闇の底に...Cuckoo

 

 

形の無い物で作る形 - 2003年08月30日(土)

人は『不安定』な物を手に入れたがり
その中で『安定』を求める
それはきっと
形の無い物で形を作り上げようとするのと同じ
見えないものを見ようとするから不安
分らない事を想像するから恐怖を感じる
絶対という物の存在を勝手に信じて
裏切られたと泣く
なんて身勝手で
なんていじらしい



この意味が分ってもらえると
ほんの少し
嬉しい。



           水鳥。


...

愛をください - 2003年08月29日(金)

抱え込んだ苦しみ全てを
肯定して抱きかかえてくれるくらい
そんな大きな愛を
アタシにください
全てを返すことはできなくても
それを見破られないくらいの愛を
返すことはできるから。


最近よく呟くようになった
愛が欲しいって。
愛しいアノ人は
何年たっても愛してはくれないんだろう
ううん もしかしたら
彼なりの愛をくれてるかもしれない
でも感じる事はできない

愛をください

いくつの闇を抱えてるんだろう
昨日は頭が痛くて起きていられないかった
夜の八時半に子供と寝て
昼まで起きなかった
前日徹夜したせいだろう
不安な夜はアタシを壊す。
今回は子供達も食事をもらえたらしい
そう 元旦那の家に子供が泊まったの
前回夕食をもらえなかったというから
すごく不安だった
その日1日どれだけの鎮痛剤を摂取したのだろうか
それすら覚えてないくらい。

一晩違う人と過ごした
一人でいられないから

愛をください

こんなアタシを誰か愛してくれるんだろうか
愛にずっと不足してたような
アタシはきっと
愛されるに値しない人間なんだろう
抱え込んだ物を見せないアタシを
包める人間も居ないんだろう

愛が欲しい

秘密主義者と言われない
けど 何かあると思われる
そんな人間だ。
全てをさらけ出してるようで
自分の心に触れる部分をさりげなく隠す
この間バイト先の大学生に言われた
俺は結構人を見る目あるんだよな
そう自分で言うくらいだ
よく見ている
実は人間嫌いなんだよね
そう笑って答えた
人当たりがよくて面倒見がいい
そう言われる
けど隠した心の中ではいつも
人間なんて大嫌いと叫んでいる
そのくせどうして
誰かの愛を求めるんだろう
相変らず矛盾だらけのアタシ
自分でもどうすればいいか分らない。

愛ってあるの?

アタシにはわからない
求める物が本当に存在するのだろうか
アタシにだけ 見えないかもしれないし
本当は皆が錯覚しているのかもしれない
存在が不安定だからこと
求めるもの
それが愛なんだろうか


アナタには見えますか?
『愛』ってものが。




           水鳥。


...

真実と嘘 - 2003年08月27日(水)

キミの言う言葉が真実かどうかは

キミにしかわからないから

ボクの言う言葉が真実だと

そう言いきる言葉を

ボクは信じない

だってボクは嘘つきだから。


寂しくって逢いたくって
心細くって不安で
そんな夜にキミは居ない
だからボクを抱きしめる違う腕の中で
擬似的な幸せを得る
ボクは目いっぱいの笑顔と嘘で
その場所を獲得しようとするけれど
ふと気が付くとなんだかむしょうに虚しくなって
真っ黒な空を眺めている
そんな顔を見てなぜか
強く抱きしめられたりすると
心の奥で針がうずく
刺さったままの針が抜ける時が来るなんて
ボクには思えない
けどそれをなんとか抜こうとする人を
少し愛しいと思ったりする
けど本当は抜けたりしない
なんでだろう
きっとそれは
ボクに抜く気が無いからなんだろう
だって考えてもみたら
その針が抜けたらボクの心は
空気が抜けた風船みたいに
しぼんでしまうじゃないか
だからこのままでいい
苦しみながら生きている事を思い出す
そんな痛みなんだから
忘れそうになる時もあるからさ
ボクは生きているんだって事を。




今日 元旦那に子どもを預けた
一日泊まる。
夕食はもらえるんだろうか
朝食は?
遊んでもらえるだろうか
テレビの音が聞こえないと殴られないかな




現実はどうしてこんなに哀しいだろう
どうしてこんなに苦しいだろう
眩暈がするほど苦痛な日々
どうしてキミはココに居ないの?
眠らない一日が始まった
夢と現実の区別なんてつけない
淋しいから
哀しいから
苦しいから


心が悲鳴をあげだした
針が疼く
人を憎む


でもキミは居ない。






              水鳥。


...

