私は人を殺した。
追っ手が迫る中、私はとある屋敷の庇の陰に隠れていた。 普通に軒下に佇んでいたのでは見付かってしまうので、文字通り外壁に貼り付き、姿を隠していた。 それでも人に見付かってしまった。 知らない男だ。百姓の格好をしている。 私は壁に立て掛けてあった竹を手にした。少し細いが程よく撓り、先が斜めに切れているので丁度いい。 竹槍を目の前に突き付けると、男は慌てて逃げようとした。 追っ手ではなく、ただの百姓なのか。 しかし顔を見られた。 追っ手に問われれば、私の事を話してしまうかも知れない。 私は迷わず、口を封じる事にした。 逃げる男の背中を、竹槍で一息に貫いた。
敷地内で顔を見られた者は、男も女も殺した。 その数、片手では足りぬ。 逃げなれば。早くこの場を離れて、足跡を消さなければ。 小雨が降っている。 私は門に引っ掛けてあった傘と蓑を身に着けた。 片手には杖代わりの竹槍を持ち、心の臓を守るための瓦を1枚懐に入れて。 やはり瓦では重過ぎる。 どこかで鎖帷子を調達しなければ……。 早足で歩きながら、そんな事を考えた。
なんつー夢だ……。 こんなに寝覚めの悪い夢は久し振りだ(苦笑)。 起きてからも、槍で人間を貫く感触が手に残っているし! 自分が怖いよー! 夢の話を正直に主人に話したら、 「それはシオンの願望なんじゃないか」 と言われた。 そして完全否定も出来ない私(何 でも多分違うと思うの! 願望じゃなくて、わうわうで映画「カムイ外伝」の予告を見たからだと思うの! きっと私は抜け忍で、追い忍に追われていたのだと思えば辻褄が合うと思うのー!
蓮舫の国会議事堂撮影問題のニュースを見た。 ナントカ大臣の蓮舫が、国会議事堂内でグラビアの撮影をしたのだそうだ。 グラビアと言っても、水着ではない。 スーツを着て、日本ヴォーグ誌に載ったのだとか。 TVでその写真を見たが、白っぽい素敵なスーツだった。 作った人凄いなー、とミシン者の端くれとして溜め息が出た。
問題になったのは、議事堂内での撮影許可の申請である。 参議院の内部規則として、議員活動の一環としての撮影はOKだが、営利目的は駄目、というのがあるらしい。 当然、ヴォーグは商業誌なので、普通に考えてアウトである。 蓮舫は、それを知りつつ「議員活動」として申請して許可を得たのだ。 これは嘘吐きと言われても仕方なかろう。 公式の場でちゃんと謝罪して、2度としなければいいんでないの?と私は思うのだ。
しかし、これに噛み付いたのが、自民党の一部女性議員達。 三原じゅん子や佐藤ゆかりは、神聖な国会で雑誌の写真撮影なんて怪しからん!議員辞職すべきだ!と厳しい言葉を浴びせた。 国会って神聖な場所だったんだー、知らなかったよ。 じゃあその神聖な場所で居眠りしている議員は、罰せられるべきだと思うんだけれどな☆ 片山さつきも同じようなことを言ったが、実は彼女も過去に蓮舫と同じようなことをしていた事が発覚、何と言う藪蛇。 片山さつきは、私は大臣じゃないし!等と言っていたが、意味がわからない。 東大出てるんだから、自分の発言がおかしい事は判っているだろうに。 休日で家にいた主人と、 「この人の言う事、筋が通っていないね」 「ねー」 と言っていた。
意外だったのは、小池百合子。 外国では普通にコンサートや食事会が国会で行われているんだし、日本の国会ももっと開かれるべきだと言ったのだ。 なるほどねえ、そういう考え方もあるんだ、と目から鱗だった。 少なくとも、片山さつきよりはずっとまともだと思った。
