2006年11月14日(火) |
パスワード春夏秋冬(下) |
「パスワード春夏秋冬(下)パソコン通信探偵団事件ノート12」松原秀行。
マコト以外が主役になる短編集、下巻。 上巻のダイ、みずきに続く、まどか(秋)飛鳥(冬)の物語。 (上)同様、読みでのある1冊でした。 春夏編に出てきた建築家・数寄屋先生の連投か!?と思っていたのだけど、そうではなくて ゲストはリレー式でしたね。 1→2が数寄屋先生、2→3は阿部薫子夕月市長、3→4はまどかの友人・リカちゃん。 楽しい趣向ですね。 マコトの家にみずきが遊びに来ているって小ネタは、結構萌えかも♪ 飛鳥の憧れのアイドル・ノハラが、ちょっぴり普通な女の子の部分を見せてくれるところも、 なかなか良かったです。
☆☆☆☆(星よっつ)
コミック「KATANA1 襲刀」かまたきみこ。
連作集。 主人公は、人形した刀の姿を見て話すことの出来る、異能の少年。 家業は代々続く刀鍛冶だが、自分は跡を継ぎたくないと思っている。 でも刀は好きで、研ぎの職人だったりします。 いわく付きの刀が次々と出てきて、毎回ほええ〜と思って読みました。 主人公の、眼鏡かけたビジュアルはどうなることか。 刀たちに「坊ちゃん」とか慕われているところも、なかなか○です。
☆☆☆☆(☆よっつ)
コミック「死と彼女とぼく ゆかり 7」川口まどか。
いつもの、ゆかり&優作の話ではなく、優作の両親の物語でした。 ゆかりの家とは少し違うけど、理解してくれる大勢の家族(両親・兄・姉・弟)に包まれて、 辛いけど幸せだった母の少女時代から、父と出会ってプロポーズされるまでの話。 ゆかりたちは出てこなかったけど、とても楽しかった。 優作やパパちゃんの視点ではいつもいつも出来過ぎ。
☆☆☆☆(星四つ)
「犬坊里美の冒険」島田荘司。
最近の、石岡氏のマドンナ、里美ちゃんの新シリーズ1作目(ですよね、単発じゃ ないよね?)。 司法修習生になった里美ちゃん、横浜を離れ、地元岡山に配属。 とはいっても、お家のある貝繁村はど田舎なので、家から仕事というわけにもいかない ようですね。 自分の未熟さに打ちのめされ、色々な人に助けを求めてしまう里美ちゃん。 石岡氏にも電話をかけちゃう。 電話先での出番だけだったけど、石岡氏大好きなので「キャー」っていっちゃいました。 龍臥亭事件の時の、御手洗の電話を思い出しました。 電話1本で、心に染みることがあるんだよね。 死体消失のトリックは、実は結構早い段階で分かっていたけど、コレはヒントが あからさまだったと思う。 それにしても里美ちゃん、いろいろと、行き当たりばったりすぎ(笑)
☆☆☆☆(星よっつ)
2006年11月03日(金) |
パスワード春夏秋冬(上) |
「パスワード春夏秋冬(上) パソコン通信探偵団事件ノート11」松原秀行。
青い鳥文庫から出ている、子供向けのミステリーシリーズ。 いつも主人公は小海マコト。 でもこの「春夏秋冬」は、マコト以外の4人〜ダイ、みずき、まどか、飛鳥の出合った事件を綴る短編集。 (上)は、ダイ(春)みずき(夏)の物語だ。 短いけど内容はギュッと詰まっていて、読み甲斐があった。いつもの感じより、好きかも。マコトになかなか会えないのは、寂しかったんだけど。 2作を通して、何故か出てくるのは建築家の数寄屋先生。なんか(下)にも出てきそうな予感…。
☆☆☆☆(星よっつ)
2006年11月02日(木) |
結婚式は大騒ぎ! & 鉄腕バーディー14 |
「コラリーとフェリックスのハネムーン・ミステリー 結婚式は大騒ぎ!」橘香いくの。
大好きなシリーズの短編集。 二人の結婚式の話や、幼い頃の話はいいけど、私は怪盗シュシナックの話は正直どうでもいい。 コラ・フェリの話はもっと読みたいのでまた書いて欲しいけど…終わりかなあ。
☆☆☆(星みっつ)
コミック「鉄腕バーディー 14」ゆうきまさみ。
千川つとむがすごくいい。 最初から、どちらかというと流されるままにきたつとむだけど、友達のために頑張る姿や正義感がかっこいい。 その友達…千明(ちぎら)も、だんだんイイ感じ♪ ゴメスは相変わらず謎の人。
☆☆☆(星みっつ)
2006年11月01日(水) |
クビシメロマンチスト |
「クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識」西尾維新。 戯言シリーズ2作目。
1作目より好み。 殺人鬼・零崎人識といーちゃんのつるんでるとこが好きです。 巫女子は最初から最後までキライでした。
☆☆☆(星みっつ)
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