ま お の 日 記...まお

 

 

遠藤くんの帰省。 - 2002年04月28日(日)

 昨日のうちに帰ってくると言ったのに、昨夜は全く連絡がなかったので私はほとんど諦めていて、午前中は両親と腐葉土を買いに行った。いつも行くホームセンターで「おひとりさま2袋限り!!」だというから「まおもついて来てー」とのことだった。

 午後になって、両親が昨日に続いてまた庭仕事をし始めた頃に、遠藤からメールが来ていたので、今夜会うことになった。
 彼に車を出してもらうと、お別れの時間を私が決められないなあ、と思い、私が車を出す!、と申し出た。

 彼とのドライブってのは、けっこうトラウマ(笑)。

 というのも、この日記を継続してお読みいただいていてる方はご存知かと思うが、正月に「えらい長い時間を一緒に過ごしたが何も起きなかった。→自分の魅力のなさを痛烈な形で思い知らされた」というのを二度も経験して、本当にイヤになってしまったのよ。とほほ。何かこう書くと自分の野暮天ぶりを暴露するカンジですごく悲しいけど、野暮は野暮だから本当に仕方ない。
 だから、私が送っていったほうが、その帰りの自宅までの道にかなりの時間を要するという確定的事実を差し引いても、精神的に救われる。


 会ったとき「おお、ひさしぶりー」と言ってくれました。10日前に会ったばかりなのに。
 ごはんは、M利さんが大好きだから会社でよく来る「ふく亭」というお店で食べました。てるとも一度来たことがあって、そのときはカウンター席だったのだけど、今回は
「カウンターと小上がり、どちらがよろしいですか?」
と聞かれた。連休の中日の午後6時なのに、私たちが一番乗りな感じでした。
 おお!
 すばらしい!、もちろん小上がりだ!
 わー、小上がりはあずましい(北海道の方言で「落ち着く」、「心地良い」)よー。今度、竹松が帰ってきたら、小上がりを予約してしまおう!

「連絡が来ないから、もう今回は会えないかと思った」と言うと、何と
「昨日は帯広で仕事してたんだよー」。
…このSEという商売、どうにかならんかのう…(泣)。

 お会計をするとき、レジの横に映画館のチラシがあった。
「E.Tが観たーい」
「はいはい」
でも、観たのは「ビューティフル・マインド」でした。E.Tは、次の放映まですごく時間があって、そこまで待てないってことで。

 ビューティフル・マインド。
 主人公を演じたラッセル・クロウがうちの親父の若いときに見た感じ似ていて、もうそれだけで笑っていたのだけど(笑)。

 あの伏線の張り方には驚かされる。
 ストーリーが退屈で死にそうになった中盤でいきなり大逆転する感じかなあ。
 だから、よく雑誌で語られているとおり「ノーベル賞受賞の数学者の物語」という意識はあまりしないで観たほうがいいかも。単にストーリーテリングの素晴らしさを観に行くつもりで。

 私はすごく感動する映画だと思って、泣く心構えをしていたのが間違いでした(笑)。人間的な感動は、私には薄くしか感じられなかった。


 で、ご自宅までお送り致しました。
 新幹線や飛行機の時刻がきて、さくっとそこでお別れできたほうが楽ですね、絶対に。
「もうすぐお別れだなあ」
なんて、家が近くなった頃に笑っていたけど、彼は実に男らしくてきぱき車から下りて行きました。


 聞き分けのいい子のほうが愚図る子より可哀想に思う、っていうのは本当だなあ…。


...

てる、大丈夫?? - 2002年04月23日(火)

 午前中は昨日の続きで忙しかったけれど、午後からはR病院に行き、ただO山さんの作業を見守るという時間が続きました。
 病院主催の会議にお勉強のために出席した1時間ほどを除いて、9時まで。

 ただ、O山のすることを見ていればいいんだよ。
 そのために○川さんをウチに入れたんだ。

 M利さんが、よく暇をもてあます私を見て言うけれど、O山さんは自分で何でもできてしまうから、私のことは見えていないのだ。
 だから、私は医療班のお嬢として、何の責任も負わされない道を一年間歩いた。たぶん、私は退職するまでこんな感じかも知れない。最近そう思う。後輩が配属されることも、この中の誰かが辞めるまでないだろう。

 最近の傾向として、何かというと遠藤に
「最近忙しいの?」←毎日メールくれなくなったんだもんー。
と尋ねるのだけど(現に先日会ったときに、「最近忙しいんだよー」って言っていたから忙しいに決まってるのに訊く)、それは、仕事が詰まってて忙しいという感覚がないからだ。
 寂しいけれど、責任がないというのは、非常に楽だったりする。

