ま お の 日 記...まお

 

 

大丈夫! - 2006年10月31日(火)

 嬉しい時期はすぐに過ぎてしまうかも知れないから今日の日記を書きます。


 今朝は、昨日一緒に飲んだまなみんがそのままウチに泊まっていました。
 私のほうが先に会社に行くので
「鍵はポストに入れてね」
と言って、鍵を預ける。

「行ってらっしゃ〜い」

という、まなみんのお見送りで出社。ひとに見送られるの久しぶり(最もその前は母)。嬉しいものだなぁvv


 会社。
 昨日のトラブルの原因追及(というか、原因がシステムにないことの証明)のためログ収集。
 遠くの病院から40MBのログをリモートでDLするのに6時間かかってしまった…。
 その間、じーっと待っていた訳ではなくて、普通回線の通信が切れたりリモートのアプリが落ちたり、何度もやり直してやり直して。

 やっと、できた〜!!
 って思ったら、違うログだったさ…(泣)。

 2回目は要領を掴んで早くできたけど、フルに時間をかけてしまったよう…。部長(リュウ部長じゃないよ。リュウ部長は怒ってても優しいもん)の視線がイタイよ。


 やべえ。すげえ疲れた。


 今日テレシコワさんは旭川。

 メールしてみよう。「旭川の後は事務所ですか?、お時間ありましたらドライブしませんか、スマートで」


 テレシコワさん2時間沈黙。引きずられて残業してしまった…。
 声をかけたことに後悔はなかったのだけど、電話にすれば良かったと思いました。


 沈黙に耐えきれず、姐さんとGAMIさん(←恋バナ同盟)にメールするが、姐さんは遠い遠い病院に出張中。
 GAMIさんも忙しそうだなあ、と思って、リアクションは得られないと思ったのだけど、何と新車のマーチで事務所まで迎えに来てくれることに!!

 わーいvv

 GAMIさんを待っている間に、テレシコワさんからお返事が来ました。仕事だって。「またぜひお願いします」。

 思わず間髪入れずに訊いてしまった。「『またぜひお願いします』は社交辞令じゃないですよね…?」

 社交辞令。

 実はトシにも訊いたことがある。
 私を、札幌の素敵な夜景スポットに連れて行くって言ってくれたのを「それ、社交辞令?」って。
 テレシコワさんが
「はい、社交辞令ですよ、そんなの」
って言うひとでは絶対ないのをわかっているのだけど、もし言われたら、本当にもうやめられる気がして、言うなら言ってくれ、みたいな投げやりさ加減でした。

 しばらくして、仕事の片手間だろうか。お返事がきた。

「大丈夫!ことほぎさんのスマートには大変興味があります」

 車かよ…(怒)。


 GAMIさんとは回転寿司デートvv
 わーい。
 マーチも超かわいー。

 そして
「まおちゃんすごいね、どうしてそんなに積極的なの」
と言われる。

「白馬の王子がオートマチックに自分のところに来ないことがわかったからだよ」


...

日本一の伊達男たち。 - 2006年10月26日(木)

 今朝になって、昨日の日本シリーズの日ハムの当番が金村だったと知りました。
 何か、ちょっとだけ、昨日はテレシコワさんとデートしないで、家で野球観てたほうが楽しかったんじゃねえかと思ってしまいました…。

 今日は、うちの大将は休み。

 おたくらしく、さりげなく「今日自分は日本シリーズに行く」とアピールしての休み。
 最初、勤怠上出張にして(実際出張にしても誰も直接確認しに来ないからバレないけど)行こうとしてたので、やんわり「日ハムの一大事には俺は会社にいない、っていう前例をつくったらどうですか」と言って年休を取ってもらいました。

 実は、一昨日から仕事上トラブルを抱えています。私だけの問題じゃなくて、うちのチームが。
 …別に何も期待してないけど、そういう状況なのに休むというウチの大将、すごいでしょう?

 このトラブルっていうのが、テレシコワさんの担当のお客さんでもあり、それで昨日は仕事の話で大いに盛り上がってしまったのです…。ある意味タイミングが悪かったな、昨日。



 ま、仕事はこんなカンジです(笑)。
 このトラブルにかこつけて、テレシコワさんにメールしたり電話したり(でも電話には出てもらえなかった…。営業さんは今日飲み会だって言ってたので、電話したときは既に飲んでいたと思われる)して楽しかったけどね。←おいおい。



 少し残業してしまい、20時頃帰宅しました。

 ことりをカゴから出してあげて、一緒に日ハム戦を観る(ことりはじゅうたんの上に落ちているエサを拾って食べ歩きをしていただけだが)。


 勝ってしまいましたね、日ハム。
 稲葉、カッコ良かったなぁ…vv


 新庄もおつかれさまでした。
 最初はただのちゃらんぽらんしたのかと思ったけど、それは違っていたのだと今は思える。

 それからビールかけの中継が始まり、何となく飽きもせず夜遅くまでそれを見てしまいました。
 幸せだな。
 こういう、楽しい風景がごく間近で行われているなんて信じられないな。

 少し、野球が9人でやるのを知らなかったひとのことを思い出しました。
 そういうひとは、今の私のような幸せな気分を味わうことは絶対にないんでしょうね…。


 わー、カワイソー(笑)!!


...

