世間では大晦日らしいので今年を振り返ってみることにしたが、
これほどつまらなかった一年も珍しく、
取り立てて書くこともない辺り自分でもどうかと思う。
以前書いていた日記を見れば分かるのだろうけど
つい先日勢いに任せて一気に削除したので
キャッシュも殆ど残っていないようだ。

確か夏に大阪の友達に会いに行って、
9月には長く借りていた部屋を引き払って実家に戻り、
夏はこちらで、冬は東京で別れた恋人に会い、
唯一の楽しみであるコンサートに行ったのは多分3回。
そうだ、就職試験を受けたら不合格通知が来た。
暫く熱中していたネットオークションは引越しの関係で中断、未だ復帰ならず。

来年こそは全ての面でケジメをつけ、
思い出に依存せず、
前を向いて歩いて行けるようになりたい。
過去は懐かしむだけでいい。

死刑について友人と無駄に熱く語る。
こいつとは大抵意見が合わなくて、
案の定今回もお互い全く違ったことを主張していた。
自分はこういう作業で相手を「他人」と認識しているようだ。

帰宅 → ネット → コーヒー → 一服 → 憚り → ネットに戻ってエンドレス


毎日がこの繰り返し。
そんな中、便所修理につき、極限までの我慢大会開催中。

お歳暮が届いた。


別れた恋人から。

使い捨てコンタクトレンズを使っている訳だが、
半年ばかり検査を受けていないので不安になり、
眼科に行ってきた。レンズがあと一組しかないし。

一日15時間装用のせいか、目に血管が入り込んでいて、
しかも結構な勢いで脈打ってるそうな。
それを抑えるためにも装用時間を短くせよとのこと。
血管がコンニチハすると引っ込まないらしい。
（「道路と同じ」と説明された。なるほど）
まじまじと眼球を見てみたら確かにニョロリと伸びているのが見える。
気持ち悪い。

後日、眼球の形もチェックするために再度検査に行く予定。
メガネを活用しよう。そうしよう。

丁度ご飯がなくなっていたので米を炊いておいた。

保温に切り替わった後に蓋を開けてみると、そこには茶色のホカホカご飯。
しかも妙に粘っていて不可思議な臭いがする。

自分が砥いだのは白米であって、玄米ではない筈だ。
古米でもない筈だ。
炊き込みご飯でもない筈だ。
というか米と水以外入れていない。

一瞬何なのか理解できず、疑問と戸惑いの声が口から漏れた。

それを聞きつけてきた姉曰く、「この水を使わなかったか」と。
確かに、姉が指したペットボトルから水を注いだ。
しかしそれの何が悪いのか。中は浄水だろうに。


「これ、うがい薬」


三合分の米を炊き立てで廃棄。
生産者の皆さんごめんなさい。

メリークリスマス。

隣の部屋から微かな歌声が。
母だ。
「White Christmas」だろうか。
緩やかで優しいメロディ。


耳をすませてみた。

「♪じゅうま〜ん　ばりき〜だ」


鉄腕アトムかよ。

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