日の昇る直前の景色 - 2003年08月24日(日)

キミの代わりを見つけた
ボクは後何人の
『キミの身代わり』を作るんだろう


明日も晴れるのだろうか。

暑い日が続く
夏生まれだけど暑さに強いわけでもないの
バイト先でオーナーが倒れたわ
厨房の男の子も鼻血なんて出しちゃってた
暑さに倒れそう。

真夜中になると少し涼しくなる
気温の変化も大きくて
体がついていかない
心もついていかない。

心が夏ばてのようになっちゃって
みんな苦しんでいて
みんな大変で
それは分っているんだけど
なぜか悩みも苦しみもあたしに話してくる
そんなに沢山の想いを抱えられないの。

2〜3ヶ月後に引っ越す事になったの
親の自己破産でね。
この家を捨ててしまうのが辛い
先なんて無い
家の事でいっぱいいっぱいだからお願い
アタシに悩みを持ってこないで

そんな事は言えない
頼られているから?
ううん だって皆が好きだから
きっとそれだけの理由




昨日仕事で疲れ果てて
心が疲れ果てて
ため息しかでなくて
それでもしなきゃいけないことがあって
バイト仲間の年上の人呼んで話しをして
今はみんなの心が疲れてるからって
少し目を潤ませた彼女に心を痛めながら
一生懸命話しをして
全部終わって
大学生の子がファミレス誘うから行って
おうち帰りたくて
でも疲れた彼を見たら話聞かなきゃて
二人で話してて
それから川原に行ったの
鵜飼の船が何艘か岸についてて
川の匂いがして
魚が飛び跳ねたわ
そしたらギシギシしてた心にちょっと
ゆとりが出た。
対岸を眺めながら
風に吹かれるまま髪を直そうともしないで
星の無い空の下
黙って座っていたら
そっと抱きしめられて
それがまるで
子供がお母さんに甘えるような
やらしく無い手だったから
その手を振り解かなかった。

アタシに人を癒す力があるのだろうか
そんな事を考えながら
日の昇る直前の川に
アタシは座っていた

辛い一日が始まる瞬間を
アタシは眺めていたんだ。


      水鳥。


...

目に見えるもの - 2003年08月20日(水)





愛ってどうして見えないんだろう


キラキラした物だったら
キミがボクを愛してるかわかるのに

いい匂いだったら
キミの愛を信じるのに

フワフワしててもいい
ちっさい箱に入れて大事に無くさないようするから

でも愛は見えない

だからそんなものは存在しないって
そう思う以外ないじゃないか。




キミの愛は見えないけど
キミの愛を感じないけど
誰かの欲望だけははっきり感じる
まとわりつくその感覚が
吐き気と堕落と絶望を呼ぶ




あぁこのまま
ボクはボクじゃなくなればいい




          水鳥。


...

選択という自由 - 2003年08月19日(火)

ボクの選択
キミの自由
選んだものは自由か拘束か
幸せか苦しみか

誰もわからない






キミに一つ選択させてあげよう


どちらを選ぶのかは自由だ






愛されるか


愛するか






どちらが幸せか


それは自分で決めるがいい。




          水鳥。


...

キミに向けた言葉を - 2003年08月17日(日)

なんだか優しいキミが
ちょっと不思議で
ちょっと不安
そんな気持ちはどうしてかなぁ




心が淋しい時
キミは側に居ないよね
逢いたいとどれだけ願っても
それでも逢えない時がいっぱいだよね
時々しか電話もしないよね
キミの声を忘れちゃう時もあるくらい
時々しか話せないよね
久しぶりに逢ったらいつも
どこかぎこちないよね
でもちょっとした優しさで
幸せになれるから不思議なんだよな

さりげなく手を繋いで歩けないね
ドキドキしながら手を取ってみても
しばらくするとさりげなく離すよね
そんな時心に風が吹くんだ
そのくせ 前を歩いているキミが急に
振り返って居ることを確認する仕草に
また嬉しくなったりして
なんて単純なんだろうな