やべえ。第2版。 - 2006年10月25日(水)

 …詳しくはあとで書きますが、結果だけ。まず。

 今日はテレシコワさんと会えました。

 予定が変わって、今日私だけが旭川に行き、札幌で待ち合わせする感じで会いましたが。
 いや、別に何も。

 居酒屋でふたりで延々飲んでた…。←デート?
 別に特別ロマンスを予想してた訳じゃないからいいんだけど、現実っぽくて笑いました。

 ゲットできた個人情報は、誕生日と血液型、年齢。だけ。
 あ。猫アレルギーだってのも言ってた。私も猫アレルギーだから、意味もなく嬉しかった。


 とりあえず、双子座じゃなかったけどO型だったよ、また。


 そして。
 意外なことにお酒に弱いことがわかりました(笑)。
 事前にいろんなひとに「テレシコワさんを潰します」と宣言していたのですが、私もお酒に弱くなっているしムリだろうなぁ…と思って、実行できませんでした。

 でも、見てると、私の敵じゃない。
 次回があれば、必ず倒します。

「ことほぎさん、お酒強いですねぇ、全然変わらないもの」
「…そんなの、『オマエ可愛くない』って言われてるのと同じです…」
「そんなことないですよぉ」←すごく舌足らずになっている。


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 ここからはレポートと感想(書いたのは一夜明けて26日。新庄を見ながら)。


 ――うーん。順を追って書いていこうかな。


 まず、今日の私は朝は帯広にいました。
 10時過ぎに、帯広から札幌に移動。駅で、小笠原サマが一面に載ったスポーツ新聞を購入。
 乗ってしばらくして
「今日は何時頃札幌に戻りますか?」
とテレシコワさんからメールが来た。…すっかりメールで連絡をとることに抵抗がなくなったらしい。
 今日はテレシコワさんは旭川には行かないらしい。私が頑張って早い列車に乗れればOKだ。

 それから自宅に戻って昼食を食べました。ことりの無事も確認。暖房をつけて出かけたので鼻水も出ておらず元気でした。
 私は旭川に出発〜。←もう既に疲れてる(泣)。

 医局で20人ほどの医者に操作説明。今日はプロジェクタを使用。
 実は私の操作指導の後に、ある製薬会社の企画した講演会みたいのがあり(医者は弁当支給、おやつ食べ放題、ビール飲み放題)、ただ人数がいただけで、私の説明そっちのけでご馳走に目を奪われていたのだけど。

 大将が、日ハム戦を観るからホテルに帰ると言ったので、それに便乗して病院から早めにずらかることができ、私はテレシコワさんに予告していた列車に乗ることができた。乗れましたよー、ってメールしたら、お店を指定してきた。はいはい。

 20時に札幌に着いて、改札出た瞬間に電話来た。さすがデキる営業さん。タイミングは外さない。
 お店わかります?、と訊かれた。行ったことのないお店だけど、所在から札幌駅から大通公園に続く駅前通りに面していると予想できたので、たぶんわかると答えた。

 お店に着いて、テレシコワさんが席をとっておいてます、って言ってたので
「えーっと、XXです」
と言ってみる。
 わーわーわー。すごいなー、テレシコワさんの名字を名乗ってしまった。
「ご案内します。お連れ様はもういらしてます」

 個室のテーブル席で、下座(というとこがまた、営業さんっぽいなー、もー)に、スーツの上着を脱いだ姿。水色の地に細い青いストライプのシャツで、紺色の斜め縞のネクタイ。
 思ったのは、自分の父親に着方が似ているということ。私はやはりファザコンなんだ。最近抵抗する気も起きない。認めるだけである。
 袖口を少し捲っていた。←またこれに弱いんだよねー…。
「おつかれさまです。ことほぎさんご飯食べました?」
「いいえ」
タイミングを計ったように鍋セットが来て
「私がつくりますから」
鍋つくってくれた…(泣)。うわー、この段取りの良さは何だろうねー。

「はい、召し上がってください」

 営業さん、そんなに気を遣わなくて良いですよぉ…。



 私がお慕いしている、とある街の営業所の所長さんの話になったときに
「私もその方大好きですよ。実は去年一年私の上司だったんです」
と、テレシコワさんが言った。
「えー?、そうなんですか、知らなかったです」
「あー、私はことほぎさんに何もお話していないんですねー、経歴とか」
「はい、何も。『謎の武闘派営業』ってことしか知りません」
「(笑)」←すごいウケてたさ。


 私ってば、すっごいヘタレだった…。←総括。
 質問はあんまりできなくて、いろいろ訊かれるまま答えてた(泣)。でもプライベートな話のときに
「いやー、楽しいですねぇ。そういうお話も聞けるし、仕事の話もできるなんてねぇ」
ってすっごい嬉しいそうにしてくれたのが、私も嬉しかった。


 テレシコワさんの発言で一番驚いたのは

「私、野球ってほんとに興味がなくて…野球が9人でやるっていうのも最近知ったんですよね」。

 ギャー!!
 物心ついたときから野球のルールを知っていた私には、そんな日本人がいることすら信じられなかったです。
 その後、

「うーん、サッカーは10人でしたっけ?、11人でしたっけ?

