闇の底に...Cuckoo

 

 

日常 - 2005年07月29日(金)

久しぶりにチャットなるものを2夜連続でしてた
久しぶりに話す人たちは何も変わってないように見えたけど
それは文字だけの世界だからだろう
みんな年も取った
おばあちゃんみたいだね。

2夜連続の理由は
子供のスポーツクラブの仕事で
ワードを使ってプリント作成中だったから
たった1枚のプリントをうだうだ2日もかけて作った
苦手なんだってばそういうの。

フリマ係なんて妙な係に任命されたのは4月で
そのまま何もしないでいたけれど
とうとう仕事をしなきゃいけなくなったらしく
熱いのも暑いのも苦手なんだよと思いながら準備を始めた
ただプリントを作成しただけだけどね。

仕事と育児でクタクタ
しかも夏ばて気味
パワフルなほかのマミーに任せてよって思いながら
そういや今まで散々任せてきたんだったと思い直して
渋々PCの前に座ったら
チャットしてたという
ダメなマミーでごめん我が子

彼氏は彼氏で
院試験がもう2日後というギリギリな昨日
何してんのか聞いたら
『ふりーせる』
ばかちんと怒ると
『もう後はなるようにしかならんやん』
ってそんな言葉は今まで努力した人間しか
使うのを認めないわよアタシは

そういや最近逢ってないな
だから過去へと気持ちが戻るんだと
事実とは思えない言い訳を考えてみたり。


ママであって 彼女であって
仕事では役職がついて
近い将来は親の化粧品の店を継ぐ
後は何が足りないかってそれはリアルに
お金かしら
債権会社から電話で
2千万の借金を毎月2千円くらい返すようじゃぁ
死んだ後も借金が残りますよって
そらそうだ
だけど考えてもみたらアタシが作った借金か?

母に電話があって債権会社は 親類に金を借りろと
父方の親は連帯保証人だったから家を売ったし
母方の親にはすでに自己破産前から借金があって返せてないわよ
じゃぁ娘さんの方はって?
娘(アタシ)は数年前に離婚して
子供二人連れて戻ってきてますけど

そう答えたら債権会社に同情されたと
債権会社に同情されるようじゃぁもうだめだ

その会社が言うに2千万返せとは言わないから
200万いっぺんに返せと
我が家のへそくりぜーーんぶ集めて
20万がいいところなんだけどね


もうすぐ誕生日
彼氏がアタシに聞いた 何が欲しい?って
つい答えてしまった
『家』と
絶対いつか自力で家を建ててやる
そう思ってもう1年半
自己破産して家を失って1年半
今はまだ
今月の支払に悩んでいる。

こんな日常。



       水鳥。


...

臆病者の恋文 - 2005年07月28日(木)

キミの憂鬱を知る事が
幸せには思えなかった
キミの過去と同じくらいなんだか
悲しかった
それはただのヤキモチだったんだけど
そんなことよく分かっていたのだけど
それでもキミの憂鬱を
同じように悩む事が出来なかった

愛してると言えなかった
幸せだと呟けなかった
淋しいと言えなかった
恋しいと泣けなかった
さよならさえも・・・

臆病者だと笑えばいい

なりふり構わず泣けばよかった?
気持ちをぶつければよかった?

今又キミと出会って
キミに恋して
キミを求めて泣いたとしても
きっと同じように
何も出来なかっただろう。


その後何年も
キミを想ってため息を付く日々が続くと
分かっていたら何か出来ただろうか
いや やっぱり
何年もため息を付いただろう

もはや幻影にすらなりつつあるキミを思い出し
こうして恋文をかいただろう



        水鳥。


...

嫌悪 - 2005年07月27日(水)

見知らぬ人に
ものすごい嫌悪感を感じる時がある
そんな自分が嫌だけど
押さえきれない

アタシは子供によく言う
自分がされて嫌な事を人にするなと
きっとまともな親なら一度は言うだろうし
自分も言われた事かあるだろう

今の世の中
人の物(者)には手をだすなという
幼稚園児に言うような
常識は通用しないのだろうか?

どうか
嫌悪感が消えるよう
説明をしてほしいところです


水鳥。


...

手を繋ぐ意味 - 2005年07月24日(日)

手を繋げば
キミと近付けると
心の声が聞こえると
少し思っていた

そんなはずはないのにね

それでも皆手を繋ぐ
はぐれないように
心がはぐれてしまわないように


キミの手の感触を思い出したい


水鳥。


...

後ろ姿 - 2005年07月22日(金)

幸せそうだった
数年前は同じ状況だったはずなの
ふと羨む自分がいた
最近のアタシは
先の見えない不安に
完全に捕まってしまったようだ



露天の並ぶ地元の祭り
アタシが小学生の時からつづいている
子供にねだられ連れていくけど
着いたら上の子は
会った友達と行動を共にして走り去る
「八時半に待ち合わせね」
そう言って駆け出すわが子を見て
成長を知る
下の子も友達を見付け
おばけ屋敷にいくという
一人で三十分以上待ちつづけた
周りの喧騒が一人
浮いてしまっていた

ふと目の前をふるい知り合いが通りかかった

久しぶり 子供は?

