みかんのつぶつぶ
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2003年06月30日(月) 雨音は子守唄

なんだろー
人って、なんだろー
傷つけあうのはどうしてだろー
どうして嫌いなんだろー
どうして好きになれないんだろー

どうしてだろー
どうしてなんだろー

どうしても許せないのはなんでだろー
生い立ちがそうさせるのだろうか

もっともっと苦しいことがあったのに
どうしてそのときの気持ちを忘れてしまうのだろー
どうしてもっと優しくなれないんだろー

どうしてどうしてって
考えてたらまた眠くなった。


2003年06月21日(土) あじさい


うちの妹がこんな↑置き土産をしていってくれた。
これは、殻が欲しいといった私への思いやりか?(笑)

外から帰ってきてPC立ち上げてネットをのぞく、
これは病院へ通っているときから続いていること。
あの頃、WEB日記からはじまって、そこへBBSを付けてみて、
この画面の前にいるときが私だけの時間だった。
そしてHPを作り始めてオープンは6月だった。
はっきりとした日付けはなくて、ただただ楽しみで作ったものだったな。
もっともっと時間をかけてあれこれしてみたいと思っていた。
ホントに、楽しみで楽しくて、ここで自分を切替えていたのかも知れない。

BBSへ訪れメッセージを残してくださる方々から励まされ、
メールを何通もいただいて心あたたまり、
このインターネットという世界でも、私は出会いに恵まれていると感謝感謝。

なにかを吐き出したかったり、
表現したくなったり、
そんなことが心のなか渦巻く眠れない夜って、あるものね。
そんなときにちょっとのぞいて見ようかな、って、そんな場所。




長谷寺の紫陽花が盛りだとテレビで放映されていた。
春には、父の庭から長谷寺へお引越しした藤の花が綺麗に咲いていたらしい。
その花の前で観光客の若い娘さん達が記念撮影をしている姿があったとか。
若い娘が好きだった父だから、ニヤニヤしながら眺めていただろうね。

結婚したばかりの頃、彼と二人であじさい寺まで自転車で行ったことがあった。
たしかこの季節だったと思う。帰りには鎌倉駅前まで足をのばして遅いランチを食べて、小雨が落ちてきた鎌倉街道沿いをまた自転車で汗だくになりながら走り帰宅したんだった。なんて、ちょっと思い出し。

そろそろお盆の準備をしなければならない。
提灯の灯は寂しくて、切ない。
想い出が走馬灯のように駆け巡り、
ここにいる生きている私を照らしだす。


2003年06月17日(火) 五月闇

梅雨の夕暮れ。
居心地のいい温度。
もうすぐもうすぐ夏だよ。

そう、夏だよ。



忙しくする日々でも、
やっぱり心がチクチクとするときがあって、
あのときこうしていれば、とか、
こういう気持ちだったのだろうか、とか、
色々いろいろと思い巡るも結局はまた仕舞いこむしかなくて、
解決しないことをあれこれ考え考え胸を痛める。

そんななかでもその時々の場面が鮮やかに蘇えり、
ただただ悲しいと思うしかない想い出になってしまったことが、
心の空洞に風を呼ぶ。

全身の神経が痺れるほどの悲しみを、知っていますか?


2003年06月15日(日) 愚痴

他人を見すぎてしまう自分が嫌で、人と接近したくなくなる。見すぎるっていうか、見えてしまうっていうか。

初対面でも言葉や仕草でその人の大まかな感じがわかってしまうことが苦痛になる。何が一番苦痛かというと、このひとは私のことを好きか嫌いか、ということを察知してしまうこと。人の顔色をうかがっている自分が嫌い。それで傷つく自分がもっと負担。すっごくカッコ悪いと思う。

だから、あまり接近したくない。接触したくない。
好き嫌いの激しい性格なのに平和でいたいから余計に神経を使う。

疲れる。

でも、世間では当たり前の疲れなのだよねえ。
疲れるくせに適応しようと努力してしまう。

当たり前のことか?


2003年06月09日(月) 海岸通り


ひとりが寂しいって感じるのは、
ふたりが楽しいって知っているから。
知らなきゃよかったな。っていつも想う。


あの頃、もしも赤ちゃんのように彼を抱きかかえることができたなら。
病室からそっと連れ出して、海へ逃げて行ってしまっていただろう。
砂浜でずっと、彼を抱きかかえて誰にも遠慮なく泣いていただろう。

酸素マスクに鼻を覆われながら死ぬよりも、
潮風いっぱいに息を詰まらせて逝かせてあげたかった。


なんか、そんなことを想った海岸線。


2003年06月01日(日) 裏舞台

そういえば、先日の夢にはこんな場面もあった。

一段一段がとっても高いその階段に挫折しながら泣いていた。
そしてその階段の途中で私は今まで住んでいた家を思い出していた。
鎌倉で住んでいた家と、横浜で住んでいた家。
そして、彼への感謝の気持ちに押し潰されそうになる。

ああ、私は擁護されていたんだなあと。

仕事をしていた私は一人で生きて行けると思っていた。
夫なんていらないと自負していた。
趣味のように仕事に夢中になっていた時代。
やればやるほど成果が出て、評価もあった時代。

振りかえらず生きてきたことへの後悔かも知れない。
大切な時代を見過ごしてきた罰かも知れない。



自分の非力を潜在意識下で認めているのに、なんとか悪あがきしようとしている自分がいるんだわ。
そして現在の、仕事に対する自分の意識が低いっていうことへの罪悪感も。


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