マヤの暦によると、今日が最後の日らしい。 しかし主人は忘年会。 離れ離れで最後の日を迎えるなんて嫌なので、交代要員として車に乗って行くよ!と提案したのに、あっさり断られた。 車の中で大人しく待ってるから!と申し出たが、凍死するよ、と言われた。
そんな日に、大きめの地震。 余りの寒さに日の入り前からお酒を飲んでいたので(毎日じゃないよ!)、うとうとしかけていたが、完全に目が覚めた。 揺れが収まったので、トイレに行って戻って来たら、携帯電話に着信があった。主人からであった。 「シオンが電話に出ないから、食器棚に潰されてるかと思った」 だそうで。一応心配してくれたらしい。 そこまでの揺れじゃなかったけどなあと思ったが、主人の職場はかなり揺れたらしい。 昨年の大地震と以降の度重なる余震で、地盤と建物にかなりガタが来ているのだろう。 震災後に点検に入った業者が、「だからこんな所に○階建てなんてやめとけって言ったのに……」とぼやいていたのを、主人は聞いている。 誰だよ責任者!
主人は無事に帰って来たし、この世も終わらなかったし、良かった良かった。
2012年12月17日(月) |
最近の、「これって違うんじゃないの?」 |
オーストラリアのDJ2人組がイギリス女王の振りして悪戯電話をかけた件。 自殺した看護婦に同情票が集まっているが、馬鹿じゃねえの? 電話をかけたDJが悪いのは当然だが、規定を無視して電話を取り次いだ看護婦だって、悪いに決まっている。 どうせ、女王陛下とお話しちゃった!みたいに浮かれて取り次いだんだろうよ。 相手が誰であれ、確認が取れないうちは取り次ぐべきじゃないのに。甘いんだよ。 しかも自殺て。凄い当て付けだなオイ。 1番気の毒なのはこの看護婦ではなく、おめでたい事なのにケチを付けられた、王子夫妻だろう。 看護婦は死ぬ前にそこまで考えろよと。あ、考えが及ばないから電話も取り次いじゃった訳か。どこまでも浅はかだな! 遺された子供達は、2番目位に気の毒だという事にしておいてもいいよ。ホント、こんなアサバカが母親だなんて可哀相。 と毒づいていたら、嗚呼シオンが帰って来たねえと主人に言われた。 先週前半は私が不在で、静かで平和だったらしいよ!
今回の選挙、投票率は戦後最低だったらしい。 自分1人が投票したぐらいで何も変わらないし〜というのはわかる。 自分1人で何かを決められるほどの権力が欲しいなら、それこそ被選挙民になればいいのだが、こう言う奴に限って、え〜そんなの無理〜とか言うのだ。じゃあどうしたいんだよ! 忙しかったとか起きられなかったとか言うなら、最初から不在者投票でもしとけばいいのに。 こういう他力本願で無責任な有権者には、有権者たる資格が無い。 2回連続で棄権したら投票権剥奪、ぐらいやってもいいと思う。権利の上に胡坐をかいたらいかんのだよ。 投票したい党や候補者が無いのなら、無効票を投じれば良いのだ。私もそうした。 主人は自民党に入れたらしい。曰く、国防を考えたら自民しかないと思ったのだそうで。 お前か! お前みたいなののせいで、自民が圧勝した訳か! あいつ等絶対勘違いしてるから。国防だけじゃなく、消費増税も原発推進も是認されたと思っちゃってるから。 賭けても良いよ。
チッ、自民が大勝かよ、小選挙区制なんて糞食らえだぜと不愉快であったが、そんな中でも朗報が。 田中真紀子(新潟5区)と加藤紘一(山形3区)完全落選! 選挙速報を見て、万歳三唱してしまった事であるよ。
