４月１日だからといって冗談ではない。


彼女のためなら協力を惜しまないと誰もが口々と声を上げるが、はたしてそんな状況の中で僕が存在する意味をどこまで貫き通せるのか。
ここ数年で少しは成長したのなら、決め付けず諦めず最後まで自分の役割と意味と行動とを考え続けなければならないだろう。
考え続けなければ、いままでの時間の意味を捨ててしまうことになるだろうから。

まだだ。まだ諦めないし、やめない。
思考を止める事は自分をやめることだから。
だから、僕はいままでの僕を否定しないし、やめないし、諦めない。

みっともなくさらけだす事が出来なくなってしまったけれど。
それでも、つつみ隠さず誤魔化さず美化せずに真実をさらけだす事が正しいと思う自分であり続けたいと思う。

社会がどんなに世知辛く、事実として強者の理論で動いていたとしても、弱い自分を隠す事なく、弱いままで生き抜いていく自分であり続けたいと思う。

世界からあぶれようとしている弱者たちのために、狭間に立って軋轢を吸収する存在でありたいと。
たとえ今は出来なくてもいつかは、と。
諦めず願う自分であり続けたいと思うのだ。