潰されないために
全身から棘を出し、自身を守る。

潰れないから、
尚更強く叩かれ、自身のなかの強さを試す。


いつも自分自身との戦い。
人を傷つけながら自分を更に痛めつける作業を繰りかえし、
私はいったい何を、
いったい何処に辿り着きたいのだろうと思案する。


優しさの裏表を見てみぬふり。
偽善を許さず、嘘もあると許すふりをする。
そんなこんなも自分を誤魔化し傷つけて、
正体不明にしている原因を探る作業をしてみる。

全て己のなせることなのに。




つらかった
つらかった
つらかった
つらかった
つらかったつらかったつらかったよーーーーー





なんで
なんで
なんで死んでしまった


なんでなんでなんで
死なせてしまった




叫びたい
叫ばせて


届かない許しを乞いたい




ごめん、ホントにごめん。



私は、
未だに自分を許せず、
ただ苦しくなるばかりのこの季節を、
枯葉散る街頭で空を見上げてため息つくばかりだ。

みかん ｜MAIL

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