2011年日本。 結論から言うと、観る価値無し。 アクションは派手で金掛かってそうだが、色々と不満の残る、寧ろ不満しか残らない映画であった。 飛葉ちゃん役が瑛太と聞いた時点でそんな予感はしていたのだが、見事的中。 違う。こんな冷めた奴、飛葉ちゃんじゃない。飛葉ちゃんはもっと熱血漢だ。 ユキとは全くの仲間で、恋愛感情なんて皆無で、そこが良かったのに。 他の仲間達との関係だって、もっと仲良しだった。あんなに荒んだ雰囲気じゃなかったのに。 それに、世界役の椎名桔平、あれは何なの。 世界と一緒に殉職したチャーシューがいないのは兎も角、グラサンもかけていない、髭も生やしていない世界なんて! 取り敢えず、漫画を実写化するのなら、「21世紀少年」や「アフロ田中」のように、漫画の登場人物に似た役者を探すところから始めろと。 (「21世紀少年」の主演俳優は原作と似ていなかったが、子役は主演俳優とよく似た子を当てていて感心した。) 「ワイルド7」なんて昔の漫画、どうせ最近の人は知らないだろうから、適当な役者を当てておけばいいや〜みたいな心構えが透けて見えて、大変不愉快である。 実にぷんすかな2時間であった。
新聞記者として要潤と共にユイカが登場していてたので、一緒に観ていた主人に、 「ほら、貴方のお気に入りが出ているわよ。假屋崎が」 と口に出して初めて、間違いに気が付いた。 「ホモにも華道にも興味無いんだけれど」 なんて、冷たく言い放たなくてもいいと思う。だって名前似てるよね? 間違えても仕方無いよね? 映画が終わってスタッフロールと共に映像が出るが、だらだらとお巫山けが過ぎていて、これまた戴けなかった。 それでも本仮屋ユイカだけは徹底的に可愛かったけれどね。
投票前日になって、やっと選挙公報に目を通す私。課題はぎりぎりにならないと手を付けない性質というのは、大人になっても直らないものだ。 候補者は取り敢えず現職で、政党は白票を投じようかなと思っていたら、 「あーこの人、以前仕事の関係で話をした事があるけれど、胡散臭かったよ」 と主人。 なんでも、人の話を聞く振りだけはしておいて、その実全く聞いていない人なんだそうで。今言ったじゃん!聞いてなかったんかい!みたいな。 言い換えればスルースキルが高いと言うか、如何にも政治屋と言えばそうなのだけれど。 その場にいた人達からは、後で、 「春さんの方が、よっぽど政治家みたいでしたよ。言ってる事が物凄くまとも」 と言われたらしい。 うんだからいっそ貴方が立候補しろって前から私が言ってるじゃないのよ!
これは候補者も白票かなあと思いながら、今度は比例代表の広報に目を通す。 ううむ、どこの党も微妙に違う。 私が求めるのは、 ・脱原発(電気より生命が大事) ・反TPP(今でさえNOと言えない日本は、どうせ食い物にされるだけ) ・消費増税取り消し 寧ろ廃止(景気対策) ・反道州制(それより廃県置藩で元に戻そうぜ) ・福祉の縮小 なのだが、特に最後の項目に関してはどこの政党も言及していない様子。 働かざるもの食うべからずだよ。矢鱈と手当て増やして援助するより、大黒柱の給料だけで標準的人数の家族を養えるようにする方が大事だと思う。 なので女性の社会進出を!とか言っている嘉田さんの所には入れない。子育てを外注して、親はどうやって子供の教育に責任を持つんだ? 因みに、私は憲法9条については固執しない。「武力なき正義は無力であり、正義なき武力は暴力である」。 これはパスカルの言葉だが、「クリミナル・マインド」第5シーズンで知って以来、私の心にずっと残っている。 同時にリンカーンの「厳正な正義より、実り豊かなものは慈悲の心である」という言葉もあったが、世の中には慈悲の心が通じない相手もいるのだ。 ところで意外だったのは、幸福の科学党が原発推進派だった事である。 事故があっても信仰で放射能を食い止められるとでも思ってんのかね、彼等は。
最後に最高裁判事国民審査の広報を見て、大笑いした。 山浦判事、自分の趣味まで書いてるよ……! しかもモーツァルトにさん付け!隣に座って話しかけてくれるって! 他の人は空きスペースがあっても趣味なんて書いていないのに、この人だけこんなプライベートな事まで書いていいの?