 ワー。イタタタ。
 もう助けて。っていうか、助けてあげて。


 事前に姐さんが「テーブルに肘をついちゃだめよ」と言われていた(つまり私は普段、ご飯のとき肘をつくのです…お恥ずかしい)ので、私は超・超・気をつけていたのですが、テレシコワさんのほうがついてたねぇ(笑)。
 私はウェストニッパーに支えられて姿勢も良く座っていられましたよ(笑)。でもテレシコワさんが「たくさん食べてくださいねー」って言ってくれるのが苦しかった…。あんまり食べられないからさ、これしてると。


 〆は黒ごまソフトvvでした。

 私、けっこう黒ごまモノ好き。
 向こうは、初めて食べたのかも知れないけど、すっっごい「えーっ、うまい〜」って感動してた(笑)。
 そんな32歳、武闘派営業。
 たぷん、私が何もこれから行動しなければ、このまま飲みトモダチになれそうです。


 …さて。
 どうしましょうか。

 とりあえず、楽しかったですvv


 帰宅して、メールで改めてお礼をする。今度はXXさんのお話がたくさん聞きたいです、と一応書いておこう。

 テレシコワさんのお返事は、やはり礼儀正しい。慇懃無礼という言葉の意味を知らないのだな、きっと。

 「次回もよろしくお願いします。ではまた!」


 …次回…?


...

今週の予定。 - 2006年10月23日(月)

 朝、隣のチームにかかってきた電話を取ったら、テレシコワさんでした。

「おはようございます、XXです」
「おはようございます、ことほぎです」
「あ、ことほぎさん、ご無沙汰してます」

 ご無沙汰ぁ?←ちょい切れ。

 何訳わからんことぬかしてんじゃボケー。ご無沙汰にしたのテメーだろうがよォ。

 …と、心の中で息巻いてみたのですが。
 4日間の音沙汰なしを「ご無沙汰」って言ってくれたのは、ちょっと素敵だと思って、
 テレシコワさんは、先週のあの水曜日の次の日から夏休みでした(もう夏じゃないだろ、という声が聞こえそうだけど)。夜中に電話くれたとき、明日からバイクで旅に出ます、って言っていた。

 このとき「旅どうでしたか?」とか訊いてみれば良かったなあ…。
 ――後の祭りか☆



 さーて、今週のことほぎさんはー?


 マスオです。←ウソウソ。

 「火曜日帯広出張」「部長とスキル面談」「水曜日旭川の後ご飯」

 の3本です。
 見てくださいねー♪


 んがぐぐ。



 最近事務所に姐さんが来ないので(遠地のお客さんに行っていたりするので)、ちょこちょこ、小遣い稼ぎに残業しています。
 残業するときは、必ず残業食をO田さんと食べます。
 私は、だいたい、お腹がすいてひもじくなると帰宅したくなるので、一旦満腹にしてしまうと意外に遅くまで居続けできます。
 それにもう日が短くなったし、北海道は急に寒くなってきたし、夜遊びする気も起きません。


 そんな秋の夜長に。

 大掃除魂に火が点いてしまいました。


...

宝塚の手帖。 - 2006年10月22日(日)

 宝塚を観ました。

 うおおおお〜!、何年ぶりかわかんないけど観劇してきました。

 何故、それがヅカなのかというと。
 会社で同期のY子ちゃん、こと、ちびっこちゃんが
「チケットをとったのだけど、OKBさん(ちびっこの彼。やたら細身ででかい)が『いやー宝塚はちょっとなぁ』って言うから、まおちゃん良かったら行こう」
と言ってくれたからです。


 本当は今日の会場である厚生年金会館で待ち合わせの予定だったのだけど、方向音痴のちびっこを心配したOKBさんから、
「札幌駅で落ち合って、こいつと一緒に行ってくれ」
と昨日言われ、地下鉄乗り場で待ち合わせ。
 私は、最近の一張羅になりつつあるジーパンをはいて行ったのだけど、ちびっこちゃんは何と着物で登場!!
 超・カワイイvv

 最近着付けを習い始めた彼女、暑い季節も過ぎ、やっと外出に着ていく気になったらしい。

 わーわーわー、かわいいよぉ〜。


 宝塚。
 おもしろかった〜。
 何か、観客が全員腐女子っぽかった(要するに夢見がちなんだと思うのだけど)…。まあ、私にそれを批判する権利はないのだけどね。


 大空祐飛サマ(漢字あってるか?)、応援しますvv


...

悔しい? - 2006年10月19日(木)

 テレシコワさんからのメールには「悔しい」って、最後に書いてあったんですよ。

 姐さんは「それでも『悔しい』って書いてるじゃん」と好意的に受け止めていたけれど、私は

 本当かよ。――っていうか、その前に「何が?」

と、思ってしまった。
 私ってば、ほんと不幸体質。姐さんに見習うべき点は多い。
 姐さんは、スロットで私の給料ほど負けたりもするけど、概ね幸福を感じるのが本当に上手。よく、今日は空が青いねー、っていうメールをもらいます。
 それだけ視線が上なんだな、ってこないだ思いました。私も上を見よう。


 さておき。


 日付が今日に変わって。

 O田さんに家まで送ってもらい、家に入ってことりのカゴに覆いをして、何をどうするでもなく座っていました。
 もう涙は出ない。ただ「ぼよん」とした期間が一週間延びただけです。

