天上天下唯我独尊

2009年12月31日(木) 体は大人、体力は子供

年末年始だというのに、30日の夜から


主人が寝込んだ。


私だけ里帰りという話もあったのだが、行かなくて良かったよ。

また夜間診療行く?と訊いたが、朝までもつと言うので、一晩放置してから休日診療に連れて行った。
半年前の夜間診療所は、成人患者は主人1人だけだったが、今日は日中という事と風邪やインフルエンザの流行期と重なったためか、大きいお友達も一杯いた。
これなら寂しくないよね、という事で、診察終わったら電話してねと主人を置いて来た。

電話を受けて迎えに行ったら、既に薬を処方された後だった。
半年前に寝込んだ時と同じ症状らしいが、今回は稀な副作用を起こしたあの薬は出なかった模様。
もうヤスデもいないから、洗面所で寝転がっても大丈夫よ。
あーでも今の時期だと寒くて凍死するか。

こんな感じの年の暮れである。
そして年明けもこんな感じ。
年越しってもっとピシッとしたものだと思っていたが、今年はそれどころではない。
それもこれも、日頃の行いが悪いからであろうか。
どっちの行いだろう。主人それとも私?

でもさ、どうせなら年賀状の準備が終わってから寝込めよ……。



2009年12月30日(水) 千差万別

先日、youtubeでラフマニノフの鐘に替わる前奏曲を探した時の感想。

ギレリス:一寸ゆっくり過ぎる

キーシン:速過ぎる。もう少し腰を据えてもいいんじゃないかと。

他にも色々なピアニストの演奏があったので、主人と2人で、聴き比べをしてみた。
私は、テンポはリヒテル、音楽ならアシュケナージがいいと思ったのだが、主人が気に入ったのは、プロコフィエフの演奏だった。
主人曰く、これが1番作曲家の意図を拾っているように聞こえるのだそうだ。
私はびっこ引いてるみたいで嫌だと思ったのだけれど。
それに、他のピアニストはピアノの音でしかないが、プロコフィエフの演奏はオーケストラのように音色を分けて演奏しているから好きなのだとか。
凡人の私にはさっぱりだが、オケ好きの人には、ピアノの独演でもオーケストレーションが大切なようだ。

同じ曲でも演奏者によってかなり違うし、聴く者の好みも十人十色というお話でした。
そしてどこまでも好みが合わない夫婦……。



2009年12月29日(火) NHKはもう謝罪した方がいいかも

チャンネルを適当に変えていたら、NHK教育で、「フジコ〜あるピアニストの軌跡」をやっていた。
未だにフジコ・ヘミング・ブームは続いているのか。
初出は確か、10年ぐらい前だった筈。
その後、爆発的に評判になったのだった。
流行もの好きな友人に誘われて、彼女の演奏会に行った事がある。
友人はとても良かったと満足そうだったが、私には正直ビミョーだった。
名前も聞いた事の無い外国のオケだし、肝心の音楽もイマイチ、プログラムは1部がPコンで2部がオケでフジコは客寄せパンダという、何だかなあな演奏会だった。
車で3時間もかけて行くほどのものではなかった。
もう2度と行かね。

そんなフジコを世に出した番組なので、苦々しい思いで見てしまった。
やっぱりこの人、ピアニストとしては微妙……。
番組の後に知らないおじさんが、こうして人知れずに埋もれそうだったフジコさんをNHKが発掘しましたよ、素晴らしいですねえみたいなコメントで締め括っていたが、何と言う手前味噌。
本当に実力のある人だったら、その道のプロのコメントが付くが、フジコについては誰も何も言わない事に気が付いた。
今年ヴァン・クライバーンで優勝した辻井伸行君なんかは、佐渡さんや横山さんの強力なプッシュがあったが、フジコを絶賛するコメントは、せいぜい芸能人ぐらいだ。
という訳で、フジコ・ファンの皆さん、あなた騙されていますよ。

