日々是迷々之記
目次


2006年07月30日(日) これはちょっと恥ずかしいのだ

今日は出かけついでにバイク屋さんに寄った。今日は鈴鹿の8耐で、ネットで動画を見れるということで、何気なくお店のパソコンを見た。

開かれたブラウザの中にウィンドウズメディアプレーヤーの枠。そこで確かに8耐の模様は見ることができるのだが、私は別のところに目玉釘付けになった。

お気に入りのところに、「日々是々之記」が登録してあるのだ。わーっ!

誰が教えたんだろう?いや、案外自分で言ったかもしれないが(汗 昔は私も明るくて快活な普通のヒトだったのでまあいいが、ここ2年くらいはただのあやしいおばさんである。人に歴史ありと言ってしまえばそのとおりだが、恥ずかしいぞ、うーん。

身近な人物のダークな部分ていうのは見たらどんな気がするのだろう。

日記には二通りのスタンスがあって、日記に書くことによってストレスを解消するものとそうでないものがある。夏休みの宿題の日記なんかは明らかに後者である。でもネットの日記だと、前者が多いような気がする。誰が読んでいるのか分からない気楽さがそうさせるのだろうか。

誰も見てないし、と思ってたのに、近しい人が読んでいると思うと叫び出しそうになる。今更全部消すのも何だか勿体ないし。微妙だなぁ。


2006年07月14日(金) 近況は

二ヶ月も書かなかったのは初めてな気がする。その間は引っ越しをしたり、働き始めたり、それなりにいろいろあった。あ、鬱病は治った、というか、薬をやめてそのままです。何もないのでヨシとして。

日常は至極快適だ。ちょっとした田舎暮らし気分でのんびりしている。バイクもガレージに置けるし、庭のテーブルでランチを食べたり、のんびりのんびり。これで大阪市内より家賃が安いのだから、職場さえ確保できれば田舎暮らしの方が楽しいと感じる。

で、仕事。近所に某有名企業があって、そこで派遣の仕事を始めた。今までは貿易だとか特許だとか英語を使った事務仕事が多かったわけだが、こういう郊外に来るとそういう仕事はあまりない。というわけで、大して思い入れもなく勤め始めた。

これが色々となんぎだった。まず企業がでかいので雰囲気が特殊なのだ。みんな高学歴ですましたような人が多い。女性も巻き髪のギャル(死語)なんていなくて、総合職でバリバリ音をさせて仕事をしているような人がたくさんいる。

うちの部署は120人くらいいると思う。そのうち社員は70名ほど。あとは外注と派遣である。なのにその社員以外の人に対しての扱いがぞんざいなのだ。データベースの更新でアクセスできなくなるとかいうメールも社員向けにしか送られない。どうやって社員以外がそのことを知るのかというと、社員に転送してもらうのだ。なんか機密上公に外部の人間にそういうことを教えるのはよくないということらしい。しかしこれも漏れがあって、私はつい最近まで誰にも何も送ってもらえていなかった。

仕事に関しても、社員から派遣(私)に変わったことで色んな軋轢が生まれつつある。社内の申請書をチェックして登録したりするのが私の仕事なのだが、機密事項を扱う申請書もある。その書類に不備があるからちゃんと書いてくれと、送り返したら「外部の人間にそんなことは教えられない。」という返事だった。今までは社員の人がその仕事をやっていたので書いてたけど、ということらしい。

それだったら根本的に私がこの仕事をすることに意味が無くなる。最初っから雇うなよ、と言いそうになった。

またその社員が口のききかたを知らない。「…さんはわからないだろうけど、…」とか、「今まではそれで良かったんだけどねー。」とかそんなんばっか。それを私に言ってどうなると思ってるんだろう。とりあえず、私の上司にそいつからクレームが来ていて、私では対応できないのでどうにかして欲しいと訴えておいた。

仕事は時間の切り売りなんだな、と思う。むなしい。

そういうときこそ、この半田舎暮らしが生きるのだ。バイクで15分ほどで山の景色の中に。そこから15分で道の駅や小川や田んぼ。夕焼けの中を走ると、会社なんてどうでもいいんじゃないのと思える。ただ寄り集まってぬくぬくわーわーやってるだけじゃんか。

道の駅で休憩する。日が沈む瞬間を見届けようとするが、じーっと見ていても沈む瞬間はわからなかった。帰りは涼しい夜道を流す。

だいたいこんな一日。


nao-zo |MAIL

My追加