腕枕をしてくれるようになったね
あれだけ眠れなかったアタシが
キミより先に寝てしまったみたいだね
こんなの何年ぶりだろう
人と一緒に居るのに先に寝てしまうなんて
そんな自分にびっくりしたよ
そんな自分が恥ずかしかったよ
そんな自分が・・・ちょっと嬉しかったよ

たくさん歩いたね
キミといると沢山歩くね
行く場所も決めないで逢ったね
それでもすごく嬉しくて
楽しくて
クタクタで
でもまだ元気だよ
キミは元気かなぁ

キミがまだ現実に見えなくて
だからもしかしたらキミにもアタシが
現実に見えないのかなぁ
そんな事考えた事もないでしょ


帰りの電車の中
外を眺めていたんだ
橋の上を通った時にね
川から霧が立ち上っていたよ
橋の真中くらいまでうっすらとしか見えない
その霧が

ボクとキミのようだね。






         水鳥。


...

ブラウン管の向こう側の人 - 2003年08月15日(金)

終戦記念日

興味が無いって笑った
ブラウン管の向こう側の男が
なぜだか哀れに思えた

きっとこれからもっともっと
大切なものが失われていく
人を憎んで生きる人が増えれば
争いも大きくなる
人間は哀れな生き物だ
誰かを傷つけないと自分を守れない



ボクはキミを傷つける
たくさん傷つけてあげる


ほら頭の中がおかしくなる
ボクもあの哀れなブラウン管の向こう側の人みたいに
無関心に誰かを傷つける人間に
なっていくんだろうか



       水鳥。


...

おかしな日々 - 2003年08月13日(水)

友達に手紙を書いて
破いては又書いて
ねぇあなたに伝えたい言葉は山ほどあるけど
気持ちと状況がついていかない
日々何かが起こる
そんなのっておかしいわね。


分っている
アノ人はどこにいるんだろう
アノ人は何をしているんだろう
誰と居て
誰に笑いかけてるのだろう
そんな不安とか淋しさとか
全部を隠す為だって

わかっている
そんなのきっと
いい訳なんだって


誰かに求められると
両手を差し出して抱きしめてしまう
KISSをされて
髪を撫でられると
ふっと力が抜けて
このままでいいなんて思ってしまう
けど満たされないのはきっと
それがアノ人の腕じゃないから。

いつも心の真中にあの人が居て
その周りを違う人がまわる感じがして
こんな気持ちを誰かわかる?

数ヶ月前はバイト先の店長
少し前は隣りのコンビニの定時制の学生
今は彼女持ちの大学生
本気で愛せないから近づかないで
心半分違う所にあるんだから
幸せにはしてあげれないの

でかかった言葉は世に生まれることもなく
そのまま心の中に溜まっていく

大学生と話しをしてた

『ねーさん 母性本能強そう』
  (だってアタシ母親だもん)
心の中で返事してただ笑うだけのアタシ
アタシにもたれて彼が言う
『なんか落ち着くんだよね』
  (そう?何も感じないけど)
『甘えたくなる 俺って甘えん坊だなぁ』
  (そうねきっと 誰もが甘えん坊なんだろうね)

甘えたいなら甘えればいい
アタシの場所はココじゃない

めいっぱい甘えたい時はアノ人がいい
子供のように腕にしがみついて
だって離れたら心が迷子になっちゃうわ

あの人が居ないとおかしな日々が来る
全てを投げ出したようないいかげんな気持ちと
流れにただ乗ってしまう無気力な気持ち


『ねーさんが誰かと付き合ったりしたら俺凹むなぁ
 ずっとこのままで居て欲しい』

そんな都合のいい言葉に
ちょっと笑って思う

アタシは変われない
ずっとこのままよ
ずっと あの人が好きなまま。




            水鳥。


...

