2007年04月27日(金) |
United Devices プロジェクト終了 |
というワケでまもなくUDがその7年間の歴史に幕を閉じるらしい。 歴史というほど長くはない気もするが、コンピュータの世界で7年前というのは太古の昔。そりゃいまだに7年前のパソコンをサブ機とはいえ現役で使ってるヤツもいるワケで(俺だが)これはシミッタレというより懐古趣味、いわばクラシックカーを楽しんでいるようなものだ。違うか。違うな。くそ。4コア欲しいなあ。もういっぺん値下げしねえかなあ。
で、その理由というのがどうもねえ。分散コンピューティングの基礎技術の確立及びその有効性の立証というその使命を達成したと言うが、だったら役に立つのはこれからじゃん、と。むしろ併記してある次期バージョンの開発に失敗したとかヨソは大規模な組織にスポンサーされてるとかその辺のカラミなんでしょうかねえ。やっぱり。
記録によると俺が参加したのは01年の10月らしいので、5年半続けていた事になる。とはいっても電源切らなかったくらいで特には何もしなかったワケだが。ただインストールしたというだけで普段はその存在すら忘れていたもんなあ。参加してたという実感は実はあんまりなかったんだよね。とはいえタスクバーのすみっこにいつもいたUDアイコンが消えてしまうのはちょっと寂しいね。 ま、これが少しは世の役に立ったと信じたいモノであります。さて、次は何をやりますか。
http://grid.org/notice.htm
2007年04月17日(火) |
プレジャーボート・小型船用港湾案内(H801−W) |
というモノを買ってみた。 発行は財団法人日本水路協会。やや胡散臭い香りなども漂う感はないでもないが、他に選択肢はない。どうせお役所仕事みたいなボッタクリパンフレットだろうと最初からアキラメているのである。じゃあ何で買うのかというと、何となくボート乗りっぽいじゃあないですか。そういうモノを持っているという事が。つまりはそもそも必要ですらないワケで、頭の悪い見栄っ張りの典型的な衝動と言って良い。俺じゃ馬鹿たれ。 買ったのは本州南岸1(H−801W)というヤツで、掲載範囲は東は野島崎の手前富崎漁港から西は大王崎まで。もっとも大王崎がどこなのかは知らん。多分、海の彼方だろう。なのに東が東京湾の出口に当たる辺りというのは範囲的にやや偏った感もあるが、どうせ限定沿海ではその辺までしか行けんのよね。それにウチらの田舟で太平洋に乗り出すというのは自殺するのとあまり変わらんし。自殺したいならもっと簡単で安上がりな方法がいっぱいある。
というワケでページを開いてみる。なかなか上質な紙に見やすい色刷り。耐水性はどうなのかね。そのうち試すハメになるんだろうが買ってすぐの本に水をかける根性は俺にはない。広域図、といってもB5だから縮尺はキビシイが周辺図と各港の目標、特徴、利用上の注意などが書いてある。給油できる港がわかるのは有難い。もちろん、周囲の水深や障害物、漁網の出現目安なども網羅されており、各地図ごとに小さなコンパスローズが書いてあるのも何となく可愛くて好印象。こりゃ意外と使えそうじゃん。見てても面白いしね。ここ行ってみたい、とかここ釣れそうじゃん、とか色々とイメージが浮かんでくる。¥3,990円というのが出版物として妥当かどうかは議論の余地もありそうだが、販売部数が極端に少ないだろうからそれを考えれば仕方のない値段かも。と、馬鹿ボッタクリ技術マニュアルを山のように買わざるを得ない日雇いプログラマは思ってしまうのだがどうよ。
というワケでこれは面白い上に立派な実用書でもあります。見ててワクワクしてくる本なんてそんなにザラにあるワケじゃないです。迷ってる人、買いです。ちょっと高い気はしますが持ってる価値はあると思いますですよん。
と言っても郵送だけど。 何とか証明郵便というヤツで届いた。さっそく開けてみる。ううん、これが免許か。第一印象は何じゃこのセコ板は、というモノだったがそれも仕方ない。だってこんなん、15分もあれば偽造でき。いやいやいや。そういう事を言ってはイカンのだな。きっと。そんな事はないです。偽造はできません。できないッ! でもさあ、きっと何か防止策がとられてるんだよねえ。ま、海の上で携帯するモンだからプラスチックなのは仕方ないけどさ、デザインとか色使いとかもうちょっと何とかならんのかねえ。どうも安っぽいというか有り難味がないというかチョロいというか。海上保安庁の臨検でも受けりゃ霊験あらたかなおフダだという実感が湧くのかも知らんけどさ。(笑) とはいえまあ、これで大手を振って操船できるワケでありますが、前回の出船から早くも2ヶ月。今ごろはもう船底海苔まみれ甲板鳥のフンだらけとかなんだろうなあ。きっと。ま、寒かったしね。やはり遊びなんだからビシッと楽しくやらなきゃいけませんよね。辛いつらいと思いながらダラダラやってたら仕事と変わらんのです。これからですよ。これから。
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