10月になったのに、暑い。 まだ20度を切らないって、どうなのよ(怒)。 それでも朝晩の風は涼しくなったが、家の中は暑い。 家の中にいて寒いと感じるのは、朝起きて寝室を出る時と、風呂上がりの時だけだろう。 後は暑くて、半袖でも汗をかく始末。 主人のいない日中は、下手すりゃ上半身裸で過ごしていたりする。 今まではこんな事無かったのに。 もしかして更年期?とも思ったが、主人に訊いても確かに暖かいと言う。 鉄筋コンクリートって、こんなに暑いの? こりゃ冬場の暖房費がかからなくていいやと喜ぶより、普通に秋の涼しさを感じられないのが残念である。 余りに暑いので窓を開けたいのだが、花粉症患者のいる我が家では無理なため、不経済にもエアコンをかけている。 早く涼しくなって、秋らしい服を着たいものだ。 私だけ未だ夏のファッションなんて嫌。
それはさておき、秋になったので、石焼き芋の登場である。 最近は田舎でも、車の焼き芋屋しか見掛けない。 石焼き芋〜と言いながら賃貸マンション脇を通り過ぎるのだが、21時過ぎに拡声器使っていいのか……? 選挙ですら20時までと決められている筈。 疑問に思ったので、調べてみた。 どうやら、そういうのは条例で定められているらしい……つまり、都道府県によって異なるのだ。 わが県はどうだろう。 条例を調べてみたが、22時から6時までの夜間は煩くしてはならないという記述しか見付けられなかった。 22時か……20時には殆どの店が閉めてしまうような田舎なのに、随分遅いな。
それが、とうとう22時過ぎに石焼き芋〜が巡回して来た。 心なしか、いつもより遠慮がちな音量で、「石焼き〜芋〜……」と言っている。 はいでも22時過ぎだから、アウトー!という訳で、警察に電話……してみたかったのだが、緊急性は無いので110番は駄目だろう、じゃあ警察署に電話……とも思ったのだが色々な課に分かれていて番号がわからず、仕方ないので主人と相談して、県警サイトのメール・フォームで送る事にした。 しかしこれが糞……モジラでもIEでも送れない。 途中で挫折しかけたが、ここまで来たら意地だ。 仕方ないので、メーラーを起動させて普通に送った。 二度手間どころか、五度手間ぐらいかかった。
翌日午後、県警から電話が来た。 内容を纏めると、以下の通り。 ・石焼き芋放送は、条例では確かに6〜22時までOKとなっているが、実際は19時まで。 ・但し罰則規定は無いので、せいぜい県警からの指導止まり。 ・どこの業者かわからない事には指導も出来ないので、見掛けたら署に電話クレ。 という事で、署の電話番号を教えて貰った。 それとメール・フォームの件は、業者に頼んでいる訳ではないので……と、暗に察してくれみたいな雰囲気。 察するのは苦手な私なので、 「素人がやっているから勘弁してくれって事ですか。でも今時、メール・フォームを設置しているサイトが全て業者任せって事も無いと思いますが。個人で勉強して、ちゃんとしたフォームを設置している人だっていますよ? 県警はやる気が無いのかな、途中で通報者が挫折して、1件でも通報を減らす事によって仕事を減らしたいのかな〜なんて勘繰っちゃいましたよ★アハハ!」 と言っておいた。 所詮お役所仕事、メール・フォームが改善されるのは、当分先になるだろう。
昨日は渋谷で、尖閣諸島関連のデモが行われたらしい。 日本政府の余りの弱腰に業を煮やした日本人が、2500人ほどの規模でデモ行進をしたのだという。 私はネットでこの事を知った。 CNNでは報道されたのに、日本国内の放送局では、デモの出発地点となったNHKも含め、一切報道されていないらしい。 我が家では購読していないが、やはりネットの情報によると、今日の新聞各紙もスルーしているようだ。
どのニュースを取り上げるかは、マスコミ各社の勝手だが、どこもこの話に触れないのは、逆に不自然である。 報道の自由を声高に叫ぶ割に、結局マスコミは戦中と変わっていないのだと思った。 というか、これでは報道規制を敷いている中国と同じではないか。
笑ったのは、デモのプラカード。 「オカマの仙谷」 何故オカマ……でも妻子持ちなんだよね?
