得意様の頼み事を無碍に断れると思う? お友達だと言うのなら、まず相手の立場まで考えなさいよ」 と畳み掛けると、母はしょぼーんとしていた。
何が、友達百人出来るかなだよ。 あの糞歌に洗脳されたお蔭で、友達が少ないのは悪い事なんだと思い込んでいる子供も多いのではないだろうか。 確かに私は友達が少ないが、別に困っていないし、呪いが解けた今ではとっても楽。 母は友達多いのが自慢らしいが、それってただの知り合いだから。 友達ってのはそんな軽いもんじゃないんだよ。
それにしても、ここまで言えるようになったのは、主人のお蔭だ。 何しろ弁の立つ人なので、私は毎日鍛えられている。
2014年10月05日(日) |
ブルーマウンテンに感謝 |
主人の仕事着が再びテカテカになって来たので、紳士服チェーンに行って来た。 いい歳の大人になったら吊るしなどではなく、せめてセミオーダーで誂えるのが紳士の嗜みなどと持論を垂れる人もいるが、そんなの職種によるわアホ。 うちの主人はなあ、現場で粉塗れになって服を汚す毎日なんだよ!
こないだ新調したばかりなのにと思っていたが、既に2年半も経過していたのか。 月日の過ぎるのがどんどん早くなっちゃって、自分がババアになった事を思い知らされる。 1着でいいよと主人は言うが、2着買って代わり番こに着た方が長持ちするらしいのと、2着目はお安くなりますよという店員さんにまんまと乗せられて、2着購入。 そして会計の直前になって、ウルトラマンシリーズのネクタイを見付けた私が主人を唆してしまったため、調子に乗ってネクタイも購入。 そしてお会計で吐血(グハァ 今度こそ本当に、まだ貰っていないボーナスが無くなってしまった……いいのよ、私のコートは孔が空くまで着るわ……。
結構な出費になったと思ったけれど、紳士服のパーツの多さと工程の複雑さを考えれば、安過ぎるぐらいなのだ。 これ、自分で縫おうと思ったら大変だよ。それなりの生地を選んで生地に合う芯地を貼ってフラップを付けてポケットを開けて裏地を付けて更に裏にも3つも4つもポッケがうわあああああああああ 考えただけで気が遠くなる。ズボンだって婦人用のそれとは違って複雑だ。無理。 日本人の快適な暮らしは、外国の安い労働力のお陰で成り立っているのだなあと、つくづく感じた。 でもその労働力が日本国内に流入するのは勘弁。それは全く別の話である。
2014年10月04日(土) |
ナルシスに拍車がかかる |
中途半端な長さの髪が鬱陶しくなって来たので、出掛けた先で衝動的に美容院に飛び込んで、髪を切って貰った。 久し振りのショート! さっぱりした! 主人には告げずに切ったので、再会した時には大層驚いていた。 「そんなに短くしたのって、結婚して以来初めてだよね?」と。 しかし同時に、 「いいね、その髪型」 とも。 長いのと短いの、どっちがいい?と訊くと、 「どっちも」 どっちもシオンに変わりは無いから、だそうで。何だそりゃ。
子供の頃は無理矢理ショートにさせられていて、それが嫌で嫌でたまらなかったのだが、確かに短い方が似合うな……。 確実に、男前度は上がった。そりゃ女湯から追い出されますわ。 髪型には満足しているけれど、これで実家に行くと、やっぱり貴女は短い方が似合うのよと母親にしたり顔で言われるんだろうな。 そう思ったら無性に腹が立つ。
主人の服はLLサイズ。 数年前に試着せずに買ったシャツは、LLという表示にも拘らず小さかったので、私が自分の服にリメイクした。 それからというもの、買う前には必ず試着しなさい!と厳命しているのだが、それでも駄目な場合がある。 下着は試着出来ないので表示を信じて買うのだが、一寸きついと言って、この夏にはアンダーシャツをお下がりに貰った。 そして今度は、1回しか来ていないカジュアルシャツを。 「買って貰ったばっかりだけれど、洗濯したら小さくなっちゃった(´・ω・`) シオンにあげる」 国産で高かったのに……、縮みだけに縮むとは聞いていたが、まさかこんなに縮むとは。主人には完全につんつるてんである。 「こりゃ、痩せても無理そうね」 私が袖を通してみると、幾ら縮んだといえ、流石に男性物は大きい。袖が余る。 なのに主人ときたら、 「似合うじゃない。シオンはそういうのも着こなせるんだねえ」 などと言う。 おべんちゃら言ったって無駄よ!もう貴方に服は買ってあげないから!と思いながら鏡を見ると、
やだ……イケメンがいる///
確かに似合っていた。 そういえば以前、街中のショウ・ウィンドウに映ったすらりとした男性を見かけて二度見すると、それは自分だったという事が何回かあったなあ……と懐かしく思い出した。
「あまちゃん」終了から丸1年、やっと視聴に耐え得る朝ドラが戻って来たような気がする。 1年前に始まった「ごちそうさん」も続いての「花子とアン」も、1週間足らずで見切りを付けた私は、正しかったと思う。 どちらのドラマも、私の周囲では頗る不評であった。文句を言いつつ見続ける人々の心理も謎だが、ともあれ私は時間を無駄にせずに済んだ。 自分の勘働きに乾杯。
さて、新しい朝ドラ「マッサン」。 開始間も無いのでまだ何とも判断し難いが、ピン子が不快なので見ないと言っている人々は、一寸損をしているような。 兎に角、ヒロインが可愛い。 見ているだけで、ほわーんと、ほのぼのした気分になってしまう。 彼女を見るだけでも、このドラマに価値はあると思う。 可愛いっていいね。
ところで、心配なのはピン子。 一寸見ない間に、変に浮腫んだような太り方をしていた。晩年の亀井静香のような。 あれ? 亀井静香ってまだ存命中だっけか。
2014年10月01日(水) |
自然界では運と自己責任が全て |
本日は予想通りの筋肉痛。 しかし昨日は帰宅して体重計に載ってみたら、体重は変わらなかったものの、体脂肪率が2ポイント減! 毎日歩けば健康体になれるんだろうなあ。続かないから無理なのだけれど。
御嶽山での捜索がまだ続いているが、3日経ったのだからもう打ち切って良いのではないだろうか。 何が何でも最後の一人まで探し出すのが日本の美徳とされているようだが、私には無駄としか思えない。 生存者の捜索は3日で打ち切り、1週間目までの4日間は死体の回収に切り替えたら良いのに。 死体の回収にしろ、健康な生者の命を危険に曝してまで行わなきゃならない事なのだろうか、甚だ疑問である。 そもそも、山での事故は自己責任。捜索だって自費だった筈だが、いつから自衛隊の仕事(つまりは血税からの出費)になってしまったのだろう。 こういう時こそ総理大臣がリーダーシップを発揮して、打ち切り命令を出せば良いと思う。
インドア派の私と違い、父は登山が好きで若い頃はあちこち登りに行っていたが、何度か危険な目に遭った事があるらしい。 落ちそうになった事は勿論、一緒に登っていた仲間が頭に落石の直撃を受けて死んだのを目撃したとか、色んな話がある。 それでも大きな怪我も無く、年取った今でも元気に働いて(しかもうちの主人よりも稼いで)いるというのは有難い事なのだなあと思うが、 嗚呼、それで父が運を使ってしまって私の所まで回って来ないのだなあ……と諦めモードになっていたら、 「それだけ運のいい人の子供なんだから、シオンだってそれを受け継いでいる筈だよ!」 と主人が励ましてくれた。 よし、諦めないぞ!(単純)
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