白馬鹿日記

2007年01月28日(日) 訃報

というワケでもう2月の6日である。
何だか後から自分で読んでも意味のわからんような文章だが本当だから仕方がない。亡くなったのは私の友人、というにはあまりに疎遠だけど以前は一緒に事業などもやった知人でいったい友人と知人のどっちなんだろうね。ま、どちらでもいいんだけどトシの近い知人が(やはりこっちか)突然死するというのは実にショックである。ひとつは何でそんなに若いのにという事でありもうひとつは若くても死ぬ時は死ぬというならじゃあ俺もヤバイのかという事であって特に後者は心臓だの知性だの性格だのに問題のある俺としては他山のさざれ石と割り切ってコケのムすまで眺めているにはあまりにも身近すぎるテーマだったりする。他人事と思えんのだ。というワケで実にヘビーであり鬱でありブルーでありハァやれやれなどとタメ息をついているうちにもう10日も経って2月6日になってしまったのであった。ううん、何とか頭の中を整理しようと思って書き始めたんだけどダメだなあ。ますますワケがわからんくなる。要するに本人が思っているほど若くはねえという事なんだろうけどなあ。頭ではわかっても心は拒否するんだよなあ。ハァ。やれやれ。などと言っているうちにまた月日は過ぎて行く・・・



2007年01月19日(金) 秩父出張

これはもう、出張と言って良い距離と時間。遠すぎる。
というワケで朝6時に目覚ましで起きる。すかさずスヌーズしてさらに5分寝る。さらに5分と言いたいところを我慢して起きる。くそ。外がまだ暗い。
全ての道は東京に通ず、というコトワザがあるくらいで首都圏の交通手段は道路鉄道とも東京から放射状に伸びている。東京の西から見ると東西への交通路は非常に充実しているが、南北への移動は実に不便である。例えば鎌倉なんぞに住んでるヤツが秩父へ行こうとすると、いったん池袋まで上京しさらに特急などに乗って北へ向かうハメになる。さっさと道を作りやがれ。さもなきゃ九州あたりの使ってねえ高速道路をそのまま剥がして持って来い。グズグズしやがると火ぃつけるぞ。オラッ。
早朝から怒りつつ駅に向かう。大船始発の湘南新宿ライン。座ったとたんに眠り込み目が覚めたら新宿。滞りなく池袋で降りコーヒーを求めてロッテリアに入り込む。実はここで40分近い乗り継ぎ待ちがあり、これはグアム経由チュークの6時間に次ぐ待ち時間である(当社比)。いや、30分後にもう一本あるんだけどね、湘南何とかが。でも朝の8時半に9分で乗り継ぎができるかどうか不安だったのよ。イナカモノの悲しいサガである。
朝から特急レッドアロー。ハイカーらしいオッサン集団で混んでいて、車内にビールの臭いが充満している。かと思うと妙に通りのいいダミ声でしゃべるビジネスマンなどもおり、こヤツは明らかに車内放送より声がでかい。朝から迷惑な連中ばかりだ。眠る事も出来ん。ウンザリだが降りるわけにもイカンしなあ。ビール臭はますます濃くなり、例のダミ声はいつ息を吸っておるのかわからんペースでしゃべり続けている。とうとう電話まで掛け始め、いやあそれは無理ですよ状況を考えて頂かないとなどと言っておる。手前の状況も考えやがれ馬鹿。イライラと眠さで頭が変になり、もしかしたら1発くらい殴っても大丈夫なのではないかという気がしてきた。よし。瓜実顔で出っ歯だったら殴るぞ。チラッと見たが残念ながら狸顔でいかにも厚かましさだけで社会渡ってますというオッサンだった。くそ。残念。
3時間以上かかってやっと到着。さらにタクシーで15分移動し、実作業は1時間弱。ま、そんなモンだよね。別の作業を手伝うフリなどしつつ夕方まで居座り、また3時間かけて帰る。雪もなかったしバイクで来るべきだったのかも。でも日陰とか凍ってたからなあ。冬は行くトコじゃないよなあ。やっぱり。







2007年01月07日(日) 新年会

というワケで上京。新橋へ。
駅から出て最初に思ったのが「わあ懐かしい」。別に駅前でいきなり懐かしいヤツに会ったとかいうワケではなく東京の街並みと広い道路が無性に懐かしかっただけ。最早、筋金入りのイナカモノ。当然、お店までは地図を見ながら移動し、それでも迷子になって10分以上歩き回る。何でこんなにわかりにくい場所を予約しやがった。くそ。イナカモノを馬鹿にすると肥桶かついでアバレるぞ。
遅刻常習の1名を除いたメンバーと店の前で合流。どうやら迷子はワシだけではなかったらしい。考えてみればこ奴らも千葉1東京都下2遅刻男は神奈川と皆イナカモノ。わはははは。迷えまよえ。