 でも携帯を充電して、メールのお返事をすることにしました。礼儀だと思ったので。

「お返事が遅れてすみません。まだ事務所でしょうか?
 今日は残念でした〜(>_<) 25日楽しみにしてます」

…すごいムリしてるよな、私。

 もう寝るよ。
 布団に入ってしばらくしたらテレシコワさんからメールが来ました。
 本当に今日は申し訳ありません(「ホテル」の高嶋弟か、オマエはっっ)ってことと、事務所にまだいるってことと、まだ起きてますか?、って書いてある。

「はい、起きていました。まだお仕事続くのですか?、明日ちゃんとお休み取れるといいですね」

 寝てたけど、そう返事してみたら、けっこうすぐに電話が来ました。

「ことほぎさん、今日は申し訳ありませんでしたっ」

 …普通は「XXです、おつかれさまです」なんだけどな。

 ぼわーん、と広いところで反響した感じの音。この音の聞こえ方は非常階段からの電話です。またコソコソかけてるのか。

 今日どうしてこんなことになっているのか、そこで延々と語り出すテレシコワ氏。
 営業さんはパソコンを持ち歩きません。
 でも、メールは携帯に転送されてきます。
「今日は帰りに遊びに行く準備して事務所に出たのに、メールがたくさん来てしまって…」
だから、出張先の地方都市の空の下、テレシコワさんは携帯でメールに気づいてしまった訳だ。

 お仕事を都合にして避けられてる訳じゃないですよね?、とか、そういう意地悪をする権利が私にはある(これだけ向こうの都合で断られているんだもん!)と思うのだけど、言葉が出てこなかった。
 ズルい避け方をするひとは、こんな時間に「起きていますか?」というメールはしてこないと思ってしまったからだ。
 …これもデキる営業さんの基本動作なのか(ウチのリュウ部長んとこにも23時に電話してくるらしいからさ)?――だとしたらアッパレだ。

「25日は何時に終わりますか?」
とは、先週も訊かれたのだけど、にこにこ返答(わー、私、すごいオトナだぁ〜)。
「操作指導は17時半からですけど、30分くらいでやってって言われてるので18時半の列車には乗れるかなあ」
「ぜひそれに一緒に乗ってきましょうっ」
夜中の非常階段でひとり威勢の良いひとである。
「…は、はい…」
でもね、その列車には大将も乗ってるよ、きっと。非常階段で電話してるくらいだから、捲くんだろうなぁ。楽しみだなぁ。

 最後に畳み掛けておきました。
「25日、楽しみにしてますから」
「はい、ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。失礼します」
…営業さん常套句3連発…。


 その後、ほんとに寝た。




 朝、姐さんから「どうでもいいなんて言ってないで(昨夜「どーでもいー」を連発した私)何がしたいかよく考えなさい。そして暗くなるんじゃない、笑え」という趣旨のメールが入っているのに気づく。

 何がしたいかは意外と明確。
 でも、もうグダグダになったりボロボロになったりしたくないだけ。

 会社に行きたくなくて、一応ことりをカゴから出してあげたけど、またベッドに戻って横になった。
 お布団の上をとことこ、ことりが歩いて私の顔の横に来ました。

 じーっ。←私を見つめる音。

 無言の圧力だ。ことりの黒曜石のように無垢な黒い目が私を見ている。
 こっちが顔を伏せたら頭に飛び上がってきて「ぴるるる」と、すごく可愛い声で鳴きました。←いつもの力一杯の叫びは正直可愛くないのさ…(泣)。

「…」←起きて結局会社に行った。


...

神様は、暖簾に腕押し、糠に釘。私はもう頑張りたくない。 - 2006年10月18日(水)

「事務所に戻らなければならなくなってしまいました。
 かなり遅くなりそうですので来週の旭川後でお願いできませんか」




 うちの大将と一緒だから電話もできずにショートメールしてきたよ、営業ケータイで。

 あー、もー、どーでもいい!!



 夕方から市内の病院に出ていたので、テレシコワさんが札幌に戻るまで姐さんちに寄らせてもらおうと思っていました。
 でも、今日はハンカチ忘れたので、姐さんち近くのローソンでハンカチを買おうとしたところでメール受信。
 買い物せずにお店を出る。

 姐さんに電話をする前に、まーさんにメールして「今、家にいますかー?」と尋ねるが今日はまだ仕事だって。
 姐さんが昼間、O田さんを夕食に誘っていたのを見たのだけど、あのふたりは10数キロ離れたウチの会社の事務所だ。
 ちょい途方に暮れ気味のところに姐さんからの電話が。
 その近くのカフェに入って、O田さんが迎えに来るのを待つように言われました。←姐さんはGAMIさんを迎えに行った。


 そのカフェで、シードルを飲みながら、泣いてしまいました。
 よくわかんないけど。いや、わかんないっていうのは違うな。――「あー、やっぱりそうじゃん」って。

 だから、まーさんが慌てて帰ってきて「まおー、家に来てもいいぞー」って電話をくれても動けませんでした。


 O田さんのランエボ到着。女性の車とは思えない重低音エンジンを轟かせ
「まお、お待たせ〜♪」
…カッコいいなぁ、もう。



 飲んだ。GAMIさんと。
 わざわざウェストニッパーとガードル脱いで、腹一杯喰いました。


 そして21時過ぎにテレシコワさんが電話をくれたのに、MTV観てて気づきませんでした…。あほー。


...