 R病院から、O山さんと一緒にF口さんのアコードに乗せてもらったvv
 わーおvv
 O山さんのプレサージュワゴンも大好きだけど、やっぱりセダンに乗せてもらうのは嬉しい。←セダン大好き。


 事務所に寄って、少しだけM利さんとお話して帰る。てるの勤めるセブンイレブンでお弁当でも買って帰ろうと思い、寄り道。
 最初、お客さんに対応していたてるが「あー」って、レジの後ろで気付いてくれた。
 もう何度も寄り道しては、彼女のセブンの制服姿を見たけれど、今日は何か元気がない気がした。
 発注(と思う)の機械を首から提げていたので「わーい、本当のセブンのお姉さんみたいーっ」と、わざと言ってやったら、

「…もうほんとにセブンのお姉さんなんだよーっ。部屋を借りた手前、できるわけないけど辞めたい」

と、何か泣きそうなカオをしてました。
 …おい、何かあったかね。
 そのとき9時半で、彼女は10時までバイトだから、もう少し頑張りなーって言ってお別れしたけど、彼女は憔悴した感じで頷くだけでした。


 帰宅したら、母は「地方記者・立花陽介」を見ていて、父はラジオで野球を聞きながら待っていました。
 立花陽介は、私も好きなので一緒に見る。彼の奥さん役の森口揺子さんがとっっっっっても可愛い。

 その後、ジャイアンツの大勝を聞き遂げた父がニュースステーションのスポーツコーナーを見に来て「今日は二岡が2本もホームラン打ったから、見ていけって」
と言うので見た。
 しかし彼の映像が出ず(同点ホームランの阿部は出たのに)、ただ、字幕で「二岡1,2」って出ただけ…(泣)。

 二岡ーっっっ!!


...

ああーっっ!! - 2002年04月17日(水)

 昨日東京から帰ってきたばかりなのに、会社だ。当たり前だけど。

 今日は、S病院で、S病院重鎮のご要望を聞きに行く。私は全然ついて行くつもりがなかったのだけど、
「K端先生に操作方法をご説明しなさい」
とO山さんに言われ、急遽(あくまでも私の中で急だったというだけで、M利さんにも既に了解を取ってあったらしい)行くことになってしまった。

 イヤなんだよね、必ず残業になるからさあ。
 というのも、外来を持ってらっしゃるお医者さまの身体ってのは、夕方5時以降にならない空かないワケさ。
 だから、それから打ち合わせが始まる訳で、当然5時半の私の会社の定時なんぞには間に合うはずもないんだわね。

 で、現地に入って気づいた。
 もう雷に打たれたようだった。

 O山さんのノートパソコンがデモ機なの。
 言われて、それをセッティングしてるとき。
 O山さんのパソコンは当たり前だが、系列本社製。そのノートの電源のコードは、アダプタ部分とコンセントに繋ぐ部分が分かれている。
 コンセント部分が、私が長い時間自宅で探している、13年前に買ったワープロのものと同じだったのだ!!

 ということは、私の自宅パソコンも系列本社製なんで、パソコンのコードがワープロに使える!!
 ↓
 パソコンに乗り換える前に書いた小説が読める!!

 ヒューヒュー!
 どんどんどん!、ぱふぱふぱふ!!

 もうそれからは、打ち合わせが長い長い長い…。←しかも営業さんの手違いで、私が先生にご説明申し上げる機会は訪れなかった。



 果たして。
 読めました。読めましたともー(感涙)!!!


...

新宿の街。 ★ - 2002年04月16日(火)

 新宿のホテルをギリギリにチェックアウトして、新宿で買い物をしようと思う。
 ときどき立ち止まっては写真を撮る、オノボリさんな私。



 ←マルイメンズ館の広告になった照英くん。
  何だかカッコいいので撮影。
  すっかり売れっ子になっちゃったなあ。



 ←並樹瞬御用達!(ウソ/笑)
  新宿三越・ティファニー。



 しかし東京はあったかいなあ。まだ4月だっていうのにジャンパー要らないんだもん。持ってきたデニムのジャケット(要するにGジャン/笑)と、グレーのスカーフはすっかり無用だったなあ。

 ヨドバシカメラで、小さな三脚を買いました。
 これで自分撮りもバッチリだわ!

 で、その近くのドトールコーヒーでお昼を食べた。
 学生の頃、好きでよく食べていたベーグルサンドサーモンを食べました。



 ←ベーグルサンドサーモン。ふふふ。
  北海道にドトールはありません。





...

