amatelasuの日記

2004年08月24日(火) あえて言おうシリーズ。

あえて言おう。
オタクはさして金を使っていない、と。

例(先川○浩の場合)
マンガ、アニメ、ゲーム等にかけた金≒バイクにかけた金×10
と言える。

車に数千万かける人間はいるが、ゲームに数千万かける人間は聞いたことがない。
いくらゲームが高いとはいえ、いくらプレミアがついても、せいぜい数万円のもの。
そんなもんフリーターでも買えるわ!

コンスタンスに十万単位で金をつぎ込むオタクがどれほどいる?
所詮、オタク産業などその程度も額の産業でしかないのだ。

転売?あほらしい。
車のブローカーは一台売るだけ数十万円を稼ぐ。
やっぱり桁が違う。
オタクは道の隅に溜まってればいいんだよ。
現状、その程度のものなんだよ。



2004年08月22日(日) もっと言うなら。

あえて言おう。
今までにやったギャルゲーの数≦今までに乗った(≒買った)バイクの数。
であると。



2004年08月21日(土) 一つだけ言っておきたいことが。

私が今まで生まれてこの方、最後までプレイしたことのある18禁ゲームは10本ほどしかない。



2004年08月18日(水) ヴィジュアルノベルという可能性。

ヴィジュアルノベルとは文学にとって、非常に可能性を持ったメディアではないかと考えている。

 ヴィジュアルノベルは小説、ゲーム、アニメ、漫画等の『物語』を語るあらゆるメディアの特徴を包括する事が出来るメディアであると考えるからだ。
 ヴィジュアルノベル(以下、VN)は当然、ゲームである。また、文字ばかりでなくグラフィック、音声、最近では動画をその表現に利用する事が可能であるため、前述のあらゆるメディアの表現技法を取り入れ、発展させることが可能である。
 あらゆる表現メディアの境界線が曖昧化した先にもVNは存在できる。

 私は今、一介のゲーム製作者を目指す身として、VNに二つの可能性を見ている。一つはストーリーの完全な崩壊であり、一つは小説のヴィジュアル化である。
 VNは小説から『物語』を完全に排することが可能ではないかと考えている。それは私が以前考案した「確立変動システム」をVNに導入することで可能になる。また、これに関しては私の技量でも実現の可能性が濃厚になってきている。
 小説のヴィジュアル化に関しては最近、考えるようになった事である。つまり、製作の構想段階ですでにゲームである事を捨て、小説をグラフィックと音楽によってVN化しようという試みである。

 近年、PCの発達と普及によって、同人の世界でもゲーム製作が盛んになってきた。かく言う私もその一員であるが、同人ゲームの中で素人によって手軽に着手されるケースが目立つのがVNである。
 基本的にVNは作品ごとに個別のプログラムを必要としない。ウィンドウとキャラクターの立ち絵、音楽などを基本フォーマットに沿って配置し、選択肢を設けたシナリオを走らせればよい。VNは定型フォームの上に異なるキャラクター、異なるシナリオを走らせる事で異なる作品が誕生すると誤解されている。
 そのため、プログラムの出来なくともゲーム製作が可能なように製作を簡便化するツールが多数提供されており、これがVNの容易性を演出し、素人による醜悪な作品が多数生み出される結果となる。
 素人による醜悪の極みとして、選択肢のない『一本道のノベル』なるゲームが存在する。それは選択肢がなく、単に小説をゲーム化しただけの代物である。あるいは優秀な作品も存在する可能性はあるが、大半は分岐によって発生するフラグ管理、分岐後のストーリーの管理、あるいは直接的にテキスト量の増加に絶えられない製作者による怠慢と考える。
 ゲームのゲームたる部分を生産、管理する能力がないために発生するゲーム性の放棄でる。
 これをゲーム製作者として見ると批判の対象であるが、私はこれを現象として注目している。つまり、ゲーム性の放棄の先に可能性を見ているのだ。

 VNがゲーム性を放棄するということはつまり、小説、映画、漫画等の始点と終点を一本の線で結ばざるを得ないメディアへと近づく事である。私はそれに逆から近づきたい。
 小説のヴィジュアル化がそれである。小説の新たな形態として、PC上でグラフィックや音楽などを利用し、自由なフォーマットで物語を提供する。PCというメディアを利用する事で、紙媒体では利用できない音楽や動画が利用可能になる。
 また、この辺りは私も明確に根拠を言語化は出来ないが、PCはかなり高度にパーソナルなメディアである。あるいは最も身体に近い表現メディアと言えるかもしれない。スクリーンやTVモニター、紙などに比べて圧倒的に個人的な空間が形成されると私は感じている。
 このPCによって形成される空間もまた、これまでの小説には与えられなかった装置である。

 ゲーム製作者として、また一方で小説家を目指すものとして、VNに大きな可能性を感じている。


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