闇の底に...Cuckoo

 

 

疲れた体と心と脳と - 2003年06月30日(月)

笑わない
それだけで楽だと思えてしまうアタシは
いつか作り笑いさえも忘れてしまう?


もう笑うの止めよう
笑って話し掛けても
笑い返してもらえない淋しさとか
哀しさとか
孤独さとか
そんなの味わいたくないんだもん

疲れちゃうの
なんでか笑うと疲れちゃうの
遠くを眺めていたら
急に疲れが出てきちゃうの
だから笑うの止めようって
つい思っちゃうよ。

素でいた
何年も接客の仕事をしているから
お客様の前では笑える
笑顔で接客
基本中の基本を忘れたプロは沢山いるけど
でも笑えるの
ただふと後ろを向いた時
もう笑顔は顔のどこにも残っていない
遠くを眺めていたら
すぐ近くにある店のガラスに
自分が写った
笑顔を無くして
壁を作っている自分の姿をアタシは
ガラス越しに見つけた
誰も話し掛けないで
アタシも話し掛けないから。

笑うのを止めて
前みたいに人を憎んで生きよう
アタシは誰も信じない
だから誰からも信じられない
アタシは誰も必要じゃ無い
だから誰からも必要とされない


アタシが長く求めていたのは
そんな気持ちなんかじゃない
分っている
分っているけど
もう十分傷ついたでしょ?
アタシがんばったでしょ?

求めても手に入らないのなら
求めない
それでいいじゃないか




違うもん
一生懸命がんばっていたのは
こんな風になるためじゃないもん


小さく心のどこかで声がする
でも体が 心が 脳が
疲れきっている

そう
疲れたんだ。






         水鳥。


...

リアル - 2003年06月29日(日)

遠くで車の走る音がする
急に孤独を思い出すのは何故だろう。


なんだか毎日疲れる
元彼氏のバイト先の店長が首になりそう
本人悲しいほどに自覚していない
オーナーが悩んでいる事もしらない
昨日もお客様のクレーム
彼は自分の失敗を何故か人のせいにする
アタシは今まで彼の何を見ていたんだろう
そんな気がするくらい
どうしようもない人間なのかもしれない

それでもアタシは彼が
まだがんばれるんじゃないだろうか
楽しい日々があるんじゃないだろうか
優しい気持ちを持っているんじゃないだろうか
かわいい笑顔を見せるんじゃないだろうか
そんな風に思ってしまう

アタシはバカなんだろうなぁ


キミの笑顔は偽物だった
キミの優しさは見せかけだった
キミの生真面目さは嘘だった

そんな風に思うのは
なんだかとても哀しい

遠い昔愛しいと想った人は
どこにいってしまったんだろう
幻だとしたら
その幻をずっと見てる方が楽だった

リアルな現実は
落胆しかないのだろうか


どんな事も
生きる上でも
働く上でも
学ぶ上でも
全てが落胆に繋がるのなら
それでも歩き出す事に
意味を見つけることが出来ない



       水鳥。


...

もしキミがね・・・ - 2003年06月25日(水)

ボクはボク
キミはキミ
それでいいだろ?

キミが居なくちゃボクはダメになる
そう思ったコトもあった
けど本当は
一人で立てるんだ
前を向けばいい
一歩踏み出せばホラ
その一歩がどうして踏み出せない?
そんな事がわかるのなら
誰も一人で立ち止まらない
そうだろ?

ボクはボクでいいんだ
淋しくたっていいんだ
哀しくたっていいんだ
嬉しい時もあるんだ
他人にはちっぽけに見える幸せも
沢山沢山集めていけばいいんだ
そしてソコにキミがもし居てくれたら
すごくすごく幸せなんだけどなぁ


        水鳥。


...

- 2003年06月22日(日)

キミに会えなくて
ボクは又違う人を見ようとする
淋しくて
その淋しさを埋める為にまた誰かを利用する
そして傷つくんだろう
自業自得と誰かが笑い嘲る
惨めな気持ちになったとしても
一人ぼっちの夜は淋しくて
一人ぼっちの気持ちが嫌になる








誰かを愛してる自分と
誰かに愛されてる自分
どっちがいいんだろう



          水鳥。


...

母親 - 2003年06月18日(水)

だれだって
残ってる記憶と
残ってない記憶がある


バイト先のオーナーの奥さん
アタシとは2個違うけど仲良しだ
何ヶ月か前 2人目の子供が欲しいって
ずっとがんばってた

少し前 彼女が嬉しそうに言った
生理が遅れてるから明日病院行く
そして次の日朝からメールが鳴った
待望の赤ちゃんだった。

オーナーが嬉しそう
奥さんが嬉しそう
バイト仲間が嬉しそう
みんなみんな楽しそう

おとつい夕方あたりに奥さんからメールがあった
出血があったと。
おとつい 店長と今の彼女の喧嘩によって
仕事場に影響があった
お客様のアンケート用紙に 厨房の愛想が悪い
そう書かれたくらい。

彼女は悩んでいた
目の前で繰り広げられる大揉めに悩んでいた

昨日彼女から夜中に電話があった
出血がひどいって
病院に行ったら危険な状態で安静にと言われてた
夜中に出血がひどくなった
そう 泣きながら話す彼女の声
アタシは忘れられない

今日メールが入った
朝から沢山のメールが来る
バイト仲間の一人から沢山のメールが来る
一緒に喜んで一緒に不安になってた人

原因が何にあるかはわからない
アタシは彼女の泣き声を忘れない
あぁ アナタは素敵な母親ね









彼女の中に芽生えた小さな命は
短い生涯を終えた
この世界に出てくることも無く
おなかの中で生涯を終えた
両親の精一杯の愛を受けて。



            水鳥。


...