お店はどうやら鋤焼経由お肉方面がメインらしい。コースで予約したと聞いてちょっと心配していたのだが意外とちゃんとした料理。ちなみに鋤焼は甘めの割下入りでいかにも東京風。くそ。イナカモノだと思ってこれ見よがしに。いやいやいや。そういう事ではないのだろう。もうすっかり被害妄想。近況やら旅行やらボートやら釣りやらいわゆる世間話に花を咲かせつつ飲んだくれる様を眺める。なにしろこっちはアルコール抜きだ。飲めば飲めるが最後は必ず制御不能のゲロ男と化すので自粛。お店のほうも休日のせいか21時半閉店という早めの設定で飲み過ぎるヤツも出ずに終了。ま、トシのせいもあるんだろうねえ。大人しくなったモンだ。ちなみに会計はひとり4千円台。質と量を考えると安いと言って良い値段。幹事からオミヤゲを貰いつつそのままカラオケになだれ込む。酔っ払い4人に囲まれて歌なぞ歌えるワケがない。誰がどういう酔い方をしているかなどを眺めて楽しむ。1時間で切り上げ、それでもすでに千葉方向は終電間近らしい。やれやれ。こんなに遠くちゃそうそうは集まれんよな。

帰宅後、オミヤゲを見て激怒。40過ぎのヒトリモノに「クリームいろのチーズうさぎ」とは何事じゃ。おまけに「CHEESE 東京 USAGI」などと書いてありやがる。何でこの、元江戸っ子のワシが東京ミヤゲを持って帰らにゃイカンのだ。くそ。イナカモノを馬鹿にすると肥桶かついで。



2007年01月04日(木) 日本版ホワイトカラー・エグゼンプション

今さらながら調べてみた。
例えば1日の労働時間規制を8時間として週40時間、徹夜2日、実労37時間で片付けてじゃあ後は毎朝1時間だけ顔出すね、と。
これを許す会社が今の日本にどれだけあるのか、と。(笑
月・火と働いてちゃんと成果を出して、木曜日の夕方にクライアントから仕様変更の電話があった、と。
誰がいつ対応するんだ?翌週まで待つように法律で規制してくれるのか?海外のクライアントだったらどうする?それが原因で得意先を無くしてもクビにしたらイカン、という規則もあるのかな。
仮に12時間/日働いたとしても、会社がそれ相応の給料を出してくれればそりゃいいでしょ。出してくれなかったらどうなるか。サービス残業か辞めるかしかないもんねえ。
正直、何をやりたいのかさっぱりわからん。士農工商ホワイトカラーという図式を目指しているのでありましょうかね。ホワイトカラーは生かさず殺さずと。
しかも年収400万から対象にできるとか。これって手取りだよね?だって、税込み400万でどうやって暮らせってぇの。それとも「年収400万もありゃ充分だろ」というのが政府の考えなのかねえ。国民の生活なんざ他人事、というのが見え見え。ひどい事を言うモンだ。

ま、正直まだよく分かってないし、そういう単純な話ではないのかな。そうだといいけど。それに私は自由業だから多分関係ないんだけどね。でもケチ臭い会社だと単価下げる理由にされそうだね。ハァ。やれやれ。



2007年01月02日(火) 正月終了

というワケで今日からもう通常業務。何でじゃ!と怒りたいところだが年明けにデモ2本+新規1本などという注文をヘラヘラしながら受けたワシのせいである。怒っても仕方がない。
とはいえ普段から比べるとかなり気を抜いた仕事振り。じゃあ普段が頑張っているのかと言うとそれもあんまり大した事はないので実を言えばかなりの気の抜きよう。ま、今日は客先から電話も来ないしね。これが意外とリラックスできるポイント。最近、無茶言うからなあ。今のクライアントも。
のらりくらりと仕事をする。何となくちゃんと動いている感じ。納品までにはちゃんとチェックしなきゃイカンのだろうが、今はこれで精一杯。さらに気晴らしにスコーンなどを焼いてみたりしつつダラダラと働く。でも、けっこう偉いよなあ。これでも。一応仕事はしてるんだし。でも正月くらいはゆっくり呆けていたいよなあ。ハァ。やれやれ。貧乏は辛いのう。



2007年01月01日(月) 初詣

というワケで(どんなワケだ)近所の神社に初詣。正確には初詣の雰囲気を味わいに行く。知り合いは誰も信じてくれないが実はワシはキリシタン。おそらくは日本でただ1人のキリスト教右派。どんなヤツじゃ。
家から徒歩5分。弱かも。林と竹林に囲まれた小さな神社。しかもけっこうな人出。去年までは深川で富岡八幡に顔を出していた元江戸っ子としては「な〜にをこんなセコ神社にぞろぞろと集まりくさってからに。ああイナカはイヤだねえ」くらいのつもりでいたんだけど、これが何とも言えずにいい感じ。規模が小さいのが幸いするのか、妙にフレンドリーだしそれでいて厚かましくない。見るからに馬鹿そうな餓鬼共がなぜかけっこう礼儀正しかったりして、まあこれは正月の神社という事で馬鹿モード自粛中なのかもしれないけれど、けっこう悪くないのかもねえこの辺も、などと思ってしまったりする雰囲気。世の中ワシが思ってるほど悪いことばかりじゃないって事なのか、それともヤキが回ったのか。何しろ今年はもう40代も後半だもんなあ。丸くもなるよなあ。ハァ。


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