尤も、歳を取ればピアノが下手になるのは仕方ない。
大御所中村紘子だって、もう指が回っていないしね……。
先日BSで中村さんの演奏を聴いた。今度はソロで。
難易度の低い曲ならプロの演奏だったが、速いパッセージになるともう駄目。
幻想即興曲を高速で弾いていたが、音が団子になって汚い汚い。
速く弾いて誤魔化そうとして失敗したようだった。
しかし今の中村さんは兎も角、昔は凄い人だった訳だ。
だが我々は若い頃のフジコの演奏を知らないので、彼女が世に出てからのここ10年の演奏でしか評価出来ない。
とすれば、やはりあの演奏は微妙としか言いようが無いのだ。
そりゃ、演奏スタイルや曲の解釈の好みはあるけれど。



2009年12月28日(月) 興醒め

このところ、TVで松本清張特集が多いと思ったら、今年は清張イヤーだったのか!
生誕100年だそうだ。

先日録画しておいた、「火と汐」を観た。
5分経過したところで、主人が、
「この人が犯人なの?」
と訊いて来た……いや、私も今観始めたばっかりで、粗筋も何も知りませんが。
びみょーな顔をしつつ、どうしてそう思うのかと訊き返すと、
「だって、アリバイが確定していないんだもん」
だそうで。
次第にその人物に疑惑の目が向けられて、アリバイを崩して行くドラマだったが、いきなり話の腰を折られた気分だよ。
終わりが近づいた頃の清水美砂の台詞に、
「いつから判っていたんですか」
「開始5分」
と答える主人。いや、貴方に訊いてないから。

ドラマが終わって、主人がこう言った。
「あーあ、推理ものって、すぐに犯人が判っちゃうから、つまんないんだよねー」
私ゃ、あんたと観てるとつまんないよ……。



2009年12月27日(日) キム・ヨナに勝つためには?

途中からだったが、全日本フィギュア・女子フリーを見た。
本当は女子だけでなく男子の部も、最初から全部見たいのだが、どうも民放だと見る気がしない。
スケート連盟は金欲しさに放映権を売っているのだろうが、それでは昔からのファンの不満は募る一方だ。
さっさとNHKに返上して、フジもテレ朝もすっこんでろ。

それと、もし真央ちゃんがこけたら……と思うと怖かったのだ。
意を決してチャンネルを合わせたら、丁度、武田奈也ちゃんの演技が終わったところだった……ショック。見たかったのに!
この子は顔の作りというより、何と言っても笑顔が可愛いのだ。
顔の半分が口になるほどニコニコして滑るので、コーチからは「口閉じなさい」と注意されたらしいが、そのままでいいのよー。
うちの主人などはこの子が大のお気に入りで、
「今年は『ドラえもん』出て来ないのかなー」
と愛称で呼ぶぐらい(失礼)。

最終滑走6人だけを見たのだが、中野選手は今度もフリーで駄目だったかー。
確かNHK杯もフリーでこけた筈。
エキシビションは打って変わって素晴らしかったのに、火の鳥とは相性が悪いのか?
但し、得点は高かった。本人も首を傾げるぐらい。
真央ちゃんに無駄にプレッシャーを与える気か?何か黒い力でも働いているのか?と、変に勘ぐってしまった。

浅田真央選手の得点はそれを上回るものではあったが、余り楽しめる演技ではなかった。
技術的には高いのに、選曲が悪い。誰のセンスなんだ?
ショートの曲は昨シーズンのフリーで使った仮面舞踏会、フリーはラフマニノフの前奏曲Op.3-2嬰派ハ短調(「鐘」というのは知らなかった)。
ワルツと重厚という違いはあるが、どちらも短調で短い曲だ。
ショートには使えても、元々が短いのだから、フリーの4分間にアレンジすると同じことの繰り返しになってしまい、非常に間延びしてしまう。
どうせ同じラフマニノフの前奏曲なら、Op.23-5ト短調の方が断然いい。

少し遅いけれど約4分。



テンポは一寸速いけれど、勢いがあるとこんな感じ。

今はすっかりおじさんっぽくなっちゃったけれど、子供の頃は天使のように可愛かったのよー!ホントなのよー!!


