すっかり秋ですねぇ食欲の秋とか読書の秋とか、はたまたスポーツの秋とかいいますがみなさんは、どんなふうに秋を堪能したいるのでしょうか私はアカデミックな秋ですよ(笑)昨日は昼間は“ヒプノセラピー(催眠セラピー)”のイベントに行って、エリクソン催眠やNLPの話を聞いてきました。夕方からは“仏教と心理学の接点を考える勉強会”というのに参加して、『心理療法としての仏教』という本の解説やなぜか、ソシュールの構造主義の話を(構造主義は心理学とは直接関係ないけど、かなり興味深いです)聞いてきました。そうそう最近、TVを地デジにしてからは放送大学が簡単に見られるので心理学関係の授業はみんな録画しておいて家事や化粧する時なんかにBGMがわりに聞いたりしていますもちろん大学の履修もやってますよ(^^)vこの知的好奇心の行き着く先はいつか心に重たい荷物を持つ人の荷物を少しでも軽くするお手伝いがしたいという思いです。でも知れば知るほど、問題点も見えてきて思いとは裏腹にゴールを遠く感じたりするのだけど・・・・それでも仏陀の『毒矢の喩え』じゃないけど今はただ勉強する事が大切なのだと思うのです。
先日、三男(小6)が家出しましてね。ええ、数時間ほどですが(笑)夕食後、早く風呂に入れと言ってもなかなか入らず、屁理屈をこね始めたもんですから、「ママやパパの言うことを聞けないなら このうちから出て行きなさい」って言ったら、あっさり、出て行っちゃったんです(^^;)でもまぁ、男の子だし、それほど心配せずほっておいたんです。さしずめ、お友達の家に転がり込むか、うちのガレージの車の中に転がり込むか(私の車はいつもカギをかけないんです)そんなところだと思ったんです。ところが、11時過ぎになっても行方知れず・・・・・お友達の家なら、その家に方が連絡をくれるだろうし、ガレージにも帰って来ない。ちょっと心配になってはきたんですが、そこは、私もパパも意地っ張りなとこがあって、ガレージは定期的に見回るものの近所を見て回るなんて事はしないわけです。そうこうしているうちに12時をまわり、いよいよ、どうしようかと思っているとガレージを見てきたパパが三男が車の中で寝ているのを発見。やっぱり!!! と、ばかりに少々興奮ぎみにガレージに向かう私にパパが後ろから「これ以上追い詰めちゃダメだよ」はっとする私。私ったら、パパに言われなかったらまた怒っちゃうところでした。確かに、こんな夜中にこれ以上追い詰めちゃったら、親譲りの意地っ張りな三男の事ですから収拾つかなくなっちゃいます。深呼吸して、車のドアを開け、丸くなって眠る三男を起こし、「ほら、いい加減に家に入りなさい」寝ぼけ顔で、車を降りて家に向かう三男の後ろから、「意地張ったって、まだ一人じゃどうしようも ないんだから、ちゃんとママやパパの いう事聞きなさいよ。」「ん」 と、短く返事をする三男足は擦り傷ができて血が滲んでました。サンダルで長い時間歩いた為です。親が捜してくれるのを待ちながら歩いていたんでしょうかねぇ。足は痛くなっちゃうし、眠くなっちゃうし行く所はないし、仕方なく家に帰ってきたんでしょう。こんな思いをした息子を私ったら、また追い出しかねなかったんですよね。パパの冷静さに感謝です。でもね、パパが発見した時点で、パパが許してやって家に入れてやってもよかったわけです。それなのに、わざわざ家に戻って私に、その「許してやる役」を押し付けたんですからパパもそうとうの意地っ張りですよね。三男が可愛かったのは暫くは、ずいぶん素直だった事。ただ、暫くの間だけでしたけどね(苦笑)
実は先日、てっちゃんが地元の新聞に載ったんです。見出しは『ハンディを持つ○○くん堂々発表』(○○は苗字が入ってました)てっちゃんが地区の中学生の英語スピーチコンテスト(暗唱部門)にゲスト・スピーカーとして出演した様子を取り上げてもらったんです。親の本音を言うと、審査対象者として出させたかったんですけどね。なんてったって、てっちゃんの発音はネイティブが絶賛するほど綺麗ですからね、入賞する自信があったんですよ(^_-)主催者側は、てっちゃんが、あそこまでできるとは思っていなかった節があるんですよね。まぁ、今年は来年への布石と考えて、来年こそと思っています。壇上のてっちゃんの写真も載っているその記事を本人に見せて、「てっちゃん、新聞に載っているよ」と言うと少し、はにかんで嬉しそうな顔をしてくれました。でもやっぱり、一番喜んでいるのは私達、親なんだろうなって思ったんですよね。ところが、暫くすると電話が鳴っててっちゃんが、お世話になった小学校の校長先生からでした。この記事を見て、今朝の職員室はてちゃんの話題でもちきりだったという報告でした。そして、てっちゃんの成長と活躍を一緒に喜んでくださいました。他にも市内に住む親戚から、お電話があったり、感受性の豊かな友人は涙をこぼして喜んでくれたりしました。つくづく、てっちゃんが大勢の方々の思いに支えられて成長している事を感じる事ができたんですよね。そうして、そういう方々に喜んでいただけた事、新聞に載るって、そういう意味があるだなって思いました。てっちゃんの将来の事を思うと不安がないといったら嘘になります。でも、周りの大勢の方々の応援に応える為にも、チャレンジ精神を忘れずに、前向きに育てていきたいなって思います。
10月になりましたねぇすっかり秋めいて、1日は中学生や高校生は衣替えでした。でも上着を着ないで出かける高校生の長男に「衣替えでしょ、上着を着てかなくていいの?」と言うと、「うちの学校は、そんなに堅くないから大丈夫」なにげない会話ですが、入学して半年、自分の通う学校を「うちの学校」と表現した息子。こんな言い方をするのを聞いたのは初めてかもしれません。学校への親しみを感じさせるそんな表現に母は、ちょっとホッとしたりするのです。男の子は学校の様子を話すなんて滅多にないし、中学までは同級生の女の子の親から情報を仕入れていたりしてたんですが高校になってからはそれもできず公開授業の通知も隠して親が学校に来るのを阻止する始末彼がどんな風に高校生活を送っているのかなんてのは、こんな言葉の端々で感じるしかないんですよね。