「来週って言ったのに(泣)」。そして下界では日ハム優勝。 - 2006年10月12日(木)

 ことりを飼ってから、夜髪の毛を洗うようにしていたのですが、昨日は姐さんと遊んで疲れてそのまま寝てしまいました。なので今朝洗髪。
 それからことりをカゴから出してカゴ掃除。ことりをカゴに入れてから髪の毛乾かそうと思ったのですが、言うこと聞かなくて入らなくて、仕方なくリビングに出しっぱなしにしたまま、洗面所でドライヤーを使い始めました。

 リビングから洗面所は死角。
 私の姿が見えなくて、ぴぴーぴぴーぴぴー(この声がすっっごい鋭くて耳が痛くなるの)鳴いているのが聞こえました。

 そのうち羽音がして、あ、どっかに飛んだんだなぁ、と思っていたら、ことりが、ぶうん、と廊下をカーブして洗面所に入ってきました。
「ことり!」
びっくりしている私の頭に着地して、よいしょよいしょ肩におりて、とことことこっと手首まで歩いて来ました。

 不覚にも…すごく感動しました。

「ことり飛んできたの?、ことりはえらいね〜、まおがここにいるのよくわかったね〜」
 でも、ことり氏はそんなことは偉業だと思ってなくて、私の手のひらでこっちを見上げて首をかしげている。 その仕草にも感動して、私は泣いてしまい、そのまま午前年休にしました。←バカ。

 他人様の産んだタマゴから生まれたことりがひとつひとつものを覚えることにこんなに感動するんだから、自分の子供が歩き出したり喋り出したりするのって、ほんと格別なんだろうなぁ…。


 午後会社に行く。
 仕事でお客様先に出ているひとも多かったのだけど、日ハム観戦で休んでいるひとがけっこういて、事務所が過疎化していました(本当です)。


 会社を出るとき、テレシコワさんに電話をする。
 今週会ってくれる約束をしていたので正直かける気はあんまりなかったのだけど、テレシコワさんが明日は終日東京に出張することになっているのを知っていたので、じゃあ今日しかないじゃん、ということで…仕方なく(泣)。
 でも出なくて、自宅前あたりで向こうからかかってきました。
「あー、ことほぎさんですか?、申し訳ありません、忘れてた訳じゃないんです〜」
そしていつものように、今週自分がどういう仕事をしていたのか、今日の仕事の進捗と明日の予定を説明して下さる。
 …こんなことを言っては罰当たりだが、正直聞き飽きてきた…。私、直接説明受けなくてもアナタの予定知ってるしさ(泣)。←会社の予定表で。
 声の聞こえ方が、がらんとした、物のないようなところで喋っている感じでした。
「今どちらですか?」
「事務所の非常階段です」
部活後の高校生から電話をもらっている気分になってしまった。イヤ、現代の高校生はそんなに奥ゆかしくないな。でも、ちょっとカワイイ――かも。
 こうやってコソコソしているということは、私からの電話が完全に仕事外だってのが定着したんですね。
 デートできたら、個人携帯の番号聞こうっと。←私がいつもかけているのは、営業さんが会社から支給されている公的ケータイ。

 来週の予定をお互いすり合わせると、18日が良いんじゃないかってことで、18日に決定。
 しかしその後、再来週25日にふたりとも例の旭川の病院に行く予定だってことも判明。
「あ、それじゃあ25日にしましょうか」
とテレシコワさんが言う…。
「えーっと、『さっき来週って言ったのに…』って言って涙ぐめばいいんでしたっけ(笑)?」
「わ〜、申し訳ありません、来週でお願いしますっ」

 電話の最後に
「詳細はまた連絡します」
と言われました。

 …詳細…?←これ異常細かく何を決める必要がある?


 うーん。
 私、デートはしたいけど、デートらしい内容を期待している訳じゃないんですよね。
 どういうお店に連れて行かれても、驚かないし落胆もしない自信はある。だって、私、普段、同僚とビー玉転がるほどナナメになった塩ホルモンの店とか行ってるもん。←女の子でここまで落ちぶれた飲み方できるのはSEという職業の人間だけだろ?、えっへん。
 それに、テレシコワさんは、私のことを仕事関係の人間にカテゴライズしているはずだからね。居酒屋さんとか串鳥で良いよ、ほんとに。

 詳細も何も。
 私が駅までテレシコワさんを迎えに行くことになるんです、絶対。←18日もテレシコワさんは地方にヒコーキで行く予定。うちの大将と一緒に。



 それからGAMIさんに電話して拉致。
 彼女の会社は私の家のすぐ近く。電話したら会社にまだいたので、帰宅を襲いました。
 スマ子でドライブと相成って、藻岩山に行きました。

 道中、恋バナです(笑)。これが目的だからね。
 今週はテレシコワさんに会えなかったけど、GAMIさんと「恋バナの会」は達成できましたvv、良かった。

 夜景、超・キレイでした♪

 昨日の豪雨のせいで夜空はくっきりと澄んで、半月も明るい。
 GAMIさんは藻岩山初めてで感動してくれたので、嬉しかったです。
 私は3回目。1回目はO田さんと、2回目はトシと。


 藻岩山の頂上でちびっこからメールが来た。「日ハム優勝したねー」
 それを見て「GAMIさん、日ハム優勝したって」と報告。
「えー、そうなんだあ」
車に戻って一応ラジオを点けてみたら、本当に優勝していました。
 GAMIさんを家に送る頃ビールかけ。ビールかけもラジオ中継。誰が喋っているのかよくわからなかったけど楽しそうでした。

 帰宅してテレビを点けたら、稲葉がカッコ良かった〜vv←もともと稲葉好き。ま、小笠原の次だけどね(笑)。


...

