我が家では、生協を利用している。 と言っても、店舗には時々行く程度で、ちらしも偶に利用する程度だが。 生協の品物は多少値段が高い気がするので、同じ物なら、普通のスーパーで買ってしまう。 なので生協は、そこでか扱っていない物を買う時か、安売りの時しか行かない。
私の母親も生協を利用しているが、やはり、「生協なら変な物は扱っていないだろう」という、生協に対する安心があって利用しているのだ。 それが、覆された。 そして折りも折、生協からいつものちらしが届いた。 1ページ目を開くと、そこにはとあるレポートが。 一般組合員(つまり、生協の普通の利用者だと思われる)が3名、わざわざ中国まで行って食品加工工場を見学する様子が写真付きで載っており、
「工場はこんなにきちんと管理が行き届いています。だから食品は安全ですよ!」
というアピールで締め括られていた。 勿論ちらしは、1日や2日で刷って届く物ではなく、前々から編集して、先週あたりに作られたものだろう。 それが我が家には、報道の翌日に届いた訳だ。 なんというタイミング。 (因みに翌週、生協から追加のチラシと申し込み用紙が届いた。「1品でも2品でもいいので、買って下さい。宜しくお願いします」というメモ付きで……笑)
利用者は、生協ブランドを信じて買っているのだ。 その信用が無くなったら、高いだけの店舗など、誰が利用するだろう。
夕方、帰宅してTVをつけると、なんだか大騒ぎだった。 どうやら、薬物入り餃子が市場に出回っているとの事。 しかもそれを食べちゃって、入院した人もいて、中には重体の子供までいるとか。 これが中国の話なら「またか」なので驚きはしないが、何と、日本国内の事だという。
慌てて、冷凍庫の中身を検めた。 我が家では、冷凍食品コーナーの餃子は買わない。 私は基本的に、餃子は手作りが好きだ。 しかし手間がかかるため、生来の面倒臭がりであるところの私は、年に1度ぐらいしか作らない。(どんだけダラなんだよ) そして、冷凍餃子ならここ!と主人が決めているお店があるので、JTのも生協のも、冷凍餃子は買っていない。 それでも、餃子以外の冷凍食品は、お弁当用に購入する。 昨日は安売りだったので、しこたま買い込んだ冷凍食品が、冷凍庫にみっしりと詰まっている。 冷凍食品のパックを冷凍庫からがさごそと出すと、全部で8パックもあった。 うち、JTは2つ。因みに生協のは割高なので買わない。 袋を引っ繰り返して裏面を見ると、あった。
原産国:中国
しかも開封済み。 つまり、主人は既にこれを食べている訳である。
主人が帰宅したので、訊いてみると、何とも無かったようでホッとした。 でももう食べたくないって……そりゃそうよね。 幸い、我が家では回収対象商品は買っていなかったが、JTの中国産はもう買わない。 数年前から既に、食品は多少値が張っても国産の物を選んで買うようにはしていたけれど、冷凍食品に原産国があるなんて、今の今まで知らなかった。 怖いわー、もう、日本は何としてでも食料自給率を上げないと駄目よ。 そして地産地消を徹底させなきゃ。 運送費に無駄なお金と燃料を使っている場合じゃないよ、ホント。
髪が伸びて来て鬱陶しいので、美容院に予約を入れた。 気が向いたので、パーマと、生まれて初めてのカラーリングも頼んでみた。 因みに、白髪はまだ無い。
美容院で洗髪して貰って、案内された椅子に座ると、入り口にこんな貼り紙がしてあるのが鏡越しに見えた。
水曜日:カラーリング半額 金曜日:パーマ半額
「……」 それならさ、電話で予約入れた時に一言教えてくれたらいいのにさ。 ケチな店だね!! これが入り口で気付いていたら、絶対にキャンセルして明日来たのにさ。 すんごくムカついた。
でも、腕は悪くなかった。 この店に来るのは2回目で、担当してくれたのは、最初と同じ、若い女性だった。 私が出した注文とは微妙に違っていたが、帰宅して主人に見せたところ、 「よく似合っているよ。シオンの良さが出てる」 と言ってくれたので、ヨシとしよう。
そして、髪の色は、上品な焦げ茶色になりました♪ ただ、髪染めは、2度としないぞ。 ピリピリと頭皮が痛くて、禿げるかと思った。ただでさえ遺伝的に非常に危ないのに。
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