時々、有名人が夢に登場してくれる。 昨夜のゲストは、今を時めくお塩先生であった。 あの顔なので、夢の中でもかっこいいのよ。 1on1なら女が騙されそうになる気持ちがわかる。 でもやっぱり押尾先生なので、俺のせいじゃない!と責任転嫁しまくりで、夢の中でもそのクズっぷりを発揮していた。 幾ら見た目が良くても、中身がこれじゃあな……と呆れる夢であった。
今までで一番楽しかったのは、玉木宏君と一緒にお皿洗いをしている夢。 主人の弟という設定らしく、私の実家の台所で皆で和気藹々としており、妹が 「いいなー仲良しで」 と羨ましがっていた。 当時、玉木君は「のだめカンタービレ」で千秋真一役をやったばかりだったので、夢の中でも白いシャツに黒いズボン姿だった。
玉木君はこれまで、3回位登場してくれている。 どれも楽しい夢だった。 滑舌がイマイチで台詞回しは良くないのだけれど(序でに言うとお歌も下手だけれど……歌手活動は諦めて役者一本で行った方がいいよ)、結構私の好みなのかも知れない、と改めて思ったのだった。 他に覚えているものは、大泉洋に赤い鞄をプレゼントされて序でにプロポーズされる夢とか、嵐の二宮君にカレーを御馳走になる夢も見た。 大泉さんは、面白いとは思うが、特に好みではない。 二宮君に至っては、寧ろ好きじゃない。基本的にジャニタレ嫌い。 不細工なのに人気があるのは、ジャニーズ事務所の看板のなせる技だ。 つくづく日本人というのはブランド好きだと思う。 でもカレーを作ってくれるなんていい奴。 食べ物をくれる人には弱いので、ファンにこそならないが、特に嫌いではなくなった。 日本人だけではない。海外ゲストもいた。 よく覚えているのは、ハリソン・フォード。 何故か私は巻き込まれて、雪深い市街地を彼と一緒に逃げるのだ。 あれには参った。 目が覚めて、ハリウッド・スターと共演しちゃった♪という喜びなど無く、もうぐったり疲れてしまった。 疲れをとる筈の睡眠で余計疲れるってどうなのよ。
2010年10月01日(金) |
マンション熱、おさまる |
最近の民放経済系バラエティ番組では、一軒家vsマンション、持ち家vs賃貸、それぞれどちらが良いのかという検証をやっていたようだが、これと言った決定打も無く、それぞれに良さがあるという無難な所に着地したようだった。 死なれると後片付けが大変だから老人はなかなか賃貸住宅を借りられないと聞いているので、いずれは住まいを購入する事になるだろうが、転勤族となるとそのタイミングも難しい。 気候も漸く秋らしくなって、あの死にそうな暑さが引くのと共に、私のマンション熱も下がって来たが、それでも毎日物件サイトを覗いてはいるのだ。 先日はモデル・ルームにも行って、今の所買う予定は無いけれど、防犯面を考えるとやはりマンションがいいかなあと思っていると、海外ニュースが飛び込んで来た。
韓国・釜山の高層マンションで火災 37階建てのマンション4階から出火し、火はあっという間に外壁を伝って、最上階まで炎に包まれたという。 これを聞いたら、一気に針は「マンション」から「一軒家」へ振れた。 考えれば、そうなのだ。 防犯面では優れたマンションでも、地震や火事など防災面になるとトンと弱い。 マンションが倒壊したら、狭い地面で住民が犇めき合う事になるのかと思うとぞっとする。 主人に、 「やっぱりマンションは駄目なのかしら。釜山で燃えたマンションは、壁のスポンジか発泡スチロールに引火して、それで一気に上まで燃え上がったんですって。怖いわね」 と話すと、彼は、ん?という顔をした。 「発泡スチロール? そんなの建物の壁に使うかなあ。日本だったら、燃えないような物を使うと思うけれど」 「あっ、そうか」 流石にそうだよねえ。 数年前に目撃した火災でも、マンションの外壁は煤けただけで、燃えていなかったもんな。 (因みにその火事は、マンション隣の一軒家から出火したもの。あのボロ家の持ち主に賠償金が払えたとは思えないので、きっとその後の外壁補修費は、マンション住民が自腹で出したんだろうなあ。法律的には貰い火だと火元に請求出来ないと聞いた事があるけれど、火元の住人の不始末によるものだったら、賠償させちゃえばいいのに) 日本のマンションは大丈夫なのか。 なら安心した。
でも釜山のマンションも日本のように、上階ほどお値段が高かったら、上階の住民は気の毒だな。 人より高いお金を払ってマンションに入ったのに、少ないお金で済んでいた1〜3階の住民より被害が大きいなんて。
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