口に出すと - 2003年06月16日(月)

淋しいなんて言葉嫌い
口にだすと淋しくなるから

孤独なんて言葉嫌い
口にだすと実感するから

逢いたいなんて言わない
逢えない現実が嫌になるから


不思議だね

口に出したとたん

リアルになる




水鳥。


...

人として生きるか 欲だけで生きるか - 2003年06月13日(金)

無くしちゃいけないものがある
生きる上で必要な知識がある
それが相反する物かどうか
それは自分の中にある
小さな部分に聞くしかない
そこがどこだか分る人は少ないとしても。

某国に不正輸出していた人が捕まったね
ワンマン社長だって
彼は自分の利益を
他の人の命と引き換えに得たのだろう
例えば自分が売った物が
何かの兵器に使われて
それが何十 何百 何千の人を殺したとしても
彼に罪悪感は無いだろう

ワンマンな社長が決めた輸出先に
兵器として使われるのを分って
送った社員はどう思うのだろう

いいさどうせ
保身のためなら誰が死んでも関係無いんだから
ねぇそうなんでしょ?


もしかしたら

人間って生きるだけで





罪なんだろうか





           水鳥。


...

自分のルール - 2003年06月11日(水)

例えば ボクは弱いんだと呟いて
そうすれば誰か助けてくれるだろうか
例えば ボクは哀しいんだと囁いて
そうすれば誰か抱きしめてくれるだろうか

戦え
そうだ戦うしかない
立ち上がる以外の選択なんて
誰も許しちゃくれない
自分のルールで生きるんだ
笑いたいとき笑えばいい
泣きたいとき泣けばいい
怒りたければ怒ればいい

雨の日に傘をささなきゃいけないなんて
誰が決めたんだ
朝起きておはようと言い出した人は誰だ
どうせ誰かのルールなんだろ
だったらボクは
ボクのルールで生きればいいんだ




そう誰も
自分のルールだけでは生きれない

だから道を探すんだ
明日に続いているかもしれない
そんな道を静かに


確かな物なんてなにもないのに。




             水鳥。


...

空腹感 - 2003年06月09日(月)

善とか悪とか関係無い
誰もが空腹感を感じてる

おなかがすいた

満たされない
愛が欲しい
信頼が欲しい
権力やお金 時間とゆとり
誰もが何かを求めてる

おなかがすいたよ

食べても食べても満たされない
胃がドンドン大きくなるのだろうか
ううん違う
誰もが分っているんだ
そうだろ?

おなかがすいたんだ

まるで餓鬼のようだ
そう僕らは餓鬼
もう何が欲しいのか
何を手に入れたいのかなんて
わからない
そうそれでいい
だって誰も
走り書きしたSOSなんて
気がつかない
みんな自分で手一杯
だってこんなにおなかがすいてるんだから

あぁだからアイツは
ボクのものを手に入れたんだ
ボクから奪っていったんだ
おなかがすいていたから
人の物なんてわからない

どうだい?
もうおなか一杯になったかい?
ダメだろう
ホラおなかが鳴ってるよ
キミも餓鬼だ
そしてボクもだ
全てを食い尽くせばいい
そうすればおなかいっぱいに?

ううん

絶対ならない







            水鳥。


...

記憶 - 2003年06月06日(金)

記憶の隅に住み着くのは
誰でしょう
記憶の隅で時々手を広げるのは
誰でしょう

最近昔のコトを思い出す
きっと
何年ぶりかの飲み仲間が
なんの連絡も無くバイト先に現われたり
昔すごく好きだった人が
市内の情報誌に載ってたり
きっときっと
そんな理由からなんだろう

思い出って美化されたりする部分が大きい
人に話したらとんでもない話でも
自分にとっては
楽しく愉快でいい思い出

時々昔の話を思い出しては
友達と笑い転げる
あの頃はよかったなんて
そんな言葉は言いたくなかったけど
ふと口を伝う


あの頃心は満たされていただろうか
毎日がおもしろおかしくて
道行く人の目線なんてどうでもよくて
信頼とか幸せとか考えた事なんてなかった
手を伸ばせば誰かがいた
淋しいなんて感じたことも無い




冷たい水で手を冷やした
熱くなっている
冷やすべきは頭だろうか
でもどうして
心だけは温まらない?


記憶を手繰り寄せて
自分を取り戻す
記憶を手繰り寄せて
冷たい目を取り戻す
後ろ指を差されてもいい
もう何も気にしたくない
それがいいことでも悪いことでも関係無い


そんな風には戻れない



記憶の片隅に座り込むのは

遠い自分?






            水鳥。


...

- 2003年06月02日(月)

心の中に
固い石があって
それが動くたびに
ゴロゴロいろんな所に当たって
すごく痛い
それは取り除く事ができないような
そんなもので
忘れてしまえば痛みは
感じないかもしれないけど
どうしても忘れる事ができなくて
今日も体中に
固い石がぶつかる
イタイイタイと叫ぶ声は
キミに届かない


...




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