毎日しているだろう、そもそも必要無いだろうという突っ込みは無しで。 急遽決めた東京行きだったがトラブルも無く、ちゃんと帰って来る事が出来た。 私が上京した日の上越新幹線は、雪で止まったらしい。当日現地入りの日程だとこういう事もあり得るので怖いが、流石に4泊5日は良心的に無理なので、前日入りだと梯子は出来なかっただろう。 そう、今回は初の梯子をした。みなとみらいとタケミツメモリアル。 当初の予定ではみなとみらいだけだったので、主人には事後報告を兼ねて謝罪した。 ごめんなさい向こう1年間は贅沢をしませんと言ったら、シオンは3日で元に戻るって解ってるからと返された……流石よく御存知で。
今回の主な目的は、ツィマーマンのリサイタル。だって田舎まで来てくれないから! 初のオペラシティは、行こうか諦めようか直前まで迷ったのだ。だってみなとみらいはまさかのプログラム直前変更で、ブラームスとショパン両方を聴けてしまったのだから。 しかしそのせいでドビュッシーの前奏曲集とシノマフスキは聴けなかったし、肝心のブラームスでは睡魔に襲われたのだった。ちゃんと予習したのに。どうやら私は、音楽会では必ずどこかで眠くなるという星の下に生まれたらしい。 その日、日中付き合ってくれた友人は夕食前に帰ってしまったので、取り敢えずブラブラと新宿まで行ってみる事にした。 新宿まで来たのだから、今度はホールまで行ってみるかと。そうしたらやはり聴きたくなって、当日券を買ってしまったのだった。 どうせ聴くなら良い席にしなさい、と主人は言うが、流石にそんな贅沢は敵過ぎるので、1番安い席を購入した。それでも庶民には高いがな! 節約のために、夕食は開演前に建物内の丸亀で済ませた。400円なり。
数年振りのツィマーマン氏は、すっかり総白髪になっていた。 演奏はどっちも良かった。(幼稚園児並みの感想……) そして熱かった。あんなに派手な音を立ててペダル踏むような人だっけ? ショパンの終楽章は、同じ曲なのにペダルの使い方が違った気がした。オペラシティのは普通にペダルを効かせていたが、みなとみらいのはペダル控えめで、スタッカートが際立って聞こえた。聴き慣れなくて不思議な感じがするが、これはこれで面白いなあと。ペダルで誤魔化せない訳だから、本当に上手な人じゃないと出来ない。 みなとみらいでは楽譜は置いたままで捲らなかったが、オペラシティでは楽章の合間に捲っていた。とは言え殆ど見ていなかったと思うので、暗譜が出来ていない訳ではなく、保険のようなものだろう。若い頃から何度も弾いているんだし、当然だよね(笑)。 隣の席の人が、音楽に合わせて身体を揺らしていた。でも決して煩くはなく、キーシンのリサイタルの時の仮屋崎さんを思い出した。こういう人は本当にピアノが好きなんだろうなあ。
反対側の隣の人には、開演前に話しかけられた。当日券売り場で、私の後ろに並んでいたそうで。前しか見ていなかったから、ちっとも気付かなかったよ。 しかも褒められた。纏め髪が上手ですねとか背が高くて素敵ですねとか、知らない人に褒められて、もの凄く挙動不審になってしまった……ヒィ。 挙動不審と言えば、当日券の席を選ぶ時も、嗚呼どこにしよう〜と迷う余りに不審な挙動を取り、窓口の人に失笑されたのだった。 そう言えば、みなとみらいでも知らない人に褒められた。CD売り場で犇いていたのだが、ホールのドアが邪魔だったものだから、もう演奏会終わったんだし中に客もいないんだからいいよね!と勝手にドアストッパーを外してドアを閉め、CD売り場前のスペースを広げたのだった。そして手にしたストッパーはドアの前にポイしたら、私より少し年上の上品そうな客から、「頭いい!」と褒められてしまった。勝手な真似をするのは得意ですから……。 因みに、残念ながらどちらも女性客(笑)。 そうそう、オペラシティでは全く眠くならなかった! 開演前と休憩時間の2回、頑張って飲み干した珈琲が効いてくれたらしい。
客のお行儀はみなとみらいの方が良かったが、両方行って良かった。 ツィマーマン氏は昨年の3月11日、プライベートで東京にいたらしい。 11日になるとあの日の事を思い出します。この曲を、被災した全ての人々に捧げます。と言って(日本語でアナウンサーが代読)、シマノフスキを弾いたのだった。心に沁みた。 彼ももう56歳。後何回、我々は彼の演奏会に足を運べるのだろう。そしていつまで素晴らしい音楽を聞かせてくれるのだろうか。 元気なうちにどうかCDを……早く!