はぴばーすでぃ - 2003年08月09日(土)

ハッピーバースディ

なんだか哀しくて少し落ち込んだ
どうしてだろう
分らない
真夜中にキミに電話してみた
もう寝るところだって言ったキミは
アタシに何も言わなかった

パッピーバースディ

幸せなんて無いけど
もしかしたらどこかにあるのかも
アタシが気がつかないだけ?
キミの声の中ではどうしても
見つける事が出来なくて

ハッピーバースディ

夢も希望もいらないけど
時々本気で笑えるくらいの
小さな優しさが欲しい
そんな物を求めるくらい
アタシは哀しい気持ちを持っている?



いつか大人になると思ってた
1年1年過ぎるたび気が付いた
大人の定義ってわからない
何歳になっても
淋しくて
哀しくて
辛くて
苦しくて
沢山の間違いを起こして
誰かを憎んで
誰かに頼って
手を伸ばして
宙を掴む

僕らはいつでも
大人で子供



          水鳥。


...

取り戻せない時間の経過 - 2003年08月06日(水)

景色が変わり
取り巻く環境
周りの人
どんどん変化していく
気がつけば
変わらないのはアタシだけ
変われないのはアタシだけ



ふとあの人に聞いたの
前の彼女と連絡とってる?
呆れたように言ったわ

もうとって無いって
何度言えば分かるかねぇ


随分前のCDを取り出して
あの頃よく聞いた曲を
何度もリピートした
変わらない悲しい思いが
心の中にある事を知ったわ

なぜ人は変わるのだろう
なぜ傷は癒えないのだろう
なぜ季節は過ぎるのだろう
なぜいつも孤独なんだろう


ほんの少しにみえる矛盾が
自分を分からなくする


二年経って変わらない事は
人を信じれ無い事と
きっと大きく関係している


それともただ

弱虫なだけ?




なんだか泣きたい夜だよ




水鳥。


...

- 2003年08月04日(月)

生きていく上で必要な物は

お金か

愛か

あぁそんな言葉

言い古されてるんだった

で結局

キミはどっち?

ボクはねぇ

・・・・・・・・・・・・

そんな事はどうでもいいさ

ボクは生きるためじゃなく

生かすために居るだけだから

小さな命を生かすためだけに

ただそれだけなんだ



          水鳥。


...

後悔 - 2003年08月01日(金)

タバコの量が増えて
眠れない時間が苦痛で
晴れなのか雨なのかさえ気にならなくて
ため息が知らない間に出て
テレビを見ながら内容がわからなくて
どうしたのかなんて事もどうでもいい
アタシの死の値段はいくらなんだろう
そんな計算をしている自分は
もう手遅れな気がする。


昨日元彼の店長が辞めた
降格されて社員になったのがいやなのか
きっと他の人の目が気になるのだろう
泣きながらオーナーに言ったそうだ
「お世話になりました」と

前日だった
オーナーに言われてたのは
その日の夜アタシは清掃に行った
終わって裏で話しをしていたら
元彼の店長が何かを取りに来た
そしてアタシを見て
「俺 今日で辞める」
そう言った彼の顔は睨み付けるような
そんな顔をしていた
でもアタシには
怒った顔に見えなかった
今にも泣き出しそうな
必死に涙をこらえているような。

アタシは帰ることが出来なくなって
最後まで残っていた
けど聞く事ができなかった
アタシに対して怒りを感じているのか
それとも
アタシに話しを聞いて欲しかったのか。

他の人に聞いたけどアタシにだけだったらしい
前日に辞めると告げたのは

アタシは後悔している
聞いてあげるべきだった
周りの情報が何も入ってこないくらい
完全に孤立してしまっていた彼
アタシはそのまま放置してしまった
もううんざりしてしまっていた
そんな彼には自分で考えるしかなかったんだろう
今の彼女は彼に同意する以外をしない
そこが彼の悲劇かもしれない。

後悔するだろうと思ってた
あの時
もしかしたら助けを求めていたのだろうか
自分ではもうどうする事もできなかったんだろう
泣きながら辞めていった彼
きっと辞めたくなかったんだろう
けどもう方法がわからなかったんだろう

そんな事を一晩中思った
何もできなくても
話しを聞いてあげるべきだったんだろう


そんな後悔を背負って
これからもアタシはバイトに向かわなきゃいけないんだろうな
こんな思いは
誰にもわからないんだろう





アタシの声は誰にも届かない


彼の声もアタシに届かない



         水鳥。


...




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