アコガレの井の頭公園。 ★ - 2002年04月14日(日)

 東京に来ました。
 去年の11月30日の渡航がまるでウソのように、今回は釧路も晴れているし、東京も晴れていました。
 ハプニングと言えば、昨日買った金属製のベルトが、飛行機の探知器に見事反応してしまい、係員さんに二度手間をかけてしまったということ。…このフォークロア風のベルトは、機械の認識の範疇において「武器」らしい…。

 昨日、とうとう遠藤から連絡がなくて、
「午後2時に新宿高島屋で待ち合わせをしよう」
というメールを携帯に投げただけの乱暴な約束だったのに、ちゃあんと会えました。すごいなあ。逆に言うと、携帯がなかったら会えなかったってことだよね。
 彼は「私が男の子だったら、こういう格好したいなーっ」っていうテイストの服で、何かそれだけでとても嬉しくなってしまいました。

 とりあえず、高島屋の中の飲茶屋さんで、遅い昼ごはん。一度、抗議をサボってKさんと来たことがあるお店。小龍包が滅法おいしいのだ。
 休みの日だから、東京では当然のことだけど、行列をして待つ訳。で、お店に入る前にメニューを渡されて注文をするよね。で、名前を聞かれるの。
「お客様のお名前は?」
「遠藤です」

 わーお。←ヘンな感動(笑)。
 そうなんだよ、彼は遠藤くんという。
 この日記を読んで「どうして俺だけ実名なのかなあ」とクレームをつけるほど、実名である。

 いやー、「この遠藤というひと」に会いに来るような仲になるとも思っていなかったけど、単純に「遠藤という姓の人間」と出会うことがあるとも思ってなかったなー(笑)。

 小龍包。
 一口食べて、まず気絶(笑)。

 さあて、これからどうしようー?
 外はとても晴れている。
 で、私は学生時代に何度となく外出先に挙げておきながら行くことのなかった場所へ行きたいと言った。「井の頭公園でボートに乗るーっっ!」(←ダメって言ったら、ダマして千鳥ヶ淵に行ってそこでボートを漕がせようと思った)
 友達と、桜の季節のたびに行ってみたいねえ、って言っていて、結局ただ漫然と桜を3回見過ごしにしました。4年生んときは、青山墓地に夜桜見物しに行きましたが。
 井の頭公園に行ってもカップルばっかりだよねえ、って、女6人はうなだれて、話が立ち消えたんだよな(笑)、毎年。懐かしい。


 行ってみたら、すげー混んでた(笑)。イモを洗うように池にボートが。
 日曜日なんで、家族連れがたくさんいたっていうのもあるんだけど、学生さんがたくさんいました。
 ヤロー3人で手漕ぎボートに乗っているのもいて(しかもそれが珍しくないんだよ)、やっぱり学生のときにみんなで来たら良かったなー、なんて。もう、しても仕方のない後悔。
 漕ぐ方こちら、乗る方こちらと係員さんに座る位置を教えてもらって、桟橋から乗る。
「まお、漕ぐか?」
「キーッ、漕がないわよっ」


 遠藤を見直した(笑)キッカケに、私のアコガレの方の言葉がありました。
 お久しぶりにその方と、昨年12月にお茶の水でお食事をする機会があって。季節だから
「クリスマスはどうするんですかー?」って、聞かれました。
「仕事でしょう、たぶん」と答えたんだけど、そういうことを知りたかったのではないらしくて
「いや、遠藤くんは(笑)?」
と、聞き方を変えてきました。はは。
 そこで遠藤の話を少ししたのですが、何しろ当時、彼を知らず知ろうとも思っていなかった私が彼女に話せたことは、彼のバイク旅の話(8月半ばの日記参照)くらいでした。
 でもね、それまで彼のバイク旅の話に理解を示してくれたのは、私の両親くらいだったの(私の話し方が悪かったのかも知れないけど)。…バツ丸なんて、
「遠藤さん、それってヘンじゃない?」
などと言ったのよーっ(泣)。
 で、話しながら、ますます遠藤のイメージを貶めるのではー?、って怯えてたんだけど

「わあ、すごい。ひとと違うことするのって、すごく魅力的だと思うなあ!」

って。
 それまで実は、そういうふうには全く見てなかったんだよね。
 バイクに乗れるっていうことや、その他いろんなこと(彼は身の不幸と嘆くけど、幕張に現在出向してることも)を羨ましいとは思ったけど、引力だとは思ってなかったんだよなあ…。


 で。
 今回、彼はその身に重ねた(笑)ひとと違う経験で私を楽しませてくれた。
 遠藤が通っていた高校というのは、釧路市内にあり、春採湖という湖(釧路は市街地に湖があるという点でも特異な街です)の近くです。
 そこで、授業サボってボート乗ってたんだって(笑)。だからか、とても上手ー、パチパチパチ…。



 ←水鳥が泳いでいました。




 明日の約束をして、新宿で別れました。
 私は池袋で、今夜泊めてくれるりんごちゃんと待ち合わせをして、大戸屋でうどんを食べました(笑)。←大戸屋、北海道にないんだもんー。



...




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