久し振りに大きな地震だった。 丁度夕食の支度中で(主人が)、私はトイレに行こうかなと思っている時だった。 ゴゴゴゴゴと揺れが大きくなり、携帯電話が不穏な音を立てて地震を知らせた。 また停電になったら困るなあ、ストーブ止まったら寒いしおでんは作りかけなのにどうするんだ、と思いながらドアの辺りでうろうろしていただけの私。 シオン今回は騒がなかったねえ、地震に慣れたのかなと主人は言っていたけれど、違いますよ。 おでんの事と、トイレ行きたいのに行けないんですけど〜という思いが頭の中を占めていたので、騒ぐ余裕が無かっただけの話である。 揺れが収まってすぐにトイレに駆け込んだけれど、いつまで経っても揺れている気がした。実際揺れていたのかも知れないが。
電車も止まったらしい。主人の同僚は出張から帰って来られなくなったという……気の毒。 電車通勤組はどうしたんだろう。やはり職場近隣在住って最強だと、改めて思った。仕方無いね。 外に出て線路の方を見てみたら、寒い中、点検作業をやっていた。 しかし!明後日には動いてくれないと困る。 大きな地震の2、3日後に更に大きな地震がどっかーんと来るのがこれまでの慣例だと思うと、不安になる。 悩みに悩んだ挙句、結局チケットを買ってしまったのだ。電車と宿と演奏会の。 当日に現地入りするので、電車が止まると本当に困るのだ。高額チケットが無駄になってしまう。 上京中に大地震で帰って来られなくなっても困るし。主人と生き別れとか、本当に困る。私の人生に係わる。 行かない方が良かったんだろうか……と今更言ってみても仕方無いので、無事に行って戻って来られますように。
2012年12月05日(水) |
3泊4日10万円の旅 |
行きたい。 凄く行きたくってしょうがない……! お金はある。捻出は出来る。 だが!私は無職専業主婦。 独身時代からの自分の貯金はあるし、それは法的にも自分の金だと知ってはいるが、主人が稼いだ金で食べさせて貰っている事も重々承知している。 そんな私が家を空けて、主人が汗水流して仕事をしている間豪遊するのは如何なものかと。 人でなしの私にも、一応それぐらいの罪悪感はあるのだ。
でも凄く行きたいです。ドビュッシーとショパンとブラームス。 ショパンとブラームスどちらがいいかと訊かれても選べません。どっちも聴きたい! 歌舞伎役者の中村勘三郎も死んじゃったしね。まだ還暦前なのに。癌で入院した筈が呼吸器疾患で死ぬとは、まさか誰も予想してなかったでしょ。 こんな風に、次の機会があるさと思っていたのに実はありませんでした、なんて事になったら、臍を噛んじゃうよ。 それを考えたら、行きたいという思いが再び強くなった。 でもでもうわあああああああああ
あ、うちの主人はお金に全く頓着しない人なので、行ってもいいよ、だそうです。 つまりは私の気持ち次第なのだけれど。 東京も寒いらしいしね。もう10度切りそうなんでしょ。 その前に、着て行く服が無いんだった。 いっそ着物にする? ババシャツ着込めば寒くないし。 行くのか行かないのか私!
どこぞのテレビ局でアンケートを纏めていたけれど、有権者の最大の関心事って、TPPでも原発でもなくて、景気対策なんですって? 吃驚した。それって本当なの? 皆そんなに目先の金が大事なのかよ。 それよりも、国の行く末を考える方が大事じゃないの? あーあ、有権者がこんなんだから、子供手当てだの高速無料化だのに釣られて、民主党に政権を握らせた訳か。 もうさー、お前らもいい加減学習しろよ。金が全てじゃねえんだよ。 馬鹿共には選挙権与えるなよ!
