木洩れ日の中で…

2007年01月07日(日) 14歳で永眠

我が家の愛犬ナナが夜11時過ぎに永眠した。

ここ2週間ほど調子が悪そうだった。
足を怪我したのが3週間くらい前だったが、怪我をした時は酷くびっこをひいて歩いて痛そうだった。
怪我の原因は分からないが、昼間何かがあったのか帰宅した私たちの前に昨日まで元気満々だったナナが突然足を引きずっていた。
その時に病院に連れて行こうと言っていたが、夜も遅かったので様子を見ることにした。
しばらくしたら少しずつ回復はしたが、元気がなくなってきた。
そんな様子を見ながら1週間ほどで怪我は治り、歩けるようになったものの全体的に元気がなくなった。
それから、いろいろ餌を変えてみたり、おやつを変えてみたり、寒くなってきたので、座布団をひいてあげたり・・・

それが…夜、帰宅した時に娘と私と旦那さんと3人でナナの様子を見ると、じっとこっちを見ていた。
水が少しになっていたので、家に入り水をいれたヤカンを取りナナの水入れに水を入れた。
その後、もう一度ヤカンを持って入ってもどると、少しじっと立ちそのあと、ゆっくりと倒れこんだ。
『ナナ』と叫んでみたが、声はなく優しい顔の…年老いた顔の…ナナがそこに居た。

旦那さんと私とで、寒いから箱に入れてあげようという事になり、自宅3階部分の物置に箱を取りに行き、中にシートをひき、ナナを入れた。
それから、  亡くなったおじいちゃんには申し訳ないが、仏壇にあった花をナナに供えた。

アッという間の出来事で…辛くなった。
娘も私も涙が溢れてしまった。
いろいろな楽しい思い出や、トラブルなどを思い出した。
しばらくナナの顔を見て、娘と思い出話をした。

14年間、本当にありがとう。
私たちはあなたに癒されたことがたくさんありました。

そう心の中で叫んでいた。


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