そう聞いたら笑いながら
『友達と一緒にあっちにいる』

どこの親も子も同じらしい

彼女と知り合ったのは幼稚園
同じように離婚問題をかかえていた
理由は夫の不倫
どこの家庭も男は不倫する
まぁ男が浮気するという事は
相手の女がいるという事
妻や子供を思わない男と
自分の事しか考えない女は
次々沸いて出てくる
猿みたいに脳みそがすくない
あぁ 猿に失礼だった

そんな事より彼女
当時付き合いだした年下の彼氏がいた
ちゃんと離婚してからに
その助言も虚しく突き進み
夫にばれ お互い様という事で慰謝料なしと
あげく相手の男性に慰謝料請求すると
さすが猿以下の旦那だった

離婚して数年後の今
彼女と当時の彼氏はうまくいっていた


『家を建ててるの』

その彼氏がだ
再婚するの?と聞いたら

『まだしないけど』

そう言った笑顔が
幸せそうだった

『秋くらいに引っ越しよ〜』

秋くらいに再婚と言う意味だろう

結婚に憧れはないけど
幸せな笑顔には憧れる

祭りの喧騒の中
手を振り去っていく彼女は
一人には見えなかった


子供を待ちながら座りこみ
タバコに火をつけた

ものすごい淋しさを感じた

水鳥。


...

三十路までもう少し - 2005年07月20日(水)

大人と子どもの境界線を
知らない間に通り過ぎていた


心構えが役に立たないことは知っている

辛くなりすぎないように
期待しないで居たとしても
叶わなかった願いには
やっぱり落胆するでしょう

それはお化け屋敷で
何かが出てくることがわかっていても
驚いてしまうことのようで
滑稽な人間の性

20歳が大人の境界線だなんて
誰も信じてはいない
なのになぜ
先人達は
無理やり型にはめたのだろう?
きっと聞いてみたら
『わかりやすかっただけ』
と答えそう

車の免許は18で取れるのに
選挙権と煙草とお酒は20から

結婚関係が7年以上続けば
苗字は旧姓と現在から選べるけど
7年以下なら旧姓に戻る

男性は離婚してすぐに再婚できるのに
女性は半年後からしか無理らしい

その数字の基準はさっぱり分からない上に
この事も聞いただけの話で
実際の所わからない
それが30歳目前の大人のアタシの知識

必要なのは知識か経験か
その答えすら持っていない



          水鳥。


...

眠れぬ夜の過ごし方 - 2005年07月19日(火)

持っている本は読み尽くした
ビデオは飽きた
もともとテレビはあまり見ない
眠れぬ夜は長い


長い一日だったと思う
朝から上の子のスポーツについていき
準備を一時間ほど手伝って
すぐ仕事にむかった

すでに汗だくな体に
仕事の制服がまとわりつく
店のオープン前には
戸の外に人が並んでいた
オープンしてすぐ
飲み放題の客が酒を飲む

昼間から酒をのみカラオケをする人々をみて
住む世界の違いを感じる
それはいつも感じる事

そんな気楽な生き方がしたいけど
目の前の現実はきつい

夕方 クタクタになって帰宅して
夕食を作る両親を手伝う
九時前には意識を失いそうなくらい眠いのに
今まだ起きている理由はわからない
眠りのタイミングをのがしたようだ


明日の朝はまた早いのに

眠れない夜
空を眺めても星が見えない
無駄な考えに時間を費やす
とおい記憶を手繰り寄せ
幸せの正体を探る

結論がでた事はない
今夜もまた
長い夜になる


水鳥。


...

星の無い暗い夜の中で - 2005年07月18日(月)

本当のことを言う必要はない?

自問していた
真実はどこにある?

わからなくなっていた


ただ求めていた
逢いたかった
キミを取り巻く空気の一部に
なりたかった


淋しい夜に淋しいと言いたかった
電話をかける前に
かけていい?なんてメールは
したくなかった
数か月に一度の逢瀬を
指折り数えた

求めていただけだった

真実を隠していながら
求めた


キミはアタシを何も知らなかった

なぜなら話さなかったから

キミの最後のことばがわからない
キミが最後に見せた顔を思い出せない

淋しい気持ちと
求める心と
罪悪感だけが
今も深く残っている


こんなに愛して
求めてた相手はいなかった
満たされなかったのは
キミのせいじゃない


いつになったら
キミの思い出から離れていけるのか

今宵キミは
どこで眠る?




水鳥。


...

- 2005年07月09日(土)

出会えた事が夢だったのだろう
あの喫茶店で
四角いネックレスのトップを
二つに折った
一つはアタシの胸に
もう一つはきみの胸に

その瞬間を夢で見た
淋しくて少しばかり胸が締め付けられた

もう一度手を伸ばしても
やっぱりキミの手は
すりぬけてしまうだろう

あの日あの瞬間が
アタシの幸せだったんだろう

幸せとは
あとになって知るものだと
聞いたことがある

その言葉を今
噛み締めた


水鳥。


...




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