嫁に行く日が来なけりゃい〜い〜と〜♪ - 2006年10月10日(火)

 10月10日です。
 何て潔い数字なのでしょう…。美しいですねェ。
 今日はてるの入籍日だったりしますvv

 すげー。

 そして私はやはり、友人の名字が変わることについていけない(笑)。
 別に不服という訳ではないのですが、何かね、覚えても使わない。
 携帯の電話帳はずーっと旧姓のままだし、竹松(仮)に至っては今の名字を知らない。ひよこりんを呼ぶときは旧姓で「×田!」と呼んでしまうし。
 てるも、20年近く下の名前で読んでいたので、名字が変わったからって何かある訳じゃないのだけど、昨日彼女に郵便を送ったとき、宛名を書く手がこそばゆかったです。


 芦屋雁之介(←漢字合ってるか?)ですよ、気分は。
 旦那さんになるひとはしっかりしていそうだし、職業カタいから許してやるけど(←おいおい、何様だ?)そうでなかったらぶっ飛ばしますね、確実に。

 幼なじみの私でさえ、ふざけ半分そうなのだから、実のお父さんお母さんの心中如何ばかりか…よよよ(泣)。


 あー。
 でも幸せになって欲しいなぁ。



 朝、旭川の病院でディスクが壊れたらしく、病院からサーバーにオレンジのランプが点いてますけど大丈夫ですかー、って電話が来ました。
 大丈夫です。
 勝手にスペアのディスクに中身がコピーされますから。←RAID5
 とりあえず、病院さんにはしかるべき所に連絡してもらった。一応こういうとき、営業さんにも連絡を通すものなのでテレシコワさんに電話する。

 いや、別に。
 フツーの会話ですよ…。


 今週に会ってくれる約束はしてくれたけど、テレシコワさんの予定を今日確認して、正直平日はムリだなと思いました。
 たぶん21時とかに仕事が終わるのでしょうけれど、それから私を呼び出すのは気が引けるのかも知れないし(私は一向に構わないが…)、それより何よりお疲れでしょうからね。


 姐さんが、家に来るかい?、と言ってくれたのだけど今日は帰宅してことりと遊びました。

 メイクを落とさずにドキドキして待っていたのですが、21時過ぎに寝ました。

 疲れちゃった…。

 おそらくこういう毎日が今週の全部で繰り返される気がしてならない。


...

さあ、次! - 2006年10月05日(木)

 今日は事務所勤務です。
 ですが、テレシコワさんは東京出張なので、内線電話を取るのにもいつもの殺気はありません。かかってこないのわかってるから。


 今日、携帯の料金の精算を半年分しました。
 仕事で使った電話のお金は、ちゃんと明細を提出すればキャッシュバックされる仕組みの我が社。


 半年前の明細だから、前の恋の分も入ってる料金明細。

 部長に明細を提出した後、トシの電話帳を携帯から削除しました。


...

バカも休み休み言えよ、バカ。 - 2006年10月04日(水)

 今日の日記は過激なタイトルですなぁ。
 内容も過激です。
 今日はテレシコワさんのお顔を拝見できたというのに、その喜びも半減です。


 どうもこんにちは。最近、「バカ」と「ウザい」の言葉の便利さを痛感している、ことほぎでございます(笑)。


 基礎知識として書いておきましょうかね、私の職場環境を。

 私の上司は「大将」。後輩(と言っても、技術力満点のしっかり者)は「A木」くん。

 このふたりは折り合いが悪い。部のみんなが知っている。大将はみんなに「A木と話しても会話にならないんだよね」と言いふらしているらしい。

 だがそれを鵜呑みにしてはいけない。私は大将がA木くんと会話しようという気すらないことを知っている。彼は、私やY崎さんを伝令役に使っている。
 まあ、事態は悪化の一途を辿っているのだが、A木くんに非はない。だから私はA木派だ。だが、大将は最近自分の陣営に私を入れようとしているらしい。ウザい。
「最近ことほぎさんが頑張ってくれているんだよ」
と、周囲にも、私を褒めちぎってくれているらしいが、ぶっちゃけ私はテレシコワさんのために働いているようなもんで、彼の担当外のお客さんは今まで通りだし、大将のためになると思ったらできることもしたくないくらいなのである。
 勿論今後、まかり間違って会社組織の判断で大将の陣営に組み込まれてしまったとしても、態度を変える気はない。



 午後、テレシコワさんが旭川にやって来ました。
 しかし、大将とテレシコワさんの打合せは、すぐに膠着状態になってしまった。
 何故なら、この打合せ、A木くんが途中まで進めている作業についてのもの。しかし、大将はA木くんから引き継ぎされてはいないようです。

 脇で聞いていましたが、ふたりの会話の感じから、何となく、大将自身がテレシコワさんに既に、A木くんが大将の言うことを聞かないことをこぼしている気がしました。
 おそらく、テレシコワさんが依頼した仕事を大将が期限までにできなかったりして
「いや、A木にやらせているんだけどさあ、A木ってば俺に報告とかしてくれないからさあ」
とか。言ってるんだろうなぁ…。
 彼のことだから、話の上ではA木くんだけが悪者になっているのだろうなあ…。そんな予感が過ぎりました。ほんとにね、そういうところが巧妙ですごく頭に来ます。

 いつもなら絶ッッッッ対に助け船なんか出さないのだけど、テレシコワさんのために今日だけ出してやることに。←ゲンキンとでも何とでも言え!

