2011年05月28日(土) |
誰も生き急げなんて言ってくれない |
僕に残された時間は少ないような気がする。 それが寿命を縮める事になったとしても、たぶん生き急ぐべきなのだろうと思う。
身体も気力も知力も、僕を形作る全てが急速に衰えていくのを感じ、そしてそれを止める事が出来ない。この先もこれが続くと仮定すれば、今すぐに死んでしまっても後悔はないと言えるくらい、それは急激だ。
寝ている間にも、未来への希望など次々に消え去っていく。昨日まで当たり前だった事が次の日、朝起きたら失われている。そういう事が、ちょくちょく起きる。
こんなにも亡くせるものを持っていたのかと驚くぐらい、次々と様々なものが亡くなっていく。そして、日々の暮らしで得られるものはあまりにも少ない。きっと、後の人生は目減りしていく一方なのだろう。
そう考えると、生き急ぐ必要がある。 ただ長生きする事に僕は「意味」を見出さないのだから、長生きではなく生き急ぐ事を考えるべきなのだろう。
いつ死んでもおかしくない。 だからこそ、放っておけばすぐにでも死んでしまう事は前提として、どうやったら生きれるかを考えないといけない。
それくらい人として弱っているし追い込まれている。
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