♡臨床調査個人票♡ |
2010年06月21日(月) |
<平成22年6月12日>
☆発病時在住都道府県 岡山
☆発病年月 平成12年3月(満19歳) ※私的には、大学受験の頃から異変に気づいていたのですが、 検査入院時には、最も酷い症状だった時期を告知しました。
☆初診年月日 平成12年8月
☆生活状況 社会活動…在宅療養 日常生活…やや不自由であるが独力で可能
☆初回認定年月 平成12年
☆受診状況(最近1年) 主に通院(1日/月)
☆治療と経過(前回申請からの変化を中心に具体的に記述) 顔面筋・頸筋・四肢の筋力低下は持続しているが、ADLはほぼ自立。 副腎皮質ステロイド漸減中止、タクロリムスも減量中。 症状としては前回申請時と著変ないが、Ach-R抗体は、 300.0〜400.0nmol/Lと高値が継続しており、 厳重な経過観察および加療が必要な状態である。
☆現在の症状(最近1年以内の状況) MGFA分類 眼筋以外の中等度の筋力低下。 眼筋筋力低下があってもよく、その程度は問わない。 主に四肢筋、体幹筋、もしくはその両者をおかす。 それよりも軽い口咽頭筋の障害はあってもよい。
☆現在の重症度(MG-ADLスケール) 会話・・・間欠的に不明瞭、もしくは鼻声。 咀嚼・・・固形物で疲労 嚥下・・・正常 呼吸・・・体動時の息切れ 歯磨き・櫛使用の障害・・・なし 椅子からの立ち上がり障害・・・軽度、ときどき腕を使う。 複視・・・なし 眼瞼下垂・・・なし
☆抗アセチルコリン受容体抗体 平成22年6月・・・陽性300nmol/L
☆治療状況 ・胸腺に対して 胸腺摘除術・・・あり(平成12年10月施行) 治療効果・・・改善 胸腺病理像・・・過形成 胸腺放射線照射(最近1年以内)・・・なし
・現在の内服治療(最近1年以内) 抗コリンエステラーゼ薬・・・なし 副腎皮質ステロイド剤・・・0mg/隔日 治療効果・・・改善 免疫抑制剤(タクロリムス)・・・1mg/日 治療効果・・・改善 その他の免疫抑制剤・・・なし
☆今後の治療方針 継続治療を要する
☆医療上の問題点 頸筋・四肢筋力低下持続 握力…右11kg/左11kg 2009年7月右乳腺炎・膿瘍併発し、2010年5月まで外科にて加療を要した。
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