始まりと終わりは行進曲風だが、中間部の流れるような美しさは、スパイラル・シークエンスにもってこいだ。
どちらにしろ、このままではキム・ヨナには勝てないぞ。
オリンピックは参加する事に意義があるのだし、蓮舫みたいにはじめから2位狙いなら、それでもいいけどさ。
でも真央ちゃんには、もっと明るい曲で滑って欲しいなあと思うのである。
その方が、本人にとっても楽しいのではないだろうか。
フリーの演技を終えた時の顔が、達成感と喜びに溢れた笑顔ではなく、安堵の表情だったのが、一寸寂しく思った。

それと、鈴木明子選手、代表おめでとう!
見ていて貰い泣きしそうになった。
パグっぽいと思っていたが、どこぞで「ミニラ頑張った!」という書き込みを見付けた主人が、「なるほど、ミニラか〜」と矢鱈感心していた。
知らないので画像検索してしまったが、女性に対してそれは如何なものかと。

あちこちのブログや掲示板を見ていると、あの選手の顔が嫌いとか、朝鮮人はどうだとか、酷い書き込みを見かける。
これだから俄かは……。
どの選手も、一般人には想像も及ばないほど厳しい練習を重ねているのだ。
結果はいいから、悔いの残らないいい演技をして欲しいと思う。




2009年12月26日(土) 男と女の温度差

海老蔵と小林麻央が婚約したとか。

当代きっての色男だのと持て囃されているけれど、独身なのに外の女に子供を産ませている男と結婚するなんて、酔狂だなあと思う。
だって相続で揉めるよ?
揉めないとしても、認知している以上は外の子供にお金は流れる訳で、自分の夫の稼ぎが他所に取られるなんて、嫌じゃないのかね。
うちの妹がそんな男と一緒になりたいなんて言ったら、私ゃ猛反対するけれど。
芸能マスコミは挙って玉の輿扱いしているが、梨園入りって玉の輿なの?
華やかな世界だが、歌舞伎役者の妻なんて、裏方だよ。
2人の交際がスクープされた時、海老蔵母は、市川家に殺到したマスコミに、丁度解禁されたばかりのボジョレを祝い酒として振る舞ったとか。
ハイエナ共に対して、お祝い事だからと餌を配るとは、常人に出来る芸当じゃない。
母すげーと思ったが、同時に、嬉々としてそれを受け取るマスコミの馬鹿共には呆れた。
頼みもしないのに勝手に押しかけて来て、住宅街であれだけ大騒ぎして、近所迷惑をかけたのはマスコミなのに、きっと母達が後で謝罪に回るんだろうなあ。
考えただけで疲れる……私にはまず無理。

麻央嬢だって、兼業では無理なのではなかろうか。
結婚したら潔く退職して、夫の補佐に徹して欲しいものだ。
あの姉妹は、2人揃ってざらついた質感のある声なので、アナウンサーに向いていないと思う。
1人だけでも早々に欠けてくれるのは、視聴者として有り難いのだ。
「一生愛します」
と、すっかり彼女に熱を上げている海老蔵と、それに比べて冷静な麻央嬢を見て、温度差を感じた。
悪い意味ではない。
愛情の度合いを縦に、時間の経過を横に取って線グラフにしてみると、男女では曲線の描き方に違いが出るのだとか。
なんでも、恋愛関係になって最初の頃は、男の愛情の方が急に強く出るのに対し、女の愛情の変化は緩やかなのだとか。
本当かどうかは定かではない。主人の言った事だから。
でも海老蔵を見ていたら、強ち嘘ではないのかもなあと思った。

そのまま芸能ニュース総集編を見ていたら、石田純一が出て来た。
「人生のフェアウェイを一緒に……」
という3人目の奥さんになる人へのプロポーズの言葉が終わらぬうちに、
「何がフェアウェイだ。お前はとっくにラフどころかO.B.だろ」
と吐き捨てるように主人が突っ込みを入れていた。
石田純一の場合は、結婚したら急激に愛情の温度が下がっちゃうから、結婚と離婚を繰り返すのだろうか。



2009年12月25日(金) 白紙?

来春の転勤は確実だと言われていたが、主人の周囲では、「春さんの転勤は無いかも」と言われているらしい。
あくまで噂なのだが。
どうする?と主人に訊かれた。
どうしても留まりたくない場合は、異動願いを出すけれど?と。
まあ、出したところでこちらの希望が優先される事は無いと思うけれど、一応考えてみた。