因みに私にとって景気は二の次で、消費増税もTPPも原発も反対。 しかしそれに合致する政党は、共産・社民・大地・未来……ううっ、どれも嫌。 これだけ政党が増えたのに、選択肢が無いってどうなの。 そしてどこの党も格差是正だの何だの綺麗事ばっかり抜かしやがる。 アホか。それより生活保護制度を見直せよ。 額に汗して働く納税者がカツカツの生活で、国民の義務を果たしていない生活保護受給者がのうのうと暮らしている社会って、どう考えてもおかしいだろうが。 格差は是正しません!貧乏人は麦を食え!とはっきり言ってくれる政党は無いの?
2012年の日本映画。松田翔太主演。 松田兄弟ってどうにも気持ち悪くて苦手だったのだが、この映画で見直した。 原作通りのイメージで、何と言っても顔芸がいい! 共演は大根と評判の佐々木希だったが、思ったほど酷くはなかった。きっと演技の勉強頑張ったのね。 演技は悪くなかったものの、滑舌は悪い。イマドキの子の不明瞭な発音って、何とかならないものかね。 それにしても、こういう馬鹿馬鹿しくて何も考えずに笑える映画って、大好き。 但し青年漫画が原作で、シモネタエロネタ満載なので、家族で団欒しながら観るのは止した方がいいだろう。 うちは子供のいない夫婦2人暮らしなので、団欒して観たけれどな。というか主人が私に付き合わされた感じか。 主人は最初から最後まで大笑いの私を見て、シオンが楽しそうで良かったよ、と言い残して、遅い風呂に向かったのだった。 あーそういや酒飲むの忘れてたわ。 こういう楽しい映画こそ、お酒が合うと思うの。
今日は宅配便が届いた。 主人の出張先での洗濯物と、お土産第2弾。 職場用のお土産と、私の梅酒♪ アルコールが全く駄目な主人は味見出来なかったので(嘗めるだけでも仕事に支障が出るレベル)、匂いで判断して買って来てくれたと言う。 砂糖不使用なのに甘いと言う話だったが、一口飲んでみて、甘いと言うよりしょっぱいと感じた。或いは酸っぱい。 何だろうこれは……漬け物の汁? 美味しくない訳ではないけれど、私はもっと甘いのが好みだなあと思ったのが顔に出たらしい。 「美味しくなかった? ごめんね……」 主人がしょぼーんとなったのが申し訳なかった。 いや、美味しいのよ。美味しいんだけれど、お砂糖足してみようかなあ。 因みに炭酸水で割ってみたら、もそもそと泡が表面に溜まってしまった。炭酸は合わないらしい。
自家用柚子酒は、あの後氷砂糖を足しまくり、結局全部で900gぐらい使った。 という事は、中身と砂糖、1対1ぐらいでいいのか? 柚子の皮だけ引き揚げて、砂糖で煮詰めてアルコールを飛ばしたら、いい感じのおやつになった。 そういや実家から持って来た貰い物のヘネシーもあったのだ(実家の家族は日本酒しか飲まないので、長い間物置で埃を被っていた)。今度あれで杏でも漬けてみようか。 主人は勿体無いと言うが(飲めないくせに)、どっちにしろ我が家では料理酒になる運命なのだから、調味料ではなくお酒としての人生を全うさせてやるのなら、それが良いのではないかと私は思うのだが。
主人が出張から帰ってキター!!
お土産も買って来てくれた。 「高かったから、これが今年の誕生日プレゼントね」 と言いながら渡してくれたのは、前から欲しかった日本製の鞄。 そして、年末ジャンボも。 欲の皮が突っ張った私が近所で買うよりも、無欲な主人が人気の売り場で買った方が当選確率が上がると思って頼んではいたけれど、どうせ忘れてるだろうなーと思ったら、ちゃんと買って来てくれた。 主人の留守中、私はごみ捨て以外では一歩も外に出ず、お金も全く遣わなかったが、これでトントンか……。 まあいい。プレゼントも主人も無事に帰って来たのだから。 主人は出張先から、私の実家にもお土産を送ってくれていた。 何て気の利く人なのだろう。実に得難い夫である。 私とはまるで逆だ。私なら配偶者の実家どころか、自分の実家にすら何か送ろうなんて思わないだろう。
主人が帰って来たのが嬉しくて、只管纏わり付いたけれど、途端に部屋の中が汚くなった気がする。 何故。 何故食べ零すんだ、この人は。
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