天上天下唯我独尊

2008年12月24日(水) 幻の加湿器

宅配便が届いた。
中身は「カレーうどんですかい」。
今回は、JALUXで買った訳ではない。
クレジット・カードのポイントと交換したのだ。
ポイント消滅期限が迫っていたので、主人と2人であれでもないこれでもないと迷った挙句、今月初めにやっと注文した物が、忘れた頃にやって来た。

帰宅した主人がコレ何?と言うので、ポイントで貰ったと説明すると、彼は驚いて言った。
「えっ、加湿器頼んだんじゃなかったの?」
加湿器?……

あああぁ!!

そう言えば、交換カタログの中にたいした物が無いから(失礼)カレーうどんですかいにすっかあと一旦決まりかけた後で、乾燥が酷くて就寝時に喉に来るから、やはり加湿器にしようという話になったのだった。
今思い出したよ……主人から聞かなければ、永遠に忘れていたであろう。
ごめんごめん本当にごめん!と土下座して謝ったが、主人は力の無い笑顔で言った。
「加湿器買おうかって僕が言ったら、ポイントと交換するから買わないってシオンが言ったから買わなかったのに。僕の喉を心配するより、カレーうどんですかいを取ったんだね……」
いや、私も加湿器は欲しかったんだよ!
ただ、完全に忘れてしまっていたのだよ。不思議だ。



2008年12月22日(月) 多分サントリー

ぼや〜んと、いつものように登録しているお気に入りサイトを巡回していたら、そのうちの1つに、大体このような事が書かれてあった。

「大好きなピアニストのチケットが獲れた。
 奮発してS席、しかも舞台に向かって左側。指の動きが見える席だ。
 あと4箇月、とても楽しみだ。」

心臓をぎゅうっと掴まれるような感じがした。
多分それは、私も行きたくて堪らないリサイタル。

ぴあで調べたら、まだ残席はあるようだ。
行きたい……。
でもなあ、家からだと、往復の交通費の方が高くなるのだよ。

独身の頃は、それでも都合をつけて聴きに行った。
でも今はなあ……私が稼いだお金じゃないし。
お小遣いの範囲で買えなくもないけれど、主人を置いて行くのはやはり心苦しい。
亭主が汗水流して仕事をしている間、私だけ遊び呆けるのも悪いし、彼ひとりでお留守番をさせておくと、寂しがって(?)寝込むのだ。兎か。
だから、定額給付金が出たら行きたいなあと思っていたのに、一向に配給の気配が無いんですけれど!
せめて、宝籤でも当たればなあ。
岩手の2億円当籤金殺人事件の被害者じゃなくて、私に2億円が当たれば良かったのに。
そうすれば、被害者は死なずに済んだし、犯人も人殺しなどせずに済んだし、私はお金持ちになってウハウハで、まあるく収まったのにねえ。

いや、我が家は裕福ではないが、決して貧乏でもない。
チケットは買える。交通費もまあ出せる。
ただ、私にそんな贅沢をする資格があるかと問われれば、答えはビミョーである。
心の問題なのだ。

でも凄く行きたい……(滂沱)


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