「A木くんから、A木くんが引いたスケジュールをメールしてもらいましょう。私が電話しますよ。スケジュールの他に何か必要なものありますか?」

尋ねたら、大将ってばどうなったと思う?、クイズ。

1.「わー、ことほぎさん、ありがとう。A木に電話してメールしてもらって」と飛びついた。
2.「いいよ。俺がかけるよ」と言って、自分で電話した。えらい!



 答えは
3.固まった。



 情けないでしょう?
 たぶん自分なりことほぎなりが電話しちゃえば楽だけど、A木くんに頼むのが嫌だったんだな、きっと。
 テレシコワさんには

「俺が客に出せるスケジュールつくるよ」

と言っていましたが。
 …1回誰かがやった作業を再度やって保つプライドって何だろうね。アホくさ。



 しかし、私の予感は的中したみたい。確信したのは、テレシコワさんが
「ことほぎさんのお願いなら、A木さんだって動いてくれるでしょうから、電話してもらいましょう?」
と大将を諭したのよ(泣)。

 純真無垢な(?)テレシコワさんに何を吹き込んでいるんだ、このバカは!

 まるでA木くんが誰の言うこともきかないみたいじゃないの!
 違うよ、違うよ、A木くんはいい子だよ!
 私以外のひとのお願いだって、ちゃんと聞いてくれるよ!
 ただ、大将の言うことを聞かないだけだよ!


 そして大将は、どうしてA木くんが自分の言うことを聞いてくれないのか知ろうともしていないだけなんだよ。


 打合せ後、

「いやー、そう言えば俺もさあ、A木くらいの頃は上の言うことなんか聞かないで何でもやってたよ、はっはっはっ」

 と、何でだか、自らの器の大きさをアピールするような発言をする大将。部下のひとりと満足に話もできん小者のくせに。



 …でも。
 今日は、テレシコワさんのワイシャツ姿が見られましたvv←今日旭川まで来た甲斐がありました(笑)。
 お客様先なのでネクタイ有。
 しかしどうして男の人は暑くもないのに上着を脱ぐのだろう…?
 ま、色っぽいから良い(テレシコワさんに限らず、男性のワイシャツ姿はセクシ〜vvと思います)のだけどね。



 帰りの列車の中で、GAMIさんにお見舞いメールをした。
 日曜日に困っていた首の寝違えは直ったみたい。良かった良かった。
 お返事に
「今度『恋バナの会』しない?」
と書いてくれていました。
 おお!、ぜひ!

 …という訳で、恋バナの会も来週開催予定です(笑)。


...

あの方にお目にかかれるなら。 - 2006年10月03日(火)

 今日は事務所でした。
 昨日、大将に

「事務所でやることがなくてボーッとしているくらいなら、旭川に行ったほうが良いんじゃない?、別に強制はしないけどさ

と朗らかに(おそらく本人はイヤミのつもりはまったくないのだ)言われたのだけど、何か↑の太字部分にカチンときたので行きませんでした。
 こうやってコイツは、自分は善人であるとアピールする。
 気の毒に。
 大将は、きっと自分の何気ない発言が、周囲のいろんなひとの機嫌を損ねていることに一生気づかないで生きていくんだろうなぁ。



 …と、こんな感じで、彼の言うことを聞く気は全くないのですが、午後に電話が来て

「俺、明日も旭川に来なきゃいけなくなったんだぁ。だからXXちゃん(=テレシコワさん)と旭川で打合せすることにしたぁ。ことほぎさん明日旭川来ない?、会社に打合せの資料があるんだよね」

と言ってきた。




 ええ、行きます。


 行きますとも!!


...

来週♪ - 2006年10月02日(月)

 どうも、部長に誤解されているやつがいる。

 リュウ部長は、その男を「優しい」と思っているようで、私があからさまにその男の批判をしてみたりなんかすると、
「いや、彼も優しいからなあ。努力もしているから、理解してあげて」
などと言う。

 ひどい言い方をしてしまうが、そのひとは世間一般で言うと優しいのかも知れないけれど、それは私が考える優しさではない。
 私から言わせると、そのひとは、嫌われたくないだけ。誰からも嫌われたくないから、みんなに良い顔をして結局みんなを不愉快にさせる。