転勤になったら
・引越しが面倒
・ここより田舎だから色々と不便そう
・豪雪地帯だったら雪かきが大変

このままだったら
・習い事をやめるきっかけが無くなる
・次の梅雨もヤスデのせいで精神を病むのか

どうやら私は、このままの方がいいらしい。
ヤスデだけが泣くほど嫌だけれど。
住宅手当も近々無くなっちゃうらしいから、そろそろ家でも買う?
でも、転勤族だからまだ要らないかなあ。
固定資産税とか面倒臭そうだし、持ち家だと御近所トラブルがあっても容易に逃げられないし。
(奈良の騒音おばさん以来、元々そんなに無かった持ち家に対する憧れが、更に無くなった)
マンションは嫌だけれど、一軒家も庭の手入れがー。
(面倒臭がりなのに、庭の無い家はつまらないらしい)
賃貸は身軽でいいけれど、いつまでもって訳には行かないから、いずれは考えないといけないのだろうなあ。

結局全てが面倒だ。



2009年12月24日(木) 今日1番のヒット

TVでニュースを見ていたら、記者達に囲まれた鳩山首相がインタビューされていた。
「サンタさんから何を貰いたいですか?」
とマイクを向けられた鳩山さんの答え。

「いや、私は貰い過ぎだと言われていますから……」

やるじゃん、鳩山さん(笑)。
色々と不調な中で、最も輝きを放つ回答だと感心した。



2009年12月23日(水) 季節外れの大発生

居間の窓枠の周囲に、赤いちっちゃいのを発見。
しかも一杯いる……。
毎年ベランダに発生するので以前ネットで調べたが、「タカラダニ」というものの1種なのだそうだ。
人体に害は無く、5〜7月に発生して、自然にいなくなるらしいのだが、

もう冬だっつーの。


ここ数日なんて、真冬日だよ?
幾ら室内が暖かいとは言え、この時期に活発に活動するとは。
窓を開けて、よくよく見てみると、窓枠のサッシの凸凹に小さい白い丸いのがびっしりと。
……卵?
いやあああああ!!

暖房を止め、窓を全開にして、放置する事数時間。
帰宅した主人が、
「何でこの部屋こんなに寒いの……」
と震えていたが、連中を壊滅するためには仕方ないのだ。
私がそう説明すると、
「ヤスデの次は赤ダニか……また祟りがあるぞ」
脅すな!
それより、何か手立てを考えておくれよう。



2009年12月22日(火) 勝手に事業仕分け

今ニュースで見たのだけれど、結局増税の流れになるらしい。
ガソリンの暫定税率廃止だの、事業仕分けで無駄を無くすだの、あれだけでかい事を言っていたくせに、民主党と来たら。
鳩山も小沢も馬鹿なんじゃないの?と思う。

そもそも民主党が先の選挙で大勝出来たのは、民主党の主張が支持されたからではなく、自民党の自爆によるところなんだけれど。
そして民主党にだって本当は判っている筈なのだけれど、何故かそこには目を瞑って変な方向に突き進んでいるように見える。
一体、何のため?
国民のためと言っていた筈なんだけれど、増税や国債発行が国民のためとは到底思えない。

そこで、増税を抑える方法を考えてみた。

・子供手当て取り止め
親達だって、国の援助を期待して生んだ訳じゃなかろう。
自分で拵えた自分の子供なんだから、相応の責任を持って育てるべし。
無理なら施設にやるか、養子に出せよ。
突然降って湧いた子供手当てを当てにするとか、それこそさもしいわ。
だいたい今時の親は、赤の他人が注意しようもんなら髪の毛逆立てて怒るくせに、都合のいい時だけ「子育ては皆でするもの!」と言って周囲の理解を求めるとか、馬鹿じゃなかろか。

・高校無料化取り止め
教育に金をかけるというのは、そういう意味じゃない筈。
そもそも高校は義務教育じゃない。
貧乏で高校に行けないと言うなら、奨学金制度を利用しろ。
奨学金を貰えなければ、それはその程度の頭だという事。勉強に向いていないのだ、諦めろ。
高校より、基礎となる小・中での学校教育をもっと充実させるべし。
多少の体罰は可能になるように法を整備し、優秀な人材を集めるために、教員の給与を上げる。
(教員の給料に関しては、先日のTV番組で北野大も同じ事を言っていた)

・ガソリン税→環境税に
暫定税率は取り止める。
しかしガソリン代が一気に値下がりすれば今年のGWのように、また目先の事しか考えられない馬鹿共が車で無駄に遠出をして多くの二酸化炭素を排出するだろうから、今よりも少し値下がりする程度に、環境税の名目で税金をかけるのだ。
但し、消費税はガソリン本体のみにかける事。
税金の二重取りは許される事ではない。

・外国への援助を止める
先日、コップ25だかに出席した鳩山さんが、日本がお金を出しますから二酸化炭素を減らしましょうとか約束して来たらしい。馬鹿か。
外国への援助とか、円借款とか、一体いつから始まったのだろう。
そしてそれは本当に成果が出ているのか、貸した金は返して貰っているのか。
貸すんなら、その国の国土を担保にするぐらいの事はして欲しいものだ。
で、これっていつまで援助し続けるの?
相手国が豊かになるまでとか言って、アフリカなんて昔から変わらずに貧乏じゃん。
という訳で、ばら撒きに効果が無い事は実証済みである。
子供手当ても廃案にすべし。
そして生活保護は、本当に困っている人にだけ、最低限の実物支給をする事。
お金は渡しちゃ駄目。
生活保護世帯への地上デジタル受信用のアンテナって、もう配っちゃったの?
あれは自民党政権下の総務省が決めてしまった事だけれど、まだやっていないのなら早急に廃止すべし。
TVなんて贅沢品。
あんなの見なくったって、死にゃしないよ。貧乏人はラジオで充分だ。
第一、人間は目が奪われてしまうと他の事が出来なくなる。
寝たきりで他に娯楽が無いなら兎も角、自立を促すための生活保護なら、TVは却って害になる。

あ、勿論米軍への思いやり予算も削減。
但し、米軍にはいて貰わないと日本も困った事になるだろうから、米軍を置いている他国並みには出してやってもいいと思う。
これこそ、日本が1番じゃなくてもいい筈だ。

これでだいぶ削減出来たかな?

それから小沢、暫定税率の維持も子供手当ての所得制限も、全国民からの要望だ!なんて、勝手に言わないでくれる?
百歩譲って、それは民主党に投票した人達の要望かも知れないけれど、民主に入れなかった有権者は、そんなの頼んでないし。
そもそも子供手当てなんて、所得制限以前に廃止して欲しいし。
ちゃんとした親ならまだいいけれど、うちの亭主が支払った血税で、馬鹿親共の懐が暖かくなるだけなんて許せねー。
手当てを貰ったところで、どれだけの親が教育費に回すんだろうね。
報道各社は、そこんところも調査して欲しい。



2009年12月15日(火) 焼売記念日

焼売を食べたくなった。
冷凍食品のは食べた事があるけれど、自分で作った事が無い。
専業主婦歴10年近いのに、である。

ネットで材料を調べて、買い物に出掛けた。
まあ大体こんなもん?と混ぜていると、主人が帰宅した。
帰って来るの早いよーと思ったが、私が準備に手間取っただけのようだ。
今日は何?と訊かれたので、焼売と答えると、
「凄ーい、シオン、焼売作れるんだ!」
「いや、作った事無いよ……初挑戦です」
「じゃあ大丈夫だな、期待してるよ。

シオンが初めて作った料理って、大抵美味しいから

……ビギナーズ・ラックってやつですね。

何すればいい?と主人が手伝いを申し出てくれた。
焼売の皮が足りない予感がするから買って来て、と頼んだが、行きたくなさそうな様子だったので、余った具に関しては後で考える事にした。
買い物の代わりに、時間短縮のために包むのを手伝って貰ったが、主人の方が上手に包んでいて、何だか敗北感。
もっと背高に包むといいとアドバイスを受けるも、いいんだよ!腹に入っちまえば同じだよ!と撥ね付ける私。
しかし蒸し器に並べる時に、やはり背高の方がスペースを無駄に取らないから良いという事が判明、余計に敗北感が増した。

蒸し終わって取り出す時に、真ん中からぶっちぎってしまい、皮がくっ付いていたからだと弁明したのに、
「どうしてシオンは真ん中に突き刺すかなあ……ちゃんと一つ一つ持って取り出さないと駄目だよ?」
と、頭の弱い子扱いされたのには憤慨した。
形は兎も角、味は悪くなかったと思う。
生姜が多くて、一寸大人向けではあったけれど。
黴かけていたから、残りを全部投入してしまったのだよね……。

美味しかったから、また作ってね、と主人に言われた。
次に私の気が向くのは、いつだろうなあ。


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