きんいろの粉 - 2005年08月20日(土) 十五夜の影深く夏の隣にはきんいろの粉のそそぐ陶酔 ********** ******* ** * 仕事の後夕方前に一旦帰宅、シャワーを浴びてから三十分ほどリビングで眠る。身支度して、近所に住む知人と飲みに出かける。地元のバーを開拓しましょうかという話になっていたので、とりあえず彼の案内で軽い食事を済ませた後、2人とも行ったことのないバーへ足を運んでみる。お店はかなり暗め、ゆったりしたブランデーグラスに灯されたろうそくと、古いガラスでできた琥珀色のモービルを連ねたような照明。カクテルの種類がものすごく豊富で、味もなかなか。グラスと氷の質もいい。割と気に入ったかも、また来てみようかなと思いながらもう一件寄って、並んで帰路につく。金の粉こぼれ落ちるような満月の下、ゆるやかな坂道を一緒にのぼる、そんなささいなことが大変に不思議に思えてならない。道というのはつくづくわからないものだと、学生時代のことを思いめぐらしている。 - 帰省 - 2005年08月12日(金) 午前だけ仕事をした後、予定通りの新幹線に乗って、あっという間に眠ってしまう。ぐったりというかぐんにゃりというか、あまり心地好い眠り方ではないのだけれど、それでもどうにか目的地に着くと、ギャルの妹が真っ赤な外車で迎えに来てくれている。ありがとうと言いながら助手席に乗りこむ、これもいつもと同じ、のどやかな地での時間の始まり。 -
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