 そりゃ人間たる者みんな、誰からも嫌われたたくないと思うのは当たり前なのだけど、こと男の人は、周囲を敵に回しても決断しなきゃならない場面と必要性がある。

 また、そういうことができるのが男性だと私は思うのね。――ま、女でも、決断しなきゃならないことはたくさんあるけど。


「(これ以上俺が現場に入らないと)危険だから、俺も明日現場に行くわ」

 …1ヶ月以上放置しておいて、コレですからね。
 危険だぞ、ってみんなが言っているのに無視してたくせに。自分が行かなかった間に事態が勝手に悪い方向に向かってしまったような言い方しやがって。フツーにムカつくわ。


 全然上記の愚痴の内容とは関係ないのだけど、リュウ部長は、任天堂「おいでよ・どうぶつの森」の、とたけけに似ています。



 午後、IDカードが新しくなるというので、それに使う写真を撮りました。
 総務の女性がデジカメで撮ってくれたんですが、撮り終わってから

「旭川、大変でした?」

と訊かれました。
 何故私が旭川に行ってたの知ってるの?、と思いつつ「はい…」と答える。
「営業がベタ褒めでしたよ」
「営業さんて?」←一応確認。
「XX(テレシコワさんを呼び捨て)。あいつお調子者だけど、ほんとに褒めてましたよ」

 テレシコワさんを呼び捨ての上に「あいつ」呼ばわりするなんて、アナタ何者?

 どうして?、と更に尋ねると
「私、先月まで営業にいましたから」
とのお返事。


 …どよどよ。←よくわからないけど心配になっている。



 帰り。
 姐さんの車に乗せていただく(いつもありがとうございます)。
 姐さんの行きつけの美容室にお届け物をするのに、美容室の近くのパチンコ屋さんに一度車を駐めました。用事を足した後、駐車料金代わりに姐さんがスロットを打つのを私が横から見守り、その後、さて帰宅。

 なのですが、その前に。

「ほら、テレシコワさんに電話かけるの?、かけないの?――かけないなら、このままウチに連れてっちゃうよ」
と、姐さん。
「…かける」

 実は今日、3時のおやつを食べながら
「姐さんー、どうしようー、電話ー」と、相談されたほうが困る相談をしていました。
 別に今日じゃなくても今月のいつかの約束ができたら良いなぁ、と思っていたのは確かですが、あんまりこっちからかけても迷惑なんじゃないのかなあ、とか思ったりして…。

 ぐずぐず。
 ぐずぐず。


 でも、かけた。


 0.5コールぐらいでいきなり出たのでびっくりしました。「はい、XXです」
「おつかれさまです、ことほぎです」
「おつかれさまです。どうかしました?」
「…どうもしません」
と私が言うと少し笑ったようでした。外を歩いていたらしく向こうからは風と車の音がしました。「今、○○病院さんの帰りなんです。いつもことほぎさんにお電話いただく日は日が悪くて、本当に申し訳ありません」
「じゃあ、これから事務所に戻られるんですね」
「はい」
この後、毎度のことながら、今日これから自分がどういう仕事をしなければならないのか、とくとくと語り、更に、私がずーっと通っている旭川のお客さんが売り上がったと喜んでいました。
「それで、私もやっと時間ができそうです。ことほぎさん、今週のご予定はいかがですか?、札幌にいらっしゃいますか?」


 どっきゅん!←齋藤さん(BY「風光る」)


 いろいろ話した挙げ句(このときも、自分の予定を全部お話してくれるテレシコワさん…/泣)、

「じゃあ、来週、調整しますね。ことほぎさんは来週大丈夫ですか?」
「…はい」


 …調整…?←何か事務的なのが気にかかるが。


 お礼を言って、電話を切る。「…調整してくれるそうです…」
「わー、まお、やったねぇ。来週♪来週〜♪」←テレシコワさんの声が大き過ぎて丸聞こえだった。
何故か私より嬉しそうな姐さん。
「…しくしく…」
「あれれ?、泣いてる子がいる」
そして、ぐったりした私を乗せたまま、姐さんが車を出しました。「でもさ、こうして“調整”して都合つけられる身分みたいだし、嫌がってはなかったんじゃない?、どうよ?」

 あんまり期待させないで…(泣)。
 でも確かに嫌がられていないような気はしたなあ。――しかし私は、こういう態度でずっと付き合ってくれていたのに、土壇場で私を切ったひとを知っている。
 テレシコワさんはどういうつもりで調整をかけてくれるつもりなのだろう?
 できれば何かを信じたいし、約束してもらえたのは嬉しいけど、わーい!!、っていう明るさはなかった。


 それからまーさんと合流して、焼肉屋さんでご飯。
 まーさんをまずおうちに降ろした後、姐さんとふたりでカフェに行きました。女の子だけのお楽しみvvです♪
 宮越屋珈琲で、いい照明、いい音楽。勿論コーヒーはおいしいし、姐さんと差し向かいでのお話は最高だ。


「今年の夏にずーっとお茶を飲んでた琉球ガラスのコップあったでしょう?、去年そのコップを買った日って、まおと銀次郎くんがうちにふたりで遊びに来た日だったんだよ」
「…」
「あの日のふたりは可愛かったなあ。それはそれで、いい思い出にしなさい」
「はい」
やっと、こういうことに素直に同意できるようになりました。



 今日の最後に、姐さんのお優しい一言。

「あたしは春先のまおを知っているからね、とても嬉しいよ。良かったね」


 そう言われて、今日の僥倖が、本当に良